エコ・リサイクル

EUOFA通信

ヨーロッパを中心としたオーガニック食品に関する情報をお届けします。講座やイベントの案内もあります。

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EUOFA通信vol.149〜スイスとデンマークの遺伝子組み換え食品対応〜

2005/12/02

※本メールは等幅フォントでご覧ください。
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                                  2005.12.2 vol. 149
◆◆◆◆◆◆◆◆◆European Organic Food Association News◆◆◆◆◆◆◆
                                                http://www.euofa.jp/
*ご意見・ご感想は、info@euofa.jpまで。

ヨーロッパオーガニック協会メールマガジン第149号をお届けします。

本日のニュースは、久しぶりに遺伝子組み換え食品関連です。
ヨーロッパでは、遺伝子組み換え物質が含まれている場合の表示は、その含有
量が0.9%以上の場合と定められています。日本では、厚生労働省のホームペ
ージで確認すると次のように書かれています。
「含有量がごく少量な場合まで表示を義務づけることは現実的でなく、何らか
の線引きが必要であるが、当面JAS法と同様の整理で、全原材料中重量が上
位3品目以内で、かつ、食品中に占める重量が5%以上のものに限り義務表示
とする。」

EUではこの数字が決定するまでに、かなりの攻防戦がありました。
トレーサビリティがしっかりしていること、そして表示を始めるパーセンテー
ジについては最後まで論じられたことでした。一方日本ではどれくらいの人が
この数字をご存知でしょうか。

さらに続けると、(同規定より抜粋)

「ただし、次の加工食品については、それぞれ以下のような技術的理由等があ
ることから、当面表示義務の対象とはしないものの任意に表示することを禁止
しないこととし、今後、検証技術の向上、国際的議論の推移等をみるとともに、
関係者の意見を聴いた上で、具体的内容、実施時期を検討し、状況が整えば表
示義務化を実施していくこととします。

・食品中において、組換えDNA及びこれにより生成したたんぱく質が除去、
 分解されているもの
例:醤油、大豆油、コーン油、コーンフレーク、マッシュポテト等
 
遺伝子組換え食品か否かが技術的に検証困難であることや、組換えDNA及び
たんぱく質が除去、分解されている場合まで表示させる必要性があるかという
考え方もあることから、当面JAS法と同様の整理で義務表示としないことと
する。」

という記述もあります。醤油や油といった、日常普通に消費するものは表示義
務がないのです。この通信をお読みの皆さんは既にご存知の方も多かったと思
いますが、食品の表示については、考えることの多い毎日です。

では、デンマークとスイスからの遺伝子組み換え関連ニュースです。

  
      ◇◆◇  C O N T E N T S  ◇◆◇
 
  ● EU、デンマーク政府のGM物質による作物被害への補償金支払い認可
  ● スイスのGM作物一時停止

  ★EUOFAからのお知らせ エコプロダクツ展に出展します(再掲)★
  
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 ● EU、デンマーク政府のGM物質による作物被害への補償金支払い認可

 2005年11月23日、欧州委員会は、慣行農業農家・オーガニック農家
 を問わず、自分の畑で育てる作物の中に遺伝子組み換え(GM)物質
 が見つかったことで、経済的損失を受けた場合、それに対する補償
 金を支払うというデンマーク政府の決断を許可した。欧州委員会が
 このような国家支援に対して許可をくだしたのは初めてのこと。補
 償金の支払い対象となるのは、GM物質が0.9%を超えて存在してい
 る場合に限られる。また支払われるのは、GM物質を含有している旨
 の表示が義務付けられている作物と、表示は必要のない作物との市
 場価格の差に限られる。補償金は、GMOを栽培する農家からの強制分
 担金から全面的にまかなわれる。

※欧州委員会プレスリリースより(全文は下記より)
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1458&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
(途中で切れている場合、つなげてアドレス欄に入力ください)
 

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 ● スイスのGM作物一時停止

 スイスでは国民投票により、スイスの農業から5年間GMOを締め出す
 ことが決定した。環境保護団体や消費者グループによって進められ
 てきた、農業への一時的なGMO禁止の活動に、最終的には55.7%の賛
 成票が投じられた。26の各カントン(州)も、GMO禁止に賛成の意を
 表明した。

