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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 425-2006.06.23)シニアネット『おいおい』(第425号)

2006/06/23

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/06/23━━━

     シニアネット 『おいおい』             第425号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━

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 蟆子に血を与へては詩を得て戻る                         中村 草田男
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 草田男はブトのいる場所へ出向いて行った。そこで、ブトに刺されて血を吸わせた。その代わりに、俳句が出来た。血の代償として句を得たのだ。俳句は詩の一部門として、俳句を詩と詠んだ。「血を与へては詩を得て戻る」には、成果が上々であった様子がうかがわれる。奪うものと与えるものがあり、与えたものの方が奪ったものより大きいという見方をしている。与えた血はたとえ多くとも、奪った詩のほうが大きいと満足している。血を与えて得た詩は、血を以って書かれた詩と言えるかもしれない。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎福井日銀総裁はスケープゴートなのか◎
 小泉首相は「ついて」いる。国会を延長していたら、リクルート事件の再現になったかもしれない。「延長しない」の発表に時点では、村上ファンドの捜査状況の報告を受けたいた節がある。インサイダー取引である。リストアップされた、財界・政界に人に影響ありと判断したのだろう。福井日銀総裁をスケープゴートにして、逃げ切られると踏んだ。
 民主党も、身内に被害者が出そうなので、及び腰である。正義の味方は誰なのか。検察は駄目だ。最近の検察は、政治権力に弱いから、ちょっと無理なようだ。ライブドアだけで、「一罰百戒」にするつもりが、村上ファンドまで拡がった。収束したいのだが、落とし前がつかない。経済同友会を舞台に展開した「同友会劇場」も終幕になるだろうか。
 新聞の論調は「軟弱」である。福井総裁の弁明を鵜呑みにしている。留任は日経。中立は毎日。留任疑問は読売、朝日である。『おいおい』は、辞任を求める。

21日・日経社説(2)信頼回復へ福井総裁の試練
 http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060620MS3M2000420062006.html
『 日銀の服務規定は総裁に就任した日から自分が責任を持つ事項であり、今まで変えなかったことに問題はないかという思いも禁じ得ない。総じていえば、野党のように「辞任に値する」と断じるほどの根拠は現時点ではないのではないか。行動によって日銀の公正・中立さを証明するのが、信頼回復への最良の方法である。』

 21日・朝日社説(2)日本銀行 総裁の椅子の重さ
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『国民の厳しい視線に想像力が及ばなかったのであれば、総裁の椅子にとどまる適格性に疑いを持たれても仕方ない。内規に反していなければ問題がないと言わんばかりの姿勢では、規律を軽んじていたとしか思えない。日銀総裁には他の公職とは比べようもない厳しい規律が求められる。福井総裁の進退問題に決着がついたわけではない。 』

21日・読売社説(2) [福井総裁運用益]「混乱を招けば進退問題にも」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060620ig91.htm
『福井総裁は、改めて、自らの不明が招いた事態の重さをかみしめるべきだ。野党が総裁の辞任を求め、与党がかばう構図の中で、日銀は政府・与党に“借り”を作った形になった。海外の金融当局からも、日銀に対する信頼が失われかねない。手を尽くしても市場の不信感をぬぐえなければ、その時は、当然、福井総裁が自ら、進退を判断するべきだろう。』

