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シニアネット 『おいおい』

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(NO 413-2006.05.22) シニアネット『おいおい』(第413号)

2006/05/22

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/05/22━━━

     シニアネット 「おいおい」             第413号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━

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煌々と夏場所終わりまた老ゆる                      秋元不死男
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 昭和39年の作。21日は、大相撲の夏場所千秋楽。白鵬の14勝1敗で、優勝決定戦で雅山を破り優勝した。「煌々(こうこう)」は、土俵上に力士が照明で照らしだされている。熱の入った優勝の懸かった大一番。盛り上がる大一番の取り組み。
 「また老ゆる」は、若い力士同士の激突。場内は興奮収まらぬ光景である。ふと、興奮の坩堝にいながら、一抹の寂しさを感じたのだろう。その哀情を「老ゆる」と表現した。
 http://www.sankei.co.jp/news/morning/22sum001.htm
  http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200605210070.html
http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20060521it12.htm
http://sports.nikkei.co.jp/news.cfm?i=2006052104962n0&t=sumo
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/news/20060522k0000m050065000c.html

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎公定歩合の「ゼロ金利」は高齢者に不利益◎
 お人よしの高齢者の皆さん、「高齢者バッシング」を受け続けますか。高齢者のいじめの最高の政府の政策は、「ゼロ金利」です。日本銀行は都市銀行に、「ゼロ金利」で資金を出す。それを銀行は「グレーゾンの高金利」で、庶民に貸し出す。一方、銀行が預かる普通預金は「ゼロ金利」に近い利息。定期預金でも年1%程度。銀行の不良債権は、銀行のマネジメントの破綻であり、経営者の経営責任であったのではないのか。その破綻を国の税金と「ゼロ金利」の緊急措置で救済された。銀行が、企業業績が回復すれば、当然「ゼロ金利」は正当な金利に復活されるべきである。政府の800兆円の財政債権は詭弁である。銀行にいつまでも、甘い汁を飲ませるな。
 好景気が、52ヶ月も続いているという。実感が乏しい。高齢者は、長年ためた「虎の子」や生涯働いて生命にかえた「退職金」に利息がつかない。金利とは、お金の働きに対する報酬である。景気がよいなら、いつまでも「ゼロ金利」はおかしい。世の中の常識を逸脱している。株式投資に対して、「配当利息」を厚くするなら、「銀行預金」に対して利息を払うべきである。いつまでも、銀行を甘やかしてはならない。
 お金を運用して、資産を形成したとする。真面目に働いた庶民の「退職金」を安全に、安心して、保持できる「金利水準」に復活するのが、高齢化対策の第1歩ではないだろうか。株式投資とか投資信託への資金誘導も良いだろう。基本は、安定的な「金利水準」である。まず、郵便貯金と銀行預金の金利の「ゼロからの脱出」を願ってやまない。
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎医療改革は高齢者いじめ◎
 医療制度改革法案が衆院本会議で可決され参院に送られた。高齢者は現役世代に比べ5倍の医療費がかかるといわれ、今回はとりわけお年寄りに痛みを強いる施策が目立つ。
 老人保健制度を廃止し、08年4月に75歳以上の人すべてが加入する「後期高齢者医療制度」を創設する。財源は、本人の窓口負担、現役世代の支援、税金、後期高齢者の保険料などでまかなわれる。運営は「都道府県単位で全市町村が加入する広域連合」が担う。保険料は広域連合ごとに設定される。

