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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 485 2006.10.29)シニアネット『おいおい』〔第485号)

2006/10/29

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/10/29━━━

     シニアネット 『おいおい』         第485号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━━━

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 たましひのしずかにうつる菊見かな                          飯田 蛇笏
 菊人形たましひのなき匂いかな                            渡辺 水巴
             
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 秋も深まり各地で菊花展が開催されます。菊作りは、1年を通して精魂を傾けて育てる。何百年もその規律と構成美を守り続けてきた伝統美がある。前句は、その「たましひのしずかにうつる菊」を鑑賞する。後句は、菊人形が、「たましひのなき匂い」で着飾った菊人形、しょうせん人形である。魂の匂いのない空ろな感じがする。
 丹精して育て上げられた観賞用の菊の磨かれた技の美しさに対する人の「たましひのしずかにうつる菊」という芸術品を素直に理解したい。日本の伝統と歴史を象徴する菊は、古来長生きを約束する花だそうだ。

┏━━ Plan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎『社説いちゃもん』メルマガの正当化◎
 偏屈爺さんになったもんだ。毎朝配達される2紙は、最初に社説を読む習慣がついいた。3紙は、サイトで読む。毎日と読売は、前夜読める。社説を読んで、寝ることもある。最近のトピックスは「朝日新聞の変貌」である。安倍内閣から、政府支持派にまわった。読売の近くまで右寄りになった。一番いちゃもんをつけていた朝日が、最近はいちゃもんをつける存在ではなくなった。
 社説の掲載の仕方にも、企業文化の違いがある。読売は一覧表で,掲載日順にタイトルを整理してある。産経は日付のみ(当日に番号がとられる)。日経は、前日以前は「過去に掲載された記事」になり、日付けタイトル順になる。毎日はその日付け順の塊が少ない。朝日は、本日の社説は番号が付かない。翌日に、新しい番号がとられる。
 便利がいいのは、入力しなくて良いことだ。C&Pを使用して転載すれば良い。朝日、読売は、削除しやすい。短文構成である。文章が練られている。毎日と産経は、削除できないほど、長文が多い。文章が推敲されてないから、文章を削除すると意味不明になる。また、文の途中で削除できない。日経は、長文と短文が混在しているので、削除しにくい。同じく、削除する場所により、意味不明になる。
  社説を「おちょくる」のは、当分やめられないだろう。論説員の文章は、記事と違い読み易い。論理性の追求になる。「悩力試験」より役に立つ。文的処理能力の訓練になる。私の「社説のおちょくり」は自分の健康のためのでもある。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎〔社説〕「必勝漏れ」は「履修逃れ」だ◎
  大学受験のためには、なんでもOKなのか。教育の現場では「偽善」は許されない。世界史などの必修科目を生徒に履修させていなかった高校が、全国に広がっている。いずれも進学校だ。大学受験に必要な科目を優先するあまり、高校で学ばなければならない内容を定めた学習指導要領を無視していた。 履修してないか科目の内申書まで「偽造」していた高校がある。

27日、朝日社説(1)必修漏れ 生徒にしわ寄せするな
 http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『いまこそ必要なのは、必修科目をごまかす高校がこんなに増えた背景に目を向けることだ。 今回発覚した高校の中には、数年前から手を染めていたところが目立つ。学校5日制や新しい学習指導要領が論議され、導入された時期にあたる。公立高校は土曜日が休みになり、授業時間が減った。そのうえ、総合学習の時間が設けられた。授業時間のやりくりが難しくなったのだ。一方で、国公立大学は学力低下を恐れる声に押されて試験科目を増やす方向にかじを切り、センター試験は5教科7科目が原則になった。逆に私立大学は3教科の入試が主流のままだ。少ない授業時間で、さまざまな生徒の要望に応えなければならない。高校は指導要領と大学入試の板挟みになり、履修科目をごまかしてでも受験勉強の効率を上げたいと考えたのだろう。大学は入試の科目と問題を指導要領に沿ったものにする。指導要領は共通に学ぶべき内容を厳選する。公立校に週5日制を義務づけている法令もゆるやかにする。そんなことを考えた方がいい。

