国際情勢

IOM国際移住機関 “Migration”

IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。IOMが世界各地で実施している、人身取引対策や人道復興支援などの活動紹介を現地からのレポートを織り交ぜてお送りします。

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【IOMニュース】第108回IOM総会、ユニヴァーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

2017/12/01




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【1】第108回IOM総会 ジュネーブで開催中
   日本から木山啓子 特定非営利活動法人ジェン共同代表理事、
   及びジャパン・プラットフォーム理事が参加
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↓写真入りのWeb版はこちら↓
http://www.iomjapan.org/pressrelease/details46.html


第108回IOM総会が、11月28日から12月1までの4日間、スイスのジュネーブで開催されている。596のIOM加盟国及びオブザーバーや、新たな加盟国やオブザーバーへの申請者、国連機関・学術界・民間セクター・移民・市民社会の代表が参加している。

1日目のハイライトは、ウィリアム・レイシー・スウィングIOM事務局長からの報告、「安全で秩序ある正規の移住に関するグローバルコンパクト」(移民グローバルコンパクト)について議論された第72回国連総会で議長を務めた、ミロスラフ・ ライチャーク氏による基調報告、ルイーズ・アーバー国際移住に関する国連事務総長特別代表の発言であった。

スウィングIOM事務局長は報告の中で、今日移民や国内避難民が直面している課題へのIOMの対応について、「1年前の総会以来、我々の時間、エネルギー、資金・人材の多くを投入しなければならないグローバルな展開が多々ありました。」と述べた。

「現在、IOMは、8つのレベル3(国連の基準での最高レベル)の緊急支援活動にたずさわっています。具体的には、ロヒンギャ危機への対応や、イエメンでのコレラの流行、西アフリカからヒマラヤに亘る9つの紛争などです。」

IOMの国連システム内で移住に携わる新しい役割については、メディアや一般の方々からの関心がより高まったことを挙げ、メディアでIOMが引用されることがこれまで以上に多くなったと述べた。

「これまで参加できなかった議論の場に参加することができ、発言ができ、これまで入手できなかった情報にアクセスが可能になりました。」

アーバー国連事務総長特別代表は、その発言の中で、来年交渉される移民グローバルコンパクトは到達点ではなく、更新され続けるべき文書で、進歩的で柔軟、調整可能なものとなり、結果をもたらす能力で判断されるべきものだと強調した。

2日目には、移民の社会統合と包摂を促進する革新的なパートナーシップを通じた協力などが議論された。このパネルディスカッションでは、ラウラ・トンプソン事務次長がモデレーターを務め、『Arrival City -史上最大の移住は世界をどう変えるか』の著者でカナダ人ジャーナリスト、ダグ・サウンダーズ氏による発表も行われた。

3日目のパネルディスカッション「移民グローバルコンパクトにおける、移住と気候変動への対応」には、日本から木山啓子 特定非営利活動法人ジェン共同代表理事、及びジャパン・プラットフォーム理事が参加し、日本における関連の議論などを発表した 。

4日目の閉会イベントでは、「移民の声」セッションで、IOMの支援で出身国に帰国した移民からの証言に焦点を当てる。ブラジル出身のファビオラ、ナイジェリア出身のオーグティーヌが自らの経験を話し、サクセスストーリーを共有する。

総会は国連で移住を専門に扱う機関であるIOMの最高の意思決定機関で、定例会が一年に一度開催され、加盟国の3分の1か、事務局長、または総会議長の要請があれば、緊急の状況下で特別セッションを開催する。


☆ ☆ 第108回IOM総会 YouTube映像リスト ☆ ☆
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPbTEMLeBi2ksw6HeFuHfROc9nuEjJl3G





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【2】IOMとユニヴァーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
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ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)とは、すべての人々が基礎的な保健医療サービスを、必要なときに、負担可能な費用で享受できる状態を指します。

来月12月12日から15日まで、東京でユニバーサル・ヘルス・カバレッジ・フォーラムが開催され、IOMからもジャクリーヌ・ウィーカーズIOM本部移住保健課長出席します。

IOMは、滞在のステータスに関わらず、移民や移動している人々を医療システムの中で考慮することは、個人だけでなく、グローバルな健康安全保障と回復力のある持続的な保健システムを構築する上で不可欠と訴えています。

(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジについて 国連広報センターのページ)
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/social_development/health/universal_health_coverage/





☆‥…・3/1開催 外国人の受入れと社会統合のための国際ワークショップ・・…‥☆
平成28年度の外国人の受入れと社会統合のための国際ワークショップが、「多文化共生社会に向けて−外国人女性の生活と活躍を中心に」をテーマに開催されました。
ワークショップの報告書はこちら(過去の報告書も見られます)
http://www.iomjapan.org/publications/jointworkshop.html
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☆‥…・IOMの最新の活動はこちらでチェック!・・…‥☆
【IOMによる移民関連ニュースのまとめ The Migration Newsdesk】(英文)
(最新版 2017年11月30号)
 気候変動による移住、コンゴ民 - 鉱山地域での性暴力・子どもの搾取 他
 http://www.iom.int/newsdesk/20171130
【IOMグローバル・ブログ】
 http://weblog.iom.int/
【オンライン・ブックストア】
↓IOMの出版物が入手可能。ほとんどがダウンロードできます↓
 http://publications.iom.int/
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創刊日:2005-08-26  
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