生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

(NO 455-2006.08.20)シニアネット『おいおい』(第455号)

2006/08/20

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/08/20━━━

     シニアネット 『おいおい』           第455号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 敵といふもの今は無し秋の月                      高浜 虚子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昭和20年8月25日の朝日新聞に掲載された。8月22日(虚子71歳)に、小諸の疎開先で作句した。「在小諸、詔勅を拝し奉りて、朝日新聞の需めに応じて」と前書がある。「秋蝉も泣き蓑虫も泣くのみぞ」。「盂蘭盆会其勲を忘れじな」。「黎明を思ひ軒端の秋簾見る」と四句が新聞発表された。虚子は戦争を題材にしなかった。戦争が終わった時の心情を詠んだ。 憎しみの対象としての「敵といふもの」があったが、「今は無し」になった。戦争の愚かさを表現した。清涼な「秋の月」が光りを放っているだけである。「今は無し」は、全国民が虚脱状態になっていた空しさが漂っている。

┏━━ Start ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎「新政権」に先送りで良いのか。「選択と集中」を◎
 メデイアは、「小泉政権で出来なかったこと」を「次期政権に期待したい」と常とう用語のような表現をする。次期政権が、オールマイテイなのか、力持ちのような期待をさせる。一人の政権で出来ることは、限りある。実行予定の重要な重点政策を書き上げたものが、マニフェストである。これくらいの項目しか出来ませんと始から限定して言っている。
盛り沢山の政策課題を盛り込むべきではない。
 需要側は、言いたいことは沢山あるだろう。重要なものから順番に要求をしなければならない。予算があり、人員がある。「なにもかも、お願いします」方式の要求はやめたがよい。特に、新聞論調の「次期政権に重くのしかかる」方式の「独断と偏見」は困りものである。新総裁は、千手観音ではないのだから、無理なことは無理とお断りすべきである。マネジメントにおける「選択と集中」の手法を導入すべきである。戦略が必要である。

┏━━ Plan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎企業の漏洩対策。仕事に関係ないサイト遮断ソフト◎

20日、朝日記事)仕事と無関係のサイト遮断ソフト、企業に浸透 漏洩対策
http://www.asahi.com/life/update/0820/004.html
『職場のパソコンを使い野球の結果を知ろうとインターネットに接続するのはダメ——仕事と直接関係ないサイトの閲覧を制限する動きが企業に広がっている。「業務の効率アップ」に加え、昨春の個人情報保護法施行を機に情報漏洩対策が強化されたためだ。青少年向けとして始まった有害サイトを遮断するフィルタリングソフトの市場が昨年は約2割伸び、今や学校や家庭以上に企業で浸透している。トヨタ自動車では今春からアダルトサイトなどの「有害情報」が閲覧できなくなった。買い物サイトやスポーツニュースなど趣味のサイトも、閲覧しようとすると「このページは利用制限されています」との警告が画面に表示される。』

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎北方領土問題は『5年間の空白』のツケである◎

20日、産経記事)領土問題「空白の5年間」のツケ 対露交渉進まず
 http://www.sankei.co.jp/news/060820/sei036.htm
『北方領土・貝殻島付近で漁船「第31吉進丸」がロシア国境警備艇に銃撃され、1人が死亡した事件は、外務省の塩崎恭久副大臣がモスクワに出向いて交渉したが、拘束された船員の即時釈放すら実現せず、領土問題に対するロシアの強硬姿勢が改めて明確になった。小泉純一郎首相は、5年以上に及ぶ在任期間中、北方領土問題の解決を主要な政治課題にしなかったのは確かで、「空白の5年間」のツケは、次期政権に重くのしかかることになりそうだ。「ロシアの動きは不気味だ。気を抜けない」。ロシア情勢に詳しい政府高官は、昨年来、次のように警告していた。「日中関係が悪化するとロシアがそれに付け込む構図は100年前から変わっていない。しかも原油の高騰で油田を持つロシアは強気だ」  日露関係は、冷戦崩壊直後からしばらくは、比較的良好な状態が続いた。橋本龍太郎首相とエリツィン露大統領(いずれも当時)が平成9年に交わしたクラスノヤルスク合意と、翌年の川奈会談では北方領土問題に解決の兆しも見えた。しかし、プーチン政権誕生で状況は一変した。プーチン大統領は領土問題で一切譲歩しない考えを堅持。小泉首相は、プーチン大統領と12回も首脳会談を行いながら、領土問題では何の成果もなかった。首相自身も16年9月に北方領土を洋上視察した以外は、目立った取り組みをしてこなかった。こうした中起こった漁船銃撃事件は、北方領土の恒久占領を志向するプーチン政権の姿勢を如実に示したものといえる。 これに対し、日本側は、麻生太郎外相が事件当日の16日、ロシアのガルージン駐日臨時代理大使に「北方領土はわが国の領土であり、到底容認できない」と抗議した。しかし、21日から「人道上の見地」から択捉島の病人5人を北海道の病院に受け入れる方針を決めるなど腰の引けた対応ぶりも目立ち、「この5年間、領土問題などでどれだけの実績をあげたのか」(鈴木宗男衆院議員)との批判が高まりつつある。』

