生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

(NO 719-2008.05.25)シニアネット『おいおい』 第719号

2008/05/25

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/05/25━━


    シニアネット 『おいおい』        第719号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 卯の花の咲いて卯浪の親不知               三村純也

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昭和63年(1988)作。北陸最大の難所「親不知」の海岸。「卯の花の咲いて」、「卯浪」のたつ、日本海は明るさを取り戻す。日本海の厳しい冬の波も、波頭白く海面に立つ「卯浪」になり、穏やかな海になっている。日本海の柔らかい夏の明るさを感じさせる。「親不知」は、新潟県糸魚川市にある約5kmの北陸道の険路。
作者は昭和60年から5年間、富山県魚津市に暮らしく句境を進展させた。洗足学園魚津短期大学に赴任していた。現在、神戸山手大学文学部教授。大阪市生まれ。(1953− )。

┏━━夏場所━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  大相撲の本場所6場所の1つ。明治10年(1877)から興行が始り、正月の初場所と夏場所(5月場所)の2場所になった。当時は1場所10日間であった。東京・両国の国技館で開催され、初夏の溌剌とした風囲気の場所となる。
 夏場所といえば、久保田万太郎の句。<夏場所やひかへぶとんの水あさぎ>夏場所らしい薄い浅葱色の布団。<夏場所やもとよりわざのすくいひなげ>は多病の名寄岩の「涙の敢闘賞」(昭和25年5月場所)。NHK志村名アナウンサーの対談と前書きがある。今場所の話題は、琴欧州の初優勝。それにしても、横綱同士の結びの一番はいただけない。

┏━━成田空港30年━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎成田と羽田の一体利用を急げ◎
日本の「空の玄関」成田空港が開港30年を迎えた。いまや年間の旅客が3500万人にのぼり、国際旅客数では世界6位、国際貨物量で3位だ。 だが、今後は次々と追い抜かれそうになってきた。ここ数年の間に韓国や中国、シンガポールのライバル空港が、着々と能力を増強しているからだ。グローバル化とアジア経済の急成長で航空需要が膨らみ、空港の競争が激しさを増している。羽田と成田の 一体利用による対策を急ぎたい。

22日;朝日社説(2)成田空港30年―羽田との一体運用でこそ
http://www.asahi.com/paper/editorial20080522.html
『 いま、世界では航空ネットワークづくりが急ピッチで進む。各国間で相次いで航空自由化協定が結ばれ、路線や便数が急増している。3月には米国と欧州連合との協定も発効した。成田にはいま40カ国1地域から乗り入れ希望があるが、枠がなくて受け入れられない。だから日本は本格的な自由化協定を結べない。このままでは、世界のネットワークづくりから取り残されかねない。 そこで、羽田を国際空港としてフル活用するよう改めて提案したい。羽田はいまでも国内を含めた旅客数で世界4位の実力がある。国内便が大半だが、全国に新幹線網が延びた現在では国内航空網の役割が変わった。 
  海外から投資を呼び込み、多くの人やモノが往来する国にする。そのためには空の玄関の競争力がぜひとも必要だ。北京や台北、さらにはインドのムンバイなど、成長著しいアジアの主要都市へ路線を広げていってほしい。羽田は都心に近い。国際旅客数で世界一のロンドン・ヒースロー空港にも匹敵する好条件だ。やり方しだいで北京や上海へ日帰り出張も可能になる。そういう試みが東アジア経済圏の形成に向けてエンジンになるはずだ。 成田と羽田を総合して効果を高めるため、空港の運営会社を一本化するのも一案だろう。国際競争力を強めるよう、あらゆる選択肢を検討したい。 

