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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第816号(2009.02.22)

2009/02/22

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/02/22━

    シニアネット 『おいおい』            第816号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動する情報紙 ━━━━━━

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昨日の声たれにゆづりし春の鵙             野澤節子

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鵙(もず)が、やさしく鳴いている。秋には、縄張りを主張するために「キキキィーッ」と鋭い声で鳴いていた。百舌鳥の高鳴きといわれる鳴き声は「たれにゆづりし」たのか。鋭い声のかわりに、明るく澄んだ声で雌に求愛している。秋の鋭い声を「昨日(きぞ)の声」と表現した。「春の鵙」の豹変が面白い。
脊椎カリエスに冒され、25年間も闘病生活をした。昭和32年(1957)病が完治して,堰を切ったように旺盛な文学活動を開始した。横浜市生まれ。(1920−1995)。

┏━━猫の日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ゴロ合わせの日。2月22日で、「ニャン、ニャン、ニャン」。1987年(昭和40年)に猫の日制定委員会が制定した。この日に決まったのはペットフード工業会が全国の愛猫家から公募した結果である。

┏━━日刊新聞創刊の日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1872年(明治5年)2月21日に、日本初の新聞「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が創刊された。片面だけ印刷された創刊号は、1枚140文で、1ケ月購読すれば銀20匁であった。

┏━━聖霊会(しょうりょうえ)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 聖徳太子の御忌の法会。もと旧暦2月22日に太子ゆかりの寺で舞楽などをともない行われた。今は四天王寺は4月22日、法隆寺は4月22日、広隆寺は8月22日。「精霊会」と書くと盂蘭盆に同じになる。

┏━━クリントン外交━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎アジアの多様性とどう向き合うか◎
クリントン米国務長官は就任後初の外遊先として選んだ東アジア4カ国の歴訪を終えて、帰国の途につく。オバマ新政権の外交トップとしての「お披露目」の色合いが濃く、「アジアを重視する」という新政権の姿勢を伝えたことで、その意義は十分あったといえよう。 

22日;朝日社説(1)クリントン歴訪―同舟相救う外交に注目
http://www.asahi.com/paper/editorial20090222.html?ref=any#Edit2
『日本では、麻生首相がホワイトハウスに迎えられる最初の外国首脳としてオバマ大統領と会談することが決まった。米民主党の新政権は日本より中国を大切にしているのではないか。そんな不安を和らげ、「日米同盟はアジア外交の礎石」とするオバマ政権の方針の証しを示したものと受け止めたい。オバマ氏が子供時代を過ごしたインドネシアは、イスラム教徒が主体の東南アジアの大国。ブッシュ前政権の時代は、反米意識が強まっていた。ここで「イスラムと民主主義の共存」をたたえ、イスラム世界への融和的なメッセージを放った。韓国では、懸念が強まる北朝鮮のミサイル発射の動きに、韓国側とともに強く自制を求めた。 そして最後の中国では、外相会談で、これまでの戦略経済対話を安全保障なども扱う高官協議に拡大することに合意した。気候変動問題でも定期協議を行うことになった。 
 クリントン長官は大統領夫人だった95年、北京で開かれた国連主催の世界女性会議に出席し、人権保護や民主主義をめぐって中国を批判したことがある。また、長官就任後もチベット系住民の人権擁護を訴えている。 今回の訪中では、長官は会談前「人権批判は世界経済危機や気候変動、安全をめぐる議論を妨げてはならない」と話しており、実務外交に徹したということだろう。 クリントン長官は大統領選中に「米中関係は世界で最も重要な2国間関係になる」と評したことがある。 
 「同じ舟に乗っているときは、平和的に一緒に川を渡らなければならない」。クリントン長官は歴訪前にニューヨークで演説した際、中国の「孫子」から「同舟相救う」を引用した。 大きな目標に向けての多国間協力の重要性を訴えたものだ。その裏には、アジアの地域協力が米国抜きに進んでは困るという警戒感もあるだろう。長官のいう舟には多くの国が乗り込んでいる。日米中や日米韓など様々な「協働」のあり方がありうる。知恵と力を出し合いたい。 

