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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット『おいおい』 第765号(2008.09.24)

2008/09/24

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/09/24━

    シニアネット 『おいおい』        第765号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━
  
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 西国の畦曼珠沙華曼珠沙華                森澄雄

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昭和49年(1974)作。生まれ故郷の姫路市郊外で詠まれた。「西国」は、西国33ケ所の観音に巡礼すること。「西国」は、西国浄土を連想させって、西国浄土は彼岸を指す。「曼珠沙華」は、秋の彼岸の頃には咲くので、彼岸花とも呼ばれる。「まんじゅしゃげ」はサンスクリット語の音写といわれ、天上界に咲く小さな紅い花の意。観音院への畦には、真っ赤な曼珠沙華が咲いている。曼珠沙華を重ねて花が咲いている状態を表現した。
『「西国」と「曼珠沙華」には、西国三十三カ所の霊場を巡る遍路にも似た思いがこもる。』(『現代俳句大事典』より)自註によると、初めは「西国の畦」でなく、「西国の旅」だった。「それでは甘い叙情の句になる.」(同書)。「具象で、この句に込められた心象が深くなった。」(『NHK俳句』9月号より)。兵庫県姫路市生まれ。(1919− )。

┏━━雷乃収声━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 24日は、72候の1つ「雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)」。この頃より雷が鳴らなくなる。
「南州忌」。1877年[明治10年]9月24日に西郷隆盛が西南戦争に敗れて鹿児島市城山で自害した。51歳。9月1日には、各地で敗退した薩摩軍は鹿児島に入った。城山を死守した。包囲すること十数日、9月23日未明に一斉攻撃を開始いた。防戦かなわず、自刃した。挙兵8カ月に及ぶ内乱は終息した。

┏━━麻生内閣スタート━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎自ら閣僚名簿発表する◎
麻生内閣が24日夜、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て発足する。これに先立ち同日召集された臨時国会で自民党の麻生太郎総裁を第92代、59人目の首相に選出。閣僚名簿は麻生氏自身が発表した。麻生首相は24日夜、首相官邸で就任後初の記者会見に臨み、「景気への不安、国民の生活への不安、政治への不信という危機にあると厳しく受け止めている。日本を明るく強い国にすることが、私に課せられた使命だ」と決意を表明した。
新閣僚に(1)国民本位の政策を実行する(2)官僚を使いこなす(3)省益より国益に専念するを念頭に職務にあたるよう、指示する考えを明らかにした。
政局の最大の焦点である衆院解散・総選挙の時期については、「(2008年度補正予算案の)審議に(民主党が)応じていただけるかどうかを勘案した上で考えたい」と述べるにとどめた。
  閣僚人事では17人中5人が初入閣。少子化担当相に小渕優子元文部科学政務官(34)は戦後最年少の入閣。国家公安委員長の佐藤勉副幹事長(56)も初入閣を果たした。文科相は塩谷立官房副長官(58)が就任し、法相は森英介元厚生労働副大臣(60)が就いた。 

24日;読売記事「明るく強い国にする」麻生首相が就任後初の記者会見
特集サイト  http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080924-4471734/index.htm
24日;朝日記事:麻生首相が誕生 閣僚名簿、自身で発表へ
特集サイト  http://www.asahi.com/special/08014/?ref=tsp
24日;日経記事:麻生首相が会見 新閣僚に「国民本位の政策実行」指示へ
特集サイト
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt39/index20080924AS3S2402424092008.html

24日:毎日記事;麻生新総裁:初会見 老後、景気への不安解消を[会見全文]
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080922mog00m010027000c.html
24日;産経記事;【麻生太郎新首相会見(1)】「日本を明るくする」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080924/plc0809241928015-n1.htm

┏━━麻生自民党━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ◎政策論議を進よ◎
 自民党総裁選は22日、投開票の結果、他の4氏に、大差をつけて勝利し、第23代総裁に就任した。麻生氏は、24日に召集される臨時国会で首相に指名される。当初から勝利が確定的だった麻生氏にしても、骨太な政権構想を語るどころではなかった。選挙を意識してひたすら景気対策を強調し、もっぱら民主党攻撃に力を込めた。立候補した5氏の論戦が深みを感じさせなかったのも当然だった。

