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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第846号 (2009.06.12)

2009/06/12

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/06/12━

    シニアネット 『おいおい』            第846号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するための情報紙━━━━━━

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美しやさくらんばうも夜の雨も                波多野爽波

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部屋の卓上に、今洗ったばかりの艶やかな「さくらんばう」が置かれている。「サクランボ」が、灯りに照らされて美しく輝いている。テーブルを囲んだ家族の団らん。部屋の窓のガラス戸に、雨の水滴に灯りに浮いている。雨は降り続けている。「サクランボ」も「夜の雨も」も美しいのである。
冒頭の「美しや」が、この景とこの楽しそうな団欒の雰囲気を読者に伝えている。高浜虚子系。東京都生まれ。(1923−1991)。

┏━━梅雨━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  全国おおむね、「梅雨入り宣言」。約1か月雨の降り続く期間。日本と揚子江流域の特異の気象現象である。丁度、梅が熟する頃なので、「梅雨」とよび、黴が発生しやすい頃なので、「黴雨」ともいう。梅雨に最もふさわしい「紫陽花」の花。花に見えるのは、ガク片で装飾花である。花は、装飾花の奥に隠れている7ミリの小さなもの。気象台はこの花を開花の観測をする。

┏━━民主党第三者報告書━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎何のための報告書か◎
 民主党が、西松建設による違法献金事件の検証を外部の識者に委ねた「第三者委員会」が報告書をまとめた。小沢氏は具体的に何を説明すべきだったのか。民主党はどんな説明を求めるべきだったのだろうか。小沢氏や党の執行部に最も欠けているのは、なぜ特定のゼネコンから巨額のカネをもらい続けたのか、仮に違法でないとしても民主党代表にふさわしいことだったのかという疑問への素直な答えがない。 

11日;読売社説(1)民主「西松」報告 検察・報道批判は的はずれだ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090610-OYT1T01223.htm
『検察当局や報道機関への批判に重点を置き、小沢氏の説明不足には軽く触れただけという印象がぬぐえない。さらに、法相に捜査中止の指揮権発動を求めるかのような表現も盛り込まれている。民主党の対応については、小沢氏の政治家個人の立場と、政党の党首としての立場を切り離さずに対応した「危機管理の失敗」と指摘するにとどまった。的はずれもいいところだ。小沢氏に持たれた疑惑の核心部分はもっと別のところにある。
 秘書が西松建設幹部と相談し、ダミーの政治団体からの献金額や割り振り先を決めていたとして、検察当局は悪質な献金元隠しと認定した。同様に献金を受けた他の与野党議員と比べても巨額だ。出所や趣旨を吟味するのは、政治家として当然の責任だろう。小沢氏は今なお、疑惑に正面から答えようとしていない。代表辞任で、国民が求める説明責任を免れることはできない。鳩山代表は、こんな報告書で、今回の問題に幕を引けると思っているのだろうか。既に保釈されている秘書から事情を聞き、事実関係の解明に取り組むこともできるはずである。これから西松事件の公判が始まる。報告書が疑問点として挙げたことは、検察も公判の中で丁寧に答えていく必要がある。
報道のあり方について、報告書は「検察情報に寄りかかった報道」などとしている。しかし、報道機関は、検察当局だけでなく、さまざまな関係者への取材を積み重ねている。客観的かつ正確な報道を期すためだ。批判は当たらない。

12日;朝日社説(2)民主党―自浄力が問われ続ける
http://www.asahi.com/paper/editorial20090612.html?ref=any#Edit2
『長い自民党支配の下で、土建業界の談合体質と政治家とのかかわりをめぐっては、多くの腐敗事件が摘発されてきた。その業界からの献金なのだから、合法性はむろんのこと、その政治的な妥当性について小沢氏は語らねばならない。報告書は、あくまで党の外の識者たちの意見にとどまる。問題は、民主党自身がこの西松問題をどう克服していくかだ。 
 民主党は鳩山新代表の体制になった。この報告書を機に事件には区切りをつけ、これからは総選挙に全力投球したいというのが、大方の思いだろう。だが、これで幕というのでは、有権者の多くは納得できまい。小沢氏が代表代行として選挙を仕切る以上、説明責任から逃れることは難しい。民主党自身の自浄能力も問われ続けていく。 

12日;日経社説(2)小沢氏に甘い有識者報告書
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090611AS1K1100411062009.html
『なんのための調査報告かという疑問がぬぐえない。秘書の逮捕・起訴に関しては「総選挙を間近に控えた時期に野党第1党党首を党首辞任に追い込むという重大な政治的影響を生じさせたことに関して、検察は説明責任を負っている」と厳しい表現で言及している。小沢氏自身の責任に関しては「どういう目的で政治資金が使われるのか、例を挙げるなどして説明するということがあってもよかった」などと指摘するのみで、いかにも追及が甘い印象を禁じ得ない。民主党への注文も世論対策など危機管理の観点からのアドバイスにとどまっている。
 見逃せないのは事件の摘発について「高度の政治的配慮」によって法相の指揮権発動もあり得たとの見方を示している点だ。こうした認識は政治家が絡む事件に関して、時の政権与党の不当な政治介入を許す危うさをはらんでいる。民主党は次期衆院選で政権交代を果たす可能性があり、これまで以上に重い説明責任を負っている。今回の報告書で事件を幕引きにするわけにはいかない。小沢氏は選挙担当の代表代行という要職にとどまっており、法廷闘争とは別に、選挙前にきちんと説明する必要がある。それが有権者への誠実な姿勢だろう。

