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シニアネット 『おいおい』

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(NO 668-2008.01.14)シニアネット『おいおい』 第668号

2008/01/14

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/01/14━━

     シニアネット 『おいおい』         第668号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━━━

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 蒲公英の座を焦がしてむ飾り焼く             山口 青邨
   
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昭和12年作。昭和の初めからの青邨居宅は自ら「雑草園」と名付けた畑と庭で構成され、その中に書庫と純日本式建築の平屋建ての家屋があった。死後、北上市の詩歌文学館内へ移設された。
小正月の15日に、正月のお飾りを焚く習慣がある。とんどである。畑の隅で、小さなしめ飾りを焼く。蒲公英の鋸状の葉が出ている。あたりは、「蒲公英の座」である。小さく燃えるお飾りだ。とんどは大掛かりな集団行事である。青邨に<飾り焼く焔の中に海の色も>と別の句がある。松納は、関東は6日夕、関西は14日夕、門松や注連縄などを取り払いそれをとんどで焚く,左義長とも言う。岩手県盛岡市生まれ。(1892−1988)。

┏━━見事な死━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎「文藝春秋」2月特別号より◎
  ドキュメント「見事な死」と題して、著名人52人の「最期」を身近な人が書いた。死期は、最近の人も17回忌のすんだ人も掲載された。死因も、享年も一律ではない。生前の生きざまも様々である。もっとも近しい人の証言。「人生の終幕」の瞬間をとらえた。
 その「近しい人」により。「証言」が違ってくるのではなかろうか。皇后の父親正田英三郎は、主治医の日野原重明さんがお書きである。美智子皇后であれば、違う「死」があったかもしれない。亡妻富美子さんだったら、また別の「死」があったかもしれない。
 52人の人が、「1つの死」を証言するしかないのだと痛感させれれた。読み応えがある内容ではある。安倍晋三前首相の「わが辞任の真相」は、男の美学のようなものがある。追い詰められた、最後の断末魔の様相が書かれている。
 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
 
┏━━台湾総選挙━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎国民党が圧勝3分の2以上の議席確保◎
台湾では3月に総統選挙が実施される。その前哨戦となった12日の台湾立法院(国会)選挙で、最大野党である国民党が圧勝し、与党の民進党は大敗を喫した。今回の選挙は3月22日投票の総統選を控え、台湾独立色の強い民進党と、対中融和姿勢をとる国民党の2大政党が総力戦を演じた。
立法院選は今回から小選挙区比例代表並立制を初めて導入した。定数を従来の225から113(小選挙区73、比例区34、先住民区6)とほぼ半減し、任期も3年から総統と同じ4年に延長した。2期8年にわたり台湾独立路線を走った民進党政権の信任が問われた今回の選挙で、国民党は経済重視を掲げた。国民党は定数の3分の2を超す81議席を獲得、総統罷免を単独で提案できるようになった。

13日;日経社説(1)台湾、総統選へ波乱呼ぶ国民党圧勝
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080112AS1K1200412012008.html
『陳総統は「台湾人意識」を訴える戦術をとったが惨敗し、党主席を辞任した。民進党が27議席にとどまったのは、経済運営への不満などが有権者にあったからではないか。選挙結果は中台関係も左右する。陳総統はかつて憲法の抜本改正で台湾の政治体制や対中関係を変えようとし、前回の立法院選(2004年12月)の結果、「現状維持」にとどまった経緯がある。今回の立法院選の民意も中台関係については現状維持を選択したといえるだろう。
 民進党は3月の総統選と同時に「台湾名義での国連加盟」の住民投票を予定している。今回の敗北を受け、総統選での巻き返しを狙って住民投票を強行する公算が大きい。中国は住民投票に強く反発、米国やフランスも台湾海峡の緊張を高めかねないと反対している。
 日本政府は一貫して中台関係の平和的解決を主張、「いずれかの側によるいかなる一方的な現状変更の試みも支持できない」との立場だ。福田康夫首相も住民投票が「一方的な現状変更につながっていくのであれば支持できない」と述べている。台湾海峡で不測の事態を招かないためにも、中台双方は相手を挑発するような言動は厳に慎むべきだ。

