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シニアネット 『おいおい』

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(NO 435-2006.07.12)シニアネット『おいおい』(第435号)

2006/07/12

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/07/12━━━

     シニアネット 『おいおい』             第435号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━

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 七月の青嶺まぢかく溶鉱炉                 山口誓子
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 昭和2年(1927)作。「七月の青嶺」である。五月でも六月でもない、「七月の青嶺(あをね)」。梅雨が明けたばかりの瑞々しい生命力に溢れた山がある。黒に近い緑の樹々の山である。その山の近くに、高さを争うような溶鉱炉がある。住友本社労務課に勤務する作者が、九州の八幡製鉄(現新日鉄)を見学した。溶鉱炉は時々真っ赤な銑鉄があふれ出る。近代的な建造物の溶鉱炉と青嶺という自然の対峙が色彩と構図を描き出した。「溶鉱炉」は天を突くような塔と内に火の塊が見える。「青嶺まぢかく」が「青嶺まぢかに」でない。「まぢかく溶鉱炉」が活動しているという表現である。1901年生、1994年没。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎「情報通信白書」の闇に光りを◎
  情報化白書が4日に発表された。ユビキタスエコノミーを謳歌して、ユビキタス社会が到来したと錯覚に陥っている。前提条件がある。インターネットの影が大きい。「迷惑メール」、情報の窃盗、個人情報の悪用は、基本的なマナーである。その確立がまだまだである。次に、著作権法や郵便法に抵触することは厳禁だ。最後に、サーバーテロの防止に全力を傾注しよう。サイバーテロを防止する方法すらみつかってない。マイナスの病巣を切り削いで、はじめて明るい未来が開ける。
http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/whitepaper01.html

12日・読売社説(2)[情報通信白書]「もう『ネットなんか』と言えない」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060711ig91.htm
『情報通信白書によると、昨年のネット利用人口は8529万人に上る。普及率は67%に達している。 理由の一つに、個人による情報発信の広がりが挙げられる。簡易型ホームページ「ブログ」の登録者数は、昨年度末で計868万人になった。知人同士の情報発信に限定した「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」も、716万人に利用が広がっている。日常の生活でも、利用度が上がっている。商品購入の際、消費者の62%はネットで情報を収集する。26%はネット上で商品を購入している。音楽をネット配信で買いたいという人も40%近い。ネット社会には闇もある。白書によると、迷惑メールなど、何らかの迷惑を被った人は個人利用者の55%と、半数を超える。企業では68%に上る。ファイル交換ソフト「ウィニー」による機密情報の流出も、根絶できない。法規制も整備されつつあるが、十分だろうか。現状では、他人のコンピューターのパスワードを盗んでも、罰せられない。コンピューター・ウイルスの作り方さえ、ネットや書籍で入手できる。 政府は、2010年までに本格的なネット社会を築く目標を掲げている。安全性向上の取り組みが欠かせない。』
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◎国連安保理 議長声明と決議の「2段階採択」か◎
 ロシアのサミットは15日からである。締め切り時間は迫って来た。中国の北朝鮮の説得工作は、難航しているようだ。時間稼ぎは許されない。世論に期待されてない国連の安保理の最大の見せ場だったが、「空振り」に終わりそうである。中国の一人芝居で。中国は意外と、北朝鮮に「弱い立場」にあるようだ。これでは、世界の常識に背を向けることになる。折衷案として、英仏が出してきた「2段階採択案」はうまく収集できるだろうか。

12日・日経記事)北朝鮮ミサイル、英仏が折衷案提示・安保理
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt58/20060712AS1C1200212072006.html 
『英仏両国は11日、制裁決議採択を求める日米と難色を示す中国との折衷案として「まず拘束力の弱い議長声明を、次に決議を採択する」2段階案を提示した。日本政府はなお決議採択を目指すが、中国が北朝鮮に自制を求める外交工作を続ける中、落としどころを探る動きが本格化してきた。北京滞在中のヒル米国務次官補は12日午前、李肇星・中国外相と会談、北朝鮮説得の状況を巡り意見交換した。』

