文学

三島由紀夫の総合研究

創立35年の老舗「三島由紀夫研究会」の会報を兼ねた、あらゆる角度からの総合研究メルマガ

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三島由紀夫研究会メルマガ

2015/12/08

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『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
    平成27年(2015)12月9日(水曜日)
          通巻第936号  
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事務局よりお知らせ
(1)次号会報は12月16日から18日にかけてお手元に届きます。なお、憂国忌の特別冊子も同封されます。

(2)天長節奉祝式典を開催
   玉川博己代表幹事が記念講演を行います
                記
1)日時   12月23日(水・祝)正午〜16時
2)会場   ?國会館2階「偕行東の間」(?國神社遊就館隣)
3)奉祝式典 正午〜12時半
4)記念講演 12時半〜13時半
  講師   玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)
  演題  「三島由紀夫と国体論」
5)奉祝宴  14時〜16時
6)会費   4千円(学生3千円)
7)主催   天長節を祝ふ会実行委員会
       会長    小田村四郎 (元拓大総長)
       実行委員長 森田忠明
8)共催   維新政党・新風、国民新聞社、国民行動、玉鉾奉仕団、展転社
      (社)戦没者慰霊の会櫻街道、日本歌壇、玉鉾書院
参加を希望される方は事前に下記にご連絡をお願いします。
事務局    電話 070−5366−5511(森田)
       Eメール: ishinpeer@niftty.com
もしくは  三島研事務局 電話 090−1611−9839(玉川)
       Eメール yukokuki@mishima.xii.jp

(3)三島由紀夫研究会創立45周年記念公開講座のお知らせ
    佐藤守元空将が講演します

 来年最初の三島由紀夫研究会公開講座は、研究会創立45周年を記念して下記の通り開催しますのでご参加ください。尚当日は奇しくも2.26事件から満80周年に当ります。
    記
1)日時  平成28年2月26日(金)18時半(18時開会)
2)会場  アルカディア市ヶ谷
     (JR/地下鉄市ヶ谷駅徒歩2分)
3)講師  佐藤守閣下(元空将、軍事評論家)
4)演題 「自衛隊が守るべきもの」
5)講師略歴: 昭和14年樺太生まれ。防大7期。空自の戦闘機パイロットを経て南西航空混成団司令などを歴任。空将。軍事評論家として活躍、多くの著書があり。最近著は『安保法制と自衛隊』(青林堂)。
6)会費  一般2千円、会員・学生1千円
関連書評は下記に
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◆書評 ◎しょひょう ▼BOOKREVIEW □書評
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ようやく安保法制はなったが元空将が三島由紀夫の檄文を真剣に考えよ、と訴える


佐藤守『安保法制と自衛隊』(青林堂)
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 著者の佐藤氏は旺盛な著作活動、講演活動をつづける憂国の防衛論客。もとは空軍パイロットで、総飛行時間は3800時間という記録を誇る。しかも空将をつとめられた。
その佐藤氏が展開する防衛論は「これからの自衛隊はどう変わるべきか」という、もっともタイムリーな政局をよみながら、自衛隊のあるべき姿を追求している。
さて安保法制は成立したが肝心要の「憲法改正」の近未来はまだ見えてこない。
佐藤氏は「自衛隊という実力組織を『時の政治』に左右されないところに置き、更に『警察の物理的に巨大なものとしての地位』しか与えられていない現状を打破すべき」とし、次の提言をされる。
「各種式典には天皇(皇族)をお迎えし、首相がご案内する。四幕僚長はこれに随行、部隊指揮官は天皇臨席の上首相に逐次報告し、部隊指揮(観閲式典)を統率することにある」。
本書を読んでいて、えっと思ったのは、三島由紀夫の言葉が随所に重要なメッセージを含ませて、引用されているからである。
まさに三島由紀夫の檄文は『憲法改正』「自衛隊を国軍に」と訴えているではないか。 

あの日本を震撼させ、あまつちを揺らした三島の檄文には「国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。政体を警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によって国体が明らかになり、軍は建軍の本義を恢復」出来ると訴えた。
戦後七十年、このことを真剣に考察する必要がある、と佐藤氏は提言していて、従来の防衛省幹部OBらが書いた役所の作文的な「日米安保体制堅持という文脈」の中で縷々展開されてきた戦術論的防衛論とはまったく趣を異にする独自な論理が光る。
通俗的防衛論客のつまらない議論に飽き飽きしている人が多いが、本書の登場した理由は、そのあたりにもあると推測しながら読んだ(評 宮?正弘)。

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  三島由紀夫研究会   yukokuki@mishima.xii.jp
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創刊日:2006-01-12  
最終発行日:  
発行周期:半月刊  
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  • 名無しさん2015/12/11

    書評を読み、全くその通りです。ちっさな権力で自衛隊をいじってはいけない。お国の元にあるるべきなのです。ありがとうございます。