14日;読売社説(1)台湾野党大勝 中台関係にどう影響するのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080113ig90.htm
『今回、国民党は、対決姿勢に終始して手詰まり状態の対中政策を批判するだけでなく、陳水扁総統周辺の腐敗や経済失政を攻撃し、現政権への不満を地滑り的大勝に結びつけた。。持ち前の組織力がフル回転したことも奏功した。民進党は、陳総統自ら陣頭指揮し「国民党が絶対多数をとれば、中国との統一が唯一の選択肢になる」と訴えたものの、有権者の反応は鈍かった。
 国民党は、8年ぶりの政権奪還に王手をかけた。だが、国民党幹部自身が戸惑うほど大勝したとはいえ、それがそのまま総統選につながるのか。台湾では選挙のたびに勝敗が入れ替わる「振り子現象」が続いてきた。政党支持率に近い比例代表の今回得票率は、国民党約51%、民進党約37%と、議席数ほどの大差はない。民進党は、総統選候補の謝長廷・元行政院長(首相)を中心に、党員、支持者の危機感をバネに、態勢をどこまで立て直せるかがカギとなる。3分の2以上の議席を握った国民党は総統罷免案を発議できる。無所属議員などを取り込めば4分の3を超え憲法改正も可能だ。馬英九・前党主席が総統選を制すれば、国民党独裁時代をほうふつとさせる巨大与党の政権が誕生する。
 総統選と同時に、陳総統が推進してきた「台湾名での国連加盟」の是非を問う住民投票も行われる。中国は「独立への一歩」と警戒を強め、米仏も反対するなど国際的な関心事となりつつある。「現状変更につながるなら支持できない」とする日本としても、地域の安定を損なわないよう働きかけるべきだ。

14日;毎日社説(1)台湾総選挙 陳総統の実績に厳しい審判
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080114ddm005070023000c.html
『今回の選挙で馬陣営に弾みがついた。総統選で民進党から国民党へ政権交代する可能性が高くなった。民進党が勝ったとしても、これほど議席が減っては安定した政権運営は難しい。中国は、独立反対の国民党が勢いを増したことを歓迎しているだろう。ただし忘れてならないのは、台湾の有権者は政権を選ぶ権利があり、その結果として議席の増減や政権交代が起きるということである。
  陳総統は就任以来、台湾独立の理念を前面に立て、中台の緊張を高めた。中国への投資や技術移転も厳しく制限した。しかし経済で結果を出せず、台湾の株価は陳政権発足当時の水準を下回ったままだ。民進党支持派の台湾資本も陳政権と距離を置くようになった。 米国も変わった。ブッシュ政権は、北朝鮮に核廃棄を迫るために中国の協力が必要で、「台湾の独立に反対」と明言している。3月の総統選では、同時に「台湾名義で国連に加盟申請するかどうか」を問う住民投票が行われる。中国は「事実上の独立投票になる」と反発している。米国も住民投票断念を求めている。米台関係の悪化を心配する有権者の不安は国民党の追い風だった。
 3月の国連加盟住民投票の前哨戦だと見れば、中国が心配するまでもない。台湾への軍事的威嚇などは逆効果になるだろう。民進党にとっても、住民投票の狙いが中国と摩擦を起こすことなら票は逃げるという教訓になるだろう。福田康夫首相は昨年暮れの訪中で、「台湾独立は支持しない」と発言した。中国は日本に「反対する」と言わせたかったようだが、外圧の必要はない。台湾では民主主義が機能しているからである。

14日;産経社説(1)台湾立法委選 与党は解党的出直し必要
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080114/chn0801140205001-n1.htm
『与党の敗因として政権の腐敗や経済不振、対外関係の悪化などが指摘される。国民党は持ち前の資金力と組織力を活用して新選挙を有利に戦った。メディアを通じて陳水扁政権の腐敗や台湾経済の低迷、中国や米国との関係悪化などを選挙民に強く印象づけた。
 民進党は陳総統を中心に、人口の8割強を占める本省人の台湾人意識に訴える従来の作戦を繰り返した。台湾名義での国連加盟の是非を問う住民投票を総統選と合わせて実施するなどの戦術がそれだが、選挙民の目は覚めていた。
 国民党が総統選にも勝てば、蒋介石・蒋経国の両政権時代を連想させる強大な権力を握ることになる。民進党の総統候補、謝長廷・元行政院長は陳総統の急進的な台湾独立路線とは異なり、穏健独立派で経済再生、就業など住民の身近な問題への関心が強い。これまで陳総統の陰に隠れていたが、総統選や党の抜本的再建に存分に指導力を発揮してもらいたい。中国との関係改善や将来の中台統一を視野に入れる国民党の総統候補、馬英九・前台北市長との間で、台湾の将来をめぐる中身のある選挙戦を望みたい。

┏━━成人の日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎「大人」の自覚を◎
14日は「成人の日」。1987年生まれの新成人は約135万人だ。今年は平成も20年目だ。新成人の歩みは、平成という時代とほぼ軌を一にしていると言っていい。新成人が生まれた年は、民営化して間もないNTTが株を上場し、市場を沸かせた。大都市の地価も高騰した。いわゆるバブル経済に差し掛かったころだ。バブル経済はその後崩壊し、景気の低迷が長く続いた。阪神大震災やオウム真理教による事件が起きた。凶悪事件は低年齢化している。携帯電話やインターネットが普及して便利になった。

