生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

シニアネット 『おいおい 』 第826号 (2009.03.29))

2009/03/29

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/03/29━

    シニアネット 『おいおい』            第826号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するための情報紙━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 指ゆるめ紫雲英の束を寛がず             橋本美代子

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「紫雲英(げんげ)」は、蓮の花(蓮華)に似ているから蓮華草という。耕す前の春田は一面にげんげの花が咲き乱れる。蓮華草は水田の緑肥としたり、家畜の餌にする。花に蜜蜂が集まる。田圃では子供たちが、花を束ねたり、首飾りを作ったりして遊んでいる。蓮華の束を固く握っているが、「指ゆるめ」る。本来、「寛(くつろ)がす」は、人に対するいたわりである。ここでは、花に対してのいたわりで、心温まる。
作者に、<睡る子の手より紫雲英の束離す>もある。母の句には<げんげ畑そこにも三鬼呼べば来る>。作者は橋本多佳子の4女。母の薫陶を受けて作句しだが、師の山口誓子の指導を仰ぎつつ、独自の句界を編みだした。福岡県北九州市生まれ。(1925−  )。

┏━━ミサイル破壊命令━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)首相は「国家の決意」を◎
北朝鮮のミサイル発射準備に対し、政府は安全保障会議を開き、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する方針を正式に決めた。自衛隊には自衛隊法に基づく破壊措置命令が発令された。国連安保理は2006年、北に弾道ミサイル発射を行わないよう要求する決議を全会一致で採択した。今回の北の発射通告はそれに違反するうえ、日本の上空を通過させることで日本人に恐怖を与えようという無法な行為だ。断じて許されない。政府が迎撃に全力を尽くすのは当然だ。

28日;産経社説(1)ミサイル破壊命令 国家の決意を首相が語れ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280323003-n1.htm
『麻生太郎首相は安保会議で「国民が被害を受けることは、断固阻止しなければならない」と指示した。その決意を国民に示し、発射にどう備えるかをきちんと説明すべきだ。国民に安心感を与え、国際社会に日本の意思を示すことが重要である。北朝鮮は「人工衛星」と称して4月4〜8日に長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の発射を予告している。1段目が日本海、2段目が太平洋に落下予定だ。故障や制御不能で落下物が日本の領土、領海を直撃する可能性は捨てきれず、不測の事態に万全を期すべきだ。取り得る最善の方法がMDによる迎撃である。イージス護衛艦2隻を日本海に配備するほか、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を各地に移動、配置する。関係自治体とも連携し、国民の生命、財産を守り抜かなければならない。
 迎撃方針に対し、野党側には「北を刺激するので逆効果だ」などの異論がある。社民党の福島瑞穂党首は26日の参院予算委で「迎撃ミサイルが目標に当たったら残骸が落ちる。当たらなくともミサイルは向こうへ行ってしまう」と、迎撃行為が国内外の住民に被害を与えると批判した。迎撃は被害を最小限にするためだ。この事態の原因を誰が作っているかを見失ったような議論である。
 日米韓がミサイル迎撃で足並みをそろえることも必要だ。日本政府には共同防衛を揺るぎないものにする努力が求められている。北朝鮮は「衛星」が迎撃されれば戦争だとみなし、報復攻撃を行うと主張している。また、今回のミサイル発射が国連安保理で協議されることになれば、6カ国協議の合意を破り、核開発を再開することも示唆している。そうした脅しに屈するようなことがあってはならない。

┏━━アフガン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎(社説)対テロ連携を急げ◎
オバマ米大統領が、対アフガニスタン政策を抜本的に見直す包括的戦略を発表し、「国際テロ組織アル・カーイダを粉砕する」と宣言した。アフガンでは、アル・カーイダとタリバン旧政権勢力が軍事的攻勢を強め、支配地域を広げている。隣国パキスタン領内に拠点があるため、米軍の掃討作戦は難航している。テロ勢力の跳梁を許せば、2001年の米同時テロのような惨劇が再現しかねない。過激派勢力を放逐しアフガンを安定化させることは、オバマ政権のみならず国際社会全体の重要課題である。

29日;読売社説(1)アフガン新戦略 「対テロ連携」の再構築を
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090328-OYT1T01163.htm
『新戦略は、「テロとの戦い」に取り組む米新政権の指針となる。軍事、復興支援、外交の多方面にわたり具体策を示し、国際社会との連携強化を打ち出したのが、大きな特徴だ。
 軍事面では、米軍4000人を増派し、アフガン国軍と警察の養成に専従させるとした。アフガン自前の治安部隊は、再来年までに6万人増の22万人体制となる。アフガンの自立を促し、将来の米軍撤収につなげる狙いがあろう。先月には、テロ掃討や治安維持を目的に1万7000人の米軍増派を決定している。駐留米軍は6万人規模に膨らむ。アフガンの状況悪化に対応した措置である。
 民生面では、行政、司法、農業などの米国人専門家の数百人増派と復興支援拡充を盛り込んだ。政府の統治能力向上、腐敗の防止、国民経済の基盤強化で、テロの温床をなくそうという計算だ。だが、多民族国家で国民融和が難しいアフガンの複雑な社会状況の中で、どこまで成果があがるのかは不透明だ。8月には大統領選挙が予定されている。まずはこれを円滑に実施する必要がある。新戦略では、パキスタンへの支援も重要な柱だ。年額15億ドルの援助を5年間実施するという。
 テロ勢力の拠点を一掃するため、パキスタンの協力は欠かせない。だが、肝心のザルダリ政権は野党の攻勢にさらされ、政情は極めて不安定だ。パキスタンの安定も喫緊の課題である。米国は、31日にオランダで開かれるアフガン安定化国際会議や、4月17日の東京でのパキスタン支援国会合で、日本や欧州各国に応分の負担を求める方針だ。日本は、アフガンには米英に次ぐ20億ドルの支援を表明し、国際協力機構(JICA)や民間活動団体(NGO)などが人的貢献を進めてきた。今後も支援の一層の充実に努めていくことが大事だ。