27日、読売社説(1)[高校「必修」逃れ]「受験偏重が招いたルール無視」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061026ig90.htm
『「受験に不必要な科目は学習したくない」。そんな生徒の要望に押され、指導要領に反すると知りながら、規定に背いた学校、教師が多かったようだ。だが、そこで受験科目以外の教科を学ぶ必要性を、生徒に説得することが教師の役目だったのではないだろうか。「受験に不要」の理屈がまかり通れば、体育や芸術、家庭科などの授業も意義を失うことになる。結果的に、生徒から他の科目を学ぶ機会を奪った。これから履修させるため、卒業までに残された5か月間で70回の授業を受ける負担も背負わせた。二重の意味で、学校と教師の責任は重い。こうした履修漏れは、かなり以前から高校にはびこっていた。5年前にも西日本で表面化したが、抜本的な対策は講じられなかった。さらに、地理歴史だけでなく、理科や情報などの教科でも、一部不適切な履修が行われているようだ。この際、実態をすべて明らかにした上で、文部科学省が各教育委員会を通じ、適切な改善指導を行うべきだ。現在、文科省は学習指導要領の改定作業を進めている。「国際化の進展」を重視して「世界史」が必修とされたのは1989年だ。

27日、産経社説(2)履修逃れ 公教育は受験だけでない
 http://www.sankei.co.jp/news/061027/edi000.htm
『未履修の単位は生徒が取得したことにして、各教育委員会に虚偽報告し、卒業させていた学校があるという。受験を口実にした未履修の例は社会科に限らず、理科など他の科目にもあるとみられる。高校は予備校と違い、社会生活に必要な幅広い知識やマナーを身につけさせる公教育の場である。受験対策も大切だが学習指導要領に定められた必修科目はきちんと履修させてほしい。未履修が発覚した高校では、来春の大学受験を控えた3年生に冬休みを返上させて補習授業を行うことなどが検討されている。現行の高校指導要領は平成11年に策定され、平成15年度から実施されている。小中学校と同様、ゆとり教育を実現するためとして、卒業に必要な単位数が以前の80単位から74単位に減り、必修科目の最低単位数も普通科で38単位から31単位に削減された。高校の世界史を必修とすることは、平成元年に策定された旧指導要領に盛り込まれた。旧指導要領は、個性と国際化を重視した中曽根内閣の臨時教育審議会の答申を色濃く反映していた。「日本の歴史を知らずに、国際社会で通用するのか」という指摘もある。

27日、日経社説(2)履修漏れで問われる指導要領
 http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20061026MS3M2600726102006.html
『授業はけっして入試合格だけが目標ではない。しかし今回の事態をみれば、指導要領のタテマエを現場が背負いかねている側面があるのは確かだ。これを機に「地理歴史」に限らず、指導要領と入試実態の矛盾をどう解消するか検討する必要があろう。さらに、拘束力の強い指導要領そのものをもっと弾力化することも議論の対象にすべきである。高校の歴史教育の改革も大きな課題だ。89年の指導要領改訂で世界史を必修にしたのは国際的な視点を養うことを重んじたためだ。しかし世界史か日本史かをめぐっては多様な意見がある。首都圏の教育長協議会は日本史重視の立場から、世界と日本の近現代史を総合的に学ぶ新科目を必修化する案などを打ち出している。こうした考え方も含め論議が活発化することを期待したい。履修漏れ問題はさらに広がる様相をみせているが、やみくもに学校たたきに走るばかりでは事態の本質を見えにくくする恐れがある。加えて、文科省がこうした状況を踏まえて学習指導要領などによる拘束を強めようとするなら、学校現場を萎縮させることにもなりかねない。ここは冷静な対応が必要である。

┏━━ Check ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎〔社説〕「郵政造反組みの復党」と郵政改革の本旨は◎
 昨年の衆院選で、当時の小泉純一郎首相は郵政民営化を争点にし、それを有権者に明確に示すために民営化法案の反対者を公認せず、さらに「刺客」候補をぶつけた。当時、国民に争点をはっきりさせるという点で、新聞は「公認拒否は当然だ」と主張した。小泉首相は「古い自民党とは手を組まない」とも言い切り、仮に造反組が当選しても、それは復党や連携がないことを意味していた。そのけれんみのない姿勢は有権者の心をとらえ、296議席という自民党大勝の要因になった。しかし、現実は違う。

