生活情報

シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

全て表示する >

[No.198-04.08.11] シニアネット(第1世紀第98号第198号)

2004/08/11

┏━━ senior citizen net ━━━━━━━━━━ 2004/08/11 ━━┓
  
  シニアネット「おいおい」  第1世紀 第98号 (第198号) 
                 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
――――――――――――――――――――――――――――――――――

 鮎鮓や旅の終わりの汽車の中          山口青邨

――――――――――――――――――――――――――――――――――
昭和5年の作。季語「鮎鮓」が効いている。故郷の岩手県盛岡からの帰りだろう
か。新幹線のない時代の夜行列車だ。夏旅行の「旅の終わりの汽車の中」での感
慨である。鮎鮓を食べながら、いろいろと思いをめぐらしている。避暑をかねて
の夏旅行だったのだろう。鮎は8月上旬が旬である。今年は、猛暑で鮎がとれな
いそうだ。広島県三次市から送られてくる鮎鮓の珍味があじあわれない。すでに、
暦の上では「秋」で、吹く風にも涼しさがあり、法師ゼミが鳴き始めた。

┏━━ DO  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◎私の「核廃絶運動」は「原爆体験の封印」から◎
私はあの日にヒロシマで、原爆を見ました。郊外であったが、ウラン型だから命
拾いした。プルトニューム型なら、放射線で苦しんでいたか、即死したかもしれ
ません。その体験は、「封印」してきました。出来れば、このまま「封印」した
いと思います。
冷戦時代の原爆反対運動が、あまりにも、政治的に利用されてきました。大学生
時代に、純粋な気持ちで「核廃絶運動」に参加しました。運動は「イデオロギー」
が中心で、核廃絶は二の次でした。ソ連の核実験は賛成だが、米国の核実験は反
対すると。原子力の平和利用を含めて、人類が手にした「核」のマイナスの資産
を「封印」したい。
原爆被爆手帳も、両親が勧めてくれましたが、断りました。申請書はいまも残し
ています。昭和20年8月6日に即死したかも解らない運命だから不要です。
「戦争の惨さ」と「平和の尊さ」を大切にしたいと思います。政治的に、「原爆」
を利用しようとする人たちには、「悲しい眼差し」で祈りたいと思います。間違
えた「平和」を発信しないために、私は「体験を封印」します。「核廃絶運動」
は原爆体験者の雄叫びだから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━ SAY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◎関西電力の蒸気噴出事故◎
14日から開始予定の定期点検の準備中の事故。部品や工具を建屋内に配置して
いる最中に起きた。「ドーン」という大きな音がした直後、建屋内が蒸気に包ま
れて温度が急上昇し、高温の湯が一瞬にして床を覆い尽くした。原発が稼働中で
ある以上、高温蒸気の配管があるタービン建屋に危険があることは十分、認識さ
れていたはずだ。作業員が入る際の安全対策は万全だったのか。検証が必要だ。
原子力発電に頼るエネルギー政策から、効率は悪いが、自然の力を利用した安全
な太陽光とか風力発電への切り替えを考えること。不要な電力を使わないエネル
ギー節減運動も視野に入れた「総合対策」が必要だ。
関西電力HP)
http://www.kepco.co.jp/
関西電力事故特集)
http://www.asahi.com/special/mihama/index.html
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt35/index20040811AS2G1100311082004.html
http://www.yomiuri.co.jp/features/mihama/200408/mi20040810_06.htm
http://www.yomiuri.co.jp/features/mihama/
http://www.sankei.co.jp/news/040811/sha058.htm
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040811k0000m040160000c.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040811k0000e040100000c.html
毎日)社説8月10日付け 徹底調査で原因究明しよう
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20040810k0000m070157000c.html
朝日)社説(8月10日付け)死者を出した事故の衝撃
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
読売)社説(8月10日付け)過去の教訓は生かされていたか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040809ig90.htm
産経)社説(8月10日付け) 核燃料サイクルとは無関係
http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━ 読者から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    大津市の中村様から「おいおい」の第196号の「広島市長の平和宣言に
ついて」の反論がありました。全文をそのまま掲載します。長文ですが、ご容赦
ください。