22日;読売社説(1)クリントン外交 米中対話の拡大をうたったが
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090222-OYT1T00032.htm
『オバマ米政権の対アジア外交の輪郭が浮かび上がってきた。クリントン国務長官は、「米国は、欧州に強いパートナーを必要としているように、アジアにも強いパートナーを求めている」と強調してきた。日韓両国との同盟関係を強化、発展させるのは当然ながら、同盟関係にないインドネシアや中国とも関係を深める方針だ。世界最大のイスラム教徒人口を抱える国への訪問は、イスラム諸国に関係改善のメッセージを送る狙いもあったのだろう。最後の訪問国の中国では、ブッシュ前政権下で始まった経済中心の米中戦略経済対話を、安全保障分野も取り込んだ、より包括的な戦略対話に「拡大」することで合意した。地球温暖化対策をめぐる協議も始めるという。オバマ大統領と胡錦濤国家主席との米中首脳会談も、4月のロンドン金融サミット開催の際に持たれることが確定した。
 喫緊の課題である経済危機の克服では、米国にとって、中国や日本の協力が不可欠だ。中国は、今や、日本を抜いて世界最大の米国債保有国である。米中両国による安全保障分野での戦略対話は、日本の安全保障にも重大な影響をもたらす。北朝鮮の核開発で、核拡散は現実になった。オバマ政権は核不拡散でリーダーシップをとるためにも、核保有国の核軍縮を率先したい意向だ。ロシアだけでなく、軍拡路線の中国も引き込まなければ意味はない。地球温暖化問題では、中国は二酸化炭素の排出量で、米国を上回って世界一となった。ポスト京都議定書の枠組みは米中抜きには成立しない。
 米中対話の前途は不透明だ。米国の景気対策法に盛り込まれたバイ・アメリカン条項で中国製品が締め出されることになれば、経済摩擦は避けられまい。クリントン長官は、「(人権問題によって)経済危機や気候変動、安全保障の議論が妨げられることはない」と述べた。だが、今年は天安門事件から20年、ダライ・ラマ亡命から50年になる。この節目をとらえ、民主化運動が高まる兆しがある。人権問題は、米中関係の火種である。

22日;日経社説(1) 多様なアジアに米国はどう向き合うか
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090221AS1K2100B21022009.html
『クリントン米国務長官は、外相や首脳との会談では意識的に聞き役となった。学生などとの対話を通じたパブリックディプロマシー(対世論外交)も展開し、それらを通じてアジアの多様性を改めて胸に刻んだはずである。 国務長官として初めての今度の歴訪には、訪問先だけでなく米国メディアも注目した。東京での学生との対話や皇后陛下とのお茶のような、公式会談以外の行事が各国であり、国務長官による実務的な訪問を超えた活動と映った。米国内にも新鮮な印象を残したようだ。迎えた国々の関心は、聞き役だったクリントン氏が何を胸に刻み、それがオバマ政権の外交政策に具体的にどう反映するかである。
 日本は米国の同盟国であり、経済力は世界第2位だ。インドネシアは世界最大のイスラム国家であり、韓国は地球上で数少ない冷戦構造が残る分断国家だ。中国は世界最大の人口を抱え、共産党体制下で市場経済を進め、軍事的には米国に脅威を与えうる数少ない国である。
  各国で人権問題はどう語られたか。ニューヨークでの講演でクリントン氏は「ノーベル平和賞を受けたアウン・サン・スー・チーさんが自国で自由に生活できるように、北朝鮮の人々が自由に指導者を選べるように、チベット人、すべての中国人が迫害の恐怖なしに宗教の自由を享受できるように」と述べた。アジアの多様性に対する寛大な姿勢は重要だが、それはミャンマー、北朝鮮、中国などでの人権問題に目をつぶる意味ではないだろう。日本は経済、安全保障上の利益だけでなく、価値観も米国と共有する関係にある。「日米同盟が米国のアジア政策の要石」とされるのはこのためである。日本政府には、この点の感度も求められる。 

