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トムの気まぐれ書評

気の向くまま、気まぐれに、読んだ書籍を紹介します。
最近の興味は、企業経営、IT、オフショア(中国、インド)と言ったところです。

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トムの気まぐれ書評(HIT(ヒット)経営「革新」への実践技法)

2007/08/15

こんにちは。

 『トムの気まぐれ書評』です。

   気の向くまま、気まぐれに、読んだ書籍を紹介します。
   最近の興味は、企業経営、IT、オフショア(中国、インド)
   と言ったところです。
  
 本メールマガジンは不定期に発行します。


#25寸評-----------------------------------------------------------------
 『HIT(ヒット)経営「革新」への実践技法―
     経営ビッグバンを担う支援ツールHIT/石橋 博史著』
  <http://tom.efuco.com/?eid=250837>
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 以前、著者の講義を拝聴したことがあり、
 それをきっかけに本書を読んでみました。

 本書は、トヨタ自動車での『カイゼン』の手法を
 企業の間接業務に活用することで経営革新を
 推進することができるとしています。

 本書の内容は、著者の長年の経験から作り出した
 独自の理論である
 『HIT(Human Resource & Intelligence Technology)』
 を活用することにより、企業におけるホワイトカラーの生産性を
 向上する具体的な方策を示したものと言えます。

 ホワートカラーの生産性を向上するために、
 まず、すべての間接業務を『業務体系表』にまとめ、
 1次業務〜4次業務まで詳細に分割しコード化する。

 ホワイトカラーである各担当者は、日々、自分の行った仕事を
 このコード化された業務単位に『日々業務記録表』に記録し、
 具体的に、どの業務にどれくらいの工数が掛かっているのかを
 分析する。(まさに『業務の見える化』ですね。)

 特に多大な工数の掛かっている業務から優先的に
 『業務の流れ』を定義し『改善前業務フロー』を作成。

 『改善前業務フロー』を分析し、『改善明細書』を作成する。

 と言ったサイクルを繰り返すことにより、
 いままではブラックボックスであった『企業の間接業務』を
 『見える化、可視化』し改善を繰り返すんです。
 
 この絶え間ない愚直な改善活動の積み重ねが『経営革新』となり、
 結果、企業業績が向上していく・・・と言った論理展開です。

 日本の製造業は、高度成長期には『工場の高い生産性』を
 武器にワールドワイドで戦える力を付けたと理解しています。

 が、これからの日本企業に求められるものは『ホワイトカラーの高い生産性』
 であり、工場生産性と合わせた総合力が、生き残りへのポイントとなるのでは
 ないでしょうか?

 そう言った意味で、本書の内容は一読の価値があります。

 本書は図解も多く、幅広い視点から間接業務の改革について
 記載されており、著者の長年の『経験』と『想い』が詰まった
 力作です。

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+ 【発行者 】:きまぐれトム 
+ 【ブログ 】:トムの気まぐれ書評 <http://tom.efuco.com>
+ 【E-mail 】:tom@efuco.com 
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創刊日:2005-12-23  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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