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シニアネット 『おいおい』

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(NO 420-2006.06.10)シニアネット『おいおい』(第420号)

2006/06/10

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/06/10━━━

     シニアネット 「おいおい」             第420号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━

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 子燕のこぼれむばかりこぼれざる                     小澤 實
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 昭和60年(1985)作。燕の産卵は、五月頃と六月から七月にかけての年2回である。せっせと、親燕は餌を運んでくる。子燕が,いっせいに可愛い黄色い嘴を広げて巣から乗り出す。「子燕のこぼれむばかり」になり心配になる。ひしめきあい、大きな声をあけても、「こぼれざる」。孵化後3週間もすれば、子燕は巣立をする。
 昔、故郷の家にも、毎年燕が2−3個の巣をかけた。産卵の時期なると、どこからともなく蛇が卵を夜中に食べに来る。早朝、卵を食べられた親燕が悲しい泣き声はあげて、軒下を飛び回っていた。卵を温めている親が殺されることもある。子燕が無事巣立つ年は、安堵していた。子燕の可愛い声と親燕の悲しい泣き声が、今も耳の底に残っている。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎甲子園ナイター観戦。残念、大敗◎
 6月9日(金)に、甲子園に阪神ー西武戦を観戦した。天気に恵まれ楽しいナイターであった。タクシー会社の利用者カードに抽選であたった。三塁側ボックス席で、西武のベンチが一番近いところなので、松坂投手の顔は真近かに見えた。楽しく週末でした。
試合は、松坂と下柳の投手戦になったが、後半は西武の一方的な荒っぽい試合になった。負けても最後まで、じっと我慢するのが「虎キチ」である。松坂の投打にわたる活躍で阪神フアンには、情けない試合であった。小さなグッズも買って応援したが、願いは通じなかった。試合が終われば毎回三振を奪われ、10対1。今年最大の点差が開いた。
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎「ドミニカ棄民」に早急な具体的な救済支援策を◎
  移住した日本人らが、国を相手取って約32億円の損害賠償を求めた「ドミニカ移民訴訟」の判決で、東京地裁は国の移民対応を厳しく指弾した。1950年代後半、249家族の1300人余りが中米のドミニカ共和国に移住した。ところが、現地は、土地は場所によっては、約束の3割の広さにも満たない荒れ地だった。農業に必要な水利設備がなく、地面は石ころだらけで、塩が吹いているところもあった。1960年代に入ると、たまりかねて帰国した人々が政府の責任を追及した。現地に残って辛酸をなめた人たちを中心に170人が、国に損害賠償を求めて提訴していた。東京地裁は政府の不法行為を明確に認める判決を言い渡した。結論は原告の敗訴だが、入植地の調査や情報提供などの義務を怠った国策の過ちを認め、違法行為と断じた。外相、農相の義務違反も認定された。ドミニカの法律や両国政府の取り決めで、日本人の移住者には土地の所有権は与えられず、耕作権だけだった。ところが、こうした重要なことが募集要項には載っていなかった。ドミニカ駐在の大使は、現地の水利設備が不十分で、土地に塩分が含まれていることを知っていた。水不足のためドミニカ側が日本人の入植をためらう地区もあったが、政府は「大した問題とはならないだろう」として移住を進めた。司法も、訴訟から6年も時間をかけ過ぎた。もっと迅速な対応と具体的な仲裁が欲しかった。

8日・朝日社説(1)ドミニカ移民 国は謝罪して償いを
 http://www.asahi.com/paper/editorial20060608.html
『小泉首相は2004年に「外務省として多々反省すべきことはあった」と謝った。外務省は、謝った首相が対応を指示したにもかかわらず、解決に向けて積極的に動かなかった。この判決を機に、外務省はただちに移住者に謝罪したうえで、移住者に賠償することを真剣に考えるべきだ。東京地裁にも言いたいことがある。 判決は政府を厳しく批判したものの、移住者の請求を退けた。損害賠償を求めることのできる20年を過ぎていたという「除斥」を棄却の理由に挙げた。除斥を適用しないこともできるのだ。 東京地裁は今回の訴訟に6年を費やした。これだけ細かく審理し、政府の違法を認めたのだから、もう一歩踏み込んで、長い裁判に耐えた原告を救済することができたはずだ。 原告は控訴する方針を表明した。すでに16人が亡くなり、残った原告も高齢になっている。政府は早く解決の道を探るべきだ。国会も積極的に動いてもらいたい。 』

