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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第830号 (2009.04.12)

2009/04/12

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/04/12━

    シニアネット 『おいおい』            第830号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するための情報紙━━━━━━

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  中空にとまらんとする落花かな                   中村汀女

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昭和10年(1935)作。昭和5年に横浜税関に転任した夫に伴い横浜市の税関官舎に移り住んだ。一人で三渓園を散策したときの句。「枝を離れた桜の花びらが、地におちるまでのしばしの間、空中にとどまっているように見える。花びらがいくつもいくつも舞っていて、上空に浮くものもあれば眼前にとどまるものもあり、また地面すれすれまで降りているものもあるのだろう。それらがすべて停止しているかおのように見える。」(『鑑賞女性俳句の世界』 第2巻より)
「中空(ちゅうくう)」と読む。この句の「中空」は、あくまでも明るさを表現している。いったん散り始めた桜はとどめようがない。空中に停止しているように見える。時間の流れを止めているように。熊本県生まれ。(1900-1988)。

┏━━北への意志表示を━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎明確なメッセージを早く出せ◎
北朝鮮にミサイルの開発や再発射の自制を迫るには、国際社会が結束して、明確な意思表示を行うことが必要である。麻生首相が中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領と会談し、北朝鮮問題を協議した。3首脳は、ミサイル発射に対して、国連安全保障理事会が一致したメッセージを迅速に出せるよう、議長声明の調整作業を加速することを確認した。

12日;読売社説(1)日中韓首脳会談 「北」へ明確な意思表示が必要だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090411-OYT1T01110.htm
『 テポドンの長射程化は日本に対する直接の脅威ではないものの、ミサイル技術全般の向上は、日本を射程に収めるノドンの脅威を増すことになる。今回のミサイル発射がアジアの平和と安定を揺るがすことに変わりはない。国際社会があいまいな態度を取れば、人工衛星打ち上げの名目なら非難されない、という悪しき前例を作る。安保理で調整中の議長声明案は今回の発射を非難し、北朝鮮への再発射の自制要求を盛り込んでいる。2006年の制裁決議を徹底するため、北朝鮮への追加禁輸品目も具体的に指定するという。こうした内容が最後まで維持されるなら、日本の意向が十分反映されていると評価できよう。政府は、迅速な採択に向けて外交努力を重ねる必要がある。
 ASEAN関連の首脳会議の主要議題は、アジア経済の再生だった。会議の中止は残念だが、麻生首相は既に、2兆円のアジア向け政府開発援助(ODA)の拠出を表明している。具体的な事業の実施を急ぐことが大切だ。アジアの経済危機脱出に日本が協力することは、米国発の世界同時不況の深刻化に歯止めをかけるという重要な意味を持つ。アジア経済が回復すれば、その恩恵は日本にも還元されよう。ODAは日本外交の有力なカードだ。ASEAN10か国はすべて北朝鮮と国交を持っており、対北朝鮮外交にも役立つはずだ。しかし、日本のODA予算は12年連続で減少し、米欧主要国に追い越された。ODAの効率化は当然としても、予算自体も早急に増加に転じさせねばなるまい。

12日;産経社説(1)北のミサイル 米中にも制裁履行求めよ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090412/plc0904120341001-n1.htm
『米中露などが議長声明で歩み寄った理由は、北朝鮮が反発して6カ国協議再開が困難となるのを恐れたためという。しかし、北はもともと昨年末から再開を拒んでおり、この論理は筋違いだ。北をますます増長させるだけだろう。タイ・パタヤでの日中、日韓、日中韓首脳会談でも麻生太郎首相はこうした点を強く説得したが、中国との間で歩調を一致させるには至らなかったという。米政府の対応も遺憾である。ミサイルが発射された5日、オバマ大統領は「北に罰を与えなければならない」と明言した。にもかかわらず、わずか数日で決議採択をめざす日米の共闘が崩れた形となったのはきわめて問題だ。米国内にも「新政権の対北政策は支離滅裂」との声がある。米政府がしっかりしなければ、6カ国協議や日本の拉致問題にも影響が懸念される。日米同盟の根本にもかかわる。日韓と緊密に協議を重ねて、速やかに一貫した対北政策を練り上げてもらいたい。
 米中が調整した議長声明案では北の発射を非難し、全加盟国に決議1718の完全履行を求める。また禁輸品目の追加と資産凍結対象リストの作成を安保理制裁委員会に求めるという。日本が求めてきた最低限の要求として当然で、一切譲歩すべきでない。議長声明に法的拘束力はないが、全会一致で採択されれば、全加盟国に安保理の意思を示すことになる。日本を含めた安保理理事国が率先して責務を果たすべきことはいうまでもない。06年以降も含めて中国は対北貿易や投資を着実に拡大してきたとされる。安保理決議に照らして制裁の執行状況をきちんと検証し、制裁の義務を十分に果たすことが必要だ。 また米国もこれを機会に、05〜07年に実効のあった金融制裁を科したり、ブッシュ前政権下で解除した北朝鮮に対するテロ支援国の再指定に踏み切るなどの厳しい措置を検討すべきときだ。

