生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

(NO 724-2008.06.08)シニアネット『おいおい』 第724号

2008/06/08

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/06/08━━


    シニアネット 『おいおい』        第724号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 青梅や島といへども国分寺                 角川源義

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「隠岐国分寺」は島根県の隠岐の島。天平年間に創建。後醍醐天皇が隠岐に流されていたときの御在所。「島といへども国分寺」として由緒がある。暗くて重い歴史のある隠岐島で、みずみずしい「青梅」を見つけた。小さな発見だが、新鮮である。「青梅」は、青いうちに枝を打って落として、梅干にしたり、梅酒にする。実梅(みうめ)は、熟して黄色になった梅の実。
 「日本の風土を美しく詠み、民族の祈りを基礎とした人間の生命感をうち出す。」(『現代俳句大事典』より)。 
1945年角川書店を創立。俳壇に貢献。富山県生まれ。(1917-1975)。
 
┏━━東京五輪招致━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎問題が山積。勝負はこれから◎
2016年五輪の招致をめざす東京が1次選考を通った。7都市から東京とマドリード、シカゴ、リオデジャネイロの4都市へ。候補地が絞られたことで、東京が取り組むべき課題も浮かび上がってきた。 国際オリンピック委員会(IOC)の理事会による絞り込みは、各都市の計画案を数値化して行われた。 東京は総合で一番高い評価だったが、点数を稼いだのはもっぱら都市のインフラだ。 世界中からやって来る観客を受け入れる宿泊施設数、各競技会場までの距離を平均9キロに抑えた選手村、治安の良さと安全対策。いずれも、1千万人を超える人口を抱え、かつて五輪を開いた都市としては当然ともいえる。 
 だからといって、今回の選考で東京がトップランナーに躍り出たと考えるのは早計だ。 ほかの都市と比べ、むしろ世界の視線をひきつけるだけの独創性を欠く印象が否めない。どこで他の都市よりも優れた個性を際立たせるのか。東京都と日本オリンピック委員会でつくる招致委員会は、「東京だからこそ」をめざして計画を練り直す必要がある。 

6日;産経社説(1)東京五輪招致 これからが本当の戦いだ
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080606/oth0806060322001-n1.htm
『マラソンでいえば、中間点を先頭で通過した、というところか。これから勝負どころの30キロ過ぎが待ち受けているだけに、気を引き締めなければならない。21世紀に入り、オリンピック運動のあり方が問い直されている。五輪開催を国威発揚に利用する、という考え方は北京で終止符を打ったらどうだろうか。東京は1964年大会の施設を再利用した「コンパクトな五輪」をうたい、環境に配慮した開催を目指している。さらに一歩踏み込んで「成熟都市における五輪」を具体的にアピールしたい。
 石原慎太郎都知事が8月の北京五輪開会式に出席することを表明した。すべてのIOC委員が集まるので、存在感を示す絶好の機会となる。石原知事が陣頭に立ち、ロビー活動に汗を流すときだ。
 国内に目を向けると、ライバルの3都市が70%以上の住民から開催を支持されているのに、東京は60%にとどまっている。築地市場の移転予定地の豊洲地区から有害物質が検出されたが、移転跡地には五輪メディアセンターが建設される計画だ。対策が遅れると「環境五輪」が看板倒れになりかねない。財政面からみると、新銀行東京の問題もある。説明責任を果たさなければ、世論の盛り上がりは期待できない。招致関係者は異口同音に「勝負はこれからだ」という。その意識を持ち続けて招致活動に邁進(まいしん)してほしい。

8日;朝日社説(2)五輪招致―東京の個性をもっと
http://www.asahi.com/paper/editorial20080608.html?ref=any
『いまのところ、招致委員会が強く押し出しているのが「環境」だ。五輪の開催と新しい都市計画を連動させて「水の都を取り戻す」と訴える。だが、具体的な計画はまだあいまいで、実現できるかはっきりしない。逆に五輪会場が周りに集まる豊洲地区で深刻な土壌汚染が表面化している。ここに築地の魚市場を移転させ、その跡地に五輪のメディアセンターをつくる予定だが、その建設も計画通りにはいかない可能性が出てきた。 日常生活をマヒさせかねない交通渋滞も、ほとんど手つかずのままだ。 
 来年初めにIOCへ最終的な計画案を提出し、それに基づいて専門家グループによる現地調査がある。今回の書類審査のように簡単ではない。かといって無理な計画案をつくって財政的な負担が増えるようなことになれば、国民、都民が納得しないだろう。 東京の一番の弱みは、国民的な盛り上がりがいまひとつなことだ。IOCが候補地ごとに世論調査をした結果、自国の招致への支持はマドリードの90%を最高に他の3都市は70%を超えたが、東京は59%にとどまる。1次選考での首位は、12年五輪がパリ、14年冬季五輪がオーストリアのザルツブルクだった。だが、それぞれロンドンとロシアのソチに敗れた。 
 開催地の決定はIOC委員約100人に委ねられる。その委員に対する海外でのPR活動も解禁になった。 来年10月の投票まで16カ月。