22日;毎日社説(1)国務長官訪中 米中対話は内向きでなく
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090222k0000m070105000c.html
『歴訪では、最初に日本を訪問して「日米同盟重視」を再確認した。また、野党民主党の小沢一郎代表とも会談した。自民党から民主党に政権が交代しても良好な日米関係は維持できるというメッセージだ。世界最大のイスラム人口を擁すインドネシア訪問は、イスラム国との対話重視だった。韓国訪問では、6カ国協議の枠組みによって北朝鮮への核放棄を迫ることを確認した。だが、今回の歴訪で世界が最も注目したのは中国首脳との会談だ。中国はいまやアジアで最も影響力のある国というだけではない。米国が金融危機を切り抜けるには、米国債の最大の保有国であり、世界一の外貨準備を持つ中国との協調が不可欠だ。だが、その中国は核ミサイル搭載の原潜や空母の新造開発に力を入れ、米国の不安と疑念をつのらせる存在でもある。
 ブッシュ政権の時は、米国の財務長官と中国の副首相とが定期的に協議する「戦略経済対話」の枠組みを作っていた。オバマ新政権になってどのような対話の枠組みを作るかが、今回のクリントン長官訪中の課題だった。歴訪に先立ち長官は「同舟共済」(川を渡るには、心をあわせてボートをこがなくてはならない)という中国のことわざを引用し、米中協調を呼びかけた。アジア重視外交といっても、事実上、米国は中国を最も重要な外交の相手と見なすと宣言したのである。北京での一連の会談で、米中は閣僚級による経済対話、政治安保対話の二つの枠組みを作ることを決めた。バイデン副大統領と温家宝首相との定期協議というハイレベル対話の構想も流れていたが、クリントン長官が仕切る閣僚級対話に落ち着いた。また、台湾への武器売却で中断していた軍事交流についても再開が決まった。温暖化問題での対話にも合意した。だが、そのために米国が人権、民主化、チベット問題などで外交圧力を後退させたことは否定できない。譲歩だと批判がでている。
 また、長官が米中2国で世界の問題を解決できるかのような表現を時々使ったことも見逃せない点だ。米中外交だけではアジア重視外交にならない。米中協調という姿勢は歓迎する。しかしボートに乗っているのは米中だけではないことを両国は忘れないでもらいたい

┏━━北のミサイル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
22日;産経社説(1)北のミサイル 米は早急に包括政策示せ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090222/plc0902220303000n1.htm
『北朝鮮が先にミサイル発射実験を“予告”した。クリントン米国務長官は、韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相との会談後の記者会見で北朝鮮に「すべての敵対行動を中止すべきだ」と警告した。だが、日米はじめ各国とも、この緊迫した事態への有効な手だてを持っていない。現時点で必要なことは、オバマ米政権が制裁などの直接対応にとどまらず、包括的な対朝鮮半島政策を早急に示すことである。それを欠いていては、強硬手段を取っても暴挙を抑える効果は薄い。ミサイル問題は日米外相会談でも話し合われたが、クリントン長官は「われわれの関係のためにならない」などの弱いメッセージを示すにとどまった。オバマ大統領も就任後、北朝鮮政策については包括的かつ基本的な方針をいまだに明らかにしていない。
 北朝鮮がミサイル実験を強行した場合、米国は日本や韓国を含む同盟国や関係国、国連などとの協議も経て、制裁を科すなどの強硬手段を取ることになろう。だが、仮にそうした手段を発動したとしても、対北朝鮮の基本政策や方針が存在しなければ基盤が脆弱で効果は期待できない。オバマ政権に望みたいことは、(1)交渉の基礎を従来通り6カ国協議におく場合、直接対話との関係をどうするか(2)そもそも交渉による解決を優先させるのか、圧力に重点を置くのか(3)北が核開発を放棄した場合の見返りや国交正常化プロセスをどう動かすか(4)核危機以降の朝鮮半島の恒久和平体制をどう考えるか−などを明確にすることだ。その上で、制裁などミサイル実験が強行された場合の対応を明確にし、日韓両国との連携強化を鮮明にすれば、さらにその重みと威圧感は増す。
 前任のブッシュ大統領は就任4カ月半後の01年6月、前政権の方針を見直した上で、米朝2国間協議も含む包括政策を発表した。当時はウラン濃縮疑惑などが発覚する以前のことで、米朝関係も相対的に静かな時期だった。だが今は事態が切迫している。予告したことをほとんど強行してきた過去の行動パターンからみると、北朝鮮が近い将来、ミサイル実験を強行する可能性は高い。4カ月後などと悠長なことは許されない。景気対策など他の緊急課題があるにせよ、今こそオバマ政権は北朝鮮への強いメッセージを内外に鮮明にするときだ。