22日:読売社説(1)成田空港30年 羽田との共存に舵を切れ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080521-OYT1T00953.htm
『もう一つの首都圏空港である羽田との連携に舵を切り、海外の巨大空港との競争に臨むべきだ。騒音問題も抱えており、一気に拡張するのは難しい。昨年の航空機の発着は、ほぼ能力いっぱいの19・4万回に達している。2010年には平行滑走路が延び、ジャンボ機が発着可能になるが、それでも発着回数は2万回しか増えない。中国やタイの国際空港は、すでにそれを上回る能力を持つ。このままでは、成田はアジアのローカル空港に落ちぶれかねない。一方、羽田では10年に4本目の滑走路が完成し、年45万回の発着が可能になる。国土交通省は、羽田の国際便を今の6倍の1日80便に増やし、成田と一体運用する構想を打ち出した。深夜早朝には欧米便の発着も認める方針だ。双方の能力を考えた妥当な判断だろう。
国内線の一部を成田に振り向けることも含め、柔軟に発着便を見直していくべきだ。成田の地元には、空の玄関を奪われるという警戒感もある。だが、すでに羽田には韓国、中国への定期チャーター便が就航している。短距離のアジア便と深夜早朝の欧米便に限れば、成田の旅客や貨物を大きく奪うことにはなるまい。共存共栄は可能だ。一体運用には、両空港間の交通アクセスの整備や、管制の見直しも課題になろう。
  空港を運営する成田空港会社は誘導路などを改善すれば、発着を年30万回まで増やせる、と試算している。成田の能力増強に向け、地道な努力も必要だ。効率的な整備を進めるには、空港会社の完全民営化を急ぐ必要があるが、空港に対する外資規制が見送られ、株式公開は宙に浮いている。外資に何らかの歯止めを設け、早期上場を促すべきだ。

24日;毎日社説(1)田国際枠拡大 運用ルールの見直しも課題だ
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080525ddm005070027000c.html
『激しい反対闘争の影響もあって、成田の利用にはさまざまな制約がある。羽田の国際空港としての機能を強化することによって、成田の役割を補完しようというのは当然のことだ。羽田の国際線枠拡大は前進と言え、成田との一体運用に期待したい。しかし、アジアで進む空港プロジェクトと比べると、小出しの対策の域を出ない。オープンスカイという航空業界での自由化の流れに対応するには、長期的ビジョンに基づいた施策が求められる。
  4本目の滑走路が羽田にできても、今後も拡大を続ける航空需要に対応するには不十分とみられている。地方空港が能力を持て余し、成田が十分な対応ができない以上、羽田の機能強化がやはり必要となる。羽田のさらなる拡張も選択肢となり得る。しかし、時間がかかる課題だ。ならば、空港の運用のあり方を見直すことによって、機能強化を図る道はとれないだろうか。
  航空機の騒音のレベルは、かつてと大きく違っている。運航技術も向上している。そうした点も踏まえ、発着能力拡大につながるよう、離着陸ルートの見直しなどについて検討してもいいのではないだろうか。これは羽田に限ったことではなく、成田についても同様だ。小出し的な対応ではなく、将来の首都圏の航空需要に応じることができるように、設備の増強とともに、運用の改善も行うべきだろう。空港は、騒音などの問題から、迷惑施設として位置づけられてきた。しかし、経済的効果も大きい。関西国際空港が完成した後も、大阪空港の存続を地元自治体などが求めているのもそのためだ。こうした点も考慮し、より柔軟な空港運営が行えるよう、関係者の対応を期待したい。

┏━━アフリカ開発会議━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎まず食糧供給の安定化を◎
 28日から開かれるアフリカ開発会議(TICAD)に突きつけられているのは、新しい難題なのだ。グローバル化の波に翻弄され、温暖化の脅威にさらされるアフリカには、どんな将来図が必要なのか。会議に出席する日本やアフリカ各国の首脳、国連機関代表には、従来型の支援策を乗り越えた発想が求められる。アフリカをめぐっては今後、7月の洞爺湖サミットをはじめ、世界でさまざまな取り組みが検討されていく。TICADの3日間の議論を通じて、その指針になるような方向性を打ち出してもらいたい。 