小生の感想は、直感的には悲しいです。理性的には余りにも短絡的な、あまりに
も表層的な、あまりにも大本営発表的発想です。
1.なぜ悲しいか
それは、戦中、戦後の惨状を経験、又は直接経験者からの語りによる疑似体験し
た日本人の心情として、その同胞の意見ゆえの思いからかもしれません。
国どうしのけんかで、直接被害をこうむった人々は、理由が何であれ、その惨状
を作った直接の原因に対して恨みを持ち、その原因が二度と起こらないよう広く
訴え、後世に言い伝えて行く態度は、ごく自然です。とくに日本人は、赤穂浪士
などに見られるように辱めを受けたものに対して敵討ちをすることに美学を感じ
る民族でもあります。これは日本人だけでなく、世界共通の心情かもしれません。
やられた人々が仕返しをすると言うのではなく、二度とこのような惨事を繰り返
すな、そのための手立てやそれに至る芽をつむことに、もっと熱心になれと叫ぶ
心情は、気高いものだと賛美を受けるものであり、その叫びは、その痛みを知る
ものが訴えるのが最も迫力あるのも事実です。
その心情に対して、「護憲を反戦や反核と結びつける主張は、冷戦時代の左翼勢
力の思考だ。これでは、世界に誤ったメッセージを伝えてしまう。」と断じる心
情の持ち主が、同じような世代で、同じような仕事を通してつきあってきた仲間
であると思うと、余計残念で、悲しくなります。
やはり、理由はともかく、人の痛みの分かることが、心情的には相互理解に必要
だと思うのですが、如何でしょうか?
2.では、論理的に考えれば、本当に「平和憲法擁護、戦争反対、核廃絶を今主張
することは時代錯誤である」と簡単に断じることができるのだろうか。
1)平和憲法が日本の繁栄をもたらし、世界に認められている点ではないのか
 平和憲法の由来は、前文「・・・、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こ
ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民にあることを宣言し、
この憲法を確定する」や「戦争の放棄」第九条「・・・、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこ
れを放棄する」「・・・陸海空その他の戦力は、これを保持しない。・・・」な
どの平和主義に徹した宣言からである。このおかげで、戦後、国際紛争には関わ
らず、高度経済成長に邁進でき、現在の世界有数の生産力をバックにした経済力
を達成できたことは多くの人の認めるところです。また、憲法にこのように平和
主義を明文化した数少ない国です。それは世界平和を希求する世界の中にあって
範となる、高い価値あるところで、日本を差別化、特化できる、一つの特徴と考
えられます。世界に貢献しようすれば、その強みで貢献するのが常識です。すな
わち、平和主義に徹し、高生産力をもたらす高効率生産技術を活かすのが、企業
人としての発想です。エコノミックアニマルと世界から呼ばれるなら、その強み
を前面に掲げ、平和を確保して発展途上国に貢献することが、相手側からも期待
されると考えるのは、時代錯誤だろうか?
同様に、世界で唯一の原爆被災は他国が体験していない、特化事象です。その体
験から発する主義主張は希少価値があり、説得力を持ち、世界貢献の大きな役割
を果たしうると考えるのは、時代錯誤だろうか?
2)言うべきは言う、正すべきは正す、独立国家としての行動が、今、求められて
いるのではないのか今の平和憲法は米国に押し付けられたものだ、という考えも
あります。では、現在の日本国政府は、米国に対して言うべきは言い、正すべき
は正すように、独立国家としてしっかりとした行動しているだろうか。例え、押
し付けられた憲法でも、ルールを守り、守れないルールであれば改定する。そし
て、ダメな戦争に対してはダメだとはっきりいう。世界で決めたことは、米国も
守る。勝手な行動が、テロを生む。米国に対して従属的と思われる行動をとるよ
り、正しいと信じることをハッキリと言う広島市長の方を自主
自立的な行動と考えるのは「左翼的」だとして非難されるべきなのだろうか。も
し、そうなら左翼と呼ばれることに誇りを持ちたい。今、国民一人一人が自立を
求められています。ならば、国自体も、世界の中で自立独立国としての行動を、
国民に範を示すことが大切ではないだろうか。自主行動は、何も自主憲法制定だ
けではなく、基本的な行動習慣がもっと大切ではないだろうか。
さらに、最近のマスコミも政府の意向を汲む事実の捉え方をしているように思え
てならない。イラク報道は、イラク人の日常をどれだけ広範囲に戦争との関わり
