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シニアネット 『おいおい』

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(NO 703-2008.04.24)シニアネット『おいおい』 第703号

2008/04/24

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/04/24━━


    シニアネット 『おいおい』        第703号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

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 独活和や山の泊まりも三日なり            大石悦子

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「独活和(うどあえ)」は、ほろ苦く香りが強い。独活は2,3メートルになるものもある。木でなく、草なので、太くて柔らかい。成長すると食べられない。冬には枯れてしまう。独活の大木というのは、材として使えないから生まれた言葉。
「山の泊まりも三日なり」、すっかり独活和の味を楽しんだ。乱切りにして,酢水にさらし、灰汁をとり、酢味噌や山椒味噌で和える。京都府舞鶴市生まれ。(1938- )。

┏━━母子殺害死刑━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎少年犯罪の死刑判決は◎
 少年犯罪の極刑罰化に関して、肯定派の読売・産経・日経 と否定派の朝日・毎日と分かれた。新聞の論調が、国民感情とずれが出ているのではないか。 
9年前、山口県光市で起きた母子殺害事件で、逮捕されたのは同じ団地に住む18歳になったばかりの少年だった。母親を殺害後に強姦し、泣く幼子の首をひもで絞めていた。 少年は広島高裁でのやり直し裁判で死刑を言い渡された。無期懲役の一、二審判決に対し、最高裁が「特に酌むべき事情がない限り、死刑を選択するほかない」と審理を差し戻していたので、死刑は予想できた。 

23日;読売社説(1)母子殺害死刑 年齢より罪責を重く見た
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080422-OYT1T00858.htm
『犯行の残虐性や社会的な影響を考えれば、極刑以外にはあり得なかったということだろう。「犯行時に未成年だったことが死刑回避の決定的な理由にならない」として、もとの1、2審の無期懲役判決を破棄した最高裁の判断を受けたものだ。少年事件における死刑選択の基準がより明確になったと言える。少年法は、18歳未満を死刑の適用外としている。死刑を回避したもとの1、2審とも、被告が18歳になって1か月しか過ぎていなかったことを重視していた。
 連続射殺事件の永山則夫元死刑囚の上告審で最高裁は83年、犯行の罪質や動機、殺害方法の残虐性、遺族の被害感情、社会的影響、犯行後の情状など、死刑選択の9項目の基準を示している。今回は、被害者が2人の事件で死刑が適用された。被害者数だけが重要な要素ではなく、事件内容や犯行後の情状などが考慮されるのは、当然だろう。
 来年5月から裁判員制度が実施される。量刑判断に不安を抱く人は多い。極刑ともなれば、心理的負担は大変なものだろう。被告側は上告した。最高裁には、重大事件の審理に参加する国民のためにも、少年事件の量刑基準を、さらに分かりやすい形で示すことが期待される。

23日;産経社説(1)母子殺害死刑 常識に沿う妥当な判決だ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080423/trl0804230224001-n1.htm
『少年といえども凶悪で残酷な事件を起こせば、厳罰でのぞむという裁判所の強い姿勢がうかがえた。社会の常識に沿った、極めて妥当な判決と受け止めたい。しかし、最高裁第3小法廷は一昨年6月、「量刑ははなはだ不当で、特に考慮すべき事情がない限り死刑を選択するほかない」と、広島高裁に審理のやり直しを命じた。ただ、差し戻し審では全国から集まった計21人の弁護士が「死刑回避」を最大の目標に大弁護団を結成、検察側と全面対決する異例の展開となった。弁護側は法廷で、被告が1、2審で認めた殺意を否定し、事件は傷害致死だと主張するなど、事実関係そのものを争った。「何とか被告の元少年を死刑から免れさせたい」とする弁護戦術とみられるが、その主張には無理があり、社会常識では到底理解しがたいものだった。
 今回の差し戻し審判決は、司法の少年事件に対する厳罰化の流れを加速させることになろう。また、来年から始まる裁判員制度の裁判員にも参考となる判断基準を示した意味ある判決といえる。