29日;毎日社説(1)米アフガン戦略 明るい「出口」を早く見たい
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090329k0000m070116000c.html
『アフガンやパキスタンとの連携を強めようというオバマ戦略は、同時にイスラム圏との融和という側面を持っている。険悪なアフガン・パキスタン情勢を思えば、オバマ政権の包括戦略が実を結ぶよう期待せずにはいられない。01年からの米国のアフガン攻撃でイスラム原理主義のタリバンは政権の座から転落したが、その後じりじりと巻き返し、米軍などを苦しめている。また、核兵器を持つパキスタンでもテロが相次ぎ、一部地域はアフガンで活動する国際テロ組織アルカイダやタリバンの隠れ家にもなっているのが実情だ。
 オバマ政権が表明したパキスタンへの年15億ドルの援助(5年間)は、同盟国のイスラエルやエジプトを除けば異例の規模である。ただ、反米感情をやわらげる融和姿勢だけでは戦いに勝てないのも自明だ。オバマ政権は、アフガン政府とタリバン穏健派の対話による「国民和解」に前向きだが、米軍の苦戦が続くようなら、穏健派を武装闘争から対話路線へ転じさせることも難しくなる。その意味では米軍増強の効果にも期待したい。オバマ政権は今回、アフガン軍訓練などのため4000人の増派を発表した。すでに公表された1万7000人増派とあわせて、アフガン駐留米軍は現在の約3万8000人から6万人規模に増えるという。
 軍事・民生両面の戦略について、米国は今後「アフガン安定化国際会議」や、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議などを通じて各国の貢献を求める方針だ。日本への要望の詳細は不明だが、支援要請に対しては前向きに検討すべきだろう。中国、ロシアを中心とする「上海協力機構」も、米代表を招いてアフガン問題を協議する特別会合を開いた。アフガンが第二の「ベトナム」になれば、米国だけでなく世界の利益が損なわれると考えているためだろう。「オバマの戦争」に、明るい「出口」が早く見えてくるよう期待したい。

┏━━高速料金値下げ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)長期的な視点を◎
大都市圏以外の高速道路で「土日・祝日は上限1千円」への値下げが、きのう始まった。ルートや距離によっては料金が10分の1以下になる区間もあるので、どの路線も前年より交通量が大幅に伸びた。4〜5割増えた区間も珍しくなかった。行楽地は人出が増えて盛り上がったようだ。値下げに必要なETC需要も急増している。利用者への反響は大きく、景気刺激効果を喜ぶ声も少なくない。 だが、ここは冷静に政策のプラスとマイナスを考えたい。 

29日;朝日社説(1)高速道値下げ―景気への賢い策なのか
http://www.asahi.com/paper/editorial20090329.html?ref=any
『 高速料金の値下げにつぎこまれることが決まっている税金は、10年間に総額3兆円。これだけで国民1人当たりの負担は2万4千円にのぼる。さらに、当面は2年間とされている「土日祝1千円」を3年目以降も続けるとすると、国民は1人当たり毎年2千円ずつ負担を増やさなければならない。納税者の立場になってみても、高速値下げに「それだけの価値がある」と支持できるだろうか。原油高対策の必要性は薄れているのだ。 もちろん経済危機下で対策は必要だ。だが、不況は長期化する恐れが強いのだから、一時的に刺激効果が出るだけでは不十分だ。苦しい財政の中から巨額の資金を出す以上は、将来的にも役に立つ賢い投資が求められる。 
 その点、高速値下げは二つの意味で疑問がある。 第1に、地球温暖化対策と矛盾することだ。マイカーの行楽客を増やせば、それだけ鉄道やフェリーなどの需要が食われる。自動車より温室効果ガスが少ない鉄道や船へ誘導することが国際的な目標になっているのに、逆方向の政策といわれても仕方ない。 第2に、道路公団を民営化した効果をそぐ恐れがある。05年に民営化した高速道路6社は、旧道路公団時代の野放図な道路建設をやめるとともに、経営努力でコストを下げ、料金引き下げをめざすはずだった。なし崩し的に道路へ税金を投入することは、そういう経営努力に水を差すことになる。 こんな時だからこそ「賢い政策」を選ばねばならない。高速値下げは、その点で問題が多すぎる。 

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 春4月の季語に「出代(でがわり)」がある。一般的にはすたれた。「奉公人が、雇用期間を終えて交代することで、京阪地方の旧習を守る商家では、いまも4月に行っているところがあるとも言う。」(『ホトトギス新歳時記』より)。昔は、農村出身の子女が商家へ奉公したので、期日は農事の事情によった。労働基準法のない、江戸時代から昭和のはじめまでは、雇用契約は1年単位。新入りを「新参」、年月がたったベテランを「居重ね」「古参」になった。昔は、「店の空気が変わる。」とか、「箒のかけどころ」が変わったと言われた。
 「角川俳句大歳時記」には、「出替」で表記している。年度末や新年度は関係がある様だが、「新入社員」が人口に膾炙している。近所の社会福祉協議会の掲示板が,古い掲示物がはがれ、綺麗になっている。新年度を感じさせられた。そうだ!自治会やボランテイア活動(NPO)は、1年で交代だ。NPOの世界は「出代」が生きているのだと。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。