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シニアネット 『おいおい』

俳句。俳句はすばらしい。俳句を語りあいましょう。

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[No.117-03.08.22] シニアネット(第1世紀第17号)

2003/08/22

┏━━ senior net ━━━━━━━━━━━━━━ 2003/08/22━━━┓
  
  シニアネット「おいおい」   第1世紀 第17号 (第117号) 
                 
┗━━━━━━━━━━━━━━━   shozo.tamura@nifty.com   ━━━┛
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四五人に月落かかるおどり哉     与謝 蕪村

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陰暦の盂蘭盆は満月だった。踊りが始まる頃の満月は東の空にある。村の広場
には、村人はまばらである。中天に月が懸かる頃には、村人で集まりクライマ
ックス達にする。月が西に傾き始めると、2人、3人と欠けていく。深夜12時頃
になると終わりが近づく。火照って汗ばんだ身体で、家路に着く。月が西に傾
く頃、最後の「四五人に」、「月落かかる」。現代のような電灯の明かりがない、
月だけが灯りの時代の風情である。村人が引き上げた後の広場は宴の後のよう
な「むなしさ」が漂う。そこはかとなく人情の暖かさを感じさせるのはなぜだ
ろう。

┏━━ DO ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ◎「バカの壁」(養老孟司著680円 新潮新書)を考えよう◎
この本の宗旨は『知りたくないことに耳をかさない人間に話が通じないこと
は、日常でよく目にすることです。これをそのままひろげていった先に、戦
争、テロ、民族間・ 宗教間の紛争がある。』また同じ内容で『イタズラ小
僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないの
は、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私
たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世界の見方が分かってくる。自
分の脳に入ることしか理解できない。最終的にぶち当たる壁は、自分の脳で
ある。「バカの壁」である。』もともと世間には、いろいろな解答がある。
複数の解答を認める社会が住みよい社会である。8章から構成されている。
8つの章の趣旨をまとめてみた。
日本は多神教で「絶対的真実」は存在しない。一元論は「バカの壁」がいつ
のまにか立ちはだかっている(第1章「バカの壁」とは何か)。入力(X)と出
力(Y)はY=aXで表せる。aは感情係数である。適法性はaしだいである(第
2章脳の中の係数)。脳の共通性を求めるなら本来の与えられたものとしての
「個性」は無理な事である(第3章「個性を伸ばせ」という欺瞞)。 知るとい
うことは人が変わることである(第4章)。人間は無意識で、左脳と右脳がバラ
バラである。いつのまにか、身体を忘れ、無意識を忘れ、共同体を意識しない
ままに崩壊させた(第4章万物流転、情報不変と弟5章無意識・身体・共同体)。
 脳は不思議である。暗算でも計算する脳は個人差がある。イチロー選手の
「反応の速さ」はシナプス部分を飛び越して情報を伝達できる脳である。ピカ
ソはデッサンの空間配置能力に優れていた。少年犯罪の「切れる脳」とか犯罪
者の脳に研究費を投じて解明したい(第6章バカの脳) 「バカの壁」はある種
の一元論に起因する。バカにとっては、壁の内側だけの世界で、向こう側が存
在していることすら気づかない。一元論にはまれば、強固な壁の中に住む。一
見楽だが、自分と違う向こう側のことが見えない。話は通じなくなる(第7章教
育の怪しさと第8章1元論を超えて)「逆さメガネ」(養老孟司著 680円 PHP新
書)と併せて読むと理解が深まる。
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=610003-7
http://www.shinchosha.co.jp/shinsho/tantou/index01.html
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/chosha/chosha_youro.html
書評
http://www.sankei.co.jp/news/030616/0616boo015.htm
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2003/0525/03.html
http://www.books-ruhe.co.jp/recommends/2003/07/bakanokabe.htm
http://www.atc.ne.jp/seikindo/html/bakanokabe.htm
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=31114125
http://www6.plala.or.jp/Djehuti/301.htm
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┏━━ SAY ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   ◎「年相応」はドクターハラスメント(ドクハラ)◎
医者が「年相応」と良く言う。患部の見えないところを説明する時に「加齢
による傷みです。」とつけ加えられる。シニアの療養は、「加齢との闘い」
である。若さや社会活動を諦めろと言われている様な嫌な気分になる。症状
の説明に具体性があり、進行状況をどの段階でどの程度痛んでいるかを説明
してもらいたい。医師の診断の段階と患者の想像する段階が違うかもしれな
