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シニアネット 『おいおい』

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(NO 692-2008.03.24)シニアネット『おいおい』 第692号

2008/03/24

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/03/24━━


    シニアネット 『おいおい』        第692号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━行動するシニアの情報紙━━━━━━

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 生きている気のなくなりしすみれかな      久保田 万太郎

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昭和10年、妻の京を失う。睡眠薬を飲んでの死で、過失が自殺か不明。友人の作家水上竜太郎とも死別。
「いたづらに言葉を弄ぶものにあらず」と前書きがある。生きているが、「生きている気のなくなりし」絶望状態である。だが、単なる絶望ではなく、「生きている」。「生きている気のなくなりし」だが、小さな「すみれ」の様に生きている。絶望しているが、確かに「生きている」のである。
 『私生活の不遇の不遇からくる寂しさの陰りが作品を覆っているともいえる。』(『現代俳句大事典』より)東京都生まれ。(1889−1963)。

┏━━頼りない警察━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎8人の警官が、殺人犯を見逃すとは◎
 なんと、間抜けな警察よ!「早く捕まえてごらん。」と110番している。8人も本職の警官が配備されながら、その目の前で、8人も殺傷されるとは! 弛んでいるとしか言いようなお無い事件が起きた。事件現場付近の交番から、「私が犯人」と電話したのが、逮捕のきっかけとは?何故、連絡取りやすい制服警官を配置しなかったのか。

24日;読売記事:金川容疑者、張り込み警官の目前を素通り
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080324-OYT1T00389.htm?from=any

24日;朝日記事:電車降り、直後に凶行 破られた警戒網 土浦8人殺傷
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY200803240226.html?ref=any

24日;毎日記事:茨城・土浦の通り魔:改札前、流血パニック/警官8人警戒の中
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080324ddm041040144000c.html

24日;産経記事:「早く捕まえてごらん」と挑発 手配の男、駅前で8人刺す
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080323/crm0803231935012-n1.htm


┏━━荒れる中学━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎なぜ、早く問題を共有しないのか◎
福岡県田川郡の町立中学校で一部の生徒たちが物を壊したり授業妨害をするなどし、対策に追われた校長、教頭が心労で休職したり、療養するという異常事態になった。今月になり2人が暴力行為法違反容疑で警察に逮捕されたが、ここまで状況を悪化させた要因として、問題を表へ出したがらない教育現場の消極的な体質がまたも露呈した。
 町教育委員会などによると、この学校では昨年から2、3年の男子生徒8人のグループが器物を壊したり、教師への威嚇、徘徊しての授業妨害など暴力的な問題行動を繰り返した。学校は美術準備室に隔離したが、生徒たちはテレビゲーム機や電熱器などをここに持ち込んで飲食や喫煙までし、指導効果はなかった。しかし、深刻な状況は校外になかなか知らされなかった。昨年末から断続的に教頭、2月上旬から校長、と相次いで不在となったが、大部分の保護者へ詳しい説明が行われたのは2月。また美術準備室がやり放題のたまり場になっている実態を町教委が知ったのも同月で、知らせたのは学校ではなく保護者という。

24日;毎日社説(1)荒れる中学 問題の抱え込みは自壊を招く
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080324ddm005070030000c.html
『一昨年来、各地の学校でいじめやそれに伴う自殺が表面化したが、学校が隠したり、教委などに報告していなかった事例が相次いで露呈し、社会問題になった。統計上何年もなかったことになっていたいじめが原因とされる自殺の件数が、調べ直して過去にさかのぼって書き直されるという異常な事態になった。このことは記憶に新しい。こうした反省から、問題は隠さず、必要に応じて教委や保護者らの支援も積極的に受け、解決に当たる。文部科学省や各教委は各学校にそう呼びかけ、問題の無理な抱え込みはしないよう求めてきたはずだ。
 今回のケースはこの反省が全く生かされていない。そしてこの学校だけの問題でもない。「しょいきれない問題」を抱え込んでいる学校や先生は少なくないはずだ。とりわけ、公立小中学校入学の選択制をとる地域は「学校の評判」を気にしがちといわれる。しかし、それを隠したり、とりつくろうことが逆効果であることを今回の事例も証明した。教委も早く本格支援をしていれば事態はここまで悪化はしなかっただろう。例えば、一般に児童・生徒を「出席停止」にすることはためらわれがちだが、その期間の学習支援や指導を学校や教委が連携し、しっかりした姿勢で取り組めば、それは「教育の放棄」ではなく、「教育効果」も望めよう。
 文科省は今回の異常事を検証し、その教訓を全国の学校現場で共有すべきだ。