┏━━問責決議━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎その前に、やることがあるのでは◎
福田首相に対する問責決議案を、民主党がついに11日に出すことになった。国会会期末の来週、参院に提出し、共産、社民などの賛成で史上初めて可決される見通しだ。衆院での内閣不信任決議が内閣総辞職か衆院の解散を首相に義務づけているのと違って、参院の問責決議には法的な効果は何もない。福田首相は問責が決議されても黙殺する構えを崩さない。野党が審議拒否で対抗したとしても、この国会はすぐに閉会してしまうから、政権を追い込む効果はほとんどない。 

6日;朝日社説(1)問責決議―党首討論をお忘れなく
http://www.asahi.com/paper/editorial20080606.html?ref=any
『野党第1党の党首として、小沢氏には問責決議の前にすべきことがあるのではないか。11日に予定されている首相との党首討論である。前回、4月はじめの党首討論は聞きごたえがあった。首相は応酬のなかで「私どもは国会運営に可哀想なくらい苦労しているんですよ」と、感情をあらわに小沢氏をなじった。そこには、日本の政治が実質的に初めて経験する「ねじれ国会」を前にした与野党の姿があった。それから2カ月。2人の党首がどんな主張をぶつけ合うのか。白熱した討論を期待する人は多いに違いない。 
 最大の焦点はやはり後期高齢者の医療制度の問題だろう。民主党が言うように、制度をいったん元に戻して新たに作り直すべきなのか。政府与党が検討している低・中所得者向けの負担軽減策がいいのか。社会保障の受益と負担のバランスの将来像を含めて、聞きたい論点はいくつもある。 だが、問責決議で野党が審議拒否に入れば、党首討論は流れてしまう。ここは何よりもその実現を優先し、決議はその後に回すべきだ。「口べた」を自認する小沢氏は、党首討論を敬遠しているように見える。この国会でも、たった1度しか行われていない。来週も見送りとなれば、政権交代を掲げる2大政党の党首としての胆力が疑われよう。 首相との対決姿勢を鮮明にしたいというのなら、党首討論ほどの見せ場はあるまい。 

7日;産経社説(1)民主党 おかしな問責決議の提出
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080607/stt0806070232000-n1.htm
『 問責決議は参院の意思表示でしかなく、法的な効力や拘束力を持たない。政府・与党が無視できる理由でもある。 しかし、その政治的な影響力は小さくない。民主党は問責された福田内閣が存続する限り、審議には応じないとしている。影響は15日を会期末とする今国会だけにとどまらないだろう。今国会では揮発油(ガソリン)税の暫定税率期限切れや日銀総裁人事などをめぐり、政治は機能不全状態に陥ったが、また、不毛な対立が続くことになる。
 小沢代表は1月の党大会で政府・与党を衆院解散・総選挙に追い込むことを最優先すると表明し、実行してきた。今回の問責決議案提出はその延長線上にあり、後期高齢者医療制度への反発が強いことを踏まえ、政権揺さぶりの好機とみたのだろう。だが、こうした政局至上主義により、政権政党を目指す民主党への国民の信頼は、どの程度確保されたのだろうか。
 6日成立した国家公務員制度改革基本法は与党と民主党が歩み寄り、省益あって国益なしという「縦割り」に風穴を開けた。道路特定財源の一般財源化や消費税の取り扱いなども与野党が話し合って結論を出さなくては実現は困難だ。民主党は硬直した姿勢を貫くより、日本に必要な責任政党であることを示すべきではないか。

┏━━文藝春秋(7月号)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◎気が抜けた特集「日本のリーダーの条件」◎
 “「完全保存版」の「渾身の大特集」である。”120頁から156頁。5人の「インテリ」(有識経験者)が座談会をした。「司馬遼太郎の日本のリーダーの条件」と司馬歴史史観に縛られたリーダー観である。
 「司馬歴史観」でみた「現代日本史」が、如何にゆがめられれるかが分かる「特集」である。正しい現代史が、どのようなものか不明である。しかし、少なくとも、「司馬歴史観」が基本ではないと思う。特に、「日本のリーダーの条件」で列挙された「条件」に疑問点が残る。とくに、「理想のリーダーとは」で5人の人があげた「司馬遼太郎作品の中のリーダー5人」は疑問である。
 経営学の視点からみると、リーダーは「戦略を企て、組織を組む」ことが条件である。特に、トップリーダーは。「日本のリーダーの条件」は、現場監督のリーダーシップとは違う。この混乱が、今回の特集を劣化させた。こうした「似非リーダー論」は、謹んでもらいたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 7日(土)の夕方、梅田の阪急百貨店のコンコースの俄かビヤガーデンでの「事件」。通行人にとっては、通路を塞がれて迷惑な存在だ。人が溜まる広場ではない。サングラスのガイジンが大声で、「カエレ」、「カエレ」と怒鳴っている。乞食風の老人が、無言で立っている。認知症か。ガイジンは4-5人の集団。そのうちの一人が、大声で怒鳴っていた。周りの日本人も、ガイジンの集団も無関心。女子の従業員が仲裁して別れた。
くだんの老人は、グラスの底に残るビールを漁るのだろう。私は目撃した瞬間、「事件になれ」と願った。周りの日本人が、“Go Home!”と一斉に合唱して欲しかった。しかし、ここは、日本だ。静かな、平和な夏がもどって居た。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。