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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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シニアネット 『おいおい』 第824号 (2009.03.24)

2009/03/24

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/03/24━

    シニアネット 『おいおい』            第824号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動する情報紙 ━━━━━━

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 摘草の子は声をあげて富士を見る           横光利一

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富士が全貌を現すことは稀である。雲が晴れ、美しい雄姿を富士山が見せている。摘み草をしている子供たちが、顔おあげたらそこに、富士山が見える。子供の歓声をあげた。摘み草の手元と雄大な富士山のコントラスト。まるで、映像を見るようだ。
作者は母の郷里(三重県)で成長した。母の生家は芭蕉の血縁筋に当たることを意識した。小説も名作が多いいが、俳句も多作である。50歳で永眠するまでに約6百句を残した。句風は実直で洗練味はないが素朴の中に味わい深さがある。福島県若松市生まれ。本籍は大分県。(1898−1947)。

┏━━WBC━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  サムライ日本は連覇した。延長10回、イチローが2打点をたたき出した。集中力の素晴らしさ。ベースボールの本場での連覇は凄い。5−3 決勝戦で韓国をねじ伏せた。あっぱれ日本である。野球ではないベースボールである。日本人として、心から喜びたい。

┏━━春休み━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大学はすでに春休み。今日午前中、小学生が通信簿を見せ合いながら、下校してくる。明日から春休み。新学期を待ちながら、春休みを過ごす。新学期から使う教科書を開いて、楽しい授業を想像した。解放的な休みである。桜が咲き春爛漫たる季節でもあり、新学期への期待が膨らむ。<学校の兎にながき春休み>(八染藍子)

┏━━公示価格下落━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)地価下落の危機に対策を◎
景気の急激な落ち込みの影響が地価にも及んできた。国土交通省が発表した公示地価(1月1日時点)によると、住宅地、商業地ともに3年ぶりに下落した。世界的な不況の影響で日本の地価は「全面安」の様相になっている。東京、大阪、名古屋の3大都市圏で地価が上がった地点はゼロだった。都道府県別に平均値をみても、すべての地域で下落した。全国平均では3年ぶりの下落となった。 
 
24日;日経社説(2)世界的な危機映す地価下落
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090323AS1K2300123032009.html
『世界的な金融危機による信用収縮で、不動産投資信託(REIT)やファンドを通じた不動産市場への資金流入が減っている。金融機関も不動産向け融資を抑えている。不動産業者の倒産が増えているのも資金調達が厳しいためだ。物件を短期でファンドに転売して利益をあげてきた業者だけでなく、消費者向けに住宅を供給する業者も在庫を抱えたままで資金繰りが悪化し、破綻する事例が増えている。企業業績の悪化も響いている。人員整理や事業の見直しで企業はオフィスの縮小に動いており、全国の主要都市で空室率が上がっている。昨年初めまではほぼ満室だった東京都心部でも空きが目立ち始め、賃料は下がっている。新築ビルの空室率が高い点も最近の特徴だろう。
 全国の商業地で下落幅が大きい10地点のうち、9つは名古屋だった。トヨタ自動車の不振が地域経済を直撃し、市況が一気に悪化した。マンション市場も冷え込んでいる。発売戸数が減っているうえ、首都圏でも物件の契約率が好不調の分かれ目といわれる70%を下回っている。在庫を減らすために業者の値引き販売も広がっている。土地の収益力が低下しているのだから、地価は当面下落しやすいだろう。急激な下落は企業の資金調達や金融機関の経営にも悪影響を及ぼしかねないだけに要注意だ。特に、土地を担保にした借り入れへの依存度が高い中小企業の資金繰りについて、政府は目配りする必要がある。過去最大規模の住宅ローン減税の実施を見込んで、分譲住宅やマンションの内覧会に来る人が最近増えてきた。政府はこうした政策面での需要喚起策に加えて、土地取引や物件情報の開示を進めて、適正な価格が形成されるように促してほしい。

24日;朝日社説(1)公示地価―下落を経済再生のバネに
http://www.asahi.com/paper/editorial20090324.html?ref=any
『これほど広く地価が下落したのは実需が落ちたからだ。雇用不安が高まり所得の伸びを期待しにくくなったためか、マンションの売れ行きが落ちている。オフィスビルも空室率が上がり、賃料が下がっている。企業の資金繰りの悪化で、商業施設や工場の建設への投資が急激に減っている。 1〜2年前までは都心部のホテルや商業施設の大型投資に海外から巨額の資金が入ってきたが、それも世界金融危機でしぼんでしまった。こうなると、不況がもたらした地価下落がさらに不況に拍車をかける、という悪循環が心配だ。保有地の時価が簿価をかなり下回ると企業は損失を計上しなければならず、業績の悪化が投資や雇用の削減を招くからだ。 政府はそういうショックをやわらげるよう、企業の資金繰り支援などに一層目配りする必要がある。 
 さらに、地価下落を経済危機に立ち向かうバネに利用する、という逆転の発想も必要なのではないか。 住宅地はバブル経済前夜の85年ころ、商業地は第2次石油危機の79年ころの水準まで下がった。 これだけ用地費が安くなれば、JR東海の中央リニア新幹線計画や首都圏の環状道路などの大型プロジェクトも、これまでの想定より採算がとりやすくなるはずだ。高齢社会にふさわしいコンパクトシティー化のような都市づくりも進めやすくなる。 良質な住宅環境をつくるチャンスでもある。92年に宮沢元首相が打ち出した「生活大国」の目標は「大都市圏の住宅を平均年収の5倍程度に」。首都圏マンションでは90年代半ばに達成。建売住宅でも01年に6倍を切るところまでいったが、ここ2〜3年は再び上昇し、差が開いていた。 
 世界不況は少なくとも数年は続く、という見方が増えている。しばらく土地需要は盛り返しそうもない。それにそもそも人口減少社会となった日本では、どこかで人口が増えて地価が上がれば、人口が減って地価が下がるところも出る「地価のゼロサム社会」となる可能性が高い。地価の反転を期待した経済政策や企業ビジネスはもはや通用しない、と覚悟した方がいい。「土地本位」の経済構造や取引慣行を変えるときだ。 

