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シニアネット 『おいおい』

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シニアネット『おいおい』  第757号 (2008.09.03)

2008/09/03

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/09/03━

    シニアネット 『おいおい』        第757号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━
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 吹かれ来し野分の蜂にさゝれけり              星野立子

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「野分」は秋の暴風である。野も草も吹き分ける暴風という意味。台風の正体を知らなかった昔の人には、吹きすさぶ大風であった。<大いなるもの過ぎゆく野分かな>(高浜虚子)が、野分である。日本列島を野分が吹き抜けて行くうちに秋は深まる。季節の移ろいを古人は見つけ出していた。
「吹かれ来し」蜂も人間にぶっかって驚いて人を刺してしまった。立子の野分の句に、<見て居りし鶏頭をるゝ野分かな> <雨やんで日の當り来し野分かな> がある。東京都生まれ。高浜虚子の次女。(1903−1894)。

┏━━自民党総裁選挙━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎政策論争で、総選挙対策を◎
福田首相の退陣表明を受け、自民党総裁選の日程が10日告示、22日投開票と決まった。24日にも新首相が誕生することになる。麻生太郎幹事長がいちはやく出馬の意思を表明した。麻生氏の対抗馬にだれが名乗りをあげるのかが焦点だ。 

3日;読売社説(1)自民党総裁選 活発な政策論争を期待する
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080903-OYT1T00096.htm
『自民党総裁選は事実上、「一国の首相」を選ぶ選挙である。候補者には、明確な政治理念と具体的な政策を示し、活発な論戦を展開してもらいたい。自民党にとっては、次期衆院選も視野に入れ、国民の前で開かれた総裁選を行うことで、首相退陣で揺らぐ党勢を立て直す機会にしたいところだろう。まずは、意欲ある候補者が複数立候補し、政見を大胆に競うことが肝要だ。
 麻生氏はかねて、小泉内閣以来の構造改革路線の軌道修正を主張し、財政出動による地方経済の活性化などにも前向きだ。2011年度に基礎的財政収支を黒字化する財政健全化目標の先送りもあり得るとの考えを示している。これに対し、党内には、財政規律を重視し赤字国債増発などに反対する議員や、小泉改革路線の堅持を求めるグループなどがある。経済財政運営を巡る路線論争は決着していない。麻生氏は今年2月、基礎年金の財源を全額税方式とし、そのために消費税率を10%に引き上げる案を雑誌に発表した。税方式の可否は別としても、安定した社会保障制度を構築するために、消費税論議は避けては通れない。
外交でも、政権交代期の米国や五輪後の中国との関係をどう調整していくのか。北朝鮮の核、拉致問題への対処能力も問われる。海上自衛隊によるインド洋での給油活動については、国際社会の信頼を損なわないために、継続方針を明確にすべきである。憲法や教育など、国家の基本にかかわる問題も忘れてはならない。集団的自衛権を含め、福田政権で後景に退いていたテーマも真正面から取り上げるべきだ。
 8日告示の民主党代表選では小沢代表が無投票で3選される見通しだ。小沢民主党は、衆院解散・総選挙を求め、政府・与党への対決姿勢を強めるだろう。国会の衆参ねじれ状況は後継首相の前にも立ちはだかる。民主党とどう渡り合うか。新総裁は、そのための政治力も求められる。

