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シニアネット 『おいおい』

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(NO 706-2008.04.29)シニアネット『おいおい』 第706号

2008/04/29

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/04/29━━


    シニアネット 『おいおい』        第706号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

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 TOKIWAYAに天長節の国旗かな         高浜虚子

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 昭和11年(1936)の作。4月29日は、昭和天皇の誕生日、昭和時代は天皇誕生日(天長節)であった。ヨーロッパ旅行中の虚子はロンドンで迎えた。虚子には、ローマ字の入りの俳句は珍しい。レストランの看板の文字をそのまま写した。日本食のレストラン「常盤本店」と記録させている。異国で、日の丸を見た感慨にふける虚子であつた。この年2月、六女章子を伴い、箱根丸でヨーロッパ旅行をした。6月に帰朝。
 虚子は太平洋戦争の末期から信州小諸に疎開し、敗戦という試練をうけたが、「花鳥諷詠の客観写生」は変わることはなかった。86歳の生涯を悠々と生きた。62歳で見たロンドンの日の丸には、戦争の陰りはない。「天長節の国旗かな」と伸びやかに詠っている。国内では2・26事件が起こり、国家総動員体制が準備されていた。愛媛県松山市生まれ。(1874-1959)。

┏━━昭和の日とは━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昨年から4月29日の昭和天皇の誕生日を、「昭和の日」とした。国民祝日法によると、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」とある。未曾有の危機と経済成長し繁栄を築いた昭和。昭和は64年と長い。シニアには、昭和83年の感覚である。平成が20年を忘れてしまう。
 昭和を時代で区切るとするなら、約25年ごとの3区分法。敗戦(昭和20年)と復興(昭和25年朝鮮戦争の特需まで)、高度成長時代(昭和48年オイルショックまで)、安定成長時代(昭和60年以降のバブル景気)。2区分法に分けると。55年体制(昭和30年)で前後に分けられる。
 昭和のキーとなる年を並べてみると、昭和20年(63年前)、昭和25年(58年前)、昭和30年(53年前)、昭和48年(35年前)、昭和60年(23年前)、平成元年(19年前)となる。昭和も遠くなった。戦争を体験した世代は、人口の10%を切った。日本の国民の大多数は、「平和」しか知らない世代である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E3%81%AE%E6%97%A5

┏━━(社説)昭和の日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎日本の国の「一体感」をとりもどそう◎
今日は2回目の「昭和の日」である。この日は昭和時代の「天皇誕生日」だった。昭和天皇が崩御された後、いったん「みどりの日」とされたが、激動の「昭和」という時代や昭和天皇を偲ぶため、国民運動を背景に昨年から「昭和の日」となった。そのことの意味を今一度考える必要がある。

29日;産経社説(1)昭和の日 あの一体感取り戻したい
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080429/imp0804290329000-n1.htm
『あの時代を振り返るとき、何といっても忘れられないのは、日本が未曾有の大戦を経験したことと敗戦から奇跡的といわれる復興を成しとげたことだろう。ことに、戦後の復興から高度経済成長を経験した人々にとっては「よくぞ生き抜いた」との思いが強いに違いない。その「力」となったのが、国民の中心に昭和天皇がおられたことである。戦後の国づくりをめぐっては、敗戦によりそれまでの価値観の多くが否定されたこともあり、さまざまな考えの違いがあり、対決や抗争があった。それでも大多数の人が前向きに取り組むことができたのは、国民の間に天皇を中心とした求心力があり「一体感」があったからといえる。このことは、実に多くの人たちが、昭和天皇の全国御巡幸によって励まされ苦難に立ち向かうことができた、と述懐していることからも十分わかる。
 政治の世界をとっても、党利党略で国の将来など考えない政治家が目立つ。有権者も目先の利益だけで投票しているように見える。国民の意識がバラバラである。民主主義の国だから、いろんな思想や意見があっていい。だが「心」の部分までがバラバラであっては国の行く末は危うい。グローバル化や近代化によって皇室に凝縮された日本の伝統文化への関心が薄れてきていることは間違いない。しかし一方で、皇室自身や政府の側にもそうした伝統を軽んじていることはないのか、問い直す必要がありそうだ。
 「昭和の日」の名称が定着しつつある今こそ、あの時代の「心」を取り戻すため、国民と皇室とが向き合って、皇室のあるべき姿についても考えてみるべきだ。

