超常現象

新★0界通信

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新★0界通信

2013/02/27

 またしてもUMAネタ、ということで、スルドい読者諸兄のみなさんはもうおわかりと思いますが、主任研究員の最近のテーマは未確認動物、それも湖底怪獣というやつです。
 UMA界のスーパースターであるネッシーはじめ、世界中の湖や沼に怪獣の目撃談が報告されています。
 ざっとデータベースを覗いてみると、シベリアのヴォロータ湖、中央アジアのコッコーリ湖、北海道の屈斜路湖、鹿児島の池田湖、カナダのオカナガン湖にタートル湖、スコットランドのモラー湖、スウェーデンのストゥーシェン湖、マレーシアのタセク・ベラ湖、カナダのシャンプレーン湖、中朝国境にある天池、北海道洞爺湖、ロシアのハイール湖、アメリカのフラットヘッド湖、ラオスのボア沼、アメリカのマニトバ湖、ニューギニアのダカタウア湖、コンゴのテレ湖、カナダのモッキング湖、山梨県の本栖湖、アイルランドのリー湖やリーン湖などなど。
 そしてこうした湖底怪獣の正体としてしばしば提案されるのが、恐竜など中生代の巨大爬虫類、特に海棲であったクビナガリュウです。
 現在の恐竜学の分類では、「恐竜」とは竜盤目と鳥盤目に属する陸生の巨大爬虫類で、水棲のクビナガリュウやウミトカゲリュウ、翼竜なんかは含まれないのですが、羽仁礼が子供の頃の図鑑では、こうした連中も「恐竜」として一緒くたにされてました。ということで、今回も便宜上こうした存在を「恐竜」に混ぜて書いてます。もしどこか出るところに出す機会があれば区別しますので、とりあえずご容赦ください。
 恐竜についてはまだいくつか、私の子供時代と現在とで大きく変わったものがあります。その1つが、博物館で展示されている化石骨格の姿勢です。この点は、特にクビナガリュウと湖底怪獣との関連でも問題になると思われますが、クビナガリュウはじつは、外科医の写真はじめ、各種湖底怪獣の写真(と言われるもの)や目撃談で述べられているような形で、首を水面に高く持ち上げることはできなかったらしいのです。
 そもそも、世界中の内水に恐竜がいたりするものでしょうか。
 湖や沼、河川などの内水は、寿命の短い人類から見ると、いつまでも存在し続けるかのように思われます。うさぎ追いし古里の湖や川は、自分が生まれたときからそこにあり、埋め立て工事や干拓でもなければ、たいていは死んだ後にも残ります。そこで、大昔に滅びた恐竜の時代からあったかのように錯覚するかもしれませんがさにあらず。世界で一番古いといわれるバイカル湖でさえ、その形成は古くとる説でも3,000万年前くらいと言われています。ネス湖に至っては、できたのはわずか1万年ほど前で、それ以前は氷河でふさがっていました。
 ところが、クビナガリュウなどの海棲爬虫類を含め、恐竜たちが滅んだのは今から6,500万年前。そこで、湖に恐竜たちが住み着くためには、6,500万年前からひそかにどこかで生き延びて、湖ができた後、隠れ家からわざわざ、それも多くの場合陸路を移動して引っ越したということになりますが、ちょっとありそうにないです。
 UMA本ではいまだに人気の恐竜説ですが、内水に棲む怪獣の正体としてはまず除外されるべきでしょう。

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創刊日:2000-08-20  
最終発行日:  
発行周期:月刊  
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  • 名無しさん2013/02/27

    目からウロコとはこの事かと思いました。こうゆうことは考えたことがありませんでした。