3日;朝日社説(1)自民党総裁選―「選挙の顔」より政策で
http://www.asahi.com/paper/editorial20080903.html?ref=any
『自民党からすれば、複数の候補者によるにぎやかな政策論争で雰囲気を変え、出直したいところだろう。新首相の手で衆院の解散・総選挙が行われることになろう。 
 候補者は、国民が聞きたいと思う政策についてそれぞれ率直に、具体的に語る。そして、勝者の主張をそのまま総選挙の党マニフェストの骨格にする。そんな緊張感のある論戦にすることだ。たとえば経済政策。麻生氏は最近、基礎的財政収支を黒字化する財政再建目標の先送りや、新規国債の発行は年間30兆円以内という歯止めにこだわらない姿勢を見せている。では、新政権になったらどれぐらいの規模の景気対策を出すのか。将来世代へのツケ回しはどこまで膨らみ、財政再建の帳尻はどう合わせるのか。「上げ潮派」の議員たちの考えは違う。財政再建を重視する議員たちの主張もぶつけてもらいたい。年金制度について、麻生氏は消費税を10%に引き上げて基礎年金を全額税負担に改めることを提唱した。だが、党内には現行の保険料方式を維持しつつ、手直しを考えるべきだという意見も根強い。福田首相が約束した道路特定財源の一般財源化は、実現するのか。 
 「豊かで活力ある社会」といった抽象的なキャッチフレーズだけでお茶を濁されては困る。いわんや派閥の数合わせで次期総裁が決まるようなことでは、2週間近くもの選挙運動期間をとる意味はまったくない。総選挙をにらんで、有権者受けのいい「選挙の顔」を望む声もありそうだ。だが、不景気や社会保障の劣化に直面する有権者の不安を過小評価してはいけない。政策を語らずして信頼は得られないことを肝に銘じるべきだ。その意味で、民主党の代表選が無投票になりそうなのは残念なことだ。小沢代表にはマニフェストづくりを通じた活発な党内論議を求めたい。 

3日;日経社説(1) 麻生氏らは堂々と政策で競い合え
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20080902AS1K0200402092008.html
『この総裁選は民主党の攻勢にさらされていた自民党にとって反転攻勢に出る絶好の機会である。複数の候補者が立って政策を競い合い、総選挙に向けた自民党のマニフェストを明確にすることが望ましい。福田首相の退陣は、秋の臨時国会で日本の重要な国際貢献であるインド洋給油法を延長させるメドが立たず、衆院解散に向けた戦略も描けずに政権が行き詰まったためである。経済政策の面でも与党内に景気対策を重視すべきだとする勢力が強まり、小泉政権以来の改革路線を堅持すべきだとする勢力とのあつれきが激化して、福田首相はその板挟みになった面も否定できない。
 麻生氏は景気対策重視の主張を強めている。2011年度までに財政の基礎的収支の均衡をめざす政府目標の先送りを示唆し、新たな景気刺激策として300万円までの株式投資の配当金を非課税にすることなどを提言している。幹事長就任前には基礎年金の全額税方式を提言したこともある。国民の人気が高いとされる麻生氏はこうした政策をより具体的、体系的に明示すべきである。補正予算の財源をどう手当てするのか、財政再建目標を先送りするなら、どの程度の期間とするのか、年金改革とその財源となる消費税増税をどのような工程表で実施に移すのか、などについても率直に語るべきだろう。
 小泉政権以来の改革路線を維持すべきだとする勢力からは小池百合子氏擁立の声が出ている。小池氏も「日本の危機そのものなので、皆さんと危機感を共有していきたい」と出馬の意欲をにじませた。景気対策重視の麻生氏に対して構造改革、歳出改革の重要性や郵政民営化の妥当性を訴えて積極的に政策論争を挑んでもらいたい。
 小沢一郎代表の無投票三選が確定的になった民主党に対して、自民党は総裁選実施という有権者にアピールするチャンスが到来した。大事なことは総裁選で勝った候補者の政策が自民党の総選挙に向けた政権公約の軸になるということである。次期首相となる自民党新総裁は早期の衆院解散に踏み切らざるをえないだろう。今回の総裁選は自民党の政権公約作りのスタート台となる極めて重要な選挙である。

