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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 682-2008.02.21)シニアネット『おいおい』 第682号

2008/02/21

━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/02/21━━

    シニアネット 『おいおい』        第682号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━━━

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 ほんの少し家賃下がりぬ蜆汁                         渡辺 水巴

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 「蜆汁」は味噌味が一番おいしい。「真水に半日ほどつけて砂出しをし、殻と殻をこすりつけるようにして洗い、汚れをとる。これを水から煮てうまみを引き出し味噌味に仕立てるとおいしい。汁の身は食べても食べなくても作法に外れない。古くから肝臓によいとされ、酒肴のあとや2日酔いの朝などには格別である。」(『角川俳句大歳時記』より)。
 作者は、花鳥画の大家の渡辺省亭の長男として育った。江戸趣味と美意識を身につけた。父の死後生活の柱を失い、家賃が「ほんの少し」下がったことを喜ぶような生活に落ちぶれていた。東京生まれ。(1882−1946)。

┏━━広辞苑第六版━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎「付録」をみて買った◎
 本体より、付録の良い悪いで選ぶ商品がある。本体を見なくても、付録が役立つ。今回の岩波書店の大事業だが、本体は「百科事典」の段組みで、国語の辞書の域を出てしまった。あまり、本体を紐どくことはない。字が小さく、百科事典で、目的の辞書に程遠い。使わない、見ない。飾りでしかない。「机上版」を買った。大判で、2分冊に分かれる。ますます、使い憎いにくなった。
 付録の「1日1語」は重宝している。「おいおい」作成の戦友になった。辞書は、使わなければ飾り物では、困る。ハンデイな国語辞典を引き続き使用している。
http://www.iwanami.co.jp/kojien/

┏━━ラジオ深夜便━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎アンカーが選ぶ「わたくしの一句」◎
 NHKの「ラジオ深夜便」のエンディングの音楽。アンカーは,前夜の11時台からのお付き合い。ゴールに駆けこむランナーのようだ。その時刻(とき)に、「誕生日の花ときょうの1句」が紹介する。アンカーの性格が出る瞬間である。14人のアンカーが、「きょうの1句」から、好きな句や思い出の深い1句など、それぞれの「わたくしの1句」を選んだ。3月号の「ラジオ深夜便」である。
 2月は、明石勇アンカーの<春めくと梯子の上の父が言ふ>(菖蒲あや)である。「極限まで削ぎ落としたことばの力と、季節の空気を鋭敏に読み取る俳句の心は、そっくり『深夜便』に重ねられます。」と。選んだ1句と選定の理由が、面白い。昨年の4月から、この3月末までの366句が揃った。
 http://www.nhk-sc.or.jp/radio/

┏━━DVD規格━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎市場の声を大切にしよう◎
次世代DVDの規格戦争が終結した。「HD—DVD」陣営の東芝が撤退を宣言し、ソニーや松下電器産業などの「ブルーレイ・ディスク」陣営が勝利をおさめた。規格が一本化されることで、ハイビジョン放送の記録に使える新世代DVDの普及が促されよう。東芝は商品を購入した消費者に迷惑をかけないように、保守サービスに万全を尽くす必要がある。市場での勝敗、つまり消費者の選択に委ねよう、というのが近年の世界的な流れでもある。 

20日;日経社説(1)DVD競争に敗れた東芝の選択と集中
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080219AS1K1900419022008.html
『東芝の西田厚聡社長は盟友だった米映画会社ワーナー・ブラザーズが離反したことで、HD陣営に勝ち目はなくなったと判断した。今後、HD方式での製品開発や販売は行わない。事業の選択と集中を徹底する。 東芝がHD方式を推してきたのは現行方式との互換性が高く、コストも安いためだ。東芝は撤退発表と同時にデジタル情報の記録媒体として半導体メモリーに力を入れ、工場建設に1兆7000億円を投じると発表した。米アップルの「iPod」などメモリーを使った製品が伸びており、そこに半導体を供給することに東芝は活路を見いだそうとしている。東芝はHD製品を世界で100万台販売したが、撤退の決断が遅れた場合に比べれば、消費者への影響はまだしも少なかったとはいえる。
 VTRもDVDもこれまではメーカー同士の互換性が議論となってきた。今はブロードバンド(高速大容量)環境が広がったことで、DVDなどの映像媒体を介さなくても、映像や音楽情報をネットワークで提供できるようになった。メーカーの互換性も大事だが、規格が変わっても従来蓄積した情報を取り出せるようにする仕組みが大切になる。映像媒体はこれまで日本企業同士の競争が新しい市場を開拓してきた。規格競争は技術の発展には不可欠だが、そのツケを消費者に回すのは好ましくない。DVDの規格統一でメーカーの商品開発が進むだろうが、過去の製品についても消費者が不便を被らないようにすべきだ。

20日;朝日社説(2)HD−DVD—教訓生きたスピード決着
http://www.asahi.com/paper/editorial20080220.html
『今回は機器発売から2年での決着だ。世界標準規格を決する試験期間としてはかなり短期間で終わり、消費者への悪影響が少なくてすんだ。東芝はHD—DVD機器の購入者に対して、アフターサービスに万全を期す方針という。こうした目配りを今後しっかりと続けてほしい。 東芝に撤退を決断させたのは、米ハリウッドの映画産業だ。映像媒体の規格に大きな影響力をもつハリウッドで、両陣営の勢力は拮抗していた。ところが、今年に入ってワーナー・ブラザースがブルーレイ陣営の支持を決定したことで、ハリウッドの大勢が決した。 東芝の西田厚聡社長はワーナーの決定を「もはや勝ち目はない」という判断は冷静で、決断は素早かった。 
 90年代後半から世界市場で劣勢を余儀なくされた日本の電機メーカーは、米欧型の「選択と集中」の経営スタイルを採り入れた。西田氏はその代表的な経営者と見られている。特定分野への集中投資では注目されてきたが、こんどは撤退でもそのスタイルを貫いた。 
 高速・大容量の通信ができるブロードバンドが普及し、インターネットで音楽や映像をとりこめる時代だ。とりこんだ映像を記録機器内蔵のハードディスクにためるだけで、DVDを使わないかもしれない。それどころか、記録媒体にはためず、見たい時だけダウンロードするようになる可能性すらあるのだ。デジタル技術の移り変わりは速い。明日の勝者は、きょう負けた東芝になるかもしれない。超スピード競争社会のこわさであり、ダイナミズムでもある。 