14日;朝日社説(1)成人の日に―「KY」といわれてもいい
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『一つ提案をしたい。 大人になったら、ぜひ自分の力で考え、自分の足で立ってみよう、と。考えるべきことは数限りなくある。 自分なりの考えや判断が、どうしても必要になってくる。 それだけに、若者に広がる「KY」(空気を読めない)という言葉は気がかりだ。自分たちと違うと感じた相手を排除する。仲間はずれが怖いから、みんなと同じであろうと必死になる。流行語が招くこの風潮にがんじがらめになってしまうと、まわりに流され、やがて自分の意見さえ持てなくなる。 
 このさき、どう生きるか。どんな社会を望み、どういった政治を求めるのか。課題に向き合うたび、自分なりに考える。少なくともその努力をすることは、まぎれもなく大人の責任だ。 考えをめぐらすなかで、他人の意見に耳を傾けてもいい。でも、その発言をただうのみにするのではなく、「自分はどう思うか」と一歩立ち止まって考える。そんなくせを、まずはつけたい。
 そうした自戒を込めつつ、「成人の日に」と題した詩の一節を若い世代に紹介したい。作者は谷川俊太郎さんだ。 でき上がったどんな権威にもしばられず/流れ動く多数の意見にまどわされず/とらわれぬ子どもの魂で/いまあるものを組み直しつくりかえる/それこそがおとなの始まり/永遠に終わらないおとなへの出発点 

15日;読売社説(1)成人の日 確かな目で責任ある選択を
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080113ig91.htm
『大人の仲間入りをしたからには、自分の生き方に責任を持ち、確かな目を養って人生を歩んでいってほしい。新成人が育ったのは、先行きが不透明な時代だったと言えるだろう。
 新成人の5割は大学・短大生だ。大学生の就職率は昨春の卒業者で過去最高の96.3%に達したが、離職率も高い。04年春の卒業者でみると、3年以内に離職したのは過去最高の36.6%に上る。3人に1人以上である。就職は人生の大きな分岐点だ。職業選択にあたって、しっかり見極めたい。2025年には、15〜64歳の世代のほぼ2人で高齢者1人を支えていかなければならない。そのころには新成人は30歳代後半になっている。超高齢社会を担う中核だ。そうした自覚も必要だろう。
 選挙権は、大人社会の仲間入りを果たした象徴と言える。総務省の調査によると、郵政民営化の是非を争点に大きな関心を集めた05年の衆院選では、20〜24歳の投票率は、前回より10ポイント以上高い43%に上った。それでも、他の年代に比べると最も低い。年内の衆院選も取りざたされている。自分たちが求めるのは、どのような社会か。それを託せるのは、どんな政策を掲げている候補か。その1票は、将来の社会の姿を決める選択である。単なるイメージで選ぶのではなく、じっくりと考え、大人としての責任を果たしてもらいたい。

14日;産経社説(1)成人の日 大人サイズの自我確立を
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080114/trd0801140204001-n1.htm
『本年1月1日現在で20歳の新成人は、135万人だった。これまで新成人の数が最も少なかったのは昭和41年の丙午年生まれの人が20歳となった昭和62年の136万人で、今年はそれをも下回る過去最低を更新した。少子化が社会問題となって相応の時日が流れたが、まさにひたひたとその現実が押し寄せていることが実感される。人口の衰微は国力の衰微に直結するだけに、新成人にはぜひ胆力を養っていただいて、国の屋台骨を担う人材に育ってほしい。
 大人になるためにそれらとの葛藤を経験することがしばしばで、それが自我を鍛えた側面もあった。しかし、今や自我を抑圧する外的圧力は総じて力が衰えた。個人を尊重するあまり、家族がめいめい起きたいときに起きて、食べたいときに食べるという生活習慣を身につけた青年も珍しくなくなった。自由すぎて葛藤する機会もないのが実情ではないか。
 こういう環境では、ともすればいつまでも自分の中にある世界が世界と思い込む子供のような肥大した自我を引きずりがちだ。大人になるということは、自我を他者に映し出す技術にほかならない。そうして客観的に自我を把握するのである。その経験は人の喜びを自分の喜びとし、人の悲しみを自分の悲しみとできる心を育てるであろう。子供サイズの自我の殻を破って、自分以外の他者がひしめく世界へ堂々とはばたける大人サイズの自我を確立してほしい。

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