小説

◆◆◆ありすワールド◆◆◆

創作小説メルマガです。バンドでメジャーデビューを目指す少年たちが、様々な出来事や、他のバンドとの関わりなどを通して成長して行く姿を綴っていきます!

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◆◆◆ありすワールド◆◆◆第16号

2007/02/03

〜当メルマガは、MSゴシック(等幅フォント)で読むのをオススメします。〜
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■■  ありすワールド  ■■
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◇バンドでメジャーデビューを目指す少年たちの恋愛模様をお届けします◇
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                             第16号
                           2007/02/03
                          発行 有栖都
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長々と発行をお休みしていて申し訳ありませんでした。
『週刊』を『隔週刊』に変更して始めようと思っていますので、応援よろしく
お願いします!
連載途中でお休みしてしまいましたので、前のストーリを確認する場合はサイ
トへとご訪問ください。
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■ AIR Vol.4
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俺が隼人の視線に気がついたのは、いつだったろう?
ふと気がつくと、アイツはいつも纏わりつくような視線で俺を見ていた。
そのくせ、目が合うとさり気なく逸らしてしまって。
最初の頃こそなんか言いたいことでもあるんかなぁって心配していたけど、隼
人は何も言わないし、俺も敢えて聴かないし、って状態で時間が過ぎていくう
ちに、俺自身もだんだんその視線に慣れてしまって、気にならなくなっていっ
た。
・・・ところが。
しばらくしたら、逆にその視線がないことに不安を感じるようになっていた。
俺自身が無意識のうちに隼人の姿を探すようになっていた。
隼人がそばにいるだけで安心するし・・・いないと不安になる。
なんか俺、やばいんじゃないの? って思った時には既に手遅れ。
もう俺の理性は歯止めが利かなくなっていて。

隼人が欲しい。

いつのまにか俺の視線には欲望の色が混ざり始めていたと思う。
まるでやばいクスリでもヤッたみたいに、欲望が俺を支配していく。
隼人が欲しい。隼人しかいらない。
そう思い始めたらもう他のすべてがうっとおしくなって。
俺はほとんど衝動的に、つきあってた女を捨てた。
そして。
隼人を、抱いた。

結局俺は、隼人のあの視線の意味を聴いていない。
俺のことをどう思っているのか、いまだにわからない。
っていうか、むしろ聴く前に拒絶されたし。
あの「忘れていいよ」はどう考えても拒絶だよな。
隼人にとっては、ほんとに俺を慰める程度のことだったんかな・・・。
そんな風に、俺一人がぐちぐちと悩んでいるうちに日は過ぎて。
それでも俺らは今までと変わらない関係が続いていた。
ただ俺が隼人の部屋に泊まらなくなったこと以外は。


そんな状況なのに、突然隼人の部屋に泊まることになってしまった。
たまたま仕事が押して遅くなってしまった時に、家に帰るのもうざいし、と成
り行きで一番近い隼人のところに行くことになったのだ。
まぁ今回は朗も一緒やからええやろ・・・なんて思っていたのだけど、そ
の考えはどうやら甘かったらしい。
隼人の部屋につくなり、
「俺ソファ借りて寝るわ。喬は隼人と一緒にベッドで寝たらええやん?」
それが当然という感じで、朗が言ったのだ。
一瞬言葉を失った俺。
でも朗は全然気がつかなかったみたいだった。
確かに、他のメンバーは俺が隼人んとこよく泊まってるの知ってるから、そ
れ考えたらそういう割り振りになるよな。
ここで俺がソファを取るのは、かなり不自然。
反論のしようがなくて困っていると、意外にも隼人があっさりとその意見に
賛同した。
「そんなら朗には悪いけど、ソファ使うてくれる? 今毛布持ってくるわ」
さっさと毛布を取りに行くまーと。
・・・こいつ、それで平気なんかなぁ。
そんな俺の思いに気がついているのかいないのか、隼人はなんの迷いもない
顔で俺をベッドに誘ったのだった。

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  〜つづく〜
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○人物紹介○
【佐藤喬】アマチュアバンド『スパイラル』のボーカル担当。整った外見が冷
たそうに見えるが隼人にはとりあえず甘い。
【鈴木隼人】アマチュアバンド『スパイラル』のリードギター担当。細身なの
に甘いもの好き。実は内向的。
【小林朗】アマチュアバンド『スパイラル』のドラム担当。バンドのリー
ダーだが、のんびりおっとりした性格。

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◆配信は各週を予定しております◆
短編、長編織り交ぜつつ配信をして行く予定です。平均4回で物語は終了し、
次のストーリーが始まります。それぞれの短編は続き物ではありませんが、登
場人物など設定が引き継がれますので、末永くお付き合い頂ければ幸いです♪

◆WEB SITEへもご訪問ください◆
物語に登場する人物の相関関係や、メルマガでは配信されない物語なども掲載
して参ります。また、不定期にWEB上でのイベントも行う予定です。イベント
内容は秘密です、お楽しみに♪
(メルマガ配信済みの物語もWEB上にてまとめてUPする予定です)


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創刊日:2005-12-09  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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