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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 403-2006.05.03)シニアネット『おいおい』(第403号)

2006/05/03

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/05/03━━━

     シニアネット 「おいおい」             第403号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━

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 生きていることに合掌柏餅                            村越化石
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 昭和13年(1938)にハンセン氏発病のために旧制中学を中退。16歳で郷里静岡県岡部町を離れ、太平洋戦争の開戦の昭和16年(1941)に18歳で群馬県草津町の国立療養所栗生楽園に入園した。柏餅1つに、「生きていることに合掌」する苦行の人がいる。元気で動ける人間には、理解できない日常のささやかな平安がある。昭和45年(1970)に中途失明して光を失った。
「俳句を学んできたお陰で見えない物までが見え、季語や日本語の持つ深さ美しさ面白さを知り、心豊かに人生を生きて来られた。」(句集『八十八夜』あとがきより)。群馬県草津の大自然が、真摯に誠実に生きようとする歩みがある。『無菌状態』になってからの俳句に精神の深まりがある。64年ぶりに帰郷した時、「茶の花を心に灯し帰郷せり」と詠んだ。
 憲法記念日にあたり、もう1つの大切な問題点「基本的人権」の問題について考えてみたい。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎もう1つの憲法論争。「生存権保障権」から「幸福追求権」へ◎
 憲法9条の議論は行きとどいた。改正の問題から、改正手続問題としての「国会議員の2 /3 の賛成」と「国民の1/2以上の賛成」をどうするかに議論が集中し始めた。
 基本的人権は、生活が戻って来る過程では、最低生活の保障が中心だった。生活が豊かになり、物質的には困らない、成熟した社会になった。「衣食たって礼節を知る」の段階になるはずだが、礼節は乱れて、精神的には豊かな社会になっていない。人間の最高の欲求の「自己実現の欲求」を求める社会を希求している。
 憲法には基本的な人権に関して、2つの条項がある。 憲法25条(生存権保障)と憲法13条(幸福追求権)である。Welfare(厚生とか弱者救済の社会福祉)を重んずる社会と、Wellbeing(自己実現や権利擁護の社会福祉)社会である。21世紀になり、急速に、後者の「幸福追求型」のWellbeing型の社会へニーズが高まってきた。サービス提供者の都合から、利用者主体の利用度の問題に変化している。利用者が持っている能力や個性を引き出した開花させることを目的とする。協働参加型の社会福祉へとシフトしている。 憲法第25条から憲法第13条への変化を強く認識することだ。新しい能力開発体系、社会福祉政策、予算編成等々は大きく変化をしていくことだろう。注目したい。

第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ◎「憲法記念日」(社説)◎
 憲法記念日だが、第9条の「戦争放棄」は議論を尽くされたのか、メデイアはいたっておとなしい。憲法改正の2つのハードルが高いので、9条問題は、中心の論議から離れるだろう。
3日・読売社説(1)[憲法記念日]「小沢さんの改憲論はどうなった」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060502ig91.htm
『「内外の変化」はさらに加速している。「時代の閉塞状況」を抜け出す展望がはっきりと見えているとは言い難い。民主党代表となった小沢氏が、憲法改正に正面から取り組むのではないか、と考えた人も多かっただろう。代表就任後も「大上段に振りかぶって言う話ではない」とし、党内論議にも「自然体でやっていけばいい」と慎重な姿勢だ。憲法改正に対する小沢氏の姿勢はトーンダウンしているように映る。小沢氏は「作れれば作ればよい」と言うが、民主党から積極的に働きかけてはどうか。既に、自民党は新憲法草案を公表している。民主党も昨年公表した憲法提言の条文化を急ぐべきだ。両党の案がそろえば、憲法論議は大きく前進する。』

3日・毎日社説(1)憲法記念日 情熱をどう取り戻すか
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060503k0000m070146000c.html
『 憲法改正は理屈だけでは到底動かない。変えたい人間の情熱を呼び起こさなければ絶対にできない大事業だ。そのためには政治の中心にいる首相そのものにその情熱がなければできない。現実は、集団的自衛権の行使と自衛隊の海外派遣がどうしても必要になる時と見られていた。ところが小泉純一郎首相はその特有の直感がもたらす大ざっぱさで特別立法し、サマワに自衛隊を送り込んで現実的処理をし、憲法改正の切羽詰まった必要性をとりあえず解消してしまった。憲法というものが秘め持つあるべき何か崇高なものを追い求めたい心にとっては、ひどいめくらましとごまかしであった。大きな機会は必要性と情熱両方の消失によって失われたのである。』
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎銀幕の名花。往年の名女優の写真◎
 「週刊文春」(GW特大号)のグラビアは、原節子、高峰秀子、有馬稲子、久我美子、香川京子、淡島千景、木暮実千代、乙羽信子、八千草薫、山本富士子、岸恵子、新珠三千代、岡田茉莉子、岩下志麻、司葉子、吉永小百合の16人の顔写真とプロフィール。「おすすめ作品」はビデオ作品を紹介した。昔の女優さんは、本当に美しい。往年の名画のシーンを思い出させてくれる。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm
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┏━━ B E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ◎介護保険料の値上げ◎
28日・朝日)65歳以上の介護保険料、9割以上が値上げ 厚労省調査
http://www.asahi.com/health/news/TKY200604280318.html
『厚生労働省は28日、4月に改定された65歳以上の介護保険料(基準月額)の全国集計を発表した。保険を運営する市町村などの92%が保険料を引き上げており、月額4000円超が37%と、前回03年4月の改定時(7%)の5倍以上に増えた。厚労省は、要介護認定者が増え、サービスの利用が膨らんだためとみている。最も高い沖縄県与那国町の保険料は6100円と、全国で初めて6000円を超えた。 
 65歳以上の保険料は3年ごとに見直され、00年4月の制度スタート以来、今回が2回目。1679の市町村と広域連合の改定状況を集計した。 』
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