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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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[No.130-03.10.27] シニアネット(第1世紀第30号)

2003/10/27

┏━━senior citizen net━━━━━━━━━━━━ 2003/10/27━━━┓
  
  シニアネット「おいおい」  第1世紀 第30号 (第130号) 
                 
┗━━━━━━━━━━━━━━━   shozo.tamura@nifty.com   ━━━┛
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渡鳥仰ぎ仰いでよろめきぬ       松本たかし

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渡り鳥は北の寒い土地から暖かい日本へ飛来する鳥である。長い距離を飛ん
で来て冬を日本ですごす。渡り鳥とは、大群をなして海を越えて渡って飛ん
でくる。この句の渡り鳥は「鳥雲」といわれる大群で、先頭は山の陰に隠れ
たのに後続は空を覆うように飛んでいく。壮観である。渡り鳥を仰いでいる
とよろめいた。能役者の松本長の長男に生まれながら、病気のために能をあ
きらめた。厳しい稽古を積んだ能役者の所作である。よろめいてぴしゃりと
決める能役者松本たかしの姿がある。

┏━━ DO ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◎老母と曾孫の「出会いとお別れ」◎
山陽と山陰の中継都市の広島県三次市は、夏の鵜飼、秋の雲海で観光客を呼
んでいる。三次市に長年在住していた明治44年(1911)生まれの義母が、日々
衰えて10月から自力の嚥下が出来なくなった。栄養源は点滴である。腎臓も
機能しなくなり、水分の排出は大便と共に行う瀕死の状態にある。「自然死」
を願っている。痴呆も進んでいるが、臓器はしっかりしていた。人生最後の
闘いが続いている。近親者の「最期のお別れ」も終わりに近づいた。
24日(土)に、東京に嫁いだ娘も曾孫をつれてお別れにいった。曾孫は、本年
4月生まれの生後6ヶ月の新生児である。今から人生が始まる女児。枯枝の古
木のようになった老母が、自ら細い手を出して「祖孫を歓迎した」。感動が
走った。何も判らぬ祖孫は、ただ笑顔をふりまくだけ。おそらく、記憶にも
残らないだろう。老母は痴呆の進んだ頭で、本能的に感じるものがあるのだ
ろう。血のつながる者同士のみに許される「めぐりあい」だったのかもしれ
ない。人生のバトンタッチだったかもしれない。ゼロ歳児と92歳の老女の握
手は、血縁の最高齢者と最低齢者の握手でもあったが、「人生のスタートと
人生のゴール」の出会いでもありお別れでもあった。
http://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/
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┏━━ SAY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◎ 付加年金の部分を民営化◎
今回の選挙の争点の1つは、「年金問題」である。20歳の成人から終身の生
涯までを巻き込んだ議論になっている。民主党のマニフェストをもっと拡大
して、年金の付加部分は、民営化にしたらどうだろう。利害が錯綜する中で、
解決法を見出すための最良の方法と思う。
年金は基礎年金と付加年金部分の2層から成る。厚生年金では、前者は国民
年金で統合されている基礎年金部分。後者の厚生年金基金部分は、企業は負
担に耐えず返上する企業が増えている。「官から民へ」を実行したが、「民
から官へ」返上された。報酬比例で保険料を負担して、保険金も給付を受け
る。今後の方向として「自己責任」で運営される二階建て部分は、多様化し
て、民営で行われるのが良いようだ。個人差があり、願いは異なるとそれぞ
れの希望をかなえる制度も異なる。保険料を払わぬ国民年金保険者が、保険
金を多くよこせという理屈は無理だ。
老後の国民生活を最低保障する一階の「基礎年金部分」のみを官が運営する。
既に、厚生年金の事務費の一部を保険料から出している。今後は、それに関
係する官僚の給与部分まで負担を求められている。官の運営は「基礎年金」
の「国民年金」に限定する。年金積立金の運用などは、官僚より民間の専門
機関の方が適任である。特殊法人への融資なので、年金積立金があるのかわ
からぬが、本年3月31日には146兆円あることになっている。
年金の問題は、1階部分と2階部分の分離を行い。1階部分は官にお願いす
る。社会福祉政策の中で議論いただく。2階部分は民で個人別に、自由競争
の中で行うことにする。2つの部分を分離することにより議論が見えやすく
なる。「年金」を複雑にしているのは、社会福祉政策の面と個人の老後の
「我が儘」の部分の分離ができていないためである。
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┏━━ SEE ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◎二人の元首相の進退◎
自民党の比例区の立候補定年は論理的ではない。男性の当時の平均余命が76
歳(現在は78.32歳)であったから、衆議院は3年に一回の選があるから73歳、
参議議員は任期が6年だから70歳と決めた。被選挙権は衆議院25歳、参議院
30歳だから、実働期間はそれぞれ48年、40年となる。参議院を軽視している。
諸外国の様に。「元老院」とか「枢密院」の性格から、元首相のような人
は参議院議員としてご活躍いただけないだろうか。
若い人が議員生活のスタートに、参議院から始める。実力がついて衆議院に
まわる。逆ではなかろうか、「良識の府」として、智慧袋である存在である
はずだ。選挙で選ばれる国会議員は衆議院のみとして、参議院は立法のチェ
ック機能と当面の利害からはなれた国家百年の立法を行う機関として、機能
してもらいたい。ともあれ、「定年制」は守なければならないが、実質的に
活躍できる人の「例外」は許されると思う。
宮沢さんは「護憲派」の保守本流、中曽根さんは「憲法改正派」の革新派で
ある。中曽根さんは青年将校として敗戦の辛酸をなめた筋金入りの正統派で
ある。国家の屋台骨の国体論に一家言のある人物である。今、現役として推
進役として、ご活躍してもらいたい。また、終身比例代表区1位指名の「約
束」をして置きながら、「ホゴ」にする厚かましさ。丁重な説得方法はなか
ったのか。小泉首相の失政で、本当の政治家を二人も失った。
http://www.asahi.com/politics/update/1027/003.html
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20031027AT1E2700527102003.html
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031027i103.htm
http://www.sankei.co.jp/news/031027/1027sei054.htm
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┏━━ senior citizen ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  このネットは”senior“を老齢者という日本語の意味から使用してきた
が、シニアは日本語で、英語の意味は「年長者」(junior)に対しての単語
である。英語の高齢者とは、“senior citizen”ということで、ネット
の標題を変更させていただきます。Citizenは市民、公民、という意味で
す。
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【配信ペース】週一回【 読者数 】1158人【 創刊 】平成13年7月23日
【変更・配信停止】【バックナンバーの閲覧】
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【発行人兼編集人】 田村昶三 (shozo.tamura@nifty.com )
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