23日;読売社説(1)麻生自民党総裁 「何をなすか」明確に発信せよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080922-OYT1T00732.htm
『自民党にとって危急存亡の秋(とき)である。麻生太郎新総裁は、そんな危機感をもって、迅速果敢に、重要課題に立ち向かう必要があろう。
 ◆責任感と耐久力を示せ◆ 今度こそ、最高リーダーとして、強い責任感と耐久力を発揮してもらいたい。それにしても、麻生氏がこれほど圧勝したのはなぜか。とくに党内から期待されたのは、近づく衆院解散・総選挙での「党の顔」としてだろう。「発信力」不足の福田康夫・前総裁に比べて、高いコミュニケーション能力が買われたともいえよう。麻生総裁は、党役員人事で党四役のうち3人を留任させ、幹事長に細田博之幹事長代理を充てた。前体制を継承することで、スムーズな移行を図ったといえる。麻生氏を選んだ以上、自民党国会議員は、挙党態勢の下、新総裁を支える責任があるだろう。
  ◆「麻生VS小沢」◆  自民党総裁選のさなか、米証券大手のリーマン・ブラザーズが経営破綻し、日本の株価も乱高下した。原材料高による物価上昇もあって、景気の先行き不安が強まっている。麻生氏は、内閣人事では、これらの難問に即応できる、有能で信頼に足る人材を起用していかねばならない。麻生総裁が、職責を果たしていくには、まず、次期衆院選で小沢代表が率いる民主党に勝利することが前提になる。麻生氏は、総裁選を小沢代表と「戦う人」を選ぶ選挙と位置づけてきた。自民党大会で総裁に選出された直後には、「次の選挙に勝って初めて『天命』を果たしたことになる」と強調した。
 ◆政策の真贋が問われる◆  政権の座をかけた「麻生VS小沢」の衆院選は、両党の政策の真贋を問う戦いになる。総裁選では、5氏が論争を展開し、民主党との政策論戦への備えを固めるものにはなったろう。しかし、なお消化不良に終わった論点は少なくない。 国家指導者として、これから「何をなすか」を明確に発信し、それを具体化するプロセスを説明していく必要があるだろう。

23日;産経社説(全)麻生新総裁 政治不信拭う指導力を 「ばらまき競争」には陥るな
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080923/plc0809230331001-n1.htm
『「衆院選の顔」として予想通りの勝利だった。しかし、現状の政治不信や党の危機への答えがこれで出たと考えるなら見当違いである。なぜ自民党なのか、改革を後退させず、この国をどう進めていくかの答えを示すことが、新総裁の最大の責務である。
 ◆選挙向けよりも政策だ◆ 世論調査で次の首相にふさわしい政治家を問えば、麻生氏が民主党の小沢一郎代表を大きく引き離すデータが示される。しかし、次期衆院選での投票動向調査では、「民主中心の政権」への期待が「自民中心の政権」を上回る傾向が続く。しっかりした政策を打ち出し、指導力を発揮してほしい。とくに麻生氏は、民主主義の価値観と国際協調を重視し、インド洋での給油支援の必要性を主張している。ぎくしゃくしがちだった日米関係の修復にも全力を挙げてほしい。新テロ対策特措法に反対した民主党との対立軸を打ち出し、活動延長を担保する方策を臨時国会で示すべきだ。一方、小沢代表が争点として投げかけている官僚主導政治打破について、麻生氏の立場は鮮明といえない。総裁選の論戦でも「霞が関をぶっ壊す」と唱える小池百合子氏との議論はかみ合わず、経済政策に比べれば小さな問題と位置付ける姿勢がうかがえた。。
 ◆「古い自民党」では困る◆  麻生氏は「日本経済は全治3年」とし、景気対策を重視する積極財政論者である。構造改革の継続を表明してはいるが、財政出動の必要性を強調し、2011年度の基礎的財政収支黒字化目標まで先送りする意向だ。これは小泉改革のひずみ是正という域を超え、その対極にあると言ってもよい。かつての古い自民党に戻るのではないかという懸念を拭えない。必要なのは新価格体系に対応する構造改革策だろう。あの深刻なデフレ局面でも財政出動を伴う景気対策を行わずに経済再生を果たした小泉改革を想起してほしい。 2011年は団塊世代が年金の本格的受給年齢に達する直前だ。それまでに黒字化しておかないと大増税以外に社会保障制度と財政の持続可能性は確保できまい。市場の信認も決定的に失う。その財源は特別会計見直しに求める荒唐無稽さだが、国債という借金をあてにする麻生自民党も、安易さでは五十歩百歩だから、これを論破できまい。このままでは総選挙は人気取り競争に陥る。国民に安心を与える社会保障制度と税財政改革を正面から議論しないのでは政治の役割は果たせまい。

