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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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[No.132-03.11.10] シニアネット

2003/11/10

┏━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━ 2003/11/10━━━┓
  
  シニアネット「おいおい」  第1世紀 第32号 (第132号) 
                 
┗━━━━━━━━━━━━━━━   shozo.tamura@nifty.com   ━━━┛
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朝寒の老を追ひぬく朝な朝な    高浜虚子

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朝寒は十月だが、十一月の朝の間の寒さは一日一日と冷えて行く。「老いを
追いぬく」ように、気候の変化に身体が適応できない。昨日の寒さに慣れて
ないのに、今朝は一段と寒さが増す。この季節の気温の変化とその速さがう
まく表現されている。老いを見つめる目と季節を見つめる目がするどい。一
日一の朝の様子を「朝な朝な」と表現した。

┏━━ DO  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
      ◎ 総選挙総括◎
第43回衆院選の結果は、自民、公明、保守新の与党3党が、解散時勢力
287から275に後退したものの、国会運営の主導権確保に必要な絶対安
定多数269を獲得した。自民党は解散時の247議席を下回った。民主党
は、解散時の137議席を大幅に上回り、比例選では第一党となった。自民、
民主両党による二大政党化が一段と進んだ。与党3党は連立政権を継続し、小
泉首相も続投する。
300小選挙区の党派別獲得議席は、自民168、民主105、公明9、社民1、
保守新4、無所属の会1、自由連合1。無所属は11議席。180比例区は、
自民党69、民主72、公明25、共産9、社民5。合計議席は、自民237、公明34、
保守新4で与党3党は275。だが、自民党は前回総選挙の233を上回る237議席
を獲得したが、目標の単独過半数には届かなかった。民主党は選挙前の137か
ら177議席へと大きく躍進、比例区では第1党となった。2大政党のハザマで、
共産党が20から9へ、社民党が18から6へ、保守新党が9から4へ大幅に議席を
減らし、埋没した。
投票率は、小選挙区選が59.86%となり、過去最低だった1996年の前々回
(59.65%)をわずかに上回る程度の低水準にとどまった。
当選者の平均年齢は53.13歳で、前回より1歳若返った。最高齢者当選者は鹿児
島5区の山中貞則の82歳、当選回数は17回。
与野党の現在の議席数の差は273−190=83、解散時287−175=
112が縮小された。
絶対安定多数=480議席の過半数は241議席だが、衆院の全部の常任委員会で与
党が委員長を独占したうえで、委員数でも過半数を占め、与党だけで法案など
を可決できる議席数は269議席。
朝刊紙のトップの見出しを集めた
読売;与党が絶対安定多数―民主40増2大政党へ
http://www.yomiuri.co.jp/election/
産経;与党が絶対安定多数―民主躍進 自民前回並み
http://www.sankei.co.jp/databox/election/2003/
日経;与党安定多数、首相続投へー民主躍進、自民過半数届かず
http://www.nikkei.co.jp/flash3/election-vote/
朝日;自民伸びず民主躍進―与党、絶対安定多数を確保
http://www2.asahi.com/senkyo2003/index.html
毎日;自民後退 民主が躍進―与党で絶対安定多数 首相続投
http://www.mainichi.co.jp/eye/2003senkyo/shugiin/index.html
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┏━━ SAY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◎分離投票(スプリットボード)とか異党投票(クロス)とか◎
全国区300、比例代表11ブロック、7200投票所の新聞社の「出口調査」によ
ると、選挙の大勢が良く分かる。自民党の支持者の投票方法は分離投票と
か、異党投票が目立った。小選挙区と比例代表区に同じ政党に投票せずに、
両者を分離投票した。民主党の支持者は、比例区も選挙区も民主党に投票
した。今回の総選挙の出口調査の新聞は、次の様にまとめた。
(1) 小選挙区で自民党の投票した人は比例区でも自民党に投票した。
(67.4%)
(2) 比例区で民主党に投票した人は民主党に投票した。(78.8%)
(3) 自民党支持層で分離投票の動きが目立つ。民主党の支持層は首尾
一貫民主党に投票した。公明党支持者が、小選挙区は自民党へ協力し比例区
では公明党へ投票した。
(4) 小選挙区で社民党と共産党に投票した人は、比例選挙区で民主党
に投票した。組織票が固まらなかった。
(5) 小泉内閣支持層がほぼ与党に投票したが、民主党に投票した取り
こぼしが目立つ。
(読売6割、日経8割)
(6) 無党派の多数が、民主党に投票した。(56%)
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┏━━ SEE ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   ◎コラムニストの実名入り「選挙」記事◎
日本経済新聞;「次」へ持ち越した政権選択―コラムニスト 田勢康弘
『自民党はもっと大胆に変わらなければ、政権維持が困難になる。攻めの体
質改善と政権政党らしい整合性のある政権公約が必要である。政党にとって
も、日本にとっても、次の総選挙とそれまでの時間が重要である。』
読売新聞;「2003年体制」への序章―政治部長 大久保好男
『2大政治勢力の形成に向けて動きだした。人気取り優先の構造改革路線に
固執し、経済政策を転換しなかったことへの批判もあった。民主党は「2大
政党の争い」を演出したことが功を奏した。憲法や教育などの国の基本を再
構築する「大きな政治」に今度こそ本気で取り組まなければならない。』 
朝日新聞;「2大政党」興奮と危惧―コラムニスト 早野透
『小泉改革こそ民主党の躍進をもたらした。小泉改革のテーマをさらに進め
ようというのが民主党のマニフェストである。小泉改革の内実が抵抗勢力と
の握手、公明党依存ということならば、小泉氏の「安定勢力で改革を」と唱
える人々に疑問を感じたのかもしれない。「二大政党」時代のベルを鳴らし
た民主党よ、あなたの力量もまだ確かめてもいない、ともあれ準備をしてお
け。民主党はもっと広い国民的価値観をもちうるかこれからの課題である。』
毎日新聞;マニフェストに破壊力―政治部編集委員 倉重篤郎
『自民党は苦戦した。本質的な原因は、第1に、自民党が国民の意識、動向
を十分にくみ取れなかった。国民は不安を感じている。自民党は不信感や疑
問にたいして丁寧な説明がなかった。民主党は新しい制度設計、政策立案に
汗をかいた。そこで、政党としての構えに差が出た。第2に、「2大政党に
よる政権選択選挙」という、日本の戦後政治における新思考が、国民の心を
とらえた。自民党以外の政党に国民政権担当能力を認めた初めてのケースで
ある。自民党も、民主党も他の政党もこれほど、マニュフェストに破壊力が
あり、国民が2大政党による緊張感のある政治を切望したとは思っていない
だろう。その吹き出した民意を、政治がどう受け止め、答えをかえすか。重
要なのは、マニフェスト論戦の継続である。』
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