21日・毎日社説(1)医療改革 必要な根拠を再検証せよ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060521k0000m070126000c.html
『問題の一つは制度改正の前提となる将来の医療費推計にあるのではないか。数字が信頼の置けるものとは言いがたいのである。06年度の医療給付費(医療費から患者の自己負担を除いた各医療保険と税の合計)は27兆5000億円と見込まれている。改正したならばこれを48兆円にとどめることができると説明する。厚労省は将来の医療費を推計するのに、95年から99年の医療費伸び率で算定している。この時期は伸び率が高かった。一方、野党は伸び率が低い最近の数字で計算し直すよう迫っている。厚労省は「膨らむ医療費」の根拠を求め意図的に高い伸び率だけを採用したと勘ぐられても致し方あるまい。厚労省は94年に25年度の国民医療費(国民が1年間に使った医療費の合計)を141兆円と予測した。ところが05年になると65兆円へと大幅下方修正した。こんな激しい揺れがまかり通ること自体おかしい。医療制度改革の論議はすべての情報を開示して初めてスタート台に立つことができる。』
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎「黄砂」の対策を◎
 『気象庁はすでに四回、全国に「黄砂情報」を出した。昨年と一昨年はともに二回だった。お膝元の北京では先月、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠で発生した砂塵が、上空の気流に乗って襲来、わずか二日間で三十三万トンもの黄砂が降り注いだという。気候の変動と砂漠化が、黄砂を生んでいる。東京大学気候システム研究センターの中島映至センター長によると、汚染物質は二通りの方法で黄砂によって運ばれてくる。一つは黄砂が汚染物質を排出する地域を通過するとき、大気中の汚染物質を前面に押し出す形で進み、汚染物質を日本に届ける。もう一つは、数千メートルまで巻き上げられた黄砂が、高度を下げながら移動する際、砂粒の表面の凹凸に汚染物質を付着させて日本まで飛んでくる。 飛来した黄砂が上空でフタのように大気の対流を妨げ、自動車の排ガス濃度を上昇させるデータもある。』(産経社説より)

21日・産経社説(2)黄砂 各国が協力して環境守れ
  http://www.sankei.co.jp/news/060521/morning/editoria.htm
『中国では経済成長の優先策で大気や海、河川の環境汚染が進み、ベンゼンやカドミウムなどさまざまな化学物質による健康被害が問題となり、三月の全国人民代表大会(全人代)では、環境対策を重視する方針が打ち出された。だが、その方針にどのくらいの実効性があるかは疑問だ。環境汚染は一国の被害にとどまらない。隣国はもちろんのこと、地球規模で広がっていく。黄砂がそれを示している。地球の環境は、各国が協力して守らなければならない。』
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┏━━ B E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎「内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)」◎
  産経新聞が社説に続いて、読売新聞が取り上げた。肥満の基準をウエスト回りにして、隠れ肥満を見逃すまいという新基準である。「おいおい」も昨年から取り上げてきた。
厚生労働省の発表によると、中高年男性の2人に1人は「内臓脂肪症候群」か、その予備軍なのだという。ウエストが男性は85センチ以上、女性は90センチ以上で、さらに血圧、血中脂質、血糖の3項目のうち2項目の数値が高い人が該当する。1項目だけの場合は予備軍となる。該当する人は、40〜74歳の中高年世代では2000万人近くに上る。女性は5人に1人で、多いのは圧倒的に男性だ。

21日・読売社説(2)[内臓脂肪症候群]「なめてはいけない『お腹のサイズ』」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060520ig91.htm
『国際的に内臓脂肪症候群が注目されるようになってきた。過剰な内臓脂肪の影響は、急速に解明されつつある。例えば、内臓脂肪を溜め込む脂肪細胞は、単なる貯蔵器官ではない。体調の維持に重要な役割を果たす様々な物質を出していることがわかってきた。血液を固める物質や、血糖値の調節にかかわるたんぱく質もある。 脂肪細胞が“肥満”すると、こうした物質が適度に出ない。その結果、血管が傷んだり、糖尿病になりやすくなったりする。肥満先進国の米国では、食べ過ぎを抑えるため、胃を縮小させる手術まで広く行われている。日本の肥満率は少ないと言われるが、食事を含めて生活は大きく変わりつつある。油断はできない。』
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┏━━ 読者から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ◎日本にも「全米退職者協会」なみの団体の組織化を◎   
                                          茨城県   松浦 幹司 さま
 今回の税問題について『おいおい』第411号の内容、よく理解できます。1昨年らいからの配偶者控除及び老年者控除の廃止、続いて定率減税の廃止、介護保険料の増額等々年金生活者にとってはかなりの出費増につながっています。
 お人よしの高齢者は大きな声を上げません。アメリカには3300万人の会員数を有するNPO法人「全米退職者協会」があると聞いています。高齢者に関しての政策チェックを行い、大統領選挙にも大きな影響力を与えているそうです。
 日本にもそれらしき組織があるようですが、就職支援、各種講演会開催事業にとどまっているようです。『おいおい』のネットワークが繋がって我々のためになる圧力団体としての組織化は出来ないものでしょうか。
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