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シニアネット 『おいおい』

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(NO 711-2008.05.04)シニアネット『おいおい』 第711号

2008/05/04

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/05/04━━


    シニアネット 『おいおい』        第711号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

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 小諸はや塗りつぶされし初夏の景           星野立子

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 昭和21年(1946)作。父虚子が小諸に疎開していた敗戦翌年。小諸の春は遅いが、5月となるといろいろな花が咲きそろい、野山はみどりの「初夏の景」となる。「塗りつぶされし」は、立子の切り口である。「初夏」という1年のうちで,最も安定したすがすがしい季節である。
 疎開先の長野県小諸の虚子の住居は、小さな農家の離れ屋の2室。虚子夫妻と女中さんの3人暮らしをしていた。仕事場へ訪れた俳人たちと、虚子は小句会を催していた。東京都生まれ。(1903-1984)。

┏━━みどりの日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎森林資源の保全を◎
日本の森林は国土の7割を占める。世界に冠たる森林国だ。 この森林を日本は温室効果ガス削減の重要な手段と位置づけている。今年から始まった5年間の京都議定書約束期間に、日本は90年に比べ6%の温室効果ガスを削減しなくてはならない。そのうちの3・8%を森林の保全や植林でまかなう計画だ。 しかし、今のままでは達成は難しい。鍵を握るのは、キャンペーンのテーマでもある森林の手入れと国産材の利用だ。

4日;毎日社説(1)みどりの日 吸収源としての森林を豊かに
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080504ddm005070184000c.html
『人工林は木材を活用することでうまく循環する。森林を活性化させるには、国産材の利用を進める工夫が大事だ。森林整備のために間伐を進め、間伐材をうまく利用するアイデアにも注目したい。木のぬくもりを日常生活に取り入れたいと考えている人は、潜在的に多いはずだ。
 途上国の森林減少はさらに深刻だ。火災や伐採などにより、二酸化炭素の「吸収源」であるはずの森が、逆に「排出源」になっている。この排出は、世界の人為的排出の2割に上るといわれる。日本は自国だけでなく、途上国の森林保全にも真剣に取り組みたい。
 13年以降の「ポスト京都」では、途上国の排出削減も見逃せない。当然、森林の減少を食い止め、吸収源として増加させることも欠かせない。その際に、途上国にどのようなインセンティブを与えるかが検討課題だが、目に見える形で評価するには森林の保全や劣化の状況を測定する必要があるだろう。ここに日本の衛星技術を生かす構想も持ち上がっている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち」の合成開口レーダーを利用し、森林を監視するアイデアだ。
 英国のエコノミストがまとめたスターン報告によると、温室効果ガスの排出に結びつく森林伐採の抑制は、適切な政策により他の緩和策より低コストでできるという。豊かな森を享受しつつ温暖化防止に貢献するための知恵を絞りたい。

┏━━温暖化対策━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎日本の目標を明示しよう◎
温室効果ガスの排出量を中長期的にどの程度、削減するのか。北海道洞爺湖サミットで議論をリードするために、日本としての数値目標を世界に示さなくてはならない。
 2か月余りに迫ったサミットでは、2013年以降の「ポスト京都議定書」で目指す、先進国共通の削減目標を決められるかどうかが、焦点の一つとなる。福田首相は、ポスト京都の仕組み作りや公平な目標設定に、「責任を持って取り組む」と表明している。だが、現時点では、日本が議長国として、主導的な役割を果たしているとは言い難い。

4日;読売社説(1)温暖化対策 目標があって議論が始まる
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080503-OYT1T00698.htm
『昨年のドイツ・ハイリゲンダムサミットで、主要8か国(G8)首脳は、「世界全体の排出量を50年までに半減させることを真剣に検討する」ことで合意した。世界全体で半減を実現するためには、先進国がさらに多く削減しなければならない。英国は50年に1990年比で60%、ドイツは80%削減するという長期目標を掲げている。フランスやカナダなども独自の目標を示している。温暖化対策に消極的だった米国のブッシュ大統領も、25年までに排出量の増加を食い止めるという目標を表明した。
数値目標を提示していない日本が何を言っても、説得力を持ち得ない。まずは、日本としての50年までの目標数値を掲げて、積極姿勢を示し、先進国共通の目標を探っていくべきではないだろうか。首相が設置した温暖化問題に関する有識者会議の議論などを踏まえ、官邸主導で数値目標を決めるべきだ。 当面のハードルとして重要なのが、10〜20年後の中期目標だ。日本は、産業分野ごとに削減可能量を積み上げていく方式を提唱している。中期目標についても、日本としての削減可能量を早急に算出して、他国に提示し、議論を深めていく必要がある。
 今月24日から神戸市でG8環境大臣会合が開かれる。政府はそれまでに目標を明確にし、議論のたたき台とすべきだ

