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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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(NO 402-2006.05.02)シニアネット『おいおい』(第402号)

2006/05/02

━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006/05/02━━━

     シニアネット 「おいおい」             第402号
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 行動するシニアのための情報紙━━━━


野の果の家鯉のぼりたてにけり              久保田万太郎

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 鯉幟が、ゆうゆうと泳いでいる。端午の節句(5月5日)に男の子の成長を祈って立てられる。五月晴れの空を泳ぐ鯉幟は、美しい風景である。「野の果の」村里はなれた家に鯉幟が泳いでいる。昔の思い出を句にしたのだろう。 万太郎の作風は、「市井人の心、平明な表現が共感を得る。」(「現代俳句大事典」より)。5月6日は、万太郎忌、1963年に74歳で死去。

┏━━ D O ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ◎第5世紀スタート。(2)年相応の生き方を◎
GWは、500円のDVDの映画を観ている。1960年代以前の映像を中心に鑑賞している。現代の問題として置き換えても、解決を迫られているテーマが多い。DVDは最近の技術をつかって作り直してあるので、現代の映像としても違和感がない。メロドラマも、女優が極端に抑えた演技だから魅了される。少年時代に読んだ名作を読み直してみると別の感動があるように、青年期に見た映画にも別の見方や感じ方をする。理解の深さが深くなってくる。
人生経験が、生かされるのだろう。精神的な描写の映像が、今見ると、青年時代の理解とは別の見方が出来る。医師が「年相応に痛んでいます。」と常套用語で使う。「年相応」とは何だろうかと疑問に思うが、なんとなく納得している。同じように、人生の生き方にも、「年相応の生き方」があるように思う。
現役時代には、「効率の追求とコスト削減」の思想や哲学にマインドコントロールされていた。その生き方こそ最高の生き方だった。シニアには、現役時代とは違う才能とか能力を発揮している人が多い。本当の生き方を求めて、本当の人生を生きることこそ、崇高なのである。無駄な人生でも、残余の人生でもない。本当の人生を生きよう。
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┏━━ S A Y ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎「東京裁判60年」をめぐる朝日と読売の対立(社説より)◎
 1946年5月3日に極東国際軍事裁判(東京裁判)は開廷した。米国などの「連合国」が日本の侵略戦争を断罪し、政治家や軍部の責任を問うたこの裁判は、28人を起訴し、公判中に死去した被告などを除く25人を有罪とした。このうち東条英機・元首相ら、絞首刑に処された7人を含む14人が靖国神社に合祀されている。ここ数年、首相の靖国参拝と絡めて裁判の正当性を問い直す声が出ている。読売新聞と朝日新聞が対立した。

 2日。読売社説(1)[東京裁判60年]「戦争責任糾明は国民自身の手で」
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060501ig90.htm
『東京裁判では、裁く側の“資格”にも問題があった。 判事席・検事席にいたソ連は、第2次大戦の初期、「侵略国」として国際連盟から除名された国である。同じく「日本の侵略」を裁いた英仏蘭も、アジア「再侵略」の最中だった。オランダがインドネシア独立軍と停戦協定を結ぶのは、東京裁判判決の翌年、49年だ。フランスは、54年の軍事的大敗までベトナム再侵略を諦めなかった。 「連合国」による“戦犯”選定基準、東京裁判の枠組みの妥当性をも、検証し直す必要があるのではないか。読売新聞は、現在、あの大戦にかかわる戦争責任の検証企画シリーズを続けている。読者の関心の高さは予想以上で、毎回、多数の電話、手紙、メールが寄せられている。引き続き、密度の濃い検証作業を続けて、読者の期待に応えたい。』