25日、毎日社説(1)「造反組」の復党 郵政解散の大義はどこへ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20061025k0000m070146000c.html
『郵政造反組は、衆院選を逆風の中で勝ち抜いただけに後援会組織も強く、特に参院選で民主党との勝敗の分岐点と言われる1人区では、自民党にとってその支援が欠かせないという事情がある。ただ、自民党は衆院選で、造反組は古い党の象徴であり、抵抗勢力を改革派の「刺客」が打ち破るという構図を描き、選挙戦全体のイメージを作り上げた。それが今度は、その人たちに参院選での救世主を期待するというのか。あの郵政解散の大義は何だったのか。「小泉劇場」の木戸銭を返せと怒る有権者もいるだろう。党内部でも世論の支持が得られるのかとの慎重論がある。小泉前首相は24日、武部勤前幹事長に対し「参院は間違っている。新しい自民党に期待している人が逃げていく」と反対論を展開した。それは組織選挙を志向する参院幹部への批判であり、造反組と対決した当時の責任者として当然の発言だろう。首相は日中、日韓首脳会談の再開、北朝鮮の核実験への対応など手堅い政権運営を見せ、衆院補選でも2連勝し、滑り出しは好調だ。ただ一つのつまずきで、がらっと空気が変わることがある。世論を軽くみないでほしい。

┏━━ Action ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◎日本ハム優勝◎
  私事だが、一リーグ時代に広島で見た「東急対阪神」で青バットの大下弘選手に憧れた。広島にカープ球団が出来る前である。少年時代の夢は3回の優勝で充分だ。社会人になった翌年に水原茂監督で日本一〔昭和37年〕。次は、大沢啓二監督で優勝。そして、今回の3回目である。北海道の行き遠くなったが、ファイターズは少年時代の夢である。ヒルマン監督は夢を現実にしてくらた。「シンジラレナイ!」し「マンガのような出来事である」

28日、朝日社説(2)日ハム優勝 北からの新しい風
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『その原動力の一つが、札幌に拠点を移したのちに迎えた新庄選手である。もう1人のチームの柱である小笠原選手とは好対照だった。職人肌の生え抜き選手と、目立つことが大好きな新庄選手は、一見すると水と油のようである。ところが2人は互いにプロとしての姿勢を認め、言葉にはしなくても通い合うものがあった。ヒルマン監督の存在も大きい。まだ43歳だが、プロの監督歴は16年になる。米マイナーリーグでの12年間は、専門誌から有望な指導者として度々表彰された。マイナーリーグはスタッフが少ないから、打撃投手からファンサービスまであらゆることを監督がこなす。外国人監督を支えたフロントの整備も見逃せない。今回の日ハムの優勝は、北海道へ移り、看板を書き換え、球団としての再出発があったからこそだった。

28日、産経社説(1)日本ハム日本一 パ・リーグV4の意味大
 http://www.sankei.co.jp/news/061028/edi001.htm
『パ・リーグはこれで日本シリーズ4連覇となる。うち3つが福岡ソフトバンク、千葉ロッテ、北海道日本ハムと地域名を冠に頂く球団だ。それぞれ大阪、川崎、東京での球団経営に行き詰まり新天地に活路を求め、球場に足を運んでもらうために各種特典を設け、地域の祭りに参加し、地を這うような努力で浸透していった。後発の日本ハムは先行球団を手本に、V9巨人の名外野手で元日本ハム監督、高田繁氏をゼネラルマネジャー(GM)に登用し、新戦力発掘、育成のための情報一元化システムを確立して日本一につなげた。目を地方に転じてみると、札幌、千葉、福岡、そして東北楽天の仙台と球場には「地元意識」に支えられた熱気がいっぱいだ。

28日、毎日社説(2)北海道日本ハム プロ野球も「地方の時代」に
 http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20061028k0000m070164000c.html
『日本ハムは2004年から北海道に本拠地を移し、球団名に「北海道」をつけて地域に密着した球団作りに着手した。入場時間に応じた割引チケットの販売、選手たちの学校訪問や野球教室など、東京ではできなかったさまざまなアイデアを実行に移していった。地道なファンの掘り起こしは「新天地」だからこそできたことでもあったのだろう。人気者の新庄剛志選手の加入も北海道のファンを引き寄せる大きな力となったようだ。外国人監督のもとで思い切った改革が行われたのは、果たして偶然なのだろうか。プロ野球はいま、巨人中心の「中央集権」から「地方の時代」に移りつつある。プロ野球だけではない。高校野球では駒大苫小牧が一昨年、昨年と全国制覇し、今年の都市対抗野球は秋田県にかほ市(TDK)が初優勝した。ファンあってのプロ野球」に向け、12球団はさらなる改革を競い合ってもらいたいものだ。

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