について報道しているだろうか。米国の行為が具体的に彼らの生活をどのように
変えたのか、戦争の悲惨さをその映像で視覚に訴える報道をしているだろうか。
これは終戦記念日で二度と戦争と言う過ちを犯さないという報道も同様です。原
爆の恐ろしさと後世への影響を具体的事実として、過去の写真を後世に伝える努
力をしているか疑問です。
中国の反日感情の行動は詳しく、仔細に報道しているが、なぜ、そのような行動
が生じるのか、歴史的背景、現在の日本の行動がどのように映るのか、何を懸念
しているのか もっと原因分析につながる本質の追求報道がなされていない気が
してならない。相互理解だけでなく、今後、広大なマーケットとなる中国に日本
商品が受け入れてもらえなければ、その経済的影響は計り知れないことからも、
もっと国家的関心として取り組んでもいいような気がしてならない。
マスコミが戦争中、大本営発表をそのまま国民につたえて、その悲惨な結末を拡
大した愚を避けなければならないと思うのは私一人だけではあるまい。マスコミ
は今こそ、よき良心をもち、多くの事実をより具体的に伝え、自分の考えを主張
して行くべきであろう。
3)戦争反対、核廃絶を訴えることは時代錯誤か?
世界人口の80%が貧困に苦しみ、数%の国民が世界のエネルギーの98%を消
費し、地球温暖化による広範囲な弊害をもたらしている現実において、その構造
に一極支配というやり方で押さえ込もうとする。それに対して、ささやかな抵抗
をするとテロ行為制圧という大義でもって弾圧をする。古い言葉で言うなら帝国
主義そのものではないかと思いたくなる。そんな21世紀の現在、世界平和は最大
多数の最大幸福を目指すには人類はどのような道を歩むべきか、素朴に考えたと
き、日本の態度は決まってくると思う。
戦争をして、誰が結果的に利権を得ているのか、その点をしっかりと見つめれば、
戦争のねらいはハッキリしてくる。では、今まで、日本国土がどの国から具体的
に攻められたのか、どの国の攻撃によりどんな被害をうけたのか、敵は誰か。中
国に出かけ、満州東北の資源を確保し、東南アジアに侵入し、その石油資源を狙
う。大東亜共栄圏という身勝手な考えのもと戦争を仕掛けて行った過ちを犯した
日本に歯止めをかけたのが米国であった。その米国が、同じ轍を踏んでいる。そ
のことをハッキリ言うのが盟友ではないのか。
日常的に北朝鮮より摩擦を感じるのは、米国である。自由独立を旗印にしながら、
どこにでも口を出す。地球温暖化に関する京都議定書、国連決議行動等を守らな
い。貿易摩擦で国家権力を行使する傲慢さ、特許係争における身勝手な主張 あ
まりにも傍若無人な行動に対して、今、日本と戦争が起こる可能性の最も高い国
はどこかと問われれば米国と答えるビジネスマンは多いはずである。
核拡散防止とは都合のいい言い分である。大量破壊兵器を持つ国を攻撃せよとは
茶番である。世界を破壊し尽くしてもあり余るほどの「大量破壊兵器」を持つ国
が、自分たち以外核兵器を持つな、開発もしてはならないということである。で
は、対抗できる武器を持たないものは、持つものの言いなりになれということか。
核からの恐怖を何でしのげと言うのか。もし、その論理を通すなら、米国は自国
において、銃の所持使用権を国民から取り上げてから、主張すべきだとは思わな
いのだろうか。地球上から核廃絶を叫ぶ方が、はるかに受け入れられやすい論理
だとは思わないのだろうかこうして、一つずつ、考えて行くと、戦争に関わるこ
とは、人間のエゴがそのままでていることがわかる。ならば、これら正論を、そ
れを主張できる立場の人々が、繰り返し宣言することが、それほど時代錯誤だろ
うか?今こそ、世界は、日本国内も含め、正論を最大限尊重すべき時代に差し掛
かっていると思えるのだが、如何だろうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【配信ペース】週一回【 読者数 】972人【 創刊 】平成13年7月23日
【変更・配信停止】【バックナンバーの閲覧】
 http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=hiro1204
【発行人兼編集人】 田村昶三 (shozo.tamura@nifty.com )
【 URL 】Home-Page  http://homepage1.nifty.com/s-tamura/  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-07-23  
最終発行日:  
発行周期:週一回以上  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。