21日・毎日社説(1)福井日銀総裁 疑念が生じない仕組みを
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060621k0000m070163000c.html
『金融資産の取り扱いに関し内部規定でちゃんと定めていれば、総裁就任時に疑惑を招きかねない今回のような行為はチェックできたはずだ。日銀は国民からの信認がなければ成り立たない組織だ。日銀自身が行員の「心得」でいさめている「世間からいささかなりとも疑念を抱かれること」が繰り返されてはならない。』
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎「あとの祭り」(渡部淳一 週刊新潮6月29日号)より◎
 単子本の『愛の流刑地』の著者の毎週かくエッセイである。今週号は「サッカーにうんざり」とW杯の「サッカー性単純性脳膜炎」と評している。
 「つまらない理由はパスが行ったりきたりする。選手が倒れてグランドにうずくまる。何より面白くないのは入る点数が少ない。サッカーほどそれまでの努力が一瞬に無に帰するスポーツは珍しい。唯一,爽やかなのはシュートが決り「やったあ」と両手を挙げる選手が、ストレートに喜びを表現する。外国人選手は、でかくてダイナミックである。格闘技であるから丈夫な選手がいる方が有利である。小技やドリブルの巧さより、でかくて足の速いことが第1だ。大きな選手を集めないと勝てない。国民全部が足並みそろえてサッカーに熱狂するのも問題である。」
 F組で最下位に決定しても、敗戦のシーンを繰り返し、繰り返し放送する無神経はどんなものだろうか。それに、戦略論を論ぜずに、精神論のみに力を入れる評論家は、太平洋戦争の敗戦時のインテリの姿と二重写しになる。航空機を中心とした「機動戦の時代」に「竹やり論」をぶつスポーツ評論家こそ、戦争犯罪者ではないだろうか。ここは、冷静に反省して、次の目標につなげることである。経営学のマネジメントに学びたい。
http://book.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎イラク撤退。「成功物語」にしたい◎
 政府はイラク・サマワで人道復興支援活動に当たっている陸上自衛隊の撤収を決定し、額賀防衛長官が撤収命令を出した。イラク特措法に基づいて派遣されて以来2年半、従事した陸自隊員は、延べ約5500人にのぼる。イラクでは5月20日に正式政府が発足した。人選が難航した治安担当閣僚も決まった。イラクのマリキ首相は19日にサマワがあるムサンナ県の治安権限が7月中に英豪軍から政府に移譲されることを明らかにした。これまで自衛隊には1人の犠牲者もなく、銃撃戦もなかった。そのことにほっと胸をなで下ろす人も多いだろう。撤収には別の危険も伴う。最後まで気を抜かず、安全に万全を尽くしてもらいたい。

21日・読売社説(1)[イラク自衛隊]「サマワ撤収が“終わり”ではない」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060620ig90.htm
『国際社会の平和と安定のため、自衛隊は今後も国際平和協力活動を展開することが肝要である。自衛隊の国際平和協力活動に関する「恒久法」整備を急がねばならない。自民党国防部会防衛政策検討小委員会が、国連決議や国際機関の要請がなくても、国会の事前承認などを条件に、国際社会と連携して自衛隊を派遣できるとしている。』

21日・朝日社説(1)自衛隊撤退 結果オーライとはいかぬ
http://www.asahi.com/paper/editorial20060621.html
『何よりも根本にある問題は、海外で武力行使はしないという憲法の原則のもとにある自衛隊を、戦闘状態が終わらないイラクに派遣したことだ。首都バグダッドやイラク北部への空輸を行う航空自衛隊は、引き続きその危険にさらされる。陸自の派遣が終了することで「結果オーライ」と安堵するわけにはいかないのである。』

21日・産経社説(1)イラク陸自撤収 治安任務が今後の課題だ
 http://www.sankei.co.jp/news/060621/morning/editoria.htm
『小泉首相は、自衛隊の活動を国際レベルに近づけるなどとする「恒久法」制定は次期政権の課題と語った。普通の国の軍隊の権限が与えられていない陸自の2年半の活動は称賛に値する。1人の死傷者も出していない撤収後も復興支援は変わらないことをイラク側に具体的に示さなくてはなるまい。無事の帰国のためにもこれからの支援、協力が重要である。』

21日・毎日社説(2)陸自撤退 サマワの復興支援広げたい
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060621k0000m070162000c.html
『政府には現地人を雇用するなどして自衛隊の復興支援をODAにつなげるよう最大限の努力をしてほしい。イラク復興特別措置法も憲法論議が未消化のまま自衛隊が派遣された。秋の臨時国会では国際平和協力活動を「本来任務」に格上げする自衛隊法改正案が審議される。政治の責任でその活動を検証し改めて国際協力のあり方を議論してもらいたい。』

