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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット 『おいおい』 第786号 (2008.11.28))

2008/11/28

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/11/28━

    シニアネット 『おいおい』        第786号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動のための情報紙━━━━━━

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戯曲よむ冬夜の食器浸けしまま               杉田久女

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大正11年(1923)2月号の「ホトトギス」に入選した5句のうちの1句である。<足袋つぐやノラともならず教師妻>と共に掲載された。冬の夜、「食器浸けしまま」に読みふけっている「戯曲」はイプセンの「人形の家」でしょうか。ヒロインのノラは自由を求めた家を出て行きます。作者はノラのような生き方は出来ない。良妻賢母であろうと願う。
『静まりかえった冬の夜は、自己の内面を熟視して自我を深める環境で、じっくりと読書も出来る。冬の夜家族が寝静まった空間で、自由な一人の人間になり充実しようとする姿が見える。』(『新日本大歳時記』より)
大正はじめの平塚雷鳥の「新しき女」とかノラを演じた松井須磨子のような新しい女。それと同時に作者は古い女でもあった。お茶の水時代の青春の夢を捨てて、田舎教師の妻としての日々。悩む姿が浮き彫りにされている。捨てがたい夢(「戯曲」)と厳しい現実(「食器」)。夫への不満が、代替行為として俳句へ傾斜していく。鹿児島市生まれ。(1890―1946)。

┏━━親鸞忌━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  弘長2年(1262)11月28日に、浄土真宗の開祖親鸞聖人の命日。享年90歳の大往生をとげた。「報恩講」とも「御講」ともいう。聖人は、「某、閉眼せば、加茂河にいれて魚にあたふべし」と遺言した。自分自身を魚に布施する気でおられたのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E9%B8%9E

┏━━ムンバイ・テロ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎インド同時テロだ◎
発展を続けるインド経済の中心地ムンバイで、大規模な同時多発テロが起きた。 高級ホテルなどを自動小銃や手投げ弾を持った武装勢力が襲った。死者は日本人を含めて100人以上に達し、さらに宿泊客を人質に取った。 ムンバイでは06年7月にも帰宅時間帯の列車を狙った連続テロ事件があり、約200人が死亡した。事件発生後に「デカン・ムジャヒディン(イスラム聖戦士)」を名乗る組織が犯行声明を出し、地元テレビに「(拘束中の)イスラム聖戦士の全員釈放」を要求したことから、イスラム過激派による犯行との観測が強まっている。

28日;朝日社説(1)ムンバイ・テロ―新興大国を襲った恐怖
http://www.asahi.com/paper/editorial20081128.html?ref=any
『 インドとパキスタンの両国はカシミール地方の領有をめぐって長年争っており、関連するとみられるテロもこれまで多発してきた。昨年あたりからは、インド人のイスラム過激派組織が関与するとみられるテロも主要都市で続いている。今回の武装勢力が「欧米支配への聖戦」を掲げる国際テロ組織アルカイダの影響を受けている可能性も指摘されている。 
 テロに見舞われるインドの事情は、ますます複雑になってきた。 根底にあるのが国内の宗教対立だということだ。11億人を超えるインドの人口の8割はヒンドゥー教徒が占め、イスラム教徒は13%強だ。宗教対立による紛争では多くの場合、イスラム教徒が犠牲となってきた。新興経済国として急発展したもののイスラム社会は取り残され、ヒンドゥー社会との格差が目立っている。まずは過激派の温床となっているこうした問題にきちんと向き合い、社会の融和をはかることが必要である。
インドとパキスタンとの間で関係改善の動きが強まってきたなかで、この事件が起きたことも無視できない。インドのシン首相とパキスタンのザルダリ大統領は9月に初めて会談し、カシミール紛争の和平交渉再開や、インドがパキスタンの関与を疑うテロについて、協議機関をつくることなどで合意した。今月にはザルダリ氏が、同じ核保有国として核の先制不使用を表明し、インドとの経済同盟の結成を呼びかけたばかりだった。こうした雪解けの動きに水を差しかねない事態だ。両国の安定は、アフガニスタンでのテロとの戦いを進めるためにも不可欠である。インドは47年の建国いらい常に選挙で政権交代をしてきた「世界最大の民主主義」国家であることを誇っている。事態を早く収拾し、背景にある問題の解決に全力を挙げて欲しい。

