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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第810号 (2008.02.01)

2009/02/01

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009/02/01━

    シニアネット 『おいおい』        第810号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動のための情報紙━━━━━━

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きさらぎや雪の石鉄雨の久万              正岡子規

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1892年(明治25年)作。「きさらぎ」如月は陰暦2月の異称。陽暦の3月とは異なり、凛とした空気と光がある。ものの輪郭はくっきりと冴えている。その「きさらぎ」に、「雪の石鉄(いしづち)」と「雨の久万(くま)」を並べた。「雪の石鉄」は雪を頂いた高いい山を連想する。四国山脈の石鎚山(1982m)。雨の久万は、山裾に広がる村を想像する。100年以上の前の田園風景である。「きさらぎ」、「雪」、「雨」と3語が美しい。松山市生まれ。(1867−1902)。 
石鎚山   http://www.city.saijo.ehime.jp/kankou/isizuti.htm
久万町   http://www.kumakogen.jp/

┏━━如月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「きさらぎ」と読むのが不思議である。日本書紀には2月と書いて、「きさらぎ」と読ませている。如月とか衣更着などと読ませたのは、かなり後世と推測される。由来については諸説が分かれる。
 寒いいから衣を更に重ね着る「衣更着(きさらぎ)」という説。「草木張月」が短縮して草木の芽の張り出す月の意味から「きさらぎ」になったという説。「生更ぎ」で、草木の更正するということから転訛していという説。

┏━━社会保障・納税者番号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎まず、インフラ整備を◎
国が一人ひとりの国民に1つの番号を割りふる番号制度の創設に向け政府内や与野党の議論が高まってきた。年金、健康保険などの負担・給付の状況を個人単位で管理する社会保障番号や、各人の納税情報や金融取引の実態を把握するための納税者番号を念頭においた動きである。創設の機運を高めたのは2007年に表面化した年金保険料の記録漏れ問題だ。

1日;日経社説(全)社会保障・納税者番号の実現へ踏み出せ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090131AS1K3000331012009.html
『●負担と給付の関係明示● 健康保険や介護保険などを含め、払った保険料の記録は国や地方自治体にきちんと把握してほしいという国民の願いに応えるためのインフラを整える必要が出てきた。政府による「社会保障カード」の研究が先行しているのはそのためだ。その検討状況によると、11年度中にICチップを埋め込んだカードをすべての国民に配る。この1枚に年金手帳や健康保険証、介護保険証などとしての機能を持たせる。利用者はカードをパソコンに差し込んでパスワードを入れれば、年金保険料の支払い記録や将来の想定受取額を確認できる。病院や診療所にかかったときの診療報酬明細も見られる。社会保障に関する負担と給付の記録を個人個人が可視化できる。政府はカードに固有の番号をつけ社会保障番号として活用する考えを示している。社会保障国民会議も昨年11月、番号の導入検討を積極化するよう首相に提言した。社会保障番号は事実上の納税者番号としての役割も想定されている。
 国民を対象にした番号制度には住民基本台帳番号と基礎年金番号がある。年金番号への信頼の失墜を考えると、制度の新設には住基番号の援用がコストや効率性の観点から相対的に優れているのではないか。納税者番号の導入の議論は1970年代から政府の税制調査会で続いている。議論は堂々巡りしてきた。社会保障カードの設計をみても、読み取れる情報には病歴などプライバシー性が極めて高いものが含まれる。保護対策に万全を期すのは当然である。たとえばプライバシーを守るための基本法を制定したり、番号を扱う政府機関を監視する体制を整えたりする対策が検討課題になろう。そうした条件整備を同時並行で進めるのを前提に、少子化対策や年金制度改革に関連して新しい政策を立案、実行するためにも番号制度をうまく使う工夫が考えられる。
●少子化対策や年金にも● 少子化対策では、子供を持つ世帯に税額控除を認め、収入が課税最低限に届かない低所得世帯には逆に給付金を出す「給付金付きの税額控除」の制度を設ける案がある。そのためにはすべての世帯の所得情報を正確につかむことが必要になる。年金制度では、自営業や農林漁業を営む人の所得情報があれば、会社員や公務員と同じように報酬比例型の制度を適用できる。社会保障費を確保し財政赤字を減らすために、いずれは消費税増税が必要になる。そのときまで、自営業者などの所得情報をつかみ切れていない問題を放置しておくわけにはいかない。見返りに、自らリスクをとって起業した人には税制優遇策など政策上の工夫があってもよい。民の間には公権力に番号をふられることへのアレルギー反応が依然ある。それをときほぐし、新しい政策の展開や日本経済の活性化を推し進めるうえで番号制度が有効なことを説明する責任が政治家にある。 

┏━━大相撲大麻汚染━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎再発防止策を示せ◎
 大相撲の元幕内力士で現十両の若麒麟容疑者が大麻を持っていたとして逮捕された。日本相撲協会は一連の事件のあと、北の湖前理事長が辞任、武蔵川理事長のもと再発防止検討委員会などを設け「出直し」をはかってきたはずである。ところが若麒麟はその後も何度か吸引していたことを認めているという。しかも、昨年9月の抜き打ち検査のさい、当初は陽性が出たという「要注意力士」だった。師匠の尾車親方は若麒麟の引退届を協会に提出した。協会は近く理事会で処分を検討する。