20日;読売社説(1)高画質DVD 規格一本化は消費者には朗報だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080219-OYT1T00760.htm
『東芝が早めに撤収を決めたのは、経営への打撃を最小限にとどめるためだろう。今後は半導体投資を拡大し、事業の選択と集中を加速するという。それにしても、東芝には高い授業料になってしまった。HD事業による今期の赤字は数百億円に達する見込みだ。
 電機業界には苦い教訓がある。家庭用VTRを巡るかつてのVHS対ベータの競争も、規格に互換性がなく、消費者に不評だったことだ。VHSに軍配が上がるまで約13年かかった。高画質DVDでも規格統一に失敗し、混乱を繰り返した。今回、高画質DVDの本格的な普及前に決着したのは、過去の教訓があったからこそだろう。世界で販売されたHD機器は約100万台に上る。東芝は事業を撤退しても、利用者の利便に配慮し、保守点検などのアフターサービスに万全を期さねばならない。HD陣営のマイクロソフトや米映画大手も同様だ。
 勝利したBD陣営の課題も多い。規格争いを嫌気した消費者は、高画質DVDを買い控えていた。規格一本化を機に、新たな競争が激しくなる見通しだ。本格的な普及を目指して、業界各社はさらに商品開発に弾みをつけ、ソフト充実にも工夫を迫られることになる。

20日;毎日社説(2)新世代DVD 利便向上へさらに努力を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080220ddm005070010000c.html
『映画会社のワーナー・ブラザースがHD方式からの撤退を表明した。さらに米小売り最大手のウォルマートが販売をBD方式に限定すると発表したことから、HD方式は形勢不利になり、東芝も勝算なしと判断せざるを得なかったのだろう。規格争いがさらに長引くことなく、終止符が打たれることになったのは、ユーザーの立場からすると、朗報で、今後、普及に弾みがつくとみられる。
 今回の覇権争いは、ビデオカセットの主導権を争ったVHSとベータの戦いになぞらえられている。しかし、電波による放送だけだった当時と違って現在は、通信回線による映像ソフトの配信が勢いを加速している。録画用ディスクの規格で主導権を握るだけで、圧倒的に優位となる状況ではなくなっている。家電、ソフト制作、通信の各事業者が協力し、ユーザーに支持される仕組みを築くことが重要だ。ただし、著作権保護を重視し過ぎれば、コピー制限などユーザーの利便性が犠牲になってしまう。
 著作権保護も大事だが、柔軟に対応した米アップルに、音楽のネット配信で立ち遅れた教訓も日本にはある。映像配信分野での競争力強化の意味からも、ユーザーの利便を第一に考えたソフトの流通・配信の仕組みにすることが必要だ。

21日;産経社説(1)新世代DVD 「市場の選択」を忘れるな
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080221/biz0802210336004-n1.htm
『泥沼化も危惧された規格争いを、両方式の機器が出そろってから2年という短期間で終わらせたのが、市場=消費者の選択だったことを忘れてはならない。人気映画など有力ソフトを抱えるハリウッド勢が次々とBD陣営に加わり、ワーナーブラザースのHD陣営からの離脱表明が、東芝撤退を決定づけたのは確かだ。その映画会社も、市場動向から「BD優位は動かない」とみたうえでの判断だった。
 かつての、VTRをめぐる「VHS・ベータ戦争」は、13年間続いた。今回はこの経験が生かされ、消費者は新世代DVDそのものの購入を控えた。東芝も大幅値引きが起爆剤にならない状況をみて、自社規格への固執はマイナスと判断したのだ。東芝はHD DVDの購入者向けに補修などアフターサービスに全力をあげるだけでなく、製造中止が見込まれる記録(録画)用ディスクについても、利用者が引き続き入手できる策をとる意向を表明した。こうした姿勢は評価できる。
 異なる規格が争うことは、必ずしも無意味ではない。互いの技術を高め、価格、使いやすさなど消費者利便の向上につながるからだ。実際にBD、HD DVDの両方式に対応した機器や記録用ディスクが開発されており、両陣営が拮抗していれば、これらが主流になる可能性もあった。重要なのは、市場の流れを見極める経営判断であり、決着したあとも自社製品の購入者を大切にするという企業意識なのである。

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創刊日:2001-07-23  
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  • 老々子2008/02/22

    このアーカイブは、誰のためのものだろうか。

    広告に私に、関係のない「シニア情報」が、並ぶ。

    一生懸命、家をきれいにしょうと努力しても、景観をそこなう広告塔や看板ンをでかでかと掲げれれては困りものである。

    住宅街の家の前の道路に、その建物とは関係のない広告をして、家の持ち主が広告しているように見せるのに似ている。道路だから家主としてはどうしようもない。

  • 老々子2008/02/21

    『中高年シニア交流サイト www.e-yuyu.com セカンドライフを充実させる内容脳を刺激して悠々自適な毎日を』



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