みるくの今日の一句

浮かんだ詩、一句、短編をお送りします。


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みるくの今日の一句

2006/02/06


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俺は誰?

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フンギャー

聞き覚えのない赤ん坊の泣き声で目を覚ました俺は

頭痛をこらえながら、辺りを見渡した。

まるっきり覚えのない部屋

赤ん坊が同じピンクの布団に寝ていた。

赤ん坊の母親らしき人影は見当たらない。

「ゆうくん、起きちゃった!ごめんね。」

と、いいながら、台所らしき方から、金髪を二つ結びにした女の子が出てきた。まだ、子供がいそうな年には見えないが、赤ん坊の母親なのだろう。ゆうくん、てのが、俺のことなのか、赤ん坊のことなのかわからない?

「あんた、誰?」

 彼女は俺を見るなり、言った。

「俺も知りたい。」

「昨日飲みすぎちゃったからな!ケンタッキーのおじさん、持って帰ったことはあったけど、生きてる人ははじめてだな!ぜんぜん覚えがないんだよね!」

と、妙に納得している女の子。

「俺はどこの誰なのか?まったく思い出せない。」

「飲みすぎにも程があるでしょ!自分のこと位思い出しなよ!」

といいながら、「ゆうくん、おまたせ。」と赤ん坊にミルクを与えてる女の子。女の子の話によると、源氏名なのか本名なのかはわからないが、女の子の名前は裕子。子供が長男だけど、裕次郎。女の子の祖母がファンだったからだそう。シングルマザーらしい。夜の勤めに出てて、夜は祖母が見ててくれるらしい。昼は祖母が仕事に行ってる。だって、女の子の祖母といってもまだ、50くらいだそう。祖母は、午後6時過ぎないと帰ってこないらしい。

「店にいた子に電話してみようか?誰か、覚えてるかもしれない。」

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創刊日:2005-10-19  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ毎日  
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