4日;日経社説(全)国際舞台で通じぬ内向きの業界論理
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20080503AS1K0200602052008.html
『福田康夫首相は、二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出を、構造的に抑制する「低炭素革命」を掲げている。首相直轄の有識者会議も設けており、消費者問題と並ぶ現政権の目玉施策といえる。
■構造変化を促せ■ 日本では業界の目先の利害や役所の都合を優先させた、内向きの議論が幅を利かせる傾向がある。内向きの議論とは決別しないと、気候変動が主要な議題になる、7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を、議長として主導するのは難しい。洞爺湖サミットへの課題はいくつもあるが、まず日本が世界に向けて約束できる目標を、首相が明晰に語ることが求められる。
 それは2020年をメドにした、日本の総量削減の中期目標かもしれないし、世界全体で排出量を増加から減少へと転じるピークアウト時期の明示かもしれない。安倍晋三前首相が提唱し、昨年のハイリゲンダム・サミットで、真剣な検討が約束された50年に世界で半減という目標の再確認だけでは、日本が主導力を発揮するわけにはいかない。
 国際政治のひのき舞台で成果を得るには、主要国首脳の意向をしっかり見極めて、日本の立場を確立する必要がある。その意味では、環境問題を主導する欧州を訪れ、英独の首脳とひざ詰めで会談する機会を逸したことは痛かった。福田首相はダボス会議で、京都議定書の第1約束期間が終わる13年以降の次期枠組みについて2つのことを世界に発信した。第1は日本が国別の総量削減目標を掲げること、第2は産業別、セクター別に積み上げて目標をつくることだ。このセクター別積み上げに拘るとサミットの運営は困難さを増す。
■セクター方式に拘るな■  セクター別アプローチに途上国が反発する理由は、日本が厳しい国別総量目標から逃れようとしているように見えること。そして、途上国にまで積み上げという名で削減義務を押しつけるものだと警戒する。削減可能量を積み上げた経産省の長期エネルギー需給見通しでは、20年に1990年比で4%しか日本は削減できないとしている。
 欧州連合(EU)は90年比20%減、他の先進国が合意すれば30%減という目標を掲げている。そのたった5分の1が日本のセクター別積み上げ目標というのでは国際的な理解は得られない。EUが日本のセクター別積み上げ方式に積極的に理解や賛同を示したことはない。あえて否定はしない、という姿勢だ。
 中国やインドなど巨大排出国を巻き込む方途としてセクター方式に期待があるのは確かだ。7日の日中首脳会談でも、この方式を盛り込んだ地球温暖化防止に関する特別文書を発表する方向だ。ただ、多様な制度の1つとしてセクター別アプローチを考えるべきだろう。次期枠組み交渉のメーンフレームに据えようと拘ると、ことをし損じる。 

┏━━胡錦涛訪日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎世界の目が見ている◎
中国の胡錦濤国家主席が6日、来日する。1998年の江沢民前主席以来10年ぶりの中国トップの訪日である。胡氏が今春、主席に再選された後、初の外遊先に日本を選んだことは、対日重視姿勢の表れとされる。真に意味ある訪日にしてほしい。
 胡主席は、訪日に先立ち中曽根康弘元首相に「戦略的互恵関係を発展させたい」と抱負を述べた。7日の福田首相との首脳会談では、さまざまな分野での交流と協力拡大で合意する見通しだ。

4日;産経社説(全)胡錦濤主席訪日 微笑で不信解消できぬ 真に意味ある首脳会談願う
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/plc0805040238000-n1.htm
『年初の冷凍ギョーザ事件、3月中旬以降のチベット騒乱と五輪聖火リレーでの中国政府の対応に日本国民には強い不信がある。特に最近の愛国主義の高揚は、西側社会の反発を招き、北京五輪開催への疑問さえ広がっている。こうした中での胡氏の訪日には、内外の厳しい目が注がれていることを忘れてはならない。
 ◆日本取り込みが狙い◆ 中国は今年、改革・開放に転じて30周年を迎えた。この間の経済発展は目覚ましく、国内総生産(GDP)は年内にドイツを抜いて世界3位になり、数年内に日本に並ぶと予測されている。軍事力増強も著しく、国防費は公表分だけで日本を超えた。この30年間に日中貿易額は40倍超に、過去10年間も中国の成長率を超える伸びになった。中国の成長路線は日本企業に利益をもたらしはした。中国はいま、格差の拡大や環境破壊など国内矛盾の激化を招いた成長主義から調和の取れた発展へ転換を図ろうとしている。胡主席の科学的発展観がそれだが、注目すべきはそれと同時に対日重視策が打ち出されたことだ。両国が合意した戦略的互恵関係は、単に環境保全や省エネなど中国が必要とする技術協力だけではない。中国側には台湾問題や東アジア支配戦略に日本を取り込む狙いがあるといわれる。
 中国の軍事関係筋によると、中国の戦略部門は、中短期的には台湾問題、長期的には世界規模の戦略で米中対決は不可避と分析し、日本との提携強化が有利とみているという。将来的には日米同盟に影響しかねず、中国の意図を見極めねばならない。
 ◆首相出席を世論どうみる◆ そうした文脈から、日中の最大懸案である東シナ海ガス田問題の難航も当然である。中国の海洋戦略がかかっているためだ。昨年12月の福田、温家宝両首相会談では「両国関係の発展過程でできるだけ早く解決する」ことを確認したが、今回の首脳会談でも解決は持ち越しになる見込みだ。
 胡主席は5日間の訪問中、福田首相らとの卓球など各地で微笑外交を展開する予定だ。しかし、それによって日本国民の対中不信を解消することも国際世論の反発を緩和することも難しいだろう。国際世論の圧力を受け、中国はチベット亡命政府の特使を招き、「対話」を始める。胡主席の訪日と、続く洞爺湖サミット、北京五輪を意識、ダライ・ラマへの非難攻撃から柔軟姿勢に転じたものといえる。
 対話が国際世論懐柔のための形だけに終わるなら、対中不信を深めるだけだ。福田首相は胡主席に、対話に真剣に取り組み、チベット問題の平和的解決と人権状況の改善努力を促し、国際協調の必要を説得すべきである。さもなければ首相の五輪開会式出席は世論の支持を得られない。