12日;毎日社説(1)「西松」民主報告 これで終わりにするな
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090612ddm005070125000c.html
『やはり小沢一郎代表代行に配慮した中身ではないか。小沢氏が国民から強い批判を招いた本質はダミー政治団体から巨額の献金を受けながら、そのことに納得できる説明をしなかった点だ。検察、報道批判を強調した報告書に違和感を感じざるを得ない。さらに無視できないのは「法相は、高度の政治的配慮から指揮権を発動する選択肢もあり得た」と言及した点だ。恣意的な捜査をむしろ助長しかねない論法であり、適切さを欠く。小沢氏の場合、政権交代をうかがう野党党首が巨額の献金を受けながらその経緯を「せんさくしない」と述べるなど、説明責任を果たさない点に最大の問題があった。第三者委は「もっと積極的にマスコミに訴えかける姿勢があってよかった」としたが、小沢氏への聴取でも踏み込んだ説明があったとは言い難い。
 報道についてはNHKや産経新聞の事例を個別に批判し、全般的に検察情報依存を指摘した。メディアが慎重に裏付けを進め報じるべきことは当然だ。だが、一連の事件報道について「記者クラブに象徴される当局と報道機関の不透明な関係」を背景とするのは明らかに行き過ぎだ。報告書のように党の対応を「政治家個人としての小沢氏と政党の党首としての立場を切り離さなかった」危機管理の失敗と片づけては、問題を矮小化する。小沢氏問題をどう説明するかは民主党が越えねばならぬハードルだ。これで幕引きにしてはならない。

12日;産経社説(1)民主党第三者委 「形式犯」決めつけは残念
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090611/crm0906110311004-n1.htm
『だが国民の多くが疑問を感じたのは、小沢氏がいかなる目的でゼネコン側から多額の献金を受けていたか、などだ。第三者委は「実態の究明を目的とする機関ではない」と釈明するが、こうした疑問に迫ろうとする姿勢が報告書から読み取れないのは残念だ。これで説明責任が果たされたことにはなるまい。民主党自体が今後、どう自浄能力を示すかが残された宿題となろう。
 平成11年に政治家個人に対する企業献金の禁止がようやく実現したように、今回の起訴を「形式犯」とみなすのは一方的な見解ではないか。報告書のこうした主張が国民感情に合致するかどうかは疑問である。事件をめぐるマスコミ報道で、小沢氏に批判的な論調が多かったことについても「検察情報に依存した報道が少なくなかった」とした。都合の悪い報道は受け入れたくないのかもしれないが、それでは自由な言論は成り立たない。
 ゼネコンからの献金の使途の説明についても、強制捜査で関係書類を押収されたため「説明するすべがない」と答えた。小沢氏の進退問題の決着後も、第三者委が一定の結論を出したこと自体は評価できなくはないが、問題は解明されていない。岡田克也幹事長は「党の対応に問題がなかったか検討する」と述べたが、党として引き続き説明責任を果たす具体的な取り組みを示してほしい。

┏━━対北制裁決議━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎実効性のある制裁履行を◎
2度目の核実験を行った北朝鮮に対して、国連安全保障理事会の常任理事国に日韓を加えた7カ国が、新たな制裁決議案をまとめた。核実験から2週間あまり。これ以上の暴走を許さないという決意を、国際社会が結束した行動で示さなくてはならない。北朝鮮による最初の核実験をうけて、安保理は06年に初の対北制裁決議を採択した。新たな決議案はその制裁を強化しており、北朝鮮への圧力は一段と高まることになる。 核・ミサイルにからむモノとカネの流れを抑えるための貨物検査の強化や金融制裁の追加、武器禁輸の拡大などが盛り込まれた。 新決議案は、自国領内で検査を実施するよう、各国に求めている。公海上でも、船舶が所属する国の同意を得た上でなら貨物検査を実施できるとした。週内にも安保理で採択される見通しという。

12日;朝日社説(1)対北制裁決議―危機への結束を崩すな
12日;読売社説(1)北朝鮮制裁決議 中国が実効性のカギを握る
12日;日経社説(1)対北制裁へ安保理決議の厳格な履行を
12日;毎日社説(1)北朝鮮制裁決議 実効上げるには結束だ
12日;産経社説(1)安保理決議合意 実効ある制裁を発動せよ

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 鳩山総務相の更迭は当然である。民間会社になった「日本郵政」の社長人事の問題。社長のカンポウや郵便料金問題等の経営問題は、別の次元で検討すべき問題である。社長の経営責任にするのは無理がある。トップ人事は正式な手続をへて決められたことだ。官が民に口をはさむべきでない。「官と民」の関係で、官の優位性誇示しているように見える。
 パフォーマンスに近い、鳩山前総務相の言動は目に余る。「正しいこと」とは自分の信念だろうが、常識的には「正しいこと」と言えない。内閣内の調整事項が、大きくなったのは、鳩山前総務相の常軌逸した言行に起因する。大きな問題ではないのに、こんな問題にして、大騒動になるのは平和すぎるからか。

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