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シニアネット 『おいおい』

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(No 511 2006.12.29)シニアネット『おいおい』〔第511号)

2006/12/29

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/12/29━━

     シニアネット 『おいおい』         第511号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━━━

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高浪をうしろにしたり暦売り                              大峯 あきら

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 昭和58年〔1983〕の作。「男はつらいよ」の寅さんが思い浮かぶ。年の暮れに人中で暦を売る「暦売り」の掛け声は威勢がよい。日めくりや運勢暦などの暦が中心である。ちょっとでも来年はいい年で有りたいと誰もが願う。出店は、海岸べりの年の市であろうか、「高浪をうしろに」している。ラストシーの寅さんもいるようだ。来る年は良い年でありたいと祈念するが、「高浪」の年であるような悪いい予感がする風景である。
 昔は,朝廷や幕府の許可の下に、伊勢神宮を始とする各地の神社で暦が編集されていた。年末になると神社の使丁が箱を担いで売りあるいた。今では、書店の店頭で売られるようになり暦の趣も違ってきた。
 
┏━━ Start ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎ノロウイルスの正体はつかめず◎
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の大流行が止まらない。国立感染症研究所が定点調査を始めた81年以来最悪のペースで増え続け、安倍晋三首相が対策を指示する事態になっている。
28日;毎日記事)ノロウイルス:なぜ今年?正体は?どう予防?…解明半ば
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/news/20061227ddm016040094000c.html
『便や吐物を介しヒトからヒトへ感染する。潜伏期間は1〜2日。感染力や増殖力が強く、10〜100個ほどの少量が体内に入っても症状を引き起こすことがある。乾いた吐物からウイルスが飛散することによる“空気感染”が疑われる集団感染例も出ている。
 患者の便から1グラム当たり100万個程度のウイルスが検出され、すべてが排出されるのに健康な成人で1週間、幼児では3カ月かかる場合があるという。松野さんは「症状が治まっても便の中にウイルスを排出し続けるので、2次感染の予防が重要だ」と話す。抗体ができにくく、1シーズンに何度も発症する人もいる。
 ノロウイルスはヒトの腸でしか増殖せず、実験用の動物や細胞に人工的に感染させることにはまだ成功していない。松野さんは「腸から分泌される消化酵素などをうまく利用して増殖すると思われる。生きたヒトでは実験が限られるため、ノロウイルスの性質には分からない部分が多い」と指摘する。このため、症状が出てからの治療は対症療法しかなく、感染予防が肝心となる。ただ、酸や熱には比較的強く、アルコールでも死なない。動物に感染する類似のウイルスは、71・3度で1分間加熱すると死ぬことから、食品や調理器具について、厚生労働省は85度以上で1分間以上加熱するか、ウイルス全般に有効な塩素系漂白剤で消毒することを勧めている。
 
┏━━ Plan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎(コラム)亥の年に関する感想◎
28日;日経コラム「春秋」
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20061228MS3M2800W28122006.html
初詣の下見に行った。イノシシ神社の異名を持つ京都御所すぐ西側の護王神社と、亥年の司馬遼太郎が『街道をゆく』で亥年にからむ話を紹介した滋賀県日野町の馬見岡綿向神社。ともにイノシシを描いた大きな絵馬を拝殿に飾りつけ、新春を待ちかねている。
▼祭神の和気清麻呂が配流地へ向かう途次、野猪の群れが現れて護衛を務めたとの言い伝えから、護王神社の拝殿と表門は狛犬ならぬ狛イノシシに守られている。綿向神社は、千数百年前に土地の人がイノシシに導かれ着いた綿向山頂上で神託を得て開いたとされ、イノシシが神の使いである。
▼亥年正月に綿向神社を訪れた司馬は「境内の結構や社殿がふしぎなほどに品がよかった」「(綿向山が)奇妙なほど神々しくおもえたのは、私の中にも古代人の感覚がねむっていたからに相違ない」と書いた。鎮守の森と神が宿る山に抱かれたこの神社は、古来の産土信仰の姿を示すようだ。
▼明治初年の社格制度で天皇の功臣を祭る別格官幣社として国に保護された護王神社と対照的に、綿向神社の格は下から2番目の郷社だった。除夜の鐘に耳を澄ませ、明ければ近所の神社仏閣に詣でる日本人の迎春の習いを考れば、神仏分離や社格制度を基礎にした国家神道には、いかにも無理があった。初詣の下見でそんな感想もあった。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎〔社説〕飲酒運転は厳罰を◎
  警察庁は飲酒運転への甘い認識を断ち切るため、これまでの道路交通法を大幅に改正し、制裁強化を盛り込んだ厳罰化の試案を公表した。ドライバー本人はもとより同乗者、酒類の提供者にも懲役を科すという厳しい姿勢を打ち出した。

29日;産経社説(1)飲酒運転 いまこそ意識改革の時だ
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/061229/shc061229001.htm
『飲酒運転の法改正による厳罰化は、これまで何回か行われてきた。なかでも、平成13年12月の改正刑法に設けられた危険運転致死傷罪は、飲酒運転の死傷事故防止が主な目的で、最高刑は懲役20年にまで引き上げられた。ところが、この法律は立証のハードルが高く、捜査に時間がかかるなど適用が容易でないとの声が現場に強い。このためか、最近は法律の抑止効果にも陰りがみえていた。そんな折、8月末に福岡市で飲酒運転によるひき逃げで幼いきょうだい3人が死亡するという痛ましい事故が発生、厳罰化を求める世論が一挙に高まった。
警察庁の試案は罰則強化にかなり踏み込んだ内容で評価できる。酒酔い運転の罰則は現行の懲役3年以下が5年以下に、罰金も2倍になる。ひき逃げは懲役5年以下が10年以下に、飲酒運転とひき逃げの併合罪の上限は、7年半から15年に引き上げられる。また、悪質な違反で免許を取り消された場合、再免許発行までの期間を上限で5年から10年にした。この効果も期待できよう。
 重ねて言う。酒を飲んだら運転しない、させない。この意識をもう一度、徹底して肝に銘じたい。