28日;読売社説(1)インド同時テロ 経済の中枢都市が狙われた
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20081127-OYT1T00863.htm
『インドでは最近、爆弾テロが相次いでいた。しかし、銃を乱射し、外国人も利用する高級ホテルに立てこもる例は珍しい。ムンバイは世界の外資系企業も集まる経済の中枢都市だ。テロの影響を受け、地元の証券取引所が27日の株取引などを休場する事態に追い込まれた。ムンバイには日系企業100社余りが事務所を構え、270人を超える邦人が住んでいる。先月来日したシン首相は麻生首相との間で、日印の経済連携協定(EPA)の早期妥結に向け協力することで合意したばかりだ。日本は、ニューデリーとムンバイを結ぶ貨物専用鉄道の建設に円借款の供与も約束した。テロが続けば、こうした日印間のプロジェクトや日本の投資活動に陰りが出ることが懸念される。躍進を続けるインド経済にとっても打撃となりかねない。
 9月にニューデリーで発生した連続爆破テロでは、インド国内のイスラム過激派グループが犯行声明を出した。今回の場合はこれとつながりがあるのか。インドはパキスタンとともに南アジアの核保有国である。社会不安の拡大が最も懸念される。インド当局には、拘束した容疑者の取り調べなどを通じ、組織実態や背後関係を徹底的に捜査してもらいたい。それには国際社会が協力することも重要だろう。

28日;日経社説(1) 9・11連想させるインド商都へのテロ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20081127AS1K2700127112008.html
『日本の外務省は邦人の安全確保や情報収集に全力を尽くしてほしい。インドのシン首相も「国外に拠点を置く組織が商都に大損害を与えようと決意してやってきた」との見方を示した。ヒンズー教徒が主流のインドではイスラム教徒が職業など待遇面で冷遇されることが多く、根深い宗教対立が事件の背景にあるとの指摘が出ている。ムンバイは人口に占めるイスラム教徒の比率が高い。
 インド経済の中枢を狙った組織的な連続テロは、2001年9月11日に米国で発生した同時テロを連想させる。武装集団が米国人や英国人を集中的に人質に取ろうとしていたとの証言もあり、国際テロ組織のアルカイダが関与している可能性も否定できない。テロの続発を防ぐためにも、インド政府は武装集団の実態解明を急ぐ必要がある。同時テロがインド経済に与える打撃も懸念される。ムンバイには中央銀行のインド準備銀行や2大証券取引所があり、金融や商業の中心地である。外国企業も数多く進出しており、日本企業も約100社が現地に拠点を構えている。
 金融危機の波及で世界同時不況の様相が強まるなか、今年7%台の経済成長が見込まれる新興国インドには、世界経済のけん引役としての期待もかかる。インドも経済の減速が避けられないが、治安リスクが外資進出の障害となり、一層の経済失速を招きかねないのは気掛かりだ。インド政府は事件の徹底究明とともに治安対策の強化を急いでほしい。