2日・朝日社説(1)開廷60年 東京裁判を知ってますか
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『裁判は不当だという立場を貫くなら、あの戦後処理をやり直せと主張するに等しい。講和を再交渉し、米国をはじめ世界の国々との関係も土台から作り直す。裁判の限界を歴史の問題として論じることはいい。だが、言葉をもてあそび、現実の政治と混同するのは責任ある政治家の態度とは思えない。裁判を否定したところで、日本の過去が免責されるわけでもない。朝日新聞の最近の世論調査で、驚くような結果が出た。聞かれた人の7割、とくに20代の9割が東京裁判の内容を知らなかった。そして、東京裁判や戦争についての知識の少ない人ほど、今の靖国神社のあり方を是認する傾向がある。歴史を知らずして、過去を判断はできない。まずは歴史と向き合うこと。東京裁判60年を機会に、改めてその重要性を考えたい。 』
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┏━━ S E E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◎「三井住友銀の商法」に金融庁の処置(社説より)◎
 私は、若い頃から住友銀行嫌いである。憎き住友銀行よ。住友の体質に関して、朝日新聞の社説が取り上げた。雨の日に傘を取り上げて、快晴に傘を貸す商法をしてきた住友銀行は、反省すべである。バルブ経済の時に、一番あくどい商法をしたのが、住友銀行ではなかったか。
1日・朝日社説(2)三井住友銀 看板倒れの「顧客第一」
 http://www.asahi.com/paper/editorial20060501.html
『強い立場にある大銀行が、取引先に要りもしない金融商品を売りつける。世のひんしゅくを買う商法が、三井住友銀行でまかり通っていた。問題となったのは、変動金利と固定金利を交換する金利スワップ商品と呼ばれるもの。中小企業への営業のなかで、融資の引き揚げをちらつかせるなど「優越的な地位」の乱用を繰り返し、手数料を稼いでいた。金融庁は、金利スワップなどの販売を半年間停止させるといった厳しい処分を課した。組織に染みついた「ノルマ主義」と深いかかわりがあるからだ。本部が作る業務計画には、前年の実績をもとに機械的にはじいた収益目標が盛り込まれる。一線ではその達成が厳しく求められたという。三井住友銀は、ライバル行に比べ、不良債権の処理で立ち遅れていた。組織の歯車として、やむを得なかった」というのなら、経営陣から一線まで全体が病んでいたというほかない。「お客様第一主義」という、この銀行の経営理念が何ともむなしく響く。金融庁は「問題発生時の役職員の責任の明確化」も求めた。なぜこんな乱暴な商法がまかり通ったのか、当時の首脳陣にも遠慮することなく、同行は調査を徹底すべきだ。たとえ、上層部が報告を受けていなかったとしても、法令を守る態勢を末端まで確立させる責任がある。調査結果の公表や、厳正な処分を避けてはならない。』
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┏━━ B E ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ◎水俣病50年 認定を急げ(社説より)◎
 水俣病が公式に確認されてから1日で50年が経過した。衆参両院の決議に続いて、28日には小泉純一郎首相が談話を発表した。「水俣病は公害の原点」(衆院決議)「悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する」(参院決議)「被害の拡大を防止できなかったことについて、政府としてその責任を痛感し、率直におわびする」(首相談話)。
水俣病の救済を巡っては、公害健康被害補償法に基づく公害病認定が本筋だが、現実には1977年の認定基準厳格化で棄却者が大幅に増加した。1995年の政治解決の時点で認定棄却者は1万人を超えていた。チッソによる一時金支払いや行政による医療費・療養手当などは最終決着と言われたが、多くの被害者にとって納得のいくものではなかった。

1日・毎日社説(2)水俣病50年 認定基準見直しが不可欠だ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060501k0000m070103000c.html
『何よりも、認定基準見直しに柔軟に対応する必要がある。現在、認定申請未処理者は熊本、鹿児島両県で3800人にのぼっている。被害者の高齢化が進んでいるという現実からも、基準の見直しは不可欠の条件だ。水俣病は現在進行形の問題だ。50年を歴史の一こまに終わらせないためにも、政府は認定基準のみならず、これまでの取り組み全体を見直し、転換を図るべきだ。さもなければ、また失敗することになる。』

30日・朝日社説(1)水俣病50年 終わりの見えない苦海
http://www.asahi.com/paper/editorial20060430.html
『この50年を振り返ると、国と熊本県がいかに手をこまぬき、被害を広げてしまったかを痛感する。チッソの支払い能力に合わせて、患者を絞り込んだのだ。その結果、認定された患者は2千人余りにすぎない。1995年の政治決着で、約1万人の未認定患者がやむなく「解決金」を受け取り、引き下がった。水俣病の現実を描いた「苦海浄土」などの作家、石牟礼道子さんの言葉である。水俣病の全体像を解き、すべての患者を救済する。それはこれからも続く。 
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┏━━ 読者から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                  奈良県   安達善次郎さま
 シニアネット「おいおい」第400号達成おめでとうございます。5年間に亘るパワーとご努力に心より敬服しておりますと共に、改めて厚く御礼申しあげます。今後も健康にはくれぐれもご留意の上、貴重なる情報のご提供を期待しております。
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