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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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[No.135-03.12.04] シニアネット(第1世紀第35号)

2003/12/04

┏━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━ 2003/12/04━━━┓
  
  シニアネット「おいおい」  第1世紀 第35号 (第135号) 
                 
┗━━━━━━━━━━━━━━━   shozo.tamura@nifty.com   ━━━┛
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何にこの師走の市に行く烏           松尾芭蕉
       
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「何にこの」には詠嘆の激しさがある。私は自然を求めて俗世間から逃避し
ているのに、どうしてあの烏は喧騒極めた師走の市に飛んでいくのだろうか。
自然の中に心の安定を求める芭蕉も、生身の人間である以上、捨て去った世
界への郷愁に悩んでいる。烏に託して理想を裏切る自分自身の弱い姿を嘆い
ているのだろうか。「何にこの」の上五は「三冊子」に、「翁のいはく、五
文字のいきごみに有り」と。
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       ◎喪中はがき「母への賛歌」◎
師走になり、喪中のハガキが送られてくる。今年も、90歳以上のご高齢者が
目立つ。最高齢者は101歳。堺市の田口さんから以下のようなお知らせを
頂きました。ご紹介いたします。立派な生涯をお過ごしなった『母への賛歌』
です。
「喪中につき年始のご挨拶ご遠慮申し上げます。本年8月2日に母政江が
93歳にて永眠しました。生前のご愛顧を深く感謝申し上げます。
 昭和22年秋、満州(現中国の東北地方)吉林から家族全員で引き揚げて、
戦後の混乱の中で気丈に頑張ってきた母も今夏に逝きました。4月には永年
勤続した会社を定年退職し、妹や私のヨメ等と共に「母の在宅看護チーム」
に加わり親孝行の真似事も出来ました。現在、穏やかに第二の人生を歩み
はじめました。これも偏に皆々様のご厚誼のお陰とこころより感謝いたし
ております。(後略)」ハガキの下の部分に、元気にハーフマラソンを走
る田口さんの雄姿が写真で紹介されていました。
 大東亜戦争は昭和20年8月15日で終結しました。ソ連軍は8月8日に
不可侵条約を破棄して参戦。旧満州へ侵攻してきた。旧中国では、国民政府と
中国共産党(八路軍)の内戦になり混乱が続きました。そのとき状況は、NHK
のテレビドラマ「大地の子」でも映像で再現されました。最近は、朝日放送
が創立五十周年記念で中国最後の皇帝の弟と日本人の妻の話しをドラマにし
ました。お国のために、開拓団として満州へ行った人々が、数々の悲劇を生
みました。田口さんは昭和22年秋には4歳でした。それに乳飲み子の妹さ
ん。引揚げは想像を絶するものがあつたと思います。明治生まれのお母さん、
ご苦労さでした。               
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┏━━ SAY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◎外務省の「平和ぼけ」がイラクで外交官を殺した◎
今回のイラクでの外交官の死亡事件は、外務大臣の不注意が目立つとともに
「情報管理の杜撰さ」が目につく。奥参事官はイラク大使館常駐の外交官で
なく、イギリス大使館から応援中であった。応援中の命令系統はどうなって
いたのか。危険地帯へ無防備な出張命令を出したのは誰か。応援期間が長す
ぎる。現在職員6名応援者5名を含めて11人。増員はしないのか。現地の
事情に詳しい外交官を集結しているのか。護衛できる体制はないのか。現地
の外交官に勤務体制に無理はなかったか。防弾車1台では戦争地域での対策
とはいえるか。
朝10時に大使館を出て、車で2時間の距離の所から連絡がない。「おかし
い?」と誰も疑問におもわなかったか。「会議に出ているだろう。」との推
測で業務を進めている。遺体発見が夕方の5時である。空白の7時間。初期
の対応が遅れた。
遺体の収容から、事件の調査まで、米軍任せである。日本国政府の手で、国
民を守る事が出来ない。外務大臣は「アメリカの軍隊にお願いしています」
と涼しい顔。国家主権を主張する国の外務大臣の発言でしょか。
イラク大使館が人材不足なら、民間人の応援を要請したらどうだ。土地の事
情に詳しい人が多数いるはずだ。戦争地域であるから、限られた支援だろう
が語学の堪能な人の応援は可能であろう。外務省は『シニア外務事務ボラン
テイア』を世界に10人派遣している。こうしたシニアの募集もしたらどう
か。それより、世界のトップ水準の精鋭部隊の派遣が先決であろうが。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20031202it01.htm
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┏━━ SEE ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◎高齢者増税は「保険料の流用」の穴埋めか◎
自民党税制調査会は、2004年度税制改正で所得税の公的年金等控除と老
年者控除を縮小する方針を固めた。2千億円の増税である。65歳以上の所
得控除額50万円を25万円にし、年収の所得控除額が65歳以上の140
万円の控除を60歳から64歳並の70万円とする。年金収入4百万円から
2百万円までの65歳以上の高齢者の課税を狙い撃ちした。120万円の収
入増とみなされる。10%課税とすると12万円の増税になる。標準的な年
金収入者の所得税がずしりと重くなり、ペンショネアと安閑としておれない。
役所の論理に負けてはならない。
 国庫負担の割合引き上げ(1/3から1/2)には2兆7千億円の財源が必要で
ある。これは、被保険者全部の負担であり、全国民の負担である。仮に年金
課税の強化で2千億円の負担としても、ほんの一部の賄いにしかすぎない。
年金控除と老齢者控除がそれぞれ1千億円である。何故急ぐ。決め易いから
だ。高齢者は反発しないからだ。65歳以上の対象年齢を70歳以上にして
控除額を変えないことなら譲れる線かもしれない。今回の税制調査会の方針
に反対発言しましょう。シニアのパワーを示そうではないか。
社会保険庁の職員(国家公務員)の使うコピー機のリース代や職員の出張旅
費、文房具代などの事務費は年金保険料を使っている。黒塗りの公用車の一
部も保険料から買った。この経費が約1千億円。国民から集めた保険料を
「流用」している。この増税は保険料の流用の穴埋めだろうか。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20031204AT1E0301403122003.html
http://www.asahi.com/politics/update/1204/003.html
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【配信ペース】週一回【 読者数 】1177人【 創刊 】平成13年7月23日
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