┏━━ Check ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎〔社説〕2006年 世界を回顧する◎
29日;読売社説〔全〕[06回顧・世界]「不安定化が進んだ1年」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061228ig90.htm
『読売新聞の読者が選んだ「海外10大ニュース」の上位には、世界や地域を不安定にしたこの1年のニュースがずらりと並んだ。 国際社会は不安と戸惑いの中、視界不良の07年を迎えようとしている。
北朝鮮は7月、日本海方面に向けて長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を含むミサイル7発を発射した(3位)。10月には、北朝鮮北東部の実験場で、初の地下核実験を行った(1位)。 国連安全保障理事会は、大量破壊兵器物資の移転阻止のための貨物検査や金融制裁などを柱とする制裁決議を採択した。 「核保有国」の立場を誇示する北朝鮮に核廃棄をどう迫るか。来年も地域の最大の不安定要因となり続けるだろう。 イランの核開発も、北朝鮮に劣らぬ深刻な問題だ。イランは2月、ウラン濃縮の事実を公式に認めた(15位)。国連安保理は12月、初めての制裁決議を全会一致で採択した。
唯一の超大国として国際秩序維持のカギを握る米国では、政治の勢力図が変わった。11月の中間選挙で、野党・民主党は、12年ぶりに上下両院の多数を占めた(5位)。ブッシュ共和党政権の敗因は、混迷するイラク情勢に尽きる。 そのイラクでは5月、前年末の国民議会選挙で勝利したシーア派政党連合のマリキ氏を首班とする本格政府が発足した(11位)。11月にはイラク戦争で政権を追われた元大統領サダム・フセインに住民虐殺など「人道に対する罪」で、死刑判決が言い渡された(6位)。12月には死刑が確定した。 ブッシュ政権はどう袋小路から抜け出すのか。政権が進めている政策見直し作業に注目が集まっている。
 世界各地で、テロがやまない。インド西部のムンバイで7月、列車同時テロが起き、179人が死亡した(10位)。英国では8月、航空機爆破テロ計画が危うく阻止された(13位)。犯行に及んでいれば、前年のロンドン同時爆破テロに続く惨事となるところだった。 プーチン大統領を批判していた露連邦保安局(FSB)元中佐のアレクサンドル・リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで死亡した事件は、特異な放射性物質による殺害と分かった(9位)。 前年来の原油高が一段と進んだ。7月には77ドルを突破し、最高値を更新した(7位)。中国の旺盛な需要に加え、イスラエルのレバノン侵攻(16位)といった地域紛争が押し上げ要因となった。 鳥インフルエンザの拡散が止まらない。総死者数は3月100人、10月末に150人を超えた(8位)。 23万人の犠牲者を出した04年インド洋津波の震源地、インドネシアで5月、またも大地震が発生、ジャワ島中部の住民約6000人が死亡した(2位)。フィリピンでは2月、大規模な地滑りで1100人以上が犠牲となった(22位)。
 科学界でも大事件があった。国際天文学連合(IAU)は8月のプラハ総会で冥(めい)王星を太陽系の惑星から除外し、新設の矮小(わいしょう)惑星に分類した(4位)。1930年に発見された冥王星の降格は、世界の教科書業者を慌てさせた。韓国では、世界で初めてヒトのクローン胚からES細胞を作ったとする黄禹錫ソウル大教授が、論文を捏造していたとして摘発された(14位)。日本でも年末、東大教授が論文捏造疑惑で懲戒解雇された。人ごとではない。
不安定さを増す国際社会を安定軌道にどう誘導するのか。07年は節目の年となるかもしれない。
 

┏━━ Action ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎75歳以上の医療費の負担◎
28日;朝日記事)75歳以上の外来医療、「定額制」を導入へ 厚労省
http://www.asahi.com/health/news/TKY200612280381.html
『厚生労働省は28日、75歳以上のお年寄りの外来診療について、医師の治療を1カ月に何回受けても医療機関に支払われる診療報酬を一定にする「定額制」を導入する方針を固めた。寝たきりの在宅患者への往診など、高齢者向け医療の一部ではすでに定額制が導入されている。厚労省はこれを外来医療へと拡大して医療費の抑制を図る考えだ。高齢者に対して、必要度の高くない医療が過剰に行われているとされる現状を改善する狙いだが、患者の受診機会の制限につながる可能性や、医療機関がコストを下げようと必要な医療まで行わなくなる危険もあり、今後、適用する疾病の範囲や条件を慎重に検討する。 
 75歳以上の医療費(2004年度)は9兆214億円で、医療費全体の28%を占める。患部を温める簡単な治療を受けるため患者が1カ月に20回以上診療所に通うなどのケースもある。 厚労省は、医療の質を保ちつつ定額制を導入することは可能とみるが、患者は選んだ医療機関に一定期間は通い続けることが求められ、いつでもどの医療機関でも受診できる自由が一部制限される。受けられる治療の回数が減ったりすることも考えられ、反発が予想される。  また、同じ病気について患者が同時期に複数の医療機関を受診すれば、逆に医療費がふくらむ恐れもあり、重複受診を防ぐ仕組みも必要となりそうだ。 

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