21日・日経社説(1)陸自撤退 サマワの復興支援広げたい
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060620MS3M2000320062006.html
『このまま活動を終え、別の形でイラク支援が継続されれば、それは成功物語となる。今後の国際協力活動を展開する上で先例になる。イラクではテロは終息していないものの、選挙結果を踏まえ、ようやく政府ができた。イラクに民主的政権を定着させる成功物語の結果として撤退するシナリオを描きたい。日本にとってもサマワ撤退がイラク支援の終わりではない。』
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┏━━ B E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎三井住友海上保険の不払い不祥事件◎
 保険は代理店制度をとっている。代理店制度の改革しない限り、不祥事件不正事件はなくならい。代理店制度にメスを入れなければ、基本的な解決にはならない。
 金融庁が、医療保険や自動車保険で不適切な保険金の不払いがあったとして、三井住友海上火災保険に損害保険商品の販売を2週間禁じるなどの業務停止命令を出した。金融庁によると、三井住友海上の不適切な保険金不払いは約4万5000件。病気の治療費などを保障する医療保険で、本来は必要な医師の診断をせずに、保険金の不払いを決めたり、自動車保険に付随する特約での支払い漏れなどの事例が多数にのぼった。このうち金融庁が特に重視したのは、4年間で927件にのぼる医療保険不払いだ。 

 23日・日経社説(2) 保険の安心が揺らいでいる
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060622MS3M2200F22062006.html
『三井住友海上も新たな収益分野として積極的に販売を進めたが、売った後の管理体制が十分に整っていなかったようだ。大手保険会社だけでも昨年の明治安田生命保険、今年に入って損害保険ジャパン、不祥事が相次いでいる。目先の保険販売、収益拡大を優先するあまりに、保険金をきちんと払うという保険の基本的な業務がおろそかになっているのではないだろうか。保険業界は今回の件を、自社にも問題がないか総点検すべきである。』

23日・産経社説(1)三井住友海上処分 業界あげて問題洗い直せ
 http://www.sankei.co.jp/news/060623/morning/editoria.htm
『これでは顧客の不信感は広がるばかりだ。業界を挙げて内部管理態勢を徹底的にチェックし、問題点を洗い出し、対策を講じなければ、信頼回復は難しいだろう。損保ジャパンと三井住友海上の処分の差が、件数によるものか、悪質さによるものか、わかりにくいとの声がある。三井住友銀行、アイフルなど厳しい処分が相次いでいるだけに、可能な限り罰則の基準を開示し、透明性を高めるべきではないだろうか。』

23日・読売社説(1) [三井住友海上]「保険会社の基本を忘れていた」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060622ig90.htm
『保険金を確実に支払うという保険会社の基本が、ないがしろにされていた。三井住友海上の植村社長は、「経営の仕組みが構築できていなかった」と、全社的な問題だったことを認めた。厳しい競争の中で、必要な管理体制を整えないまま、収益優先で営業強化に走った結果が、契約者に不利益を与える不払い問題を生んだ。処分を受けていないところも、経営陣は今一度、自社の姿を見つめ直してほしい。』

23日・朝日社説(2)金融庁 「一罰百戒」のその先は 
  http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『金融機関の数は多く、チェックする側の陣容には限りがある。「一罰百戒」の性格を帯びるのはやむをえない面もあるが、処分の物差しが途中で変わった印象を与えたり、公正さに疑いを持たれたりしないように努めるべきだ。監視を徹底する一方で、基準や手順をはっきりとさせることだ。問題を起こした会社などに、制裁的な課徴金を払わせてはどうか。きめ細かい監視と処分を通じて、金融界から不正を一掃したい。 』
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