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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第812号 (2009.02.10)

2009/02/10

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/02/10━

    シニアネット 『おいおい』        第812号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動のための情報紙━━━━━━

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迷ひ子のいる交番の水仙花                     木山捷平

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「迷ひ子」が泣いている田舎の交番。1輪の水仙がある交番は、迷子が泣きじゃくっている様子が、良くみえる。哀歓のこもったユーモラスな情景である。水仙は清らかな花だが、冷たさもある。その冷たさが、かえって清楚に感じさせる。芳香をもつ。正月の飾り花としても使われる。
作者は、始めは詩作をした。ひょうきんな中に都会に住む地方出身の青年の郷愁をうたった。岡山生まれ。(1904−1968)

┏━━左利きの日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2月10日の「ごろ合わせ」の日。と記念日
簿記の日。簿記の原点である福澤諭吉の訳本「帳合之法」が1873年2月10日に慶應義塾出版局から発行されたことにちなんで、全国経理教育協会(旧・全国経理学校協会)が2004年に制定。
左利きの日。左利きの生活環境の向上に向けられた日。本来は8月13日であるが日本のお盆と重なるため2月10日となった。
ニットの日。に(2)、と(10)の語呂合わせ。横浜手作りニット友の会が1988年に制定。1994年には全国的な記念日として日本ニット工業組合連合会も制定した。

┏━━ネット暴力━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎(社説)ネット利用に責任が発生する◎
警視庁は、男性タレントのブログに事実無根の内容を書き込んだとして、17〜45歳の18人を名誉棄損容疑で近く書類送検する。殺害予告を書いた別の1人については、脅迫容疑で書類送検した。18人は、東京都足立区で20年前に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件にこの男性タレントが関与したとするでたらめな話を多数書き込み、名誉を傷つけた疑いが持たれている。

8日;読売社説(1)ネット暴力 「表現の自由」には責任が伴う
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090207-OYT1T01193.htm
『全く身に覚えのないことを言いふらされ、非難されたら、どれほど嫌な気分だろう。インターネット上で他人を中傷する行為は、「表現の自由」をはき違えた卑劣な犯罪だ。「炎上」と呼ばれるブログなどへの集団攻撃が一斉摘発されるのは、今回が初めてになる。悪質な行為を取り締まるのは当然だ。ブログなどを閉鎖に追い込むため、あおる者もいる。警察は今後も厳正に対処すべきだ。憲法で保障された「表現の自由」は、健全な社会を守るためにある。匿名に身を隠したネット上での言葉の暴力とは、無関係だ。ネットへの書き込みをめぐっては、自分のホームページに不確かな情報を掲載し、飲食店経営会社を中傷したとして、名誉棄損罪に問われた男性被告が、東京高裁で先月末、逆転有罪となった。ネットの個人利用者に限って名誉棄損の基準を緩めた1審の無罪判決に対し、高裁は「被害者保護の点で相当ではない」と批判した。妥当な判断である。
ネットでの中傷被害は増えており、昨年も中高校生が自殺している。警察庁によると、警察への相談は、2007年に過去最高の約8900件に上っている。韓国では、事実に反する内容を書かれた有名女優が昨年秋に自殺した。これを受け、与党がサイバー名誉棄損罪などを新設する刑法改正案を国会に提出している。日本では青少年保護を目的とした有害サイト規制法が昨年6月に成立し、4月から施行される。罰則はないが、施行後3年以内に必要なら見直すことになっている。今回のような事件が相次ぐ場合には、罰則を伴う内容への改正や新たな法整備を検討する必要も出てくるだろう。誰でも情報を発信できる時代だが、それには責任も伴う。ネット利用者は、使い方次第で自らの手足を縛りかねないことを認識しておかねばならない。子どものころから、家庭や学校で安易な利用の危険性を教えていくことも大切だ。

┏━━大学の長期的なあり方━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)公的教育投資の必要性について◎
政府の教育再生懇談会が第3次報告を発表した。各先進国が力を入れている高等教育分野は、資源の乏しい日本が国際競争を勝ち抜くために重要である。「大学全入時代」の教育のあり方について、高等教育への公的支援に納税者の理解を得るためには、「教育の質の担保に努力しない大学は淘汰もやむを得ない」としている。その上で、評価できる大学への支援拡充を求めた。

