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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット『おいおい』 第764号 (2008.09.22)

2008/09/22

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/09/22━

    シニアネット 『おいおい』        第764号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

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 生涯の影ある秋の天地かな                長谷川かな女

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昭和25年の作。昭和44年(1969)9月22日に81歳で没。りんどう忌(かな女忌)。澄み切って晴れ上がった「秋の天地」に「生涯の影」を見た。人生の苦難悲哀を包み込む「秋の天地」。それは、明るく無限に広がっている。時間も空間もすべてを包含した堂々たる句である。敗戦、療養をした後に、作者の辿りついいた境地が「秋の天地」である。おおらかな澄み切った世界である。
「万言を用いても語り尽きない人生全体について達観を、俳句なればこそ情の部分もひっくるめて、丸ごと提示することができる作品である。」(「女性俳句の世界」第1巻より)。辞世の句<背を前へ押さるるごとく秋の蝶>。長谷川零余子は夫。東京都日本橋生まれ。(1887−1969)。

┏━━彼岸(秋分の日)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  彼岸入りは20日、彼岸明けは26日、23日が中日で「秋分の日」。彼岸の中日は古代中国では、「龍淵に潜む」といわれて、中日より夜が長くなる。「秋分」は24節気のひとつ。昼と夜の長さが同じ日。祝日法では、「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」。「暑さ寒さも彼岸まで」ですね。

┏━━小沢民主党━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎具体性の欠ける政権構想◎
民主党はきのうの党大会で、小沢一郎代表の3選を正式承認した。党大会の演説で、小沢氏は「変化」と「覚悟」を強調した。5紙とも。政権構想の貧弱さを論調した。 
具体的には(1)来年度予算で直ちに実行するもの(2)来年の通常国会で法案を通し、2年以内に実行するもの(3)衆院議員の任期である4年の間に実行するもの、の三つに分類するという。 どの政策をどこに仕分けるかについては「今月中に総選挙のマニフェストで明らかにしたい」と述べた。 

22日;朝日社説(1)小沢民主党―説得力ある行程表を示せ
http://www.asahi.com/paper/editorial20080922.html?ref=any
『膨大な税金のむだ遣いを生んできた自公政権の財政構造、統治機構を根本から転換し、そこから生み出した財源で国民の生活を守るセーフティーネットを整備していく。注目されるのは、それを実現していくための手順を次のように整理したことである。 政府の一般会計と特別会計の支出は合計で212兆円にのぼる。その1割にあたる22兆円を段階的に組み替え、民主党の主要政策を実行する財源にあてる。 農家への戸別補償制度など民主党が掲げた政策に対し、与党は15.3兆円もの支出が必要になるのに財源があいまいだと批判している。総選挙のマニフェストで、政策を実現していく順番や財源の手当てを明らかにすれば、確かに民主党のめざす政権像は鮮明になる。要は、与党の攻撃をはね返し、有権者が納得できる行程表を示せるかどうかである。 
 大会で気になったのは、来賓としてあいさつした国民新党の綿貫民輔代表が、郵政民営化の見直しをめぐる民主党との合意を自画自賛したことだ。選挙で勝つには他党との協力が大事というのは分かる。だが、合意された日本郵政株の売却凍結や4分社化の見直しは、民主党が主張する統治機構の抜本改革と矛盾はしないか。 
 民主党に求められているのは、政権をとったらどんな政治を、どんな社会を実現するのか、選挙本番に向けて骨太のマニフェストをつくることだ。 

22日;読売社説(1)小沢民主党 まだ見えぬ政策実行の財源
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080921-OYT1T00696.htm
『小沢民主党に今、求められているのは、日本の政治の選択肢を、明確で実行可能な政策の形で国民に示すことである。政策は、財源とセットで考えることで、その是非が判断できる。財源の根拠が不明確な公約では、選択肢にならない。財源は、一般会計や特別会計の予算などを「総組み替え」し捻出する。総額で22兆円になるという。「国民の生活が第一」を掲げる小沢代表の政権構想には、最低保障年金、農家の戸別所得補償、高速道路の無料化など、多額の予算が必要な政策が並ぶ。そのための財源はあいまいで、強く批判されてきた。来年度予算では、何を削り、何を実施するのか。その後、「総組み替え」をどう進めるのか、まだ不透明なままだ。マニフェストでは、より具体的で明快な説明が求められる。
 民主党は、年金記録漏れ、道路特定財源の無駄遣いなど、官僚の不祥事を追及してきた。「野党」として、一定の役割を果たしてきたとは言えよう。しかし、より重要なのは、「与党」になった場合の政策だ。安全保障面で民主党は、インド洋での海上自衛隊の給油活動に反対している。日本は今後、「テロとの戦い」にどう関与していくのか。現実的な対案について、党内論議さえ封印している現状は、あまりに無責任ではないか。
 民主党は国民新党との合併協議で、郵政民営化の抜本的見直しで合意した。合併構想は白紙に戻ったが、政府保有株の売却凍結、郵政3事業の一体的サービスの提供など、民営化見直しはマニフェストに明記する方針だ。特殊法人、特別会計の原則廃止を唱える民主党の行政改革路線に逆行するのではないか。この点も、詳しい説明が必要だろう。