28日;毎日社説(2)インド同時テロ 不気味な「点と線」を追え
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081128ddm005070109000c.html 
『南アジアに伏流する暴力のマグマが、また噴き出した。冷血の所業を許してはならない。深刻なのは、一連のテロに隣国パキスタンの影がちらつくことだ。カシミール地方の分離独立を求めるイスラム過激派の関与が言われている。カシミールの帰属はインドとパキスタンの紛争の根っこにある問題だ。ヒンズー教(インド)とイスラム教(パキスタン)の対立もあって、両国は核拡散防止条約(NPT)に加わらずに核兵器を持ち、90年代末には核実験を繰り返して核戦争さえ現実味を帯びた。今回のテロに関して、まずはインドとパキスタンの冷静な対応を求めたい。イスラム過激派とみられる組織が犯行声明を出し、米英人らが人質にされた点では、犯行組織はアルカイダやアフガニスタンの旧支配勢力タリバンに近いように思われる。テロを機に核保有国のインドとパキスタンの対立が強まるのは、彼らの思うつぼだろう。
 それにしても南アジア周辺の不穏な情勢には言葉を失う。9月にはパキスタンの首都イスラマバードの高級ホテルで爆破テロが起きた。アフガンでは27日、首都カブールの米大使館近くで自爆テロがあった。ムンバイ・テロとの関係は不明ながら、インドとパキスタン、アフガンの情勢は不気味な「点と線」で結ばれていると見た方がいい。インドを「世界最大の民主主義国家」と呼ぶブッシュ政権は、米印原子力協定を結び、これを原子力供給国グループ(NSG)に追認させた。NPT非加盟のインドとの核ビジネスを例外的に認める措置を、日本も承認したのである。だが、米国が「印パ等距離外交」からインドに軸足を移すにつれて、パキスタンとの関係が冷え込み、アフガン情勢の悪化にもつながる傾向は否定できない。インド安定のためにも、米国は「テロとどう戦うか」という問題を関係国と謙虚に問い直す必要がある。

28日;産経社説(2)インド同時テロ 国際社会の結束で撲滅へ
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/081128/asi0811280347009-n1.htm
『国際社会は改めて結束し、あらゆる手段を総動員し、忍耐をもってテロ撲滅の戦いを強めていかなければならない。 ただ、8カ所以上に及ぶ同時多発テロで、多数の実行犯がライフル銃や手投げ弾で武装し、直接襲撃に及んだことから、組織による犯行であることは疑い得ない。また、米英人を狙ったという客の証言もあるが、全体としては無差別テロの様相である。「テロとの戦い」の原点となった2001年9月11日の米中枢同時テロでも、国際テロ組織アルカーイダは、米国を標的にしたと言った。しかし、3000人にも及んだ犠牲者の中には、欧州、アジア、中東、中南米など60カ国以上の外国人が含まれていた。日本人も24人が犠牲となった。今回のテロでも多くの一般人、外国人が含まれていることだろう。無差別テロの恐ろしさである。国際社会は、テロとの戦いが一段と深刻さを増していると認識すべきだ。
 インドではこれまでもテロが頻発している。その多くはイスラム過激派とヒンズー教徒、インドとパキスタンの対立などが背景にあった。両国にはまず、対立の原因を取り除く努力を期待したい。と同時に、国際社会の協力も欠かせない。日本もインドとの間で繰り返し、テロとの戦いでの協力をうたっている。アジアで1位と3位の経済国どうしの日印は、ますます経済関係の強化を進めようとしている。そのためにも、安全対策には万全を期さなければならない。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 郵便局。名前が変わろうと地元の郵便局。事務員は顔なじみである。振り込みに行った。赤伝票は送料不要だが、青伝票は送料がATMだと80円、窓口だと120円。私はいつも窓口で、事務員と話しながら振り込む方を選んでいる。「ATMにしませんか?」と聞かれる。「話をしたいから、窓口にします。」と回答すると、事務員は怪訝な顔をする。
 「窓口で、話しながら振り込めば、詐欺も起こりませんよね。」と言うと納得顔。世間話をしながら、3枚の振り込みは完了した。テッシュを2束いただいた。笑いながら応対する事務員。振り込み詐欺の防止のために、ATMの振り込みを止めたらと提案に応えるおおらかさ。地元の郵便局はまだまだ健在だ。

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創刊日:2001-07-23  
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