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古代ニュース Vol.24

2006/05/31

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古代ニュース Vol.24
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★古代の「伊勢道」を発見 三重・明和町の丁長遺跡★
 三重県埋蔵文化財センターは19日までに、同県明和町斎宮の丁長遺跡か
ら、奈良時代の幹線道路「官道」の遺構を発見した。奈良の都から伊勢神宮
などに通じていた「伊勢道」に当たるとみられ、これまではっきりしていな
かったルートの一部が明らかになった。
 同センターによると、遺構が見つかったのは、伊勢神宮に仕えた皇女の住
居の国史跡「斎宮跡」から東へ約600メートルの地点。道幅約8メートル、
長さ約30メートルで、道路の両脇には幅1・5−2・5メートル、深さ最
大30センチの側溝があった。
 既に斎宮跡で見つかっている道路の延長線上に位置し、一直線でつながる
可能性が高いという。
                                                          (共同通信)

★中沢遺跡:古墳時代の竪穴住居跡、66棟出土−−東近江 /滋賀★
 東近江市教委は18日、同市佐野町の弥生時代から中世(2〜12世紀)
にかけての複合遺跡・中沢遺跡から古墳時代の竪穴住居跡66棟など75棟
の住居跡が出土したと発表した。古墳時代の竪穴住居跡から勾玉(まがたま)
などの玉作りの材料や製塩土器も出土。東隣の斗西遺跡と合わせ1000棟
以上の竪穴住居、掘っ立て柱建物跡が確認され、同市教委は両遺跡は湖東地
域の中心的集落であったことが改めて確認されたとしている。
 今年2月から宅地開発用地1万平方メートルのうち2500平方メートル
を調査。竪穴住居は▽古墳時代初頭2棟▽前期25棟以上▽中〜後期21棟
▽後期以降11棟と3〜7世紀のものを確認。掘っ立て柱住居も平安時代ま
での9棟分を確認した。
 古墳時代の竪穴住居から、和歌山県産の石で造ったとみられる勾玉など十
数点が出土。和歌山や大阪方面から持ち込まれたとみられる丸底砲弾型の製
塩土器も出土し、大阪や和歌山などとの交流の跡がうかがえる。
 石野博信・徳島文理大教授は「竪穴住居の床面が異常に焼けているのが目
に付く。一部に火を使う工房があったのではないか」と語っている。
                【斎藤和夫】5月19日朝刊(毎日新聞)

★<最古のマメ>シリア北西部の新石器時代遺跡で発見★
 シリア北西部の新石器時代の遺跡から、世界最古と見られるソラマメとヒ
ヨコマメが大量に見つかった。総合地球環境学研究所(地球研、京都市)の
丹野研一・上級研究員(考古植物学)らが確認した。
 見つかったのはシリア第2の都市、アレッポから約70キロ離れたテル・
エル・ケルク遺跡。約1万500年前〜約8000年前の遺跡で、筑波大調
査団(団長・常木晃教授)が97年から発掘を続けている。地球研の有村誠
・研究推進員(西アジア考古学)が一部の調査区を発掘。掘り出した土10
67リットルの中から、丹野研究員が炭化したソラマメ437点とヒヨコマ
メ138点を見つけた。いずれも約1万500年前の先土器新石器時代中期
前半の地層に含まれていた。
 ソラマメはヨルダンの約1万1000年前の遺跡から5点の出土例がある
が、数が少なく、出土地層が後世に荒らされて年代の真偽が不確実。ヒヨコ
マメも今回の遺跡と同時代のトルコの遺跡で1点が出ているだけ。今回は出
土数が多く、地層も荒らされていないため、年代が確実な例としては共に世
界最古になる。
                       【奥野敦史】(毎日新聞)

★盾形埴輪を初確認 長岡京の今里車塚古墳★
 京都府長岡京市埋蔵文化財センターが4月から実施している今里車塚古墳
(同市今里4丁目)の第11次調査で、木製の柱列や盾形埴輪などが出土し
22日、同センターが発表した。今回の調査は、1978年以来続いた同古
墳の最終調査になる見込みで、センターは「盾形埴輪の確認は初めて。古墳
の実態を解明するのに大切な成果をあげられた」としている。
 調査地はマンション建設予定地で、前方後円墳の最西端にあたる。東西約
5メートル、南北約18メートルを発掘したところ、後円部の墳丘の端の部
分や約4メートル間隔で設置された木製の柱4本が確認され、文様の描かれ
た盾形埴輪1点も見つかった。
 柱が発掘された状況からは、柱を立てた後に盛り土や葺(ふき)石の作業
が施されたことが分かるといい、墳墓をつくる最初の段階に柱を置いたこと
が推定される。センターは「今までにも柱は出土していたが、今回の調査か
ら、設計の基準の役割を果たしていた可能性も出てきた」としている。
 今里車塚古墳の後円部にあたる場所のほとんどには店舗や道路が整備され
ており、現場担当者は「この古墳を目で確かめられるのもこれが最後かもし
れない」と話している。
                             (京都新聞)

★鎌倉前期の「瓦器椀」出土−さぬき市★
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200605/20060528000053.htm

★小柿遺跡:独創的な薄板細工 古墳前期の木製琴板、初出土★
 栗東市小柿5の小柿遺跡を調査している同市教委は29日、古墳時代前期
(4世紀後半)の木製琴板が出土したと発表した。共鳴箱を組み合わせる形
の「槽(そう)作り」の琴の一部と見られるが、板の端で弦を取り付ける部
分付近に薄板が張り付つけられており、こうした細工は全国初の出土例。市
教委では「何らかの意図を持って薄板が取り付けられた可能性があり、今後
の研究史料となる」としている。【阿部雄介】
 ◇弦による損傷防止?
 琴板は河川跡から出土し、長さ103センチ、幅13センチ、厚さ1・4
センチで針葉樹製。板の端には弦を掛ける突起部分が三つ残っており、その
間隔などから6弦の琴が破損したものと見られる。表面にはくさびを打ち込
んだ跡と見られる穴が、側面には木製のくぎが打ち込まれていることから、
琴板の下に共鳴槽を組み合わせた形と推定。突起部分のそばに、板をくぼま
せた上から木目が直行するように薄板(9ミリ×22ミリ、厚さ1・5ミリ)
がはめられ、さらに木製のくぎで固定されていた。
 古代の琴は日本固有で、祭祀(し)に使われることが多く、槽作りの琴は
全国でも100例以上見つかっている。しかし薄板を取り付ける加工は今回
が初の出土。放送大の笠原潔助教授(音楽学)は、弦が琴板に食い込んで傷
むのを防ぐため、製作時にあらかじめ取り付けたと推察。「集落のシンボル
的存在として、当初から20〜30年の長期間使うことを想定して作られた
ものだろう。この地域に独創的なアイデアを持つ職人がいた可能性もあり、
興味深い」と話している。
                      5月30日朝刊(毎日新聞)

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創刊日:2005-09-17  
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