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やさしい【経済トレンド】

「経済の動きや気づきを、やさしく、深く、そしておもしろく。」をモットーに、身近な経済トレンド情報として、また投資先及び取引先のリスク管理に必要な企業分析に関することなども織り交ぜながらお届けします。経営・マネー戦略のご参考にどうぞ。

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やさしい【経済トレンド】

2005/11/02

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        ◆やさしい【経済トレンド】◆           
                                 
 「経済の動きや気づきを、やさしく、深く、そしておもしろく。」をモ
 ットーに、身近な経済トレンド情報として、また投資先及び取引先のリ
 スク管理に必要な企業分析に関することなども織り交ぜながらお届けし
 ます。経営・マネー戦略のご参考にどうぞ。

                  2005/11/02発行  第4号   
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■こんにちは。

■最近、いろんな商品をネットで買う機会が増えました。みなさんはどう
ですか?今日はこれについてまとめてみました。

 
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◎本題に入る前に、今号のポイントを
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○以前から言われてきた、流通の「中抜き」現象。卸業者・問屋は淘汰さ
れ消え失せるのか。今ではネット販売の増加で小売店舗の淘汰も進みつつ
あるようだ。
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■ネット取引の増大は「中抜き」現象を加速させる、と以前よりいわれて
 きた。
 卸や商社の危機が叫ばれ新聞や雑誌でとりあげられたのは、ほんの数年
 前のことだ。
 現状どうなのだろうか?

■確かに淘汰された卸業者の数は相当あるだろう。しかし、ある卸業者は
 メーカーから仕入れた商品を右から左へという従来のやり方を改め、売
 れ筋情報提供や店舗運営に関するコンサルティングを小売に提供するこ
 とで真の意味での付加価値を見出したはずだ。そういう卸業者は結構多
 いのではないか。

■当時、大手商社すら中抜きの対象としてメディアにとりあげられた。
 実際、バブルの後遺症に苦しんだ商社のなかには、今後のネット取引の
 増大の懸念もあってか、同業他社との経営統合を選んだところもある。

■価格交渉力がメーカーからスーパーやディスカウントショップ等の小売
 部門に移ったいわれる。
 特殊技術・製品を扱うメーカー意外は、世界最適調達の荒波をもろに受
 け、価格交渉力の優位性を最終需要家に譲り渡すことになる。

■現在、原油など原材料価格高騰で多くの分野が影響を受けている。
 ケミカルや鉄関連など、企業需要家を抱える重厚長大の素材産業は、一
 次卸を本体の子会社、関連会社、大手商社とするところもみられ、その
 一次卸業者の数は限られる。
 従ってこの一次卸の段階までは原材料高騰の影響は受けにくいといえる。

■問題なのは2次、3次の小規模卸業者・問屋だ。
 卸業者・問屋の取引は、従来からの慣行で掛けでの売買が大半を占める。
 従って売掛債権と支払債務の総資産に占める割合が極めて高く、ROA
 や株主資本比率が低いのが特徴だ。資金面でも手形取引のところがまだ
 まだ多く、一歩間違うとすぐ資金面で行き詰まってしまう。
 企業需要家からの値上げ拒否の影響をもろに受けやすい部門といえよう。

■とりわけ今後、中抜き現象が懸念されるのは、家電、衣料、音楽、出版
 物、等の一般消費者にヨリ身近なものを取り扱う卸業者・問屋であろう。
 実際、私もこれらの商品はネットの価格比較サイトで購入することが多
 くなった。
 しかしながら何でもかんでもというわけにはいかず、大手ディスカウン
 トショップで手にふれてみたものや使い勝手のイメージしやすいものに
 限られる。

■今後、ネット販売業が更なる飛躍を遂げるには、現状の家電等以外に取
 り扱い品目を拡げる必要があるといえる。

■そのためには消費者が目にふれたことのない商品や、見たことはあるが
 手にふれたことがないので使い勝手が分からない商品の中から目玉商品
 を発掘・販売していく必要があろう。
 これを遂げる手段として、ネット販売業者がテレビショッピング機能を
 持つことが考えられる。ネット販売業者がテレビ業界との融合を計りた
 いのもこれが一因となっているのではないか。

■ネット販売が増大するに従い、街の中小家電販売店は淘汰される一方だ。
 このせいで私は新製品を確かめるために、わざわざ電車代を払って大手
 ディスカウントショップや秋葉原の電気街に出かけることになる。
 そこで使い勝手を調べ、ネットの価格と比較してどこで買うかを決める。

■多くの人が街のリアル店舗で商品を手にとって確認した後で、バーチャ
 ルの店舗で買うようになりつつある。街の店舗はメーカーとネット販売
 業者のショールーム、ショーウインドーと化しているわけだ。

■しかし、このまま街のショールームがどんどん減っていったらどうなる
 のか?
 これを危機とみるのかチャンスとみるのか。この辺りに新たなビジネス
 モデルの発見があるのかもしれない。


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◆編集後記◆
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近くにスーパーができたので行ってみました。
行ってみてあまりの安さにびっくり!中国に自社製造部門を持ち、技術指
導がきっちり行われているせいか、味はまあまあといったところです。
ただ心配なのは、農家が野菜を作る段階で農薬散布指導を実施しているか
どうか・・。それさえクリアしていれば、とってもgoodです!

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。ご登録いただき、末
 永くお付き合いいただければ幸いに存じます。

■発行者 Araki Office 担当 荒木

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創刊日:2005-11-01  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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