23日;朝日社説(全)麻生新総裁―自民党は生き残れるか
http://www.asahi.com/paper/editorial20080923.html
『◆耐用年数が過ぎたか◆  自民党は政権政党としてもはや耐用年数を過ぎたのではないか。そんな批判が説得力を持って語られている。結党から53年、官僚機構と二人三脚で日本を統治してきた。伝統ある党を再生させようという決意を込めたのだろう。効率的で有能と思われてきた日本の行財政システムが機能不全を起こしたかのように、不祥事が止まらなくなっている。 自民党はこれまで、首相の首をすげ替えることで党の危機をしのいできた。だが、日本の現状を見れば、自民党に政権を託し続けていいのだろうか。民主党を頼りないと感じる人々にも、そんな危機感は深いはずだ。 
 ◆選挙の顔への期待 ◆ 一時的ではあったが、小泉氏は確かに党を救った。 総裁選で麻生氏が圧勝したのは、同じ役回りを国会議員や党員に期待されてのことだろう。重要閣僚や党幹部を歴任した経験に加え、若者にも人気があると言われる麻生氏だ。「選挙の顔」に最もふさわしいと見られたのは自然なことかもしれない。看板の政策は、自民党の大勢が望む景気対策であり、財政出動だ。一方で、国民に負担を強いる政策は早々にお蔵入りにした。「構造改革なくして景気回復なし」と公共事業はもちろん、社会福祉にも切り込んだ小泉流の強烈な改革メッセージは、すっかり影をひそめている。 
◆先送りではすまない ◆  社会に痛みも強いた小泉流からの脱皮を目指すというのなら、それもいい。だが、景気対策の名のもとに改革を先送りするだけでは、自民党が長年積み上げてきた矛盾をそのままにしようということにならないだろうか。世界経済の混乱で、景気の先行きはいよいよ不透明になってきた。麻生氏はこれを追い風に「景気対策」一本で小沢民主党と勝負する構えのようだ。 ただ、有権者の不安はそれだけにとどまらない。人口が高齢化し、社会保障の費用は増えていく。それをどう負担していくのか。行政の無駄をなくすと言っても、半世紀もの間、官僚とともにその無駄を作り上げてきた自民党にできるのか。 こうした不安や疑問に向き合わない限り、いくら「顔」をかえてみたところで自民党の再生はおぼつかない。 

23日;毎日社説(全)麻生・自民新総裁 理念も政策もなき勝利 予算委で審議後に解散を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080923ddm005070054000c.html
『 だが、福田氏や自民党が期待したように「わくわくする総裁選」だったろうか。そうは思えない。
 ◆演出効果は疑問◆  麻生氏の発言は具体性を欠いた。22日の総裁就任後会見でも、消費税をどうするのか、まだ筋道は明確ではない。外交もそうだ。東欧や中央アジア諸国との連携強化を目指す「自由と繁栄の弧」構想を従来打ち出していたのに、「中国やロシアとの対立を深める」との批判を意識してか、総裁選ではほとんど触れなかった。今後、所信表明演説などでは、この国をどうしたいのか、具体的に語らなければならない。今回、中堅議員が派閥の枠を超えて出馬したことは自民党の変化を物語るものではあった。
 ◆変わらぬ党の体質◆  早期の解散は、私たちもかねて主張してきたところだ。しかし、この日程は「ご祝儀相場で新内閣の支持率が高い間に」という狙いがあるのは明白だ。補正予算案の成立を最優先させるべきだというのではない。22日も麻生氏は民主党の政策に対し、「財源の裏付けがない」と批判した。ならば、何が衆院選の争点になるのか、有権者の前で整理するためにも、あらかじめ質問や答弁が用意される代表質問ではなく、補正予算案を審議する予算委員会や党首討論の場を通じ、麻生氏と民主党の小沢一郎代表が議論することが必要なのではないか。少なくとも代表質問後、1週間程度はそうした質疑の時間に充て、その後、解散する。それが妥当な日程だと考える。

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創刊日:2001-07-23  
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