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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第829号 (2009.04.10)

2009/04/10

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/04/10━

    シニアネット 『おいおい』            第829号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するための情報紙━━━━━━

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  かへりみる勿れ夜桜夜の坂                     西村和子

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平成20年作。「顧みる」とは、33年連れ添った夫を亡くして、人生に悲嘆して、桜を見るのも辛かつた過去。<しらじらととほき今年のさくらかな>と句に詠むことにより、心を鎮めていた年もある。すべてのものが、辛く感じる過去から抜け出て、夜桜の美しさに心の底から侵たる。「かへりみる勿れ」と自分へ言い聞かせる。夫の転勤で、大阪府池田市に住んだ14年間の体験が、作風に大きく影響した。「虚子の京都」は有名。
 「夜桜」と「夜るの坂」は韻をふんでいる。この韻により心の弾みが表現された。古典の朗読の素養が生きている。神奈川県横浜市生まれ。(1948−  )。

┏━━鴻鴈北━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「こうがんかえる」。10日。「清明」の次候。鴈が北へ渡って行く時季。鴻鴈は鴈の大形のものをいう。「白露」の初候の「鴻鴈来る」と対をなす。<帰る鴈田ごとの月の曇る夜に>(与謝蕪村)。

┏━━両陛下御成婚50年━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎象徴天皇と皇室のかたち◎
天皇、皇后両陛下が金婚の日を迎えられた。お二人がともに足跡をしるした50年は、この国が大きく変転した時代であり、皇室のあり方も絶えず注目されてきた。この慶事に自分や家族の半生を重ねて思い返す人も多いだろう。朝日新聞がまともな社説面を大面使った。真正面から、真摯に取り組んだ。

9日;朝日社説(1)両陛下結婚50年―時代が導く皇室のかたち
http://www.asahi.com/paper/editorial20090409.html
『天皇、皇后両陛下は、結婚50年を迎える。今年はまた即位20年の節目でもある。同じ時代を生きてきた多くの国民が、自らの半生をこの年月に重ね合わせているに違いない。 婚約が固まる数カ月前のことだ。皇后さまの母である故正田富美子さんは、本紙の記者にこう漏らしていた。 「民主化が行き過ぎるということはないのでしょうか」。戦争に負け、民主国家に生まれ変わって10年余。花嫁の母が案じていたのは、民間から皇室へ入るという日常の劇的な変化だけではなかった。 「民主化の行き過ぎ」というオブラートにくるんだ表現で吐露したのは、皇室そのものの将来への不安だった。その直前にはイラクの王制が武力で倒されたこともあり、皇室の行く末への心配を口にしていたという。 
 ■「大衆天皇制」の誕生 ■ 天皇は新憲法で日本国と国民統合の「象徴」と位置づけられた。しかし実際に、新たな皇室像をつくり、国民の心をつかんでいったのは、昭和天皇を支えたお二人だった。 「大衆天皇制」。政治学者の松下圭一氏は、このころ一気に盛り上がった皇室への関心をこう評した。天皇を神とした時代は遠い過去になった。「皇室は大衆によって敬愛されるスターの聖家族となった」(中央公論、59年4月号「大衆天皇制論」)。 もちろん、国民から支持されたのは、何よりお二人が人々の思いに寄り添ってきた結果である。「みなさんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓う」 。陛下は即位にあたって宣言した。 戦後50、60年の節目には、そろって長崎、広島、沖縄、激戦地のサイパンへと慰霊の旅を重ねた。被災地への励ましも欠かさなかった。 平和への思いと弱者へのいたわりを、両陛下はその時々に言葉や行動で刻み続けてきた。それこそが憲法の理念を体現してきたように映る。 
 ■ご一家の苦悩深く■ 象徴天皇制は、右肩あがりの戦後社会とともに歩んできた。 そしていま、皇室は新たな苦悩に覆われている。 皇太子さまは04年、体調を崩した雅子さまについて「人格を否定するような動きがあった」と述べた。触れると切れそうな言葉が、雅子さまへの同情を越え、波紋を広げた。天皇陛下は「初めて聞く内容だ」と皇太子さまに国民への詳しい説明を求め、秋篠宮さまも「残念」と述べた。宮内庁長官が記者会見で、皇太子さまへの苦言を表明したこともあった。 皇室から聞こえ始めた不協和音。驚き、戸惑う人もいるだろう。一方で「大衆天皇制」の帰結だと受け止める人もいるかもしれない。だが、いつの時代にも皇室は様々な課題を背負っていたはずだ。そして時代と社会の変化に合わせて、皇室もそのありようを変えてきたのではないだろうか。 未来を見据えれば、皇位をどうつないでいくのかという難問もある。 母方だけに天皇家の血を引く女系天皇を、歴史上初めて認めるかどうか。41年ぶりに男子皇族が誕生したとはいえ、いくつもの世代にわたっての皇位の安定を望むのであれば、心もとないともいえる。
 ■新しい風の行方は ■ 皇后さまは60歳の誕生日を迎えるに当たって、「両陛下が皇室に新風を吹き込んだのでは」との記者団からの質問に文書でこう答えている。「きっと、どの時代にも新しい風があり、また、どの時代の新しい風も、それに先立つ時代なしには生まれ得なかったのではないかと感じています」。「世紀のご成婚」から半世紀がたった。皇室への国民の支持は幅広い。しかし、皇室が岐路を迎えつつあることも事実だろう。 これからの時代にどんな皇室のかたちがふさわしいのか。新しい風の行方を見定めるのは、主権者である私たちであることを改めて思う。 

