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◆◆◆ありすワールド◆◆◆

創作小説メルマガです。バンドでメジャーデビューを目指す少年たちが、様々な出来事や、他のバンドとの関わりなどを通して成長して行く姿を綴っていきます!

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◆◆◆ありすワールド◆◆◆第24号

2007/06/09

〜当メルマガは、MSゴシック(等幅フォント)で読むのをオススメします。〜
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■■  ありすワールド  ■■
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◇バンドでメジャーデビューを目指す少年たちの恋愛模様をお届けします◇
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                             第24号
                           2007/06/09
                          発行 有栖都
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パリス・ヒルトンが刑務所に入っちゃいましたね。しかも5日目に「健康状態」
を理由に仮出所したというのに、世論がそれを許さず再び刑務所へ。
パリスは再び収監される際、「ママ、こんなのおかしい」と泣きながら母親に
訴えたと言われてますが「健康状態」に問題があるから仮出所したのに再び戻
されるのは確かに変ですよね。

⇒ http://niigata.cool.ne.jp/jaguar666/ (ありすワールド)

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■ そして、僕らは・・・・・・ Vol.2
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あかん。
まだ昨夜の朗との事が生々しいわ。
「すんません、ちょっとぼんやりしてしもぉて」
「仕方ないって、忙しいんだし」
「はぁ・・・・・・、で、隼人がどうしたんすかね」
「ん、そうそう。でね、俺が声を掛けたら、ふと我に返ったかのようになって
さ、昨日の喬くんの事とか、朗くんの事とかを聞いて来たんだよ」
内心の動揺を悟られない様、俺は必死。
「俺とか、朗とか? つーのはどういう訳で?」
「いや、それが良く分からなくてね。でもほら、俺も他のヤツも昨日打ち合わ
せに来てくれたのに直ぐ帰ったから全然分からないって伝えておいたんだ」
「えええ?!」
つい俺は声を大きくしてしまった。
「うん・・・・・・まずかったのかな?」
驚いた様子のスタッフに、とりあえず「いや、まずいことはないんすけど」と
答える。
答えたけど、これはかなりまずい。
まずいどころか、まずすぎる。
なにしろ俺は昨夜隼人に嘘をついたんやし。
自分の家に来ないかと誘って来た隼人に、まだ打ち合わせがあると言ったりし
て。(実は皆でハコに挨拶に来たけどオーナーさんたちは帰った後で、スタッ
フさんに簡単なレジュメのようなものだけを渡したらスタッフさんも帰ってし
まったのだ)で、それだけならまだしも、俺は家に帰らず隼人の家にも行かず、
朗の家で泊まった。
で、朝来て隼人には、打ち合わせの後飲みに言ったかのように話し、挙句着て
る服が昨日と一緒で。
これはかなりまずいやろ。
あかん!・・・て。
俺の目の前に、さっきの隼人の笑顔が浮ぶ。
・・・・・・どんな気持で笑ったんやろう。
ものすごい後悔の気持が湧いてくる。
隼人の細い身体を思いっきり抱きしめて、キスをしたい。
それで謝って、許してもらって・・・・・・。
と、そこまで思ってから、ふと我に返った。
俺はそういうのがうっとおしいから、朗との関係を求めたはずやんか?
いつだって俺の愛を待つ隼人が重くて、そこから逃げ出したはずやん?
不意に昨夜のTELを思い出す。
携帯が鳴って、でも出なくて。
思い出して、ポケットから携帯を取り出し、着信を確認する。
思った通り、昨夜出なかった電話は隼人からやった。
あの電話に出なかった時点で、俺は隼人への気持を捨てたんやんか。
「電話?」
スタッフが聞いて来た。
「あ、いや・・・ちょっと」
「ま、そんな訳でさ、なんか隼人くんの様子が気になったんで、喬くんなら知
ってるかと思ってね」
「そうっすか、いや、ご心配をかけました」
「いやいや、構わないんだけどね。・・・特にどうこうってのは・・・・・・」
「あ、ないっす」
「そっか、そっか。それなら良いんだけどね、俺らこのハコではきみらの事す
っごく応援してるからさ」
「すんません、心配かけて」
「いや・・・・・・あ、じゃあ打ち合わせに入るんで」
「ほんま、どーも」
スタッフがミーティングルームに消えるまで見送り、完全に一人になったとこ
ろで、改めて俺はソファを見ながら溜息をついた。
昨夜俺は朗とここで関係を持った。
いままでダイスキだった隼人の事が妙にうっとおしくてだるくて、俺を受けと
めてくれる朗が心地良くて、その朗に凭れたいと思い・・・。
ふはぁー。
だるい溜息を一つ。
うっとおしい。
なんや、ドロドロッつー感じになりそうな気もして、気持がどんどん重くなる。
段々と隼人が憎くなる。
なんでやねん、俺が悪いんか!
・・・・・・とかって責任を隼人になすってみようとかしても、つまりは俺が
悪いんだと云う事で。
思いっきり自己嫌悪。
朗ぁ・・・・・・タスケテよ。

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  〜つづく〜
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○人物紹介○
【佐藤喬】アマチュアバンド『スパイラル』のボーカル担当。整った外見が冷
たそうに見えるが隼人にはとりあえず甘い。
【鈴木隼人】アマチュアバンド『スパイラル』のリードギター担当。細身なの
に甘いもの好き。実は内向的。
【小林朗】アマチュアバンド『スパイラル』のドラム担当。バンドのリーダー
だが、のんびりおっとりした性格。

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◆配信は各週を予定しております◆
短編、長編織り交ぜつつ配信をして行く予定です。平均4回で物語は終了し、
次のストーリーが始まります。それぞれの短編は続き物ではありませんが、登
場人物など設定が引き継がれますので、末永くお付き合い頂ければ幸いです♪

◆WEB SITEへもご訪問ください◆
物語に登場する人物の相関関係や、メルマガでは配信されない物語なども掲載
して参ります。また、不定期にWEB上でのイベントも行う予定です。イベント
内容は秘密です、お楽しみに♪
(メルマガ配信済みの物語もWEB上にてまとめてUPする予定です)


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創刊日:2005-12-09  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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