23日;日経社説(2)国民の感覚を映した死刑判決
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080422AS1K2200122042008.html
『裁判で事実認定された犯行のありさまは、まったく非道、残忍極まる。にもかかわらず、差し戻し前の1、2審とも死刑を避けたのは、被告人が犯行当時18歳になったばかりだったのを重視したからだ。少年法は、少年は大人に比べて更生の可能性が大きいと考え、18歳未満の者には死刑を科さないと定めている。この条文の趣旨を酌んで裁判所は18歳以上であっても未成年者を死刑にするのには極めて慎重である。最高裁が1983年の判例で示した「死刑選択の許される基準」でも「犯人の年齢」は考慮すべき要素の1つになっている。
 死刑は憲法が禁止する「残虐な刑罰」にはあたらない、との判断を初めて下した48年の最高裁大法廷判決には「ある刑罰が残虐であるかどうかの判断は国民感情によって定まる」との補足意見がついている。これを敷衍すれば、死刑適用を判断するには、裁判官は専門家の「量刑の適正感」でなく、国民の「何が適正な刑罰か」の感覚をくむべき、といえよう。さらに刑罰全般についても専門家の「適正感」が妥当か一般国民の感覚と常に照らし合わせる必要がある。裁判員制度を始める理由の1つがそこにある。

23日;朝日社説(1)母子殺害死刑―あなたが裁判員だったら
http://www.asahi.com/paper/editorial20080423.html
『少年は父親の激しい暴力にさらされ、母親は自殺した。判決は「被告の人格や精神の未熟が犯行の背景にある」としながらも、「動機や犯行態様を考えると、死刑の選択を回避する事情があるとはいえない」と述べた。この犯行のおぞましさや残虐さを見れば、死刑はやむをえないと思う人も少なくないだろう。一方で、もとの一、二審は少年に更生の可能性があるとして、死刑を避けた。多くの事件を扱っているプロの裁判官の間で判断が分かれたのだ。それだけ難しい裁判だったといえる。 
今回の事件が注目されたのは、本村さんが積極的にメディアに出て、遺族の立場を主張したことである。少年に死刑を求める、と繰り返した。被害者や遺族が法廷で検察官の隣に座り、被告に質問したりできる「被害者参加制度」が今年から始まる。被害者や遺族の感情が判決に影響を与えることが多くなるかもしれない。 
 1年後に裁判員制度が始まる。市民がこうした死刑か無期懲役か難しい判断も迫られる。事件は千差万別で、最高裁の判断基準を当てはめれば、機械的に結論が出るわけではない。 
 自分なら、この事件をどう裁いただろうか。それを冷静に考えてみたい。 

23日;毎日社説(1)母子殺害死刑判決 厳罰化の流れが強まるが
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080423ddm005070087000c.html
『今回の事件で最高裁はこの基準を引用しながら「被告の責任は誠に重大で、特に酌むべき事情がない限り死刑を選択するほかない」と判断し、凶悪であれば、成人と同様に原則として死刑適用の姿勢を示した。事実上、永山判決のものさしを変えたといえる。凶悪事件が相次ぐ中、量刑が社会の変化に左右される側面は否めず、厳罰化の傾向を反映したとみていい。
 しかし、少年法は18歳未満の犯罪に死刑を科さないと規定している。永山判決以降、少年事件で死刑判決が確定したのは殺害人数が4人の場合だ。死刑は究極の刑罰で、執行されれば取り返しがつかない。「その適用は慎重に行われなければならない」という永山判決の指摘は重い。しかし、死刑判決は増えているのが実情だ。
 来年5月に裁判員制度が始まる。市民が感情に流されない環境作りが急務だ。死刑か無期かの判断を迫られる以上、市民は裁判員になったつもりで今回の事件を考えてみる必要があるのではないか。被告は上告した。最高裁には裁判員制度を控えて、国民が納得できる丁寧な審理を求めたい。

┏━━身辺雑記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1千万人の移民を受け入れの話がある。私は反対である。ヨーロッパの先進諸国が、大きな問題を抱えている移民の問題は、出来れば「避けたい問題」である。言葉の問題、教育の問題、日常生活の問題等々、予算のかかる問題が山積みある。2世とか3世の時代に、問題が爆発する。
 長期的な見方をしないといけない。まず、フリーターとかアルバイトとか、非正規の日本人を正規化するのが先決ではないか。訓練費や人材育成費を惜しんではいけない。再教育の費用は、移民を教育するより安いと思う。日本人の雇用が先である。それから、ゆっくりと移民の問題を議論しても遅くない。
 

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創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
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  • 名無しさん2008/04/24

    身辺雑記に同感です。

    この路線を継続して下さい。