10日;読売社説(1)ご成婚50年 「国民とともに」を貫かれて
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090408-OYT1T01338.htm
『ご成婚は、その後の国の発展を予感させるような、列島を輝かす出来事だった。皇后さまは初めて民間から皇太子妃となられた。宮中の慣習だった乳人制をやめ、3人のお子さまをお手元で育てられた。お二人の歩みとともに、新しい時代の親しみやすい皇室像が国民の間に浸透していった。陛下は常々、最も悲しい出来事は先の大戦で多くの命が失われたことだと語られている。戦後50年の1995年には、長崎、広島、沖縄、東京都慰霊堂へと「慰霊の旅」をされた。阪神大震災などの災害が起こるたびに現地に入られ、被災者を慰め、励まされてきた。最近の不況で国民が困難な状況にあることにも、心を痛められている。一貫しているのは、「国民と苦楽をともにする」というお考えだ。
 心配なのは、お二人の健康である。天皇陛下は03年に前立腺がんの全摘手術をされた。昨年末には胃と十二指腸を患われた。皇后さまも慢性のせき、胸部や背中の鈍痛などに悩まれてきた。くれぐれも、お体をいたわっていただきたい。宮内庁は公務の負担を軽減する見直しを進めている。お二人の意向に沿って最善の対応をしてほしい。昨年末の陛下のご病状について宮内庁は「ご心労、ご心痛」があると説明した。その一つに皇位継承問題があるという。皇太子さま、秋篠宮さまの次の世代の男子皇族は、秋篠宮さまの長男の悠仁さまお一人だ。どのような皇室制度が望ましいかは、政府の今後の検討課題である。陛下は、ご結婚について「温かみのある日々の生活により、幸せを得たばかりでなく、自分を高めたように感じています」と話されたことがある。いつまでもむつまじく、お元気で。それが多くの国民の願いだろう。

10日;産経社説(1)ご結婚50年 皇室の弥栄を考える機に
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/090410/imp0904100450003-n1.htm
『ご結婚が国民と皇室との距離を急速に縮めたことは間違いない事実だ。そればかりではない。この50年間、お二人は常に国民の生活や安全に心を砕いてこられた。即位後だけでも47都道府県すべてを訪問され、阪神大震災、新潟県中越地震など大災害のたびに、被災地を訪ね、人々を励まされた。その一方、宮中祭祀を中心に、皇室の伝統の継承にも熱心につとめ、国民のために祈る姿勢を貫いてこられた。こうしたことが、どれほど国民を勇気づけ、日本人としての誇りを持たせたか計り知れない。日本がまがりなりにも戦後の繁栄を保ち続けられたのも、両陛下の力によるところが大きい。両陛下のそうしたお心に応えるためにも、今度は国民の側が皇室の将来の繁栄について、真剣に考えなければならない。
 両陛下はご結婚後、皇太子さまをはじめ、3人のお子さまと4人のお孫さまに恵まれた。平成18年には、41年ぶりの男子皇族として秋篠宮家に悠仁さまが誕生されている。だが若い男性の皇族が少ない現状では、皇位継承の将来に不安を残したままである。政府は小泉政権時代、女性天皇や女系の天皇も認める皇室典範改正案をまとめた。その後、悠仁さまの誕生もあって国会には提出されなかったが、そうでなくとも、125代にわたり続いてきた男系による皇位継承の伝統を破るものとして批判は強かった。伝統を守りつつ、弥栄をはかるには旧皇族の復帰など皇室の拡充を真剣に考えるべきだ。そのことは、過重な両陛下のご公務を軽減することにもつながる。政府も民間も一体となり、一刻も早くそうした検討を始めるべきだ。そのことがご結婚50年への何よりのお祝いとなるのだ。

