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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 509 2006.12.27)シニアネット[『おいおい』(第509豪)

2006/12/27

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/12/27━━

     シニアネット 『おいおい』         第509号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━━━

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 炬燵寝る妻の眼元の涙かや                               京極 杞陽

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 大戦中は、昭和天皇の宮内省式部官を勤めていた元子爵。兵庫県豊岡藩主の第14代の当主。敗戦後浪人をしていた。師の高浜虚子に、「株屋になりたい」と相談した。虚子は言下に、「あなたには相応しくないから、家にあるものを売り食いしなさい。」と忠告した。
 夫人に生活の苦労をかけながら、気つかないふりをしている。やりくりにご苦労があつた奥様に深い夫婦愛が、「妻の眼元の涙かや」になった。郷里豊岡に帰り、6人の子息を育てた。(1908-1981)。

┏━━ Plan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎来年は「丁亥」です。どんな年になるのでしょう◎
 干支からみた来年の「丁亥」を占ってみよう。2005年の「乙酉」と2006年の「丙戌」と2007年の「丁亥」とは連なっている。「乙酉」に始まった新しい動きが、「丙戌」になり権力者が交代して、次の時代を形成しはじめる。それが果たしてよい結果が生まれるとは限らない。
 「丁亥」の年になり、新しい制度が始まり、新興勢力が権力を手に入れる。大地震が起きやすい年回りで、政治的にも新しい動きが目立つだろう。旧勢力が終息して新勢力が交代する。その波たちが世間を騒がせる。なんとなく落ち着かない年でもある。
 丁は、互いに対抗する勢力が衝突をする。季節で言うと陽気であるが、4月から5月の陽気である。陽気が下り坂になるところである。
 亥は「核」で、起爆的エネルギーを持っている。「核保有」をめぐる暗示に富んでいる。
「丁亥」の両者のエネルギーが何を起こさせるか不明である。何が発生するかわからない。起これば爆発的な事象が起きるのが「丁亥」です。
いずれにしても、来年は大変な年になりそうです。地震も核もぶっそうなものが待ち受けているようです。力を合わせて、乗り越えるようにしましょう。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎(社説)姉歯実刑の判決をめぐる問題点◎
 耐震偽装事件で東京地裁は、姉歯秀次・元1級建築士に懲役5年、罰金180万円の判決を言い渡した。建物の耐震強度を偽装しただけでなく、議院証言法の偽証罪などが主な罪状である。

27日;読売社説(1)[姉歯実刑判決]「それでも消えない被害者の怒り」
  http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061226ig91.htm
『検察側の求刑をそのまま認めた量刑である。建築基準法の規定では、事件の核心である偽装行為に対しては罰金刑にしか問えず、当初から法の不備も指摘されていた。今回は国会の証人喚問での証言に議院証言法の偽証罪を適用したことが、実刑5年につながった。
判決が示したのは、偽装は姉歯被告の個人犯罪という構図だ。姉歯被告の偽装を、民間の指定確認検査機関や自治体が見抜けなかった。検査業務は1999年から民間にも開放されたが、利益優先のおざなりな検査が一部で常態化していた。施工主や建築主の中には、安全性の確保は他人任せで、欠陥に対する補償能力のない業者がいることもわかった。しかも、姉歯被告以外にも、偽装やずさんな強度計算など、各地で不適切な設計業務が次々と発覚した。国土交通省は、建築基準法や建築士法を改正し、罰則を強化したり、建築確認制度を見直したりした。法律上の仕組みは整備されてきた。問題は実効性である。判決は「技能や職業倫理に対する信頼を取り戻すには、建築業界を挙げての努力が必要」とも指摘した。同様に、建築行政の信頼回復も問われている。

27日;日経社説(2)事件の偽装も断罪した姉歯判決
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20061226MS3M2600H26122006.html
『今回の事件は、偽装物件を引き渡されたマンション住民やホテル会社に多大な財産被害を生じさせたばかりか、深刻な社会不安も生んだ。それが1人の建築士の無責任な行為で引き起こされた、と考えると、社会の安全や秩序を保つはずの法令や行政制度のもろさに暗然とする。耐震偽装に加担せずと裁判所で認められたとはいえ、偽装物件にかかわった企業の行いも気掛かりだ。詐欺行為は論外として、被害が出ない形式犯に近いものであっても法令違反がそれぞれあった事実は、職業倫理や社会に負う職業責任への意識の低さの反映にほかなるまい。事件後、建築基準法や建築士法が改正された。しかしどんな法令・制度も、関係者に守る気がなければ無力だ。姉歯被告の犯罪を他山の石として、職業倫理、職業の社会的責任ということをもう一度考えたい。