┏━━日露首脳会談━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎「高い次元」引き上げは、領土交渉だ◎
モスクワで行われた日露首脳会談は東シベリアの開発協力強化で一致したが、懸案の北方領土問題では進展がなく対話継続を確認しただけで終わった。ロシアとの協力関係拡大は好ましいことではあるが、経済協力優先の下で領土交渉を埋没させないようロシアとしっかり向き合う覚悟が必要だ。
 福田康夫首相とプーチン大統領、メドベージェフ次期大統領の会談は初めて。今回の訪露はロシアの政権交代を前に、退任後は首相に就任するプーチン氏と7月の北海道洞爺湖サミットに大統領として出席するメドベージェフ氏との信頼関係を築くのが主目的だった。

28日;読売社説(1)日露首脳会談 「高い次元」に引き上げるには
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080427-OYT1T00694.htm
『首相が会談で表明した通り、領土問題の進展なくして、両国関係を「高い次元に引き上げる」のは困難だ。粘り強く交渉を重ね、北方4島の帰属問題を解決し、返還に結びつけねばならない日本にとっても、シベリアは有望なエネルギー供給源だ。今回、東シベリアの油田の共同探鉱で合意したのは、経済協力をテコに領土問題でロシアの譲歩を引き出す狙いもある。だが、プーチン大統領は領土問題について「積み重ねた話し合いの上に交渉を進め、進展を得るため、両国関係を全般的に発展させたい」と述べるにとどまった。資源高騰による好調な経済を背景に、ロシアでは大国主義とナショナリズムが強まっている。対日強硬姿勢に変化は見られない。
 03年の首脳会談で合意した「日露行動計画」の六つの協力項目のうち、平和条約交渉だけが置き去りにされている。日本政府はこの計画を、領土問題解決の環境整備と位置づけてきた。ところが、05年のプーチン大統領来日の際の首脳会談では、領土問題を巡る隔たりから、政治文書すら作れなかった。日本側には手詰まり感が漂っている。
 7月の北海道洞爺湖サミットの際には、福田首相とメドベージェフ氏との首脳会談が予定されている。ロシアの新体制発足を機に、平和条約交渉に関する日露間の重要文書の有効性を確認し、交渉を前進させてもらいたい。サミットの主要議題となる地球温暖化対策の枠組み作りや、北朝鮮の核廃棄、拉致問題の解決に向けて、ロシアとの連携を図っていくことも大切だ。

28日;毎日社説(1)日露首脳会談 協力拡大を領土交渉のてこに
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080428ddm005070180000c.html
『領土問題では深入りを避け経済協力という実利を前面に出してくるロシア側の姿勢がより鮮明になったことは、今後の交渉での手ごわさを強く印象付けた。北方領土問題に対する日本の立場は、「歯舞、色丹、国後、択捉の4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」とした1993年の東京宣言を基本とすることに変わりはない。プーチン大統領は、平和条約締結後に歯舞、色丹両島を返還すると定めた56年の日ソ共同宣言の有効性を認める線でとどまっており、日本側との溝は埋まらない。
 領土問題を動かすには何が必要か。資源開発やインフラ整備で日本の協力を取り付けることは、アジア太平洋地域への関心を強めているロシアにとって大きな利益につながる。一方、日本にとっても開発資源の権益をどう保証するかという今後の問題は残るにせよ、世界最大の資源大国との結びつきを強めることにはメリットがある。
 経済を中心に両国の関係は徐々に広がっているが、日米、日中、日韓などと比べれば貿易額も人の往来もまだ小規模にとどまっている。福田首相は7月の北海道洞爺湖サミットの際、メドベージェフ氏と再度会談する。新大統領はプーチン大統領の外交路線を継承するとみられている。日本とロシアの関係を、首相が言う「高い次元」に引き上げるには、経済協力をてこに領土問題を動かそうという強い意思と緻密な戦略が不可欠なのは言うまでもない。