┏━━「地方の府」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎「地域主権」と「国のかたち」◎
24日;朝日社説(1)希望社会への提言(22)—参議院を「地方の府」にしよう
http://www.asahi.com/paper/editorial20080324.html?ref=any
『・政府と国会を「地域主権」にふさわしい姿に 
・憲法改正の論議は「国のかたち」をめぐってこそ 
 今回は、この国の政府と国会の新しい姿を考えたい。地域住民の暮らしにかかわることはすべて地域で決める。この地域主権を徹底させ、自治体を独立性の高い「地域政府」へ進化させるべきだ。最大の目的は、少子高齢化で社会保障負担が増大すると同時に、国際競争の波が押し寄せる中で、限られた財源や人的資源を効率的に使うことだ。福祉や子育て、教育などの行政サービスを、地域住民のニーズにあわせて適正なコストで提供できるようにする。その工夫をするための権限を、財源や人材とともに地域政府へ移していこう。
 こうした地域主権が確立した時には、スリムになった中央政府はどういう役割を果たすのが望ましいか。 地域政府にできないことだけを中央政府が担う。この原則に立てば、その役割の中心はおのずと外交や防衛、通貨の管理、通商、治安などになる。もちろん内政全般に関与はするが、それも政策の大枠まで。地域政府がおこなう行政の細部へは口出ししない。 
 分権により、中央省庁が一手に握ってきた補助金の配分や公共事業の個所づけなどの権限は、基本的に地方へ移る。地方の要望を中央へつなぐ国会議員の「口利き」の余地もなくなる。住民の身近で意思決定がされれば、それだけ住民のチェック機能も働きやすくなる。地域政府を代表し、地域にかかわる問題を優先的に扱う機能を、参議院に持たせてはどうだろうか。参議院を「地方の府」とするアイデアだ。 自治体にはいま、地方の行財政にかかわることでも国に一方的に決められてしまうという不満が強い。こうした状態を解消するため、自治体側はかねて、中央と地方の協議の場を法律できちんと位置づけ、その意向を国政へ反映させるように求めてきた。その役割を、参議院に持たせるのである。 
 地方税法をはじめ地域政府に直接かかわる法案は参議院で先に審議し、衆院はその結論を尊重するようにする。国政と地域にまたがる法案で議決が異なった場合は、両院で協議する。さらに参院は、中央と地域、そして地域政府間の財政調整機能も担うようにする。いまの地方交付税を、地域政府の共同財源である「地方共有税」に発展させる。そのうえで、地域政府への配分を中央官庁に任せず、参院が中心となって決める仕組みをつくるのだ。 参院議員の選出方法まで見直せば、政権をかけて争う衆議院とは違った参院の性格がいっそう明確になる。 一方、首相の選出などに優越権をもつ衆議院は「国家戦略の府」だ。世界と日本の課題に取り組む場として、そうした法案を先議する。参院はその結論を尊重しつつ、「再考の府」としてチェックする役割も引き続き担う。 
 参院はいま、野党による「抵抗の府」の役割も果たしているが、いずれ政権交代が普通になれば、その必要もなくなるだろう。そういう新たな環境を踏まえて両院の性格を分ければ、中央と地域の政治と行政を、より高度で効率的に進めることになるのではないか。 
 以上はひとつのアイデアにすぎないが、こんな大改革には憲法改正が必要であり、越えるべきハードルは高い。 そもそも地方分権を徹底するためには、憲法でそれを定めた方がよいという考えもある。憲法のあり方についての論議は、こうした「国のかたち」をめぐってこそ深めたいものだ。 

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創刊日:2001-07-23  
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