22日;産経社説(1)小沢民主党 政権担えるか吟味が必要
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080922/stt0809220241002-n1.htm
『次期衆院選での政権交代に強い意欲は示されたが、日本をこうするという国家像はあいまいなままだ。欠落している国の在り方こそ具体的かつ明快に国民に語るべきことである。政権を担う政党かどうか、大きな判断材料となる。政治・行政の仕組みそのものを変え、予算を総組み替えするという方針は、統治制度の破壊というリスクが伴うだけにさらなる説明責任を果たすべきだ。小沢氏が現在の官僚システムを前提とした質問は意味がない−などと語っていたのは残念だ。
 首をかしげるのは、民主党が国民新党との間で郵政事業の抜本的な見直しに関する合意書をとりまとめたことだ。日本郵政株の売却凍結や郵政事業の4分社化を見直すとしている。この問題は3年前、小泉純一郎元首相が郵政民営化を掲げ、総選挙で圧倒的な支持を得て決着済みだ。民主党も当時、「郵貯・簡保を徹底的に縮小し『官から民』へ資金を流す」などと約束した。今回の国民新党との合意は、「官営郵政」復活を目指しているともいえ、「官から民へ」の改革を逆行させよう。民主党は政権構想で「特別会計廃止」を打ち出した。だが、膨大な郵貯・簡保資金が特別会計を肥大化させ、政官業の癒着構造を支えてきたのではなかったか。旧特定郵便局を中心とした郵政票取り込みのために官営に戻そうというような姿勢では、行政改革への本気度は信頼されまい。
 早期の衆院解散・総選挙が叫ばれる中、民主党に政権を一度任せたいという声が出ている。政権を本当に任せられるかどうか、徹底した吟味が必要だろう。

22日;日経社説(1)小沢代表は説得力ある政権公約を示せ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20080921AS1K2100121092008.html
『小沢氏は、政権公約では3段階に分けて、重点政策の実現時期を明確にすると説明した。この後の記者会見では、構想の一端を明らかにした。財源に関しては「一般会計と特別会計を合わせた国の純支出212兆円の約1割の22兆円を主要政策の実行財源にする」とし、その具体策を提示する考えも示した。
 民主党は昨年の参院選の政権公約に、新規施策に必要な15兆3000億円の大半を、補助金の一括交付金化による無駄の排除などで捻出する方針を盛り込んでいた。私たちはかねて参院選の政権公約は財源の裏づけが不明確だと指摘してきた。民主党内からも財源の帳尻が合わないとの批判が出ている。
 小沢氏は早ければ10月26日にも次期衆院選の投票が行われるとの見通しを示した。選挙後に民主党を中心とする政権ができれば、来年度の予算編成は待ったなしである。財源をあいまいにしたままでは、新政権はたちまち混乱に陥るだろう。小沢氏が演説で、外交・安全保障政策に言及しなかったのは残念である。政権を担っても、インド洋上での給油活動に反対を続けるつもりなのだろうか。日米関係への影響が懸念されるが、反対を貫くなら、それに代わる国際貢献の対案をきちんと示してもらわなければ困る。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら党執行部は続投させる一方で、「次の内閣」の主要メンバーについては実際に政権をとった時の顔触れを近く発表する意向も表明した。その人選は重要だ。適材適所の布陣となることを期待したい。

22日;毎日社説(1)小沢民主党 「決意」を政策で裏付けよ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080922ddm005070003000c.html
『「民主党政権」で何がどう、変わるのか。月内に発表するマニフェストで、より具体的に説明しなければならない。「決着の時を迎えた」「日本を変えるラストチャンス」など、やや気負い気味の言葉が並んだ。次の衆院選を政治家としての決算の場と位置づける覚悟はそれなりににじみ出ていた。小沢氏も生活課題や官僚主導の是正が自公政権への対立軸にふさわしいと踏んだのだろう。一方で、最近の小沢氏には解せない動きもある。国民新党との合併をトップダウンで進めたが暗礁に乗り上げ、断念したのもその例だ。国民新党と合併すれば旧特定郵便局などの郵政票が取り込め、候補調整も一気に進められる、との狙いがあったのだろう。組織票重視の小沢氏らしい発想だが、いかにも唐突だった。政権奪取へ手段を選ばぬ印象を残したのではないか。
 どの選挙区から小沢氏が出馬するかの問題もそうだ。地元・岩手からの「国替え」を検討し、東京都内など複数選挙区が取りざたされている。確かに実現すれば与党と対決姿勢を示す意味がある。ただ、政治的揺さぶりが主眼の陽動作戦ならば、いただけない。
 農業者への所得補償や「子ども手当」など基本政策の実現に向け、小沢氏は約22兆円の財源を確保し、3段階に分けて実現へのスケジュールをマニフェストで打ち出すと説明した。私たちが明示を求めている財源の捻出方法はもとより、「脱官僚」の国家像をどこまで具体的に示せるかが問われる。生活重視も参院選の焼き直しでは不十分だ。政権を取ったらまず何をすぐに実行するか。国民の目に見える形で示すことが肝心だ。決意表明に迫力と説得力をもたらすのは、政策の中身である。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 自民党の総裁は、2/3の票を確保した麻生太郎氏に決まった。麻生351票、与謝野66票、小池46票、石原37票、石破25票,無効2で、527票の結果である。2位から5位は年齢順になった。麻生総裁の票数も妥当なところだろう。信任投票であったから、これ位の信任率が必要である。
 総選挙の前哨戦だが、政策論争が見えなかった。選挙期間が短く、国民レベルでの議論が不足した。問題点の絞り込みもされなかった。民主党に比べればましだが、政権与党としての責任のある説明をもっとして欲しかった。日本の将来を鮮明に示して貰いたかった。「選挙の顔」の選出の人気投票になったのは残念だ。日本の将来を託する総理大臣の選出であったのに。

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創刊日:2001-07-23  
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