28日;産経社説(1)日露首脳会談 「洞爺湖」では領土前面に
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080428/plc0804280241002-n1.htm
『大統領が5月初めの退任直前に日本の首相を招待した事実には釈然としないものがある。主要国の中で最後に公邸に招かれる国となったのも皮肉だが、それは、ロシア側のこれまでの日本軽視の結果でないといえるだろうか。7月の北海道洞爺湖サミットが初めて北方領土の帰属する北海道に降り立つ。ロシア側には、外交の大舞台を控え、日本側に領土問題解決への意欲を見せておくことで、サミットの場で領土議論が沸騰することを阻止する狙いがあったにちがいない。洞爺湖サミットの成功は、ロシア側と日本にとっては、その意味が全く違うことを日本の当局者は認識すべきだ。
 すでにロシアでは、領土解決後に調印するはずの平和条約の不要論が頭をもたげている。今回の首脳会談でも東シベリアの石油・天然ガス田共同探鉱合意など経済を優先させた印象が強い。福田首相は次期大統領のメドベージェフ氏とも初会談した。新しい大統領には、サミットで領土問題が解決しなければ日露関係も安定したものにならず、相互繁栄の基盤も脆弱なままであることを訴える必要がある。
 メドベージェフ氏も、初の外交デビューとなるサミットで、北方領土問題を解決して平和条約を締結する重要性を明確にし、具体的な提案を用意すべきだ。サミットでも今回と同じように領土問題の継続協議を確認するだけなら、間違いなく「領土置き去りの時間稼ぎ」との非難を浴びることになろう。

28日;日経社説(2)領土交渉を埋没させるな
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080427AS1K2700127042008.html
『特に経済分野では日ロ共同で東シベリアの油田の探鉱を進めることで合意するなど成果があった。それは結構なことだ。だが、肝心の北方領土問題については特段の前進はなかった。日ロ関係を様々な分野で発展させることは重要だが、領土問題を置き去りにすべきではない。
 今回の福田・プーチン会談でも北朝鮮によるシリアへの核拡散の問題、北朝鮮による日本人拉致の問題、さらには7月の洞爺湖サミットで主要議題のひとつになる地球温暖化対策も取り上げ、双方の姿勢は基本的に一致したといわれる。問題は平和条約交渉である。プーチン大統領はこれまでに1956年の日ソ共同宣言の中身を解説するなど領土問題に強い関心を示し、さらに問題を解決したいとの意欲も示してきた。だが、その一方でロシアの四島領有には国際法上の根拠があるとの主張を繰り返し、基本的には強硬な姿勢を変えなかった。平和条約交渉についてはトンネルの先にいまだ光は見えていないというのが現状である。
 福田首相は洞爺湖サミットに出席するメドベージェフ新大統領との会談で、北方領土問題を解決して平和条約を締結することがロシアにとっても戦略的に重要であると積極的に訴えるべきである

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  長野県白馬村岩岳の宮脇敏彦さんから、「新年の挨拶」を頂いた。冬のスキーシーズンは、ペンション経営で,てんてこ舞い。冬のシーズンも終わり、やっと年賀状を送るゆとりができた様だ。「まわりの雪もほとんど消えて、山野草が、次々に花を咲かせているところです。桜は4月末頃でしょうか。」としためた。HPによると、本日の桜の写真が貼られている。満開である。
 白馬村は、長野県の北西部に位置して、西に北アルプスの雄大な山々が連なる。大勢のスキー客で賑わう。特に、大学スキーのメッカ。長野オリンピックの舞台になった。人口9286人、観光客数は250万人。自然に恵まれ、隠れた温泉もあり、国際的な村へ発展している。
 平成4年[1992]3月に、家族5人でスキー旅行をした。その時に、お世話になった。家族ぐるみで暖かいもてなしを受けた。楽しい思い出の詰まった「白馬村」である。お弟さんは、宮脇泰彦(絵手紙作家)である。
 「山荘やまびこ」     http://www.janis.or.jp/users/m.toshi/

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創刊日:2001-07-23  
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