┏━━死を思う━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)映画と小説から見える物は◎
  映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)は、本木雅弘さん演じる主人公が職を失って故郷に帰り、「納棺師」になる物語だ。亡くなった人の体を清め、その人にふさわしい姿にして棺に納める、葬送の仕事である。派手な映画ではないが、公開から5カ月たったいまも客足は衰えず、観客270万人を超えるロングヒットになっている。日本時間の23日に発表される米国アカデミー賞では、60以上の国・地域が出品した作品の中から外国語映画賞の候補5作に選ばれた。 
 先ごろ直木賞に決まった小説「悼む人」(天童荒太著)は、人が亡くなった場所を訪ね、「その人が生きていたことを胸に刻む」という旅を続ける青年が主人公だ。昨年11月に出版された単行本は25万部のベストセラーになった。出版社のウェブサイトには読者から、死と生について考えた長文の手紙が、数多く寄せられているという。 二つの作品の主人公はともに、自分のしていることへの理解を強く求めず、真摯に、淡々と死者と相対する。 

22日;朝日社説(2)死を思う―映画と小説を鏡にして
http://www.asahi.com/paper/editorial20090222.html?ref=any#Edit2
『おくりびと。悼む人。「死」と向き合う人を描いた映画と小説が、大きな反響をよんでいる。 「おくりびと」が出会う死者は、年齢も死に方も様々だ。彼は誰に対しても同じ丁重さで向き合う。「悼む人」の旅の目的は、どんな死者も「誰にも代わることのできない、ただ一人の人物として覚えておくこと」だけだ。映画の脚本を書いた小山薫堂さんは、現実の納棺師に聞いた「死とは、究極の平等」という言葉に強く触発されたと話している。 「悼む人」の天童さんは、01年の米国での同時多発テロとアフガンへの報復攻撃に衝撃を受けて、この小説を構想した。多くの人の死に痛みを覚え、大きく報じられる死と小さく扱われる死があることに矛盾を感じる中から、あらゆる死に等しく思いをはせる主人公が生まれた。「死に軽重をつける社会は、生きている人も公平に扱えない」とも考えている。 
 老いや病の先にある死は誰も避けられない。死は生きることの中に埋め込まれた、私たちの一部である。しかし日本社会では病院で亡くなる人が増え、日常生活の中で死の具体的な姿は見えにくくなっている。 一方で、私たちは、報道を通して毎日のように悲惨な事件や事故を見聞きし、世界のあちこちの紛争やテロで何百、何千の命が失われていることを知る。多くの不条理な死を思い、慄然(りつぜん)とする瞬間もある。 近くの死、遠くの死。人々の心がそれを感受し震える。それが映画と小説の2人の主人公が死と向き合う静かな行為と、共振しているのかもしれない。死を思うことで見えてくるものは何だろうか。じっくり考えてみたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
多様化社会である。多価値観のコミュニテイで、それぞれが主張をする。一体感を持つのは難しい。拠り所となる思想を見つけにくい。自民党の一部の代表の総理が、支持率10%台になるのは理の当然である。皆が「おらの代表」と言えるリーダーを選ぶことは難しい。階級社会でない日本では、特に難しい。
 一方、組織をガバナンスする側から見れば、利害関係者(ステークホールダー)が多数いてその調整に苦慮する。また、ガバナンスにバランス感覚がいる。調整する項目は企業組織と違い、コミュニテイでは膨大である。政治が混乱を極めて、小数の政党では、束ねきれない時代にある。強力なリーダーシップを発揮できる政治家が求めるゆえんであろう。

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