4日;朝日社説(全)胡錦濤主席の訪日―多難な時こそ、大局を
http://www.asahi.com/paper/editorial20080504.html?ref=any
『中国製冷凍ギョーザの中毒事件、チベット騒乱と聖火リレーの混乱、東シナ海のガス田開発をめぐる行き詰まり。「飛躍」どころか、冷え冷えとしたすきま風が両国の間を吹き抜ける。安倍前首相が「戦略的互恵関係」を掲げて踏み出した一歩が風向きを変え、福田首相がより現実的な外交へとかじを切った成果である。 
 ■頑なさが深める亀裂■それなのに、なぜ今のような事態に至ったのか。何より「歴史問題」が深刻な影を落としてきた従来の日中関係とは異なる様相が、そこには見える。グローバル化する世界の中で、年々、存在感と自信を膨らませる中国の姿勢や振るまいと、それに対する日本側のわだかまりが深い溝を刻んでいると言ってもいい。 日中の間だけではない。チベットでの中国の人権弾圧をめぐって、欧米諸国からの批判を受けつけようとしない頑なさは、聖火リレーの混乱にとどまらず、五輪開会式への首脳の欠席といった反応も引き起こしている。少数民族の権利とどのように向き合い、人権や文化を守るかは、いまや世界全体が無関心ではいられない課題だ。世界の祭典である五輪を開催しようという中国が、国内の論理だけで突き進もうとしても通用しない。中国の指導者がそれを理解し、チベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世側との実りある対話を進めることが、状況を改善に向かわせる出発点だ。 
 さて、日中の間で、日本の国民に中国への違和感を感じさせた象徴的な問題がギョーザ事件だ。中毒の原因である農薬が中国で混入された可能性は乏しい、とした中国側の一方的な結論に驚き、憤った人は少なくないはずだ。膨大な食糧の輸出入という、日中間の経済的な相互依存関係が深まったからこそ起きた事件だが、農薬規制や工場管理から、ひいては中国の信用そのものが問われているのに、中国の対応は固く、鈍すぎる。中国では対日政策が国内の政争の具になりやすいと言われてきた。ギョーザ事件をめぐる頑なさも、胡錦濤政権が指導部内にある対日強硬論に配慮せざるをえなかったためではないかという観測もある。 
 ■アジアの隣人として ■  一時は合意の可能性が見えた東シナ海天然ガス田の日中共同開発をめぐる動きが止まったのも、同様の理由かも知れない。胡主席の訪日延期論も中国側にあったようだ。チベット騒乱後初の外国訪問に世界から厳しい視線が注がれる。日本の空気も冷ややかだ。融和的な姿勢を見せれば、国内の政権基盤に響く。そんな考慮からだろう。 今週行われる首脳会談の意義は決して小さくない。それは、状況が難しい時こそ、首脳が相手の国民に姿をさらし、対話を続けることが大切ということにとどまらない。  中国の動向を世界が固唾をのんで見守るのは、その巨大な経済的、政治的、軍事的な存在感ゆえだ。その中国の姿勢が国際社会の価値観や外交とはそぐわないとして批判され、溝が生まれている。だが、その亀裂がこのまま深まる一方では、世界のためにも中国のためにもならない。 
 福田首相が胡主席と語るべきは、まさにこうした大局観ではなかろうか。まず、いまの中国に注がれる世界の視線を、率直に伝えることである。 同じアジアの隣人として、日本には欧米諸国よりも有利な立場もあるのだから。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 町内会の古紙の回収日である。古新聞が溜まったので、妻がせっせと束ねて、6束作った。3束は夜のうちに、門と所に出しておいた。今朝新聞を取りに出たら、盗まれて無くなっている。朝新たに出した3束も、いつのまにか無くなった。町内会の午前中の回収までに、古新聞の6束の山は盗まれてしまった。玄関先の古新聞を、かすめ取る業者がいるようだ。古新聞の古紙は、値上がりしているのだろうか。油断できない世の中だ。

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  • 名無しさん2008/05/05

    新聞各紙の社説だけでなく、身辺雑記も楽しく読ませて頂いております。ありがとうございます。