12日・NHKニュース)国連安保理 仏が2段階案提示
  http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/12/k20060712000086.html
『北朝鮮のミサイル問題をめぐって、国連安全保障理事会の議長国を務めるフランスは11日、中国が提案している北朝鮮にミサイル開発の停止などを求める議長声明案の採択についてまず検討したうえで、日本などの決議案を協議すべきだという考えを示しました。』

12日・読売記事)北ミサイル、仏は議長声明と決議の「2段階採択」検討
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4100/index.htm
『議長国、フランス国連大使は11日、北朝鮮のミサイル発射への対応について、「非常に厳しい内容」の議長声明を採択した後、北朝鮮の姿勢に変化がなければ制裁決議採択に移る「2段階方式」を検討していると明らかにした。』

12日・産経記事)仏国連大使、「2段階の方法」示唆 北ミサイル
http://www.sankei.co.jp/news/060712/kok027.htm

12日・朝日記事)ヒル次官補、対北朝鮮の説得状況確認か 中国外相と会談
 http://www2.asahi.com/special/060705/TKY200607120193.html
『北朝鮮制裁決議案を中国が厳しく批判していることについて「私はとても良い決議案だと思う。決議案は世界各地の国々から共同で提案されている」と語り、「過剰反応」とした中国の批判は妥当ではないとの立場を示した。』

12日・毎日記事)北朝鮮ミサイル:制裁決議案、反対の立場明言 韓国外相
 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/northk/news/20060712k0000e030059000c.html
『 安保理の7月の議長を務めるドラサブリエール大使は記者団に「最初のステップとして非常に強い内容の議長声明を得ることを検討している」と述べ、次に決議案採決を行うとの考えを明らかにした。
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎ 敵基地攻撃法は論議をつくそう◎
  額賀福志郎防衛庁長官は北朝鮮の弾道ミサイル連続発射に関し、「国民を守るために必要なら、独立国家として限定的な攻撃能力を持つことは当然だ」と述べた。麻生太郎外相も「核を搭載したミサイルが日本に向けられるなら、被害を受けるまで何もしないわけにはいかない」と語った。

12日・朝日社説(1)先制攻撃論 短兵急に反応するな
  http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『 弾道ミサイルの時代なのだから、専守防衛の原則にも手直しが必要なのではないかという議論はあるかもしれない。だが、北朝鮮のミサイル基地を先制攻撃するということは、こうした日本の安全保障政策の根幹にかかわる問題である。北朝鮮の挑発に過剰反応し、短兵急に方針転換へ突き進むようなことがあってはならない。専守防衛を変更すれば、北朝鮮だけでなく、中国や韓国などの周辺国を刺激するのも避けられない。北朝鮮が最も恐れるのは米国の強大な軍事力だ。日本の安全にとって、最大の頼りはやはり米国の抑止力だろう。これを前提として、あくまで外交的な決着をはかるのが日本の戦略であるべきだ。 』

11日・読売社説(2)[敵基地攻撃能力]「脅威を直視した論議が必要だ」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060710ig90.htm
『政府は、ミサイル防衛(MD)システムを導入する。イージス艦搭載のスタンダード・ミサイル(SM3)と地上配備のパトリオット・ミサイル(PAC3)の2段構えで迎撃するものだ。SM3は2007年度から、PAC3は2006年度末から段階的に配備が始まる。額賀長官は配備前倒しの検討を表明した。脅威を考えれば当たり前だ。しかし、北朝鮮はノドン200基、スカッド600基を実戦配備していると言われる。複数の基地から短時間に発射された場合、MDシステムだけではとても対処することはできまい。日本へのミサイル攻撃に対し、発射基地を攻撃するのは、憲法が認める自衛権の発動である。航続距離の長い戦闘爆撃機や射程の長いミサイルなど、どんな装備が必要なのか、検討を怠るわけにはいかない。実際に攻撃するのと能力を持つのとは違う。能力がなければ、「座して自滅を待つ」ことになる。 いつまでも「権利はあるが能力は未整備」のままでいいのか。安全保障環境の変化に対応した議論を深めるべきだ。』

