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トムの気まぐれ書評

気の向くまま、気まぐれに、読んだ書籍を紹介します。
最近の興味は、企業経営、IT、オフショア(中国、インド)と言ったところです。

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トムの気まぐれ書評(マオ—誰も知らなかった毛沢東)

2007/07/14

こんにちは。

 『トムの気まぐれ書評』です。

   気の向くまま、気まぐれに、読んだ書籍を紹介します。
   最近の興味は、企業経営、IT、オフショア(中国、インド)
   と言ったところです。
  
 本メールマガジンは不定期に発行します。


#24寸評-----------------------------------------------------------------
 『マオ:誰も知らなかった毛沢東 上下/ユン チアン, J・ハリデイ, 土屋 京子訳』
  <http://tom.efuco.com/?eid=335976>
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 前回『毛沢東秘録』を読み、もう少し毛沢東のことを知りたくて
 本書を読んでみました。

 読み終わった今、前回の『毛沢東秘録』読書後の感覚とは
 明らかに違った感想となりました。

 本書は、毛沢東のことを
 『高潔・無謬の指導者で中国建国の父』では無く、
 『自己中心的な考え方と恐怖で中国を統治した中国史上最悪の暴君』
 と示しています。

 日本軍や蒋介石の国民党軍との戦い中でも、それより
 自分の権力争いを優先し、味方である共産党軍に無理な
 行軍をさせ壊滅に追いやったとか、

 自分の側近達を誰も信じず、恐怖を植え付けるため
 文化大革命にて大粛正を行ったとか、
 
 本書が指摘する、
 『毛沢東時代に中国人7000万人が死に追いやられた』
 ことが、もし本当であったら明らかに『中国史上最悪の暴君』
 と言えるのでしょう。

 三国志や水滸伝の時代ならいざ知らず、
 近代史においてこのような虐殺が行われたのであれば、
 本当に背筋が寒くなる思いです。

 現在、日本と中国との関係は『政冷経熱』と言われています。

 政治は別として経済を発展させて行くことで、いろいろなことが
 改善されると期待していますが、一方、この毛沢東の共産党が
 現在もなお中国の政治を行っていることを考えると・・・

 そう言えば、先日中国をよく訪問する方から聞いた話では、
 現在の中国ので歴史教育は、日本を打ち破った共産党の近代史
 が中心なんだそうです。

 いろいろと思い悩む機会を作ってくれる一冊でした。

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+ 【発行者 】:きまぐれトム 
+ 【ブログ 】:トムの気まぐれ書評 <http://tom.efuco.com>
+ 【E-mail 】:tom@efuco.com 
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創刊日:2005-12-23  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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