8日・読売社説(1)[ドミニカ移民]「外務省は率直に責任を認めては」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060607ig91.htm
『ドミニカ移民に関しては、2000年末に外交文書が一般公開された。ずさんな事前調査や、移民条件をめぐる募集要項の誤った記載、移民実現に向けた外務省本省の性急な姿勢が、現地大使館との往復文書などから浮かび上がった。こうした実態が明らかになって、2003年7月には、原告らの訴訟を支援する超党派の国会議員連盟が発足した。小泉首相も2004年3月の参院予算委員会で、「外務省に多々反省するべきことがあった」と認めた。今回の判決は、ドミニカ移民を「国の重要な施策」だったと明確に位置づけた。判決について、麻生外相は「厳しい指摘があったことに十分留意」するとの談話を発表した。問題は具体的に何をするかだ。ドミニカ移民の問題は半世紀も前のことだが、自らの過ちにふたをしようとする外務省の隠ぺい体質は、今も変わっていない。早急な脱皮が必要だ。』

8日・産経社説(1)ドミニカ移民訴訟 国は納得いく救済策示せ
   http://www.sankei.co.jp/news/060608/morning/editoria.htm
『農業移民は、ドミニカ共和国だけでなくブラジル、パラグアイ、ボリビア、アルゼンチンなど中南米諸国が中心で、多くの日本人が祖国を後にした。昭和31年から34年にかけ、十数回にわたり249家族、1319人が移った。ところが、入植地は土地が不足していたり、塩分の強い荒れ地などでとても農業を営むような状態ではなかったと主張、遺族を含めた約170人が「劣悪な環境で過酷な生活を強いられた」として、平成12年に東京地裁に損害賠償請求を起こした。7日の判決は、国の不法行為を手厳しく批判する内容だ。「外務省や農林省(当時)の担当職員は移住先の調査、現地政府との交渉、移住を判断する情報提供などいずれも尽くさなかった」と指摘した。その上で、賠償請求権については、「除斥期間(20年)を経過しており、請求の権利は消滅している」と結論付けた。しかし、これはあくまでも法律を厳格に解釈すれば、“時効”にあたると判断したまでだ。「物心両面で幾多の辛苦を味わった」(裁判長)人々を再び“棄民”することなく、無策を反省し、救うのが国の責務であろう。政府の早急な救済策を待ちたい。』

8日・毎日社説(1)ドミニカ移民訴訟 政治の責任で謝罪と救済を
 http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060608k0000m070172000c.html
『受け入れ先のドミニカ政府からは準備不足を理由に延期を求められ、現地を調査した公使からは条件が違うからと中止を進言する報告が外務省に届いていたというのに、いずれも結果的に無視されている。原告らが「棄民政策だ」と批判するのも、もっともだ。人生設計を狂わせた政府、とりわけ外務省の仕打ちはむごい。行政が一度決めた施策を、欠陥や不具合が判明してもなお転換できなかった。先輩が立案した施策を批判できない官僚システムの弊害とも指摘されている。判決に教訓を得て、行政当局がそれぞれに自浄作用を強めて絶えず見直しを図る態勢を構築すべきはもちろんだが、立法府も行政をチェックする責任の重さをかみ締めねばならない。ドミニカ移民をめぐっては、超党派の国会議員連盟も結成されている。今もドミニカで悪戦苦闘を続ける移民らの年齢も踏まえ、立法府も早急にできるところから救済の手だてを講じてほしい。』
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎サッカーワールドカップ開始◎
  サッカーの祭典第18回ワールドカップ(W杯)が9日深夜(日本時間)、ドイツ国内の12都市で1カ月にわたり、熱戦が繰り広げられる。207カ国・地域に及ぶ中から予選を勝ち上がったチームに開催国を加えた32チームがぶつかり合う。1か月間、全64試合に世界中のファンの注目が集まる。

10日・産経社説(2)サッカーW杯 日本イレブンの健闘祈る
  http://www.sankei.co.jp/news/060610/morning/editoria.htm
『ドイツ大会では日本はなんとしても1次リーグを突破してほしいというのが国民の偽らざる気持ちだ。日本は優勝候補の呼び声高いブラジル、それにクロアチア、豪州と同じ組である。まず、12日(日本時間午後10時から)の第1戦、豪州戦に全力を尽くしてほしい。勝利を手にすれば、決勝トーナメントへの道も開けてくる。続いてクロアチア、ブラジルと対戦するが、クロアチアも難敵である。世界のスター軍団がそろうブラジルに日本イレブンがどう挑むかも興味をそそられるところだ。世界一流の選手のプレーをテレビ観戦で堪能できるのも、ファンにとってはたまらない。テロもなく、フーリガンも騒ぎを起こさずにW杯ドイツ大会が成功裏に終わることを願いながら、この1カ月を楽しみたい。』

9日・読売社説(2)[サッカーW杯]「ジーコジャパンが世界に挑む」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060608ig91.htm
『 チーム戦力や最近の試合内容の分析などから、日本は苦しい戦いを強いられる、と見る人も少なくない。多くのファンは「サムライブルー」のユニホームが大暴れすることを信じているのではないか。アトランタ五輪(1996年)でブラジルを破った“奇跡”の再現さえ期待している。何が起こるかわからないのが国際大会だ。日本戦を離れても、スーパースターたちの技の競演、優勝国予想などW杯の楽しみは尽きない。日本人の審判2人が登場する試合もある。ドイツ当局には、フーリガンやテロの警備・警戒を怠らないでもらいたい。お国のカラーで、熱く燃えるサポーターの応援風景も、W杯では見逃せない。』