 禁止を支持していた人々は、今回の結果について「環境保護者、消
 費者組織、そして農家の結束力の証明だ」と話している。禁止運動
 側の論拠は、GMOは消費者にとってもスイス農家にとっても利益が
 なく、この一時停止によって農家が自分たちのマーケティングやオ
 ーガニック作物をさらに良いものにする機会となる、というもので
 ある。

 政府、産業界、そして主要な中道右派、それから右派の政党はすべ
 てこの一時停止に反対している。こちらの言い分は、現在の法律で
 十分な安全は保証されており、GMO停止によりスイスのバイオテク
 ノロジー研究に支障をきたすというものだ。

 GMOの一時停止についての投票は、2003年に議会で可決された新法
 (ある一定の条件のもと、スイス国内でのGM作物を認可するという
 もの)を受けて出てきたもの。

 Organic-europeより

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  ★EUOFAからのお知らせ エコプロダクツ展に出展します(再掲)★

 2001年から数えて、早くも5回目の出展となるエコプロダクツ展。
 この間に、エコやオーガニックに関心をもつ人々も着実に増え、
 来場者数も年々すごい勢いで増えています。確か8万人くらいが
 当初の動員数でしたが、昨年はなんと12万人が来場されたそう
 です。

 そんな大きな規模の展示会に、非常に小所帯のEUOFAが出展します。
 場所はこれももう3回目となって、周りの出展者の皆さまとも顔
 なじみのBeGood Villageの中です。おいしいオーガニック料理も
 いただけるカフェと隣あっていますので、見つけるのは簡単だと思
 います。東4・5・6ホールが会場ですが、そのちょうど真ん中の
 一番奥にエコプロマーケットとして、小さなエコプロダクツがたく
 さん販売されています。どうぞいらしてくださいね。

 クリスマス前、ステキなプレゼントが見つかるかもしれません。

 日時:12月15日(木)〜17日(土) 10時〜17時
 場所:東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
 http://eco-pro.com/

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      ◇■◇■◇  事務局だより    ◇■◇■◇

 いよいよ12月。来年4月に控えているオーガニックフェスタまで
 も4ヶ月ほどになってきました。告知力が弱いせいもあるのか、出
 展者さんの集まりがまだ出足が遅いのですが、どういうわけかボラ
 ンティアを希望される方はどんどん増えているのです。9月の末頃
 から1週間に平均して2人くらいは応募があります。いつも最後に
 集中して大変になる作業を、三度目の今年はもう少し分散させられ
 るように、頼もしいボランティアの皆さんとやっていきたいと思い
 ます。

 フェスタのボランティアは、フェスタ開催期間中はもちろんのこと、
 開催までの間、そして終了後も、ご自宅でできることから事務所で
 の共同作業などいろいろあります。仕事の内容をメールにて一斉に
 送信し、可能な方にご参加いただくシステムです。もしご関心があ
 る方がいらっしゃいましたら、下記のページをご覧ください。
 ぜひ一緒にイベントをつくっていきましょう。

 http://www.euofa.jp/organicfesta/Japanese/volunteer/index.html

 
                     (事務局 長谷川)
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 《< 販売資料のご案内 >》

 EUOFAではヨーロッパオーガニックに関する資料を有料にてお分けして
  います。お申込は、こちらからどうぞ。
 http://www.euofa.jp/Japanese/publication/publication.htm
           
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  No.1 『Organic farming』〜オーガニック農業規則の手引き〜 800円
  No.2 『オーガニック農業』                 300円
  〜持続可能な農業と環境保護の両立を目指すヨーロッパ全体の取組み〜
  No.3 『EUOFA通信』                    800円
  No.4 『オーガニックは21世紀の切り札』           400円
    No.5 『急成長するスペイン・アンダルシア州のオーガニック農業』
                                                           800円
    No.6 『地球環境保全から見たオーガニック』                 800円

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創刊日:2005-09-30  
最終発行日:  
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