25日;朝日社説(全) アフリカ開発会議―食糧と気候という難題
http://www.asahi.com/paper/editorial20080525.html?ref=any
『 ここ数年、アフリカは「成長大陸」ともいうべき様相なのだ。02年ごろから経済が拡大に転じ、年率5%を上回る成長ぶりを見せている。 最大の理由は、資源価格の世界的な急騰である。アフリカには石油をはじめ、ダイヤモンドやプラチナ、金などの天然資源が多く埋蔵されている。冷戦終結で、東西対立のあおりを受けていた紛争がおさまり、新しい開発が始まっていた。そこに資源高騰が重なり、収入が跳ね上がった。アフリカ全体で見ると、域外輸出の6、7割を原油や希少金属などの資源が占めている。 この地下資源を求めて欧米や中国、インドからの投資やビジネスが殺到している。いまや、産油国の首都には高層ビルが立ち並び、富裕層は消費ブームにわいている。 
■温暖化被害の深刻さ ■ しかし問題は、アフリカの抱える矛盾や苦悩がこれで消えたわけではないことだ。むしろ、深刻になっている面すらある。まず、変わらない現実の厳しさを数字で見てみよう。サハラ砂漠以南のアフリカでは、10人に4人が1日1ドル以下で暮らす。子どもたちの6人に1人は5歳の誕生日が迎えられない。大人の平均寿命は50歳。地域紛争が続くところもある。 地下資源がもたらす富は小さくないけれど、この悲惨さの壁を突き動かすにはとても足りない。 新しい「魔物」もやってきた。経済のグローバル化が、めぐりめぐってもたらした食糧価格の高騰だ。 食料品の値上がりは、貧しい人々の命を左右しかねない。セネガル、シエラレオネ、南アフリカなどで暴動が起きている。難民向けの救援食糧が底をつき、飢餓の恐れも出てきた。 
 アフリカ(サハラ以南)で排出される二酸化炭素の量を全部足しても、日本の排出量に及ばない。では温暖化の影響もそれだけ小さくてすむかといえば、逆である。 サハラ砂漠はじわじわと広がり、キリマンジャロの山頂の雪は姿を消していく。住民の3分の1は、干ばつが頻発する地域で暮らす。食糧生産の9割以上が雨水に依存しているから、影響は深刻だ。 先進国であれば、灌漑施設を整備したり、穀物が足りなければ輸入したりといった手だてを講じられる。だが、アフリカの人々はわずかな気候変化でも生活の土台が崩れてしまう。 
■農業へのてこ入れを ■
 日本にとって、今後のアフリカ支援で特に重視したいのは農業の振興だ。 人口の大半は農村部で暮らす。だが、農業の生産性は低く、小麦やコメは消費量に追いつかずに輸入に頼っている。そこに食糧高騰の波が襲っている。農産物の増産が急務だ。 まず、安定した食糧供給の基盤をつくり、そのうえで工業化の段階へ進む。それがアジアの国々がたどってきた発展の図式だ。その経験と知恵をアフリカに合う形で伝えていきたい。 
 アフリカ向けに今、ネリカ米という新品種が注目されている。陸稲種で、干ばつに強く、収量も多い。この普及を大きな柱にすべきだ。アフリカ農業の発展のためには、先進国に有利な農業貿易構造を見直す必要もある。欧米は巨額の補助金付きで安価な小麦などをアフリカに輸出する。生産性の低いアフリカ農業では太刀打ちできず、カカオやコーヒーなど国際価格が不安定な商品作物に頼らざるを得ない構造がある。これでは自立した農業は発展できない。欧米の輸出補助金を撤廃するなど、より公正な貿易の枠組みを実現させなければならない。 

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「通販生活」夏号の特集は、「私の禁じ手」。8人の人が、「これだけはやるまいぞ」「これだけは世間に屈しないぞ」という「禁じ手」を披露した。自家用車なし(菅原文太)。ヒトの噂話や悪口は言わないし聞かない(椎名誠)。ゴルフはしない(佐高信)。株には手を出さない(金子勝)。パソコンがなくても本当に必要な情報は入ってくる(筒井ともみ)。までは同意した。
煙草をやめない(中村うさぎ)。クーラーを使わない(魚柄仁之助)。同意できない。最後のトイレで用を足したあと手を洗わない(森達也)は、疑問に感じた。「無自覚な習慣に無自覚に埋没したくない。思考を停止した状況である。」から、「大規模な惨劇は、悪意や攻撃への衝動などはなく、無自覚な思想や情緒の停止から始まる。」と結んでいる。よく分かりました。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。