9日・日経社説(2)歴史と記憶に残るW杯に
  http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060608MS3M0800408062006.html
『21世紀最初のW杯となった日韓大会は、史上初の共催という形で成功はしたが、欧州勢からは「記憶から消したい」イレギュラーな大会という違和感があった。欧州最強のクラブチームを決めるチャンピオンズリーグ(CL)こそ史上最高の決戦場であると断言する人もいる。危機感を持つFIFAは、このドイツW杯を「歴史的にもベストの大会」にしようと必死だ。枠を削られないためにも、前回、四強入りした韓国、16強の日本などアジアの4カ国の奮闘が期待される。古い話だが、1936年のベルリン・オリンピックのサッカーで初出場の日本が優勝候補だった北欧のスウェーデンに3—2と逆転勝ちし、「ベルリンの奇跡」と喝采を浴びたことがある。ジーコジャパンのそんな快進撃を見たい。 』

7日・朝日社説(2)サッカーW杯 熱狂の1カ月が始まる 
http://www.asahi.com/paper/editorial20060607.html
『6度目の優勝を狙うブラジルは今回も強力だ。この王者にスペイン、イタリア、ドイツ、オランダなどの欧州勢がストップをかけるのか。日本は、1次リーグ突破の可能性は十分あるが、3連敗で敗退しても不思議はない。興味深いのは、20代、30代の男性は5割が1次リーグ敗退と厳しく見ていることだ。テレビを含め世界でW杯を観戦する人はのべ400億人を超すともいわれる。母国チームの応援で熱くなるのは理解できるが、スポーツは相互理解と共感と人間賛歌の場でもある。スポーツイベントが巨大化する中で、今回は35億円もかかるといわれた開会式セレモニーをやめた。競技を優先したのはよかった。W杯の目玉は何よりも最高のプレーだ。』 
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┏━━ 金融商品取引法 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎新法による市場の透明性を◎
  証券取引法を改組し、インサイダー取引への罰則強化などを盛り込んだ金融商品取引法が7日に成立した。
8日・日経社説(2)新法で市場の透明性高めよ
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060607MS3M0700307062006.html
『機関投資家に対する大量保有報告制度の特例も見直し、報告までの期間を短縮した。TOB(株式公開買い付け)ルールも適用範囲を拡大した。 だが証券市場のルール整備が終わったわけではない。今後の脱法行為にどう対応するかという問題も残る。これまでは法の盲点をつく取引が実行されてから、法律が後追いで改正されることが多かった。二つの対応が必要だろう。一つは米国などの事例も含めて不正行為を徹底的に研究し、政省令なども含めてルールの抜け穴を小さくすることだ。もう一つは監視機関の見直しである。米国では証券取引委員会(SEC)が法律の解釈や規則の制定について一定の裁量権を持ち、刑事事件になる前でも違反行為を差し止めている。日本の監視委は金融庁の下に設置されているが、政治や行政からの独立性が高い組織に改組したうえで監視機能を強めるべきではないか。議論を深める必要がある。』

8日・毎日社説(2)金融取引法成立 市場透明化に役立てよう
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060608k0000m070171000c.html
 『金融自由化や国際化の進展、金融技術の急速な進歩で、法令のすき間が数多く生じたり、内容や仕組みはほぼ同一であるにもかかわらず、異なる業法で異なる扱いがされる商品が現れるなど、多くの問題が生じている。新法は包括的といいながら商品先物や不動産特定共同事業などは個別法で規制が行われていることや、所管官庁との調整がつかなかったため除外された。政府が進めようとしている個人金融資産の貯蓄から投資への誘導も、投資家保護法制の整備や市場ルールの透明性が前提である。また、銀行、証券、保険など金融業の融合も進んでいる。それに対応するためには、昨年12月の金融審報告も言及しているように、取り扱い金融機関を問わず、金融商品・取引全般を対象とする、より包括的な法制、規制の枠組みが必要である。ファンドの監督・規制も含めて、引き続き問題点の洗い直しを行い、より良い法制にしていかなければならない。』
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┏━━ 読者から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ◎日経新聞の「私の履歴書」の作曲家・遠藤実に感涙◎
                                                 奈良県      松木 正恵 さま
 今月の日経新聞の「私の履歴書」は、作曲家・遠藤実の手記です。涙無しに読めません。なぜ涙が出てくるのか分かりませんが、一つは、昭和のこの時代、日本のどこの家庭にもあったように貧しくてしかし一生懸命上を目指して生きていた原風景に共感し、しかも感性豊な作曲家の手で人情豊にありありと書かれているからか。変な解説止めておきます。いよいよ歌手デビュー、明日が楽しみです。
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【発行人兼編集人】 田村昶三      【 創刊 】2001年7月23日
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