3日;産経社説(1)自民総裁22日誕生 痛み伴う政策を避けるな
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080903/stt0809030221002-n1.htm
『新総裁の課題は、政権を安定させ、果断に政策を遂行していくことだ。福田内閣がまとめた総合経済対策をどう扱うか、インド洋での海上自衛隊による給油支援をいかに延長するかなど、当面の課題を解決する答えが直ちに必要だ。総裁選での政策論争は、自民党のマニフェスト(政権公約)の内容も方向付ける。複数の候補者は内外の諸課題への所見を明らかにすべきだ。
 積極財政論者の麻生氏は、平成23年度にプライマリーバランスを黒字化する目標の見直しにも言及している。小泉政権以来の構造改革路線の転換につながるものだと反発するグループから、小池百合子元防衛相などを擁立する動きが出ている。来年度から基礎年金の国庫負担を引き上げるための財源確保をどうするか。消費税率の引き上げなど痛みを伴う政策についても、正面から向き合い、明確な見解を示してほしい。国民の利益や国益をどう守り、日本という国をどうするのか。二大政党が党員や国民の前でその資質を競い合う好機とすべきである。
 新総裁は昨年以来、3人目の首相になる。平成の20年間では14人目の首相だ。めまぐるしい首相交代が、国際社会の中での日本の信用にマイナスをもたらすことは言うまでもない。福田首相が会見で、新しい布陣の下での政策実現を求めたのは当然だ。しかし、首相交代でも政策遂行を困難にしてきた政治環境に劇的な変化は起きない。首相交代で公明党との関係が改善される可能性があるとしても、国会のねじれ現象や民主党の対決姿勢が直ちに変わるものではないからだ。新テロ対策特別措置法改正案の成立に衆院再議決が必要なら、新総裁が揺るぎない意思を持って公明党を説得するしかあるまい。首相として衆院解散・総選挙のタイミングを判断する役割も新総裁に与えられる。早期解散を主張する公明党との間で、重要政策の優先順位をどう調整するかが喫緊の課題となろう。

3日;毎日社説(1)自民総裁選 演出では「どん底」乗り切れぬ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080903ddm005070088000c.html
『次期衆院選に向けた政策を打ち出す場と位置づけ議論を尽くすことで、国民に反省を示すべきである。まず、麻生氏が名乗りをあげた。衆院選を控え「選挙の顔」としての期待が党内にあるが、幹事長就任以来、定額減税の実施など公明党と歩調を合わせた歳出抑制路線の見直しが目立つ。それだけに、小泉構造改革の是非について、明確な態度表明が必要だ。消費税増税など税制改革も含めた社会保障のビジョン、対北朝鮮外交など政策を説明しなければならない。一方、小池氏は小泉改革継承を求める勢力が擁立を図る。麻生氏が小泉路線と一線を画するのなら、継承を主張する対立候補の出馬が政策論争のうえで自然ではある。派閥次元の合従連衡を離れ候補が競い合うことが、国民に見放されない最低限の前提となる。
 さらに総裁候補にのぞむのは、抽象的なスローガンではなく、政策の旗を明確に掲げることだ。新総裁が首相となり政権が発足しても、あくまで選挙管理内閣と位置づけるべきだ。そうなると、総裁選で打ち出す政策は、そのまま次期衆院選に向けた政権公約としての性格を併せ持つ。
 福田内閣が行き詰まった最大の要因は、内閣支持率が低迷し、衆院選を戦うことに与党からも疑問符がついた点にある。事実、首相の退陣後に総裁選で国民の関心を集め、新政権が「ご祝儀相場」の中で衆院選を戦うとのシナリオは期待をこめて与党で半ば公然と語られていた。しかし、こうした演出効果に頼らざるを得ないほど自民党が追い込まれていることを、多くの国民はさめた目で見ているのではないか。そのぐらいのがけっぷちに立たされての総裁選だ。そのことを自民党は自覚しなければならない。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 総理の息子福田総理は純粋すぎた。政治家は少々腹黒い方が長持ちする。小泉元首相の様に、「人生いろいろ」といい加減で、多少野卑な感じの人が時代の要請である。ピリピリと反応する福田首相の繊細さは合わない。弟分の不始末を兄貴分が処理するショートリーフ。これで十分だ。評論家の一部は予知していた。
 安部晋三は病気による非常識な投げ出しとは違う。辞職発表の直前まで「総理大臣」の役を演じた。政治家の出処進退は自らが決めた。潔さは父親譲りである。
 後は、出来るだけ派手に総裁選挙を盛り上げることだ。3人以上の透明な公平な選挙をして開かれた政党キャンペーンをしたら良い。大選挙運動の展開である。党員票の

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創刊日:2001-07-23  
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  • 名無しさん2008/09/03

    いつもありがとうございます。

    複数の新聞の社説が比較して読めるのはありがたいです。最後のコメントもいいですね。 中尾