12日・毎日社説(2)敵地攻撃論 冷静かつ丁寧な論議が必要だ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060712k0000m070151000c.html
『「敵地攻撃論」に基づいて攻撃兵器を導入するというのであれば、専守防衛の防衛政策を大きく転換しなければならない。行き着く先は、自主防衛論になるのではないか。そうなれば、防衛力を大幅に増強し「平和国家」の看板は下ろさねばならない。北朝鮮は日本が射程に入るノドンミサイルを200基配備しているという。核兵器の保有も宣言した。拉致問題も未解決だ。日本にとって大きな脅威であることは言うまでもない。今回、再三の警告にもかかわらず、弾道ミサイルを発射した。国民はミサイルによる恫喝に対して有効な手を打てないもどかしさと腹立たしさを感じている。国民が脅威を感じるような新たな事態が生まれている以上、これにどう対処すべきかという議論は必要だろう。日米安保条約との関係をどう整理するかなど、極めて重要な問題を内包している。安易に結論を出すべきではない。新たな情勢と防衛力整備の現状をきちんと見すえ、冷静かつ丁寧な議論が必要だ。』

11日・産経社説(1)防衛庁長官発言 「攻撃力」の是非の論議を
http://www.sankei.co.jp/news/060711/morning/editoria.htm
『 核ミサイル攻撃に対しては、発射の瞬間をとらえ、自国に到達するまでのわずかな時間内に迎撃しなければ、防衛できないことから、国際法的には攻撃を受ける前に自衛行為をとる「先制的自衛」が認められている。独立国家の日本も自衛権を保持している。他国に攻撃的な脅威を与える兵器を持たないと表明した。日本はこのあと、「専守防衛」の立場をとり、敵基地などへの攻撃能力は米軍に依存してきた。だが、47年前は「起こりがたい」とされたことが今、現実味を帯びている。核開発を公言する北朝鮮は中距離弾道ミサイルで日本を恫喝し、「破局的結果」にまで言及している。日本の平和と安全を守るために必要な防衛力とは何かだ。世界の多くの国は一定の攻撃力を保持している。額賀氏は攻撃力について「まず与党の中で議論し、コンセンサスをつくる必要がある」と語った。攻撃力保持の問題について、国民が自分たちの問題として、論議するときである。』
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┏━━ B E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎「緩和医療の普及には10年かかる」か◎
 ガンの身体的な痛みの90%以上は、適切な緩和医療が施されたら、取り除けるそうだ。
初期の段階から「緩和ケア」を治療重視していこうという「日本緩和医療学会」は、会員約4300人。半数が医師で、看護師が34%、その他は薬剤師等。10年前の1996年に札幌で第1回の学会が開催された。今年の第11回大会は神戸市で開かれた。次の10年で、緩和医療が当たり前になるだろうと見ている。身体の痛みを取れれば、何とか自分を取り戻せる。6月に成立の「ガン対策基本法」も初期のがんからの緩和医療と在宅医療の体制づくりをうたっている。がん発見や治療開始と同時に緩和医療をスタートする医療体制が整うことだ。痛みを取り除けば、あとはケアが出来る様になるから。
日本緩和医療学会       http://www.jspm.ne.jp/
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┏━━ シニアの智慧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ○梅雨明け○  
 旧暦の「梅雨明け」は、7月12日。「小暑」(7月7日)のあとの最初の「壬の日」である。7月12日。気象的な梅雨明けは、関東・東海地方の平年並みは7月20日。
    ○蓮の花が咲く○
 暦の「蓮始華」(蓮の花が咲き始める)は12日。蓮は極楽浄土に咲くといわれ、早朝に端正な花を咲かせる。昼下がりは花を閉じる。気品のよさは人々から愛でられている。異名「君子花」といわれる。
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【配信】週2回以上(不定期)        【 読者数 】790人
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【発行人兼編集人】 田村昶三      【 創刊 】2001年7月23日
【 Blog 】 http://s-tamura.cocolog-nifty.com/
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