┏━━ Check ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎「独断と偏見」の社説のサンプル◎
 朝日社説が、「独断と偏見」のサンプルのような論調を展開した。独自の考え以外には、受け入れないし姿勢が滲み出ている。メディアの危機を叫ぶメデイアが一番「危険な道」を歩んでいる。メデイアの反省も自己浄化も見えない。民主主義の基本の「自由な発言」とその評価をそこなう動きこそ極めて危険である。

19日、朝日社説(1)戦争とメディア 競って責任を問うた夏
http://www.asahi.com/paper/editorial20060819.html
『読売新聞は昨夏から1年かけて戦争責任を検証し、その総括を特集した。朝日新聞とはしばしば論調が対立してきた読売だが、東京裁判とは別に、自ら戦争責任を追及した意欲を高く評価したい。結論はおおむね私たちの考え方と一致していた。東京裁判と重なるところも多い。例えば、東京裁判で絞首刑になったA級戦犯7人は、軽重はともかく、みんな責任はあるという認定だった。日中戦争を拡大させた近衛文麿首相について、太平洋戦争を始めた東条英機首相に次いで重い責任があるとした。日中戦争が泥沼化した先に太平洋戦争が起きたことを思えば、共感できる。「戦争を続けた責任」を追及したのは新鮮だった。このため終戦を先送りした鈴木貫太郎首相も重い責任を問われた。気になる点もある。昭和天皇の責任を問わなかったのは東京裁判と同じだが、法的にはともかく、全く責任なしと言い切るには論拠が弱かった。15日の社説には、「犠牲者は、日本国民だけではないが……」とあるが、おびただしい犠牲を出したアジアの人々への責任には踏み込まなかった。それも物足りなかった点だ。この意味で、NHKが放送した「日中戦争——なぜ戦争は拡大したのか」は、南京虐殺の真相にも迫った力作だった。兵士の証言や新資料を使って、甘い見通しで始め、軍の独走を防げなかった戦争の実態を描いた。ほかにも、「硫黄島玉砕戦」「満蒙開拓団はこうして送られた」などの優れた番組が目についた。 力がこもった報道はそれだけではない。毎日新聞は連日、靖国問題を考える連載や特集を組んだ。A級戦犯合祀(ごうし)に昭和天皇が不快感を持っていたことを裏付ける元宮内庁長官のメモをスクープした日経新聞のことも忘れがたい。朝日新聞も、大型企画「歴史と向き合う」などで戦争責任や戦没者の追悼のあり方を問い直す作業を続けている。 読売新聞は検証の総括で、「軍の力がそれほど強くなかった満州事変の時点で、メディアが結束して批判していれば、その後の暴走を押しとどめる可能性はあった」と書いた。全く同感だ。 メディアが権力を監視し批判する使命を放棄したらどうなるか。この重い教訓を忘れないようにしたい。 』

┏━━ Action ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◎「新聞記者の良心とは」を問うNHK土曜ドラマ◎
 NHK土曜ドラマ「新・人間交差点」は連続3週放送する。第1回は、8月19日に終わったが、第2回は8月26日、第3回は9月2日の午後9時より放送予定。
 劇画の『人間交差点』(矢島正雄・弘兼憲史原作)と 内海隆一郎氏の小説「翼ある船は」をベースにドラマ化した。脚本は矢島正雄。
「歳月は残酷なものです。老いや挫折、変節という言葉がつきまといます。しかし一方では、人が生き続けていく限り、歳月は誰にも平等でもあります。忘却や郷愁、尽きぬ希望といったセンチメンタルな優しい言葉を思い出すことも出来ます。歳月の残酷さと優しさが、このドラマ「新・人間交差点」のテーマなのだろうと思います。」(制作統括者)
 登場人部は、現在73歳の主人公(仲代達也)の定年後20年の元新聞記者。姉の孫(佐藤江梨子)の駆け出しの新聞記者を中心に展開する。出雲の田園風景と大阪の喧騒が対照的だ。取材したが、掲載しなかった記事『人間交差点』シリーズを現代の眼で再検証する。
http://www.nhk.or.jp/dodra/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【配信】週2回以上(不定期)        【 読者数 】795人
【変更・配信停止】【バックナンバーの閲覧】
        http://www.melma.com/backnumber_151498/
【発行人兼編集人】 田村昶三      【 創刊 】2001年7月23日
【 Blog 】 http://s-tamura.cocolog-nifty.com/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。