24日;読売社説(1)地価公示 バブル崩壊時しのぐ急落とは
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090323-OYT1T01289.htm
『ただでさえ落ち込む国内景気の足を、さらに引っ張るのが地価の下落だ。政府は、不動産市場へのさらなるテコ入れ策を検討すべきではないか。国交省によると、1990年代以降のバブル崩壊時にも激しい下落に見舞われたが、上昇地点がこれほど少ないのは、地価公示40年の歴史で初めてという。今回の下落は、それほど広範囲に、しかも急激に起きたということである。なかでも、ミニバブルに踊った地域ほど下落が激しい。全国の下落率ワースト10には、住宅地では東京都渋谷、港区などの一等地、商業地では開発ブームにわいた名古屋市の中心地が並んでいる。
 地価下落の大きな要因は、海外からの投資マネーの撤退と、国内の買い手不足だ。日本の不動産価格は欧米に比べて割安とされ、3、4年前から海外の資金が大量に流入した。それが日本の地価を底上げしたが、世界的な住宅バブルの崩壊で、資金が一斉に引き揚げられた。歩調を合わせるように、国内の不動産会社などに対する金融機関の融資姿勢が厳しくなり、買い意欲が一気にしぼんだ。
 地価下落に歯止めをかける手段はないのか。税制上の優遇措置が一つの候補だろう。実施が決まっている住宅ローン減税の大幅拡充に加え、不動産取得税の軽減などが指摘されている。政府に迅速な行動を期待する声は大きい。

24日;毎日社説(1)地価下落 金融収縮防止へ十分な対策を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090324ddm005070005000c.html
『地価が上昇した地点が0・1%に満たないのはバブル崩壊後の90年代にもなかったことで、不動産市場の深刻さを示している。日本は80年代後半のバブルが崩壊し、その後遺症からようやく抜け出すのに長期を要した。そして都心の一等地を舞台にしたミニバブルと呼ばれた不動産ブームも起こった。過熱が心配され、金融庁は不動産融資への監視を強めた。そうした効果もあって地価は07年の夏をピークに下降に転じた。そこに米国発の金融危機が重なり、昨年9月のリーマン・ショックの後、さらに地価下落に拍車がかかった。新興不動産開発業者を中心に不動産、建設関連の企業の倒産が続いている。
 日本は輸出に依存する形で経済の再生を進めてきた。しかし、米国の住宅バブル崩壊に端を発した今回の世界的な経済危機が、外需への依存度を高めていた日本経済を直撃した。
 日本経済の落ち込みは、金融危機の震源地の欧米より激しく、それが地価にも表れた。地価の下落は、担保価値の下落という形で金融の収縮につながる。住宅やマンションの価格低下は、逆資産効果という形で消費にも悪影響を与える。政府と日銀は、資金繰り問題に取り組んでいるが、あらゆる対策を講じて対処してほしい。また、政府も経済対策の中で、住宅ローン減税の拡充や不動産譲渡益課税の軽減を打ち出すなど、不動産取引を促す措置をとっている。しかし、今回の不動産市況の急速な冷え込みは、日本だけの対応で克服するには荷が重い。今回の不況の原因は、米国の住宅ブームの崩壊をきっかけに、世界的に膨らんだ金融バブルがはじけたためだ。日本の不動産市場が活力を取り戻すのは簡単ではない。震源地の米国が金融システムを立て直すため大胆な措置をとるのが第一だ。そして、日本も含め各国政府が金融、財政面で適切な措置をとり、危機克服に全力を尽くしてもらいたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「俳句は多忙な人こそ楽しめる形式の文芸です。他人の作品を享受するだけでなく、みずから創作者になることができます。日々の暮らしを大切にすることが豊かな人生につながり、身近な存在を愛することが生命の尊さを知ることに至ります。」(西村和子;「NHK俳句」テキスト4月号より)。俳句とは味わいのあるものである。
 俳句の勉強は通信教育で3年したが、あまり上達しない。新年に一念発起して、地元の句会に参加して、先生についた。いい先生で人間探求派の流れをくむ。加藤楸邨の句に感動して俳句を始めた。先生は句歴60年。シベリア抑留の体験もある大正15年生まれ。
 適切な指導を受けている。句会に初めて参加して戸惑ったが、4回参加して少し慣れてきた。先生の言葉が、私の血となり肉になる。私に対する指導は、俳句はコミュニケーション。季語の「人事」を詠いなさい。多作して駄句は捨てなさい。虫の目、鳥の目を持ち、色々な目をもちなさいである。

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創刊日:2001-07-23  
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