い。シニアの生きがいは「抗加齢」であるから、「年相応」はドクターハラ
スメントである。医者の一言が、患者の病気に対する努力を減衰する。
日本加齢医学会    http://www.anti-aging.gr.jp/
医師国家試験験問題−加齢に関するもの
  http://www.sapmed.ac.jp/satui/kokushi/NAIKA/souron/karei.html
日本経済新聞「加齢社会」特集   http://health.nikkei.co.jp/column/2cl/index.cfm
書籍「ドクターハラスメント」
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an380802.htm
  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/html/997619420X.html
  http://www.fusosha.co.jp/senden/2002/037291.html
書籍「ストプ ザ ドウハラ」
  http://www.fusosha.co.jp/senden/2003/04008X.html
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459404008X/250-8864047-3755418
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┏━━  SEE ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◎株価1万円台は、19年前の水準◎
18日(月)に日経平均株価が終値で1万円台を回復した。1984年1月9日(19年前)
初めて、東京株式市場ダウ平均株価1万円大台に乗った。2月冒険家植村直巳が
消息をたち。3月グリコ事件。5月衛星放送がスタート。7月第23回五輪(ロサン
ゼルス)。11月新札発行(1万円―福沢諭吉 5千円―新渡戸稲造 千円―夏目
漱石)。当時のGDP(名目国内生産)は現在の6割である。株価の1万円台は
水準としては低い。19年前の経済と現在を比べるの、なんとなく違和感があり
ますね。また、19年間に構成される銘柄の内容も会社も変化しました。
http://www.nikkei.co.jp/db/ECOIND/ECOINJ.html
http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/year/1984.html
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt24/20020802ap582012_02.html
http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20020817/hyou.html      
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◎83兆円のレジャー市場◎
 社会経済生産性本部が8日(金)発表した「レジャー白書2003」によると、
2002年のレジャー産業の市場規模は82兆9660億円であった。パチンコ関連
など一部の業種が伸びた。スポーツや観光など大半の業種では景気低迷と
デフレ傾向を反映して縮小が続いている。
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003080808979
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┏━━ アメリカ便り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 アメリカ在住の日本人のポールさんから、日本のシニアに参考になる話
を継続していただくことになりました。ご愛読ください。ご感想とかご意
見をいただくと嬉しいですね。
◎大停電の後の感想◎
8月14日(現地時間)は北米の東部の大部分が停電となり大変でした。これはカ
ナダのナイアガラの付近の発電所に落雷して、故障したため自動的に電力網が
動いて、そのため大規模な停電を将棋倒しに起こしたのです。我々がいかに電
気に依存した生活をしているかを痛感しました。それだけでなく、車を動かす
にはガソリンが必要だし、石油依存の生活です。
 終戦直後の苦労した生活は今から見るとかなり不便な生活でしたが、それな
りに他の資源に依存しなくてもよかったので、不安がすくなかったようです。
面白いことに、交差点の信号が全滅したので、四方とも一時停車となりました
が、皆丁寧で、道を譲り合って、事故は平常より少なかったとか。当市でも混
雑はまぬがれませんでした。帰宅まで普通15分のところが2時間もかかりま
した。ガソリンが切れてエンコした車もありました。ガソリンのポンプが動か
なかってこれもまただめ。
デトロイトのような犯罪都市ですら、犯罪が少なかったとは。人間の心理が逆
境にあえば、正常にもどるのでしょう。
 プロパンのコンロで夕食をつくり、暗くなると、そとでは太陽電池の電灯が
つきます。家の中ではローソク、よせなべ、とキャンプに近い夜でした。16日
は、気温が30度を超えるとか、会社の研究室にマイナス70度の冷凍庫に保存し
てある高価な試薬や原料が駄目になるのではないかと心配でしたが、安全でし
た。  
さて、今日は8月16日、大停電から2日目です、この連鎖停電の原因がいまだ
に分からず、ある説では、当地ランシングのジェネラル・モーターの工場が大
量に電力をつかったために起きたのだとも説明されています。ほんとうはオハ
イオ州の高圧電線がショートしたことから、連鎖反応が起きたとのことらしい。
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【配信ペース】週一回【 読者数 】953人【 創刊 】平成13年7月23日
【変更・配信停止】【バックナンバーの閲覧】
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