10日;毎日社説(1)両陛下の半世紀 「象徴」のあり方求め続け
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090410k0000m070138000c.html
『戦後の「象徴天皇制」の皇室が国民の間にどう受け止められ、根差しているか。判然としない中、お二人の婚約、結婚は予想以上の好感をもって迎えられた。高度経済成長へ走り始めたころであり、テレビ普及や週刊誌創刊などメディアも広がった。そうした時代の躍動感があの華麗な馬車パレードの光景と重なる。民間から皇太子妃という初の出来事は新風を皇室に吹き込んだ。今回の記者会見で陛下は「2人は育った環境も違い、特に私は家庭生活をしてこなかったので皇后の立場を十分に思いやることができず、加えて、大勢の職員と共にする生活には戸惑うことも多かったと思います」と振り返った。そうした中で、慣習を改めて子供は手元で育てるなど、お二人で新たなライフスタイルをつくっていくことに時代と社会は共感した。
 その姿勢は今、よりはっきりしている。陛下は、今回の会見で「象徴とはどうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず、その望ましいあり方を求めてこんにちに至っています」と語っている。宮中祭祀など古い伝統文化は守る一方、後に始められた行事などは形より意義を重視したいという。例えば、学士院賞受賞者らとの茶会は、お二人が受賞者全員と懇談できるように変えた。日々の行事だけではなく、陛下が皇后さまと心を傾ける戦争犠牲者慰霊、大災害被災者慰問など、多くの事柄はお二人の「常に国民とともに」という考え方が貫かれている。すべてが平たんではない。ご健康問題は公務負担減などできちんと対策を講じてほしい。将来を見据えた皇位継承問題は制度上先送りできない課題だ。また、一般の家庭と同様に、考え方や価値観の違いが身近な間で出ることもあろう。大切なのは、そうしたことがむやみにタブー視されたり、逆に興味本位で騒がれたりせず、開かれた論議をし、温かく見守る姿勢だろう。

9日;日経社説(2)新しい皇室おふたりで築く
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090408AS1K0800108042009.html
『両陛下は昭和から平成にかけ、いわば車の両輪となって象徴天皇制を定着させ、新しい皇室の姿を築き上げてこられた。皇室の歴史の中で、こうした例はなかろう。その長い歩みに敬意を表したい。天皇陛下の考える象徴天皇とは、常に国民の幸福を願い国民とともにある存在ということだろう。その役割を果たすため、骨身を惜しまれることはなかった。そして、傍らにはいつも皇后陛下の姿があった。被災地や福祉施設の訪問などを通じて発信し続けてきた、国民を思い国民のために祈る、というおふたりの強いメッセージは、皇室を国民にとってより身近なものにした。両陛下には戦没者の慰霊にも特別のお気持ちがある。2005年6月にサイパン島を訪れ、バンザイクリフで深々と頭を下げられた姿は、人々の心に焼きついている。
皇后陛下は民間から皇太子妃として皇室に入られた。以来50年、天皇陛下を支え、3人のお子様を育て上げ、さらに児童文学者、歌人としても足跡を残されてきた。こうしたことの一つ一つが、清新な皇室像を定着させるうえでどれほど貢献したか、計り知れない。これまでの道のりは平たんではなかった。今も天皇陛下は病を抱え、宮内庁長官は昨年末、皇位継承問題などがご心労になっている、と発言している。皇后陛下も皇太子妃時代に健康を害し、皇后になって声を失われたこともあった。走り続けてきた半世紀にさまざまな感慨をお持ちだろう。今年は即位20年の節目の年でもある。これを機に、両陛下のご負担軽減のためにも、皇室の中での公務分担のあり方などが真剣に議論されることも望み

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 万年幹事のボヤキである。同窓会や同期会が続く。毎年、同じ日にしている同窓会がある。3月3日とか、5月5日のような覚え易い日にしている。そうした同窓会に、「先約があり。」とか、「私が主催する会合が重なってので。」とか、「旅行を計画しているので。」を欠席の理由にされると幹事としては、落着が悪い。万年欠席者だったらなお気になる。介護を理由は、ほぼ本当だろう。
 「お前の会より、おれの都合が大切だから欠席する。」という意味になる。もっと悪いのがある。最初から欠席予定なのにドタキャンを装おう。席料を請求される場合もある。万年幹事ともなるとそこら辺りはよく見える。そうした悪質者は、最初から出席者には入れない。
 欠席の理由を他人のせいにするのは、ほぼ嘘である。老かいになると病気のせいにする。これは、見破れない。出たくないなら、出たくとの回答がどれだけ正直か。無回答は、幹事無視の姿勢がみえてもっと幹事は傷つく。

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