10日;読売社説(1)公的教育投資 国際競争に堪えうる大学に
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090210-OYT1T00036.htm
『高等教育の質が低下すれば、大学卒業者らに与えられる学位が海外で通用しなくなったり、優秀な留学生を呼び込めなくなったりして、日本の高等教育全体の評価を下げかねない。各大学の優れた事業などについて、競争原理を導入した公的資金の配分が徐々に始まっている。これらを、さらに充実させていく必要があろう。経済協力開発機構(OECD)が昨年発表した国内総生産(GDP)に対する公的教育支出の割合(2005年)をみると、日本は04年より0・1ポイント下がり、過去最低の3・4%になった。比較可能な28か国で最下位だった。最近公表された民間の国際大学ランキングでは、日本は他の先進国に比べて低迷している。企業や卒業生からの寄付が潤沢な米国の大学などと、単純な比較はできない。だが、教育学者からは「寄付に対する文化の違い」だけでなく、米国の大学では基金運用に多数の専門職員を配置し、努力しているとの指摘もある。日本の大学でも、自助努力の一環として検討に値するだろう。
 昨年策定された国の教育振興基本計画では、教育への投資充実を求めている。基本計画は決定直前になって、文部科学省が急遽、今後10年間に投入する教育投資の目標額を盛り込もうとした。しかし、十分な準備もなく粗雑な算定だったため、目標額を明記できなかった。基本計画を受け、中央教育審議会も中長期的な大学教育のあり方を審議している。どの分野でどういう成果を上げるために、どれだけの公的な資金をつぎ込むのか。教育の分野では、数値目標を掲げるのが難しい面もある。だが、可能な限り数字で指標を示し、メリハリを付けた現実的な施策を打ち出してもらいたい。
 
┏━━電機産業━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎(社説)軒並み業績悪化の克服を◎
  電機産業が世界不況の奈落に沈んでいる。今期の見通しでは、大手9社のうち7社の純損益が赤字だ。その総額は2兆円に迫る勢いで、IT(情報技術)バブルが崩壊した02年3月期以来の厳しさである。日立製作所の赤字は金融機関を除く会社として史上2番目の7千億円、東芝も同社としては過去最悪、パナソニックとNECも7年前に次ぐ巨額損失……。収支トントンは三洋電機、黒字は三菱電機のみというありさまだ。 

8日;朝日社説(1)電機産業―未来見すえ危機克服を
http://www.asahi.com/paper/editorial20090208.html
『 デジタル化の流れのなかで、家電製品の市況商品化が進んでいる。半導体を詰め込んだ基本部品、液晶やプラズマのパネルなどを調達すれば、世界中どこで組み立てても性能に差がつきにくい。勢い供給過剰になりやすく、市況商品のように値崩れが起こる。 今回はそれに加えて不況で需要が急減し、稼ぎ頭だった「お茶の間家電の王様」の薄型テレビが直撃を受けた。デジタルカメラ、パソコンなど多くの製品でも同じ構図で採算が悪化し、この影響は製品の心臓部にある半導体の市況崩壊にも波及した。 さらに誤算は自動車関連だ。自動車の電子制御化が進むうえ、カーナビなど電子機器の装備が増え続けている。家電産業だった電機業界はいまや「車電産業」にもなりつつある。その自動車が、日米市場で新車販売の3〜4割減という土砂降りの状況となり、家電と車電の両翼が失速した。 
 日本の鉱工業生産は昨年10〜12月期に11.9%減り、この1〜3月期も大幅な減少が予想される。自動車と電機の極度の販売不振が生産全体の急減を呼んでいる。電機9社で正社員を含む6万6千人以上を削減・配置転換するリストラ策も打ち出された。激震の急襲に身を縮めるのはわかるが、工場閉鎖や雇用削減の影響は地域社会にとってきわめて大きい。中長期的に雇用を守るよう、最大限の努力をしてほしい。衝撃の大きさに驚いてリストラが行き過ぎ、次の回復期に積極策へ出るための要員が枯渇しないよう配慮するのは当然だろう。 
 思えば電機産業は、新技術を形にして夢のある新製品を生み出すことにより、暮らしを変え、新たな市場を創造してきた。その底力が試される。オバマ米大統領が言うグリーン・ニューディールを引き合いに出すまでもなく、環境や省エネをテーマに生活様式や社会基盤を見直し、よりよい技術体系に置き換える必要がますます強まるだろう。太陽電池も電気自動車でもカギを握るのは、技術の革新なのだ。現代社会の頭脳や神経となったITの重要性はさらに増す。 現在の閉塞感を打開する担い手として、電機産業への期待は高まるに違いない。苦境を脱し、未来を開く種が次々と芽吹くのを一日も早く見たい。 

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
親友がエッセイを書く秘訣を教えてくれた。読者が、読み終わって「クスッ」と笑うようなエッセイが良いエッセイだそうだ。衝撃が走った。私の欠けていた部分を見事に指摘された。私はこうしたサービスを読者にしていただろうか。自分の考えを書き上げるのが精一杯で、読者の立場や考えを無視してきた。考える余裕すらなかった。
自分の狭い考えを愛読者に押しつけていた。愛読者の顔が浮かんでくるようでないと本物ではない。独りよがりの独断と偏見を読者に押しつけて得々としていた。読者があってのメルマガである。読者との対話を意識して、読者の反応を察知する創造性が欠けていたようだ。読み終わって、何かを感じてもらえる様にしたい。

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創刊日:2001-07-23  
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  • 名無しさん2009/02/12

    最後の身辺雑記が非常によかったと思います。しかし、角を矯めて牛を殺さないようにしてください。今後とも宜しくお願いします。中尾