1日;産経社説(1)角界の大麻汚染 師弟の絆強め再発防止を
http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/090201/mrt0902010255000-n1.htm
「再度抜き打ち検査をやれば9月のときのように、新たな疑惑力士が出ることを恐れているのかもしれない。しかしそれでは大麻汚染は断ち切れないことがわかった。協会はウミを出し切る覚悟で再発防止にあたるべきだ。もうひとつの問題は、伝統の社会で「師弟関係」が緩んできていることである。若麒麟は入門した部屋が消滅したため、途中から現在の部屋に移ってきた預かり弟子だった。それだけに親方の監視が行き届かなかったのではないか、とも指摘されている。しかし部屋の一室に住み込んでいたのだから、親方がもっとコミュニケーションをはかっておれば、事件は防げた可能性も強いといえる。巡業のサボタージュから先場所優勝のさいのガッツポーズまで、常に横綱としての自覚や品格が問題になる朝青龍の場合も、親方による指導力不足がたびたび指摘されてきたが、改善されていない。
 大相撲はかつて、10代半ばで入門する若者を親方夫妻が親代わりになり、心身ともに鍛えていく世界だった。それが外国人や大学卒の力士が急増したことで、弟子は師匠による監視や指導を嫌がり、親方は強い弟子に遠慮するようになり、規律や品格を教える場でなくなったといわれる。 国技とされる大相撲を蘇らすために、今一度師弟の絆(きずな)を強め、親方は力士としてだけでなく立派な社会人に育てるという強い自覚をもって指導に当たってほしい。それが相撲ファンの願いだ。

1日;読売社説(2)若麒麟逮捕 「国技」の看板が泣く醜態だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090131-OYT1T00964.htm
『25歳の若麒麟は、初土俵から10年のキャリアがあり、本来なら若手の手本となるべき存在のはずだ。角界の規律の乱れが、いかに深刻であるかを物語っている。昨年9月の抜き打ちの簡易尿検査で、若麒麟からは当初、はっきりとした陰性反応が出なかった。2回にわたる追加検査の結果、陰性と判断された。この時、専門機関で精密な検査を実施すべきだったのではないか。協会は検査体制の甘さを批判されても仕方がない。角界に大麻が蔓延していないのかどうか、徹底した調査を行わねばならない。全力士を対象に、抜き打ちの検査を随時、実施していくことも必要だ。
 力士教育の抜本的な見直しも急務である。現在は、基本的に各部屋の親方任せとなっているが、不祥事の連鎖という現実を直視しなければならない。協会が定期的に研修を実施し、力士としての責任を教え込むのも一つの方法だろう。協会の理事に昨年加わった学識者ら外部のメンバーが中心になり、新たな視点で改革を断行してほしい。今回の事件が大相撲の再出発に冷や水を浴びせる形となった。ファンの目は、ますます厳しくなるだろう。再生への道は極めて険しいが、まずは協会が、改革の道筋を毅然とした姿勢で示すことが大切だ。

1日;毎日社説(1);若麒麟逮捕 徹底した再発防止策を示せ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090201ddm005070016000c.html
『若麒麟は昨年9月の薬物検査の際も、「灰色判定」だった。逮捕当時に所持していた大麻は16グラムと大量で、常習性も疑われる状況だ。事件捜査とは別に若麒麟本人の口から明らかにさせておくべきことがある。トカゲのしっぽ切りで終わらせるわけにはいかない。まず、事実関係の徹底解明だ。若麒麟がいつ、どういう状況で大麻を手にしたのか。どんな人物が介在したのか。多くの若い力士を抱える相撲界だけに、他の力士だっていつか若麒麟と同じ犯罪に手を染める危険性がある。捜査を警察任せにしておかず、相撲界としてもこの点を明確にしておかないことには、対策の講じようがなかろう。
 また、指導の上でどこに問題があったのかを明確にすることだ。とかく番付がものをいう相撲界では教育途上の若者であっても、番付次第で一人前扱いする風潮がある。若麒麟のように中学を卒業して15歳で相撲界に入った力士に対しては、師匠は相撲の技術以外の面でも教育責任がある。解雇された露鵬、白露山と若麒麟には、入門時の師匠と事件当時の師匠が代わっていることだ。若麒麟の場合、押尾川親方の定年で尾車部屋に移った経緯がある。師匠の交代が「放任」の原因となっていないか。昨年秋の武蔵川理事長の就任に合わせて協会の理事・監事には検察、警察OBらの外部役員が加わった。今回の不祥事に際し、相撲ファンを納得させる、徹底した再発防止策を打ち出すことができるか。新たな公益法人としての認可を目指す武蔵川執行部の真価が問われている。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 NPO(Nonprofit Organization) と NPO法人は別物であることを知らなかった。狭義のNPOとは市民活動団体(ボランティア団体やNPO法人)で、最広義のNPOは共益団体を指す。協同組合や労働組合は勿論、趣味の会や同窓会も含まれる。
NPOとは、法人格の有無、種類を問わず、民間の立場で、社会的な課題を解決するための活動を組織し、収入・利益を配分せず再投資する。NPOは組織を示す概念で、ボランティアは人を示す概念である。社会的課題を解決したいという「思い(ミッション)」をもった個人(ボランティア)が集まり、組織化(NPO)する。民間組織である企業はミッションの実現と利益の追求する組織である。NPOはミッションの実現のために営利を目的としないスタイルをとります。

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創刊日:2001-07-23  
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