11日;朝日社説(1)北朝鮮―閉鎖国家の不安な行く末
http://www.asahi.com/paper/editorial20090411.html
『急ぐべきは、ミサイル実験に対する国際社会の行動だ。国連の安全保障理事会で、日米は決議の形で北朝鮮を非難するよう働きかけてきたが、中国やロシアの反対で難航している。 一致したメッセージを迅速に送る必要があるのに、安保理内に亀裂を生むようでは逆効果になりかねない。米中は議長声明の形で打開を探る方向だ。国際社会としての一致した、明確な態度表明を優先すべきではないか。 
 日本政府はきのう、北朝鮮への独自制裁を1年延長した。送金規制の強化も検討する。同時に、河村官房長官は北朝鮮が懸案解決へ行動する場合「いつでも(制裁の)一部または全部を終了できる」と述べた。 この柔軟さは評価したい。大事なのは、硬軟織り交ぜたダイナミックな外交だからだ。 核をめぐる6者協議を再起動し、拉致問題など日朝間の懸案解決の作業も急ぐ。そういう交渉に早く北朝鮮を引き出さねばならない。 

┏━━結核の防止━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎70歳以上の高齢者の患者が半数◎
 結核といえば、不治の病であり、幾多の若い命を奪った。長く死因のトップで、国民病とも呼ばれた。 太平洋戦争後、栄養状態がよくなり、薬も登場して死者は激減、話題に上ることも少なくなった。 だが、結核は決して過去の病気ではない。治るといっても治療に時間はかかるし、約1割の人が亡くなる。ほかの人にうつすおそれもある。厄介な病気には違いない。日本で結核になる人の半分は70歳以上だ。若いころに感染し、生き残っていた菌が、免疫の低下によって活動し始めるらしい。社会の高齢化は患者数を押し上げるだろう。

12日;朝日社説(2)結核―過去の病気と侮れない
http://www.asahi.com/paper/editorial20090412.html?ref=any#Edit2
『 新たに結核になる人は、1年に約2万5千人にものぼる。人口10万人当たりにすると07年は19.8人だった。世界保健機関(WHO)の分類では、欧米の主要国が10人以下の低蔓延国なのに対し、中蔓延国となってしまう。先進国の中では一番多い。 今の予測では、日本が10人以下になるのには10年以上かかる。現状は、決して楽観できない。栄養状態が悪く、医療からも遠ざかりがちな貧困層の拡大も患者増につながりかねない。 一方、若い人には免疫がなく、閉鎖空間などで感染しやすい。全国各地の病院や学校で集団感染が相次いでいるのも気がかりだ。早めに対応すれば、防げたと見られる例は少なくない。結核といえばツベルクリン反応とBCGがおなじみだったが、今は、子どもの結核予防のために乳児期にBCGを接種することになっているだけだ。 免疫力を保ってかからないようにするとともに、早く見つけて確実に治療することが何より大切だ。 
 中蔓延国に住む私たちは、せきが長引くようなら、結核を疑って受診することを心がけたい。医療側には確実に診断できる態勢が求められる。治療には、薬を半年間、毎日欠かさず飲む必要がある。薬の飲み方が中途半端だと、薬が効かない耐性菌ができてしまうためだ。すでに、複数の薬が効かない多剤耐性菌が出現している。 
 結核医療は採算性が悪く、病棟の閉鎖も続く。患者の多い都市部では病床が不足がちだ。他の病気が重なったむずかしい症例も増えている。新しい発想で医療態勢を整える必要がありそうだ。世界に目を転じれば、結核はアジアやアフリカで猛威をふるい、06年には165万人が亡くなった。世界の結核対策に貢献することも日本の責任だ。 結核との闘いはまだまだ続く。 

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昨日、散歩中に、俳句手帳を落とした。カメラを持って桜を撮影していたので、注意が散漫になり落としたようだ。すぐに、引き返したが見つからない。諦めて帰宅した。親切な人に拾われて、電話を頂いた。俳句をやったことがあるとのこと。散歩の途中でお孫さんが拾ってくれたらしい。
 手帳に、キャラクターのボールペンが付いていた。いかにも、子供が好きそうな代物である。住区は違うが、近所なので早速引き取りに行った。辺りは暗いが、夕桜が美しい。和菓子を付けて、丁重なお礼を申し上げた。ボールペンは、拾い主のお孫さんに進呈した。おばさんは、自宅で英語会話の塾を開いておられるそうだ。いい人に拾われて、気持ちの良い桜日和だった。

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創刊日:2001-07-23  
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