27日;産経社説(1)姉歯判決 信頼回復への道なお遠い
  http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/061227/shc061227001.htm
『事件の発覚を機に、国による同種事件の再発防止策もやっと進み始めた。とはいえ、欠陥住宅・マンションに対する国民の不安感は、いまだ解消されたとは言い難いのが実情である。建築士法については、6月と12月の2度にわたり建築士の質の向上を狙いとした大幅改正が行われた。建築確認の審査も厳格化された。建築基準法の改正で構造計算が適正かどうかを判断する第三者機関の設置もその一つだ。専門家による二重チェック体制の構築である。高さ20メートル超の建物(7階建て相当以上)は今後、この判定機関で構造の専門家による審査が義務づけられる。しかし、せっかくの制度も生かせなければ意味はない。最近も札幌市で、元2級建築士による構造計算書偽造問題が明るみに出たばかりである。行政はもとより建築関係者もまた、失った国民の信頼回復には、なお相当の時間と努力が必要なことを肝に銘じるべきであろう。

┏━━ Check ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎(社説)安倍内閣の予算案の評価◎
 安倍晋三首相の最初の成績表ともいえる予算案が決まった。来年夏に参院選を控えた政治情勢や小泉前政権への反発など逆風のなかで、改革のテンポが鈍った印象をぬぐえない。

25日;日経社説〔全〕逆風に耐えたとは言い難い安倍改革
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20061224MS3M2400924122006.html
『予算案決定までに決着した案件の多くは、前内閣の意気込みを反映していない。安倍改革の試金石ともみられた道路特定財源の一般財源化問題では、2兆円を超える地方の道路財源には手を着けなかったほか、国の分の8割強を占める揮発油税の取り扱いを白紙のまま来年に先送りした。
 歳出の面では、公共事業費を骨太方針の1―3%減より削って3.5%減とした。一見、大胆な切り込みだが、各地で公共事業談合が表面化している事実を考えると、発注の適正化によって事業の単価を10―20%低くできる可能性が大きい。
 今年度予算でやり残した部分が多い医療の効率化にはほとんど手を着けなかった。防衛費は0.3%減らすが、冷戦時代の名残で北海道に多くの部隊を配置している現状や、欧米に比べ著しく高い装備品の価格などを見直せば、もっと削減できたはずだ。
 安倍内閣で改革のテンポが鈍った大きな原因は参院選で与野党の接戦が予想されることだろう。
財政赤字や少子高齢化など多くの問題を解決するには「官から民へ」の改革を加速するとともに、対外開放を進め国際的な経済交流に成長の機会を探る必要がある。改革は緒についたばかり。民主党と当面の国民受けを競う余裕はないのである。安倍首相に強い指導力の発揮を望むとともに、改革推進の大切さを政治家に改めて訴えたい。 

┏━━ Action ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎(社説)2006年回顧日本 ◎
 読者が選んだ読売新聞の「2006年、日本10大ニュース」には、うれしい話が上位に並んだ。

26日;読売社説(全)[06回顧日本]「伝統的な価値観が見直された」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061225ig90.htm
『トップの「紀子さまが男子ご出産」は90%近い得票を集めた。2位は「トリノ五輪、荒川静香選手が『金』」、3位は「WBC、王ジャパンが初代王者」だった。明るいニュースのトップ3独占は、1990年以来だ。今年のトップ10にはこのほか、「夏の甲子園決勝、37年ぶり引き分け再試合で早実が初優勝」(5位)と「日本ハム、44年ぶり日本一」(8位)が入り、スポーツの話題が四つもランクインした。
堀江貴文社長(当時)が逮捕された(6位)。逮捕の直接の容疑は粉飾決算などの証券取引法違反だったが、それとともに問われたのは、「人の心は金で買える」と広言してはばからなかった堀江被告の拝金主義だった。 「金儲けの何が悪いんですか」と、記者会見で開き直った村上ファンドの村上世彰代表(当時)も、6月に逮捕された(28位)。二つの事件を通じて、市場原理主義の問題点が浮き彫りになった。
 「いじめ」を苦にした子供の自殺が、人の心に大きな衝撃を与えた年でもあった(7位)。子供たちが人間性を欠いた大人の犠牲になる事件が絶えなかった(9位)。
安倍内閣は、こうした社会状況の中で発足した(4位)。初めての戦後生まれの首相は「美しい国造り」を強調した。それは、文化、伝統、自然、歴史を大切にし、自由と規律を重んじる、凛とした国だという。教育基本法の改正は、そのための重要な第一歩だった。
上位のニュースはいずれも、国内に漂う閉塞感を吹き払ってくれた。来年はあらゆる分野に、さわやかな新風が吹いてほしい。そう切に願う年の瀬である。

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