国際情勢

IOM国際移住機関 “Migration”

IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。IOMが世界各地で実施している、人身取引対策や人道復興支援などの活動紹介を現地からのレポートを織り交ぜてお送りします。

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【IOMニュース】今日12/5 IOM設立65周年、ソマリア-日本企業の技術を活用した乾燥地農業

2016/12/05





━ 今号の内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】IOM設立65周年 人の移動、それは人類の尊厳のものさし
   今日12/5、国際移住機関(IOM)は設立65周年を迎えました。
【2】国際メトロポリス会議2016(於名古屋)におけるIOM報告

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【1】IOM設立65周年 人の移動、それは人類の尊厳のものさし
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news.html?id=19

65年前、国際移住機関(IOM)は、第二次世界大戦後の荒廃の中から誕生した。戦争の爪痕が深く残る欧州においては、一国の政府では、人々がただ一つ求めた自由で尊厳のある暮らしを取り戻すことさえ、手助けすることができなかった。IOMは当初、戦後の難民の再定住のために設立された。

IOMの歴史は、65年間の紛争や自然災害でたどることができる - 1956年ハンガリー動乱、1968年チェコ・スロヴァキア侵攻、1973年チリ・クーデター、1975年ベトナム・ボートピープル、1990年イラクのクウェート侵攻、1999年コソボ紛争・東ティモール紛争、2003年イラク戦争、2004年インド洋大津波、2005年パキスタン地震、2010年ハイチ地震 -

IOMは移民の再定住を中心とした活動から、急速に移民の福祉、安全といった移民のために活動する、世界の主たる政府間機関となった。

2016年は人の移動にとって、重要な転機となった。IOMが65周年を迎えただけでなく、9月19日、国連が初めての難民と移民に関するサミットを開催した。IOMと国連の加盟国は、この歴史的な機会に、IOMを国連システムに公式に加えることとし、国際社会の中で移民に声を与えた。

年月を経て、IOMの加盟国は165カ国となり、また、IOMは世界400カ所以上に拠点を持つようになった。職員の90%以上がフィールドに配置されており、世界の緊急事態に迅速に対応できるようにしている。

今日、世界で7人に一人が移民で、難民もいれば、学生、マレーシアからヨルダンへ移住するような医療や保険の専門家などもこれに含まれる。

今、未来を見据えるとき、IOMは65年前の設立時の理念を支持し続ける。
「移民は、対応力の構築者で、開発の仲介者」

これまでの歴史と同様、IOMはこれからも人の移動(移住)のため(#ForMigration)に活動を続ける。


☆IOM設立65周年 本部グローバルウェブサイト特設セクション(英文)☆
http://www.iom.int/65th

☆IOM設立65周年ビデオ(英文)☆
1951年から2016までのIOMの65年の活動を、映像と写真で振り返ります。

☆IOM設立65周年記念ブックレット(英文PDF)
IOMの65年の活動とこれから。
https://www.yumpu.com/en/document/view/56378476/english





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【2】ソマリア 鳥取再資源化研究所の技術を活用し、
        乾燥地農業事業を開始
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↓ウェブ版の記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news.html?id=20


IOM、ソマリア農業省、株式会社鳥取再資源化研究所(TRR)は、ソマリアで頻発している干ばつの影響を和らげる乾燥地農業技術のパイロットプロジェクトを実施している。

「ポーラスα®」はTRRが開発した、多孔性物質を材料とする環境に優しい発泡ガラス。土壌に混合することで保水性を高め、乾燥地での農業を可能にする。

以前にTRRが独立行政法人国際協力機構(JICA)との協力の下、モロッコにおいて行った普及・実証事業では、導入後のメンテナンスが不要にもかかわらず、灌水量を50%削減すると同時に20%の収量向上を実現している。

このプロジェクトは11月23日に開始された。TRRとのパートナーシップ協定の調印式が行われたのち、食糧安全クラスターのパートナーを含む、ソマリアの現地関係者への技術研修が実施された。
TRRはIOMに技術供与を行い、ソマリアの関係者のために技術支援とキャパシティ・ビルディングを行う。IOMはソマリア農業省とともに、現場での技術の効果をモニタリングし、記録する。

ジェラール・ウェイトIOMソマリア事務所代表は次のように言う。

「このユニークな技術には、水不足に苦しむソマリアの国内避難民の生活を劇的に改善する可能性があります。我々はパートナー、特にドナーに対して、このイニシアチブの拡大を支援して頂けるよう呼びかけています。そうすることで干ばつ対策だけでなく、国内避難民にとって恒久的な解決策につながればよいと思っています。」

IOMは2012年以来、ソマリアにおいて国内避難民とその受け入れコミュニティの深刻な状況を改善するため、ポリグル・ソーシャル・ビジネス社、パナソニック、ヤマハ発動機、住友化学といった様々な日本企業と協力してきた。

今年8月にケニアで開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)へのフォローアップとして、IOMは日本企業とのパートナーシップ強化に努めている。



☆株式会社鳥取再資源化研究所によるIOMとの協力についてのリリース☆
「国際移住機関(IOM)と共同で ソマリアにおいて乾燥地農業技術を実証へ」
http://www.t-rrl.jp/2016/11/iom/





☆‥…・IOMの最新の活動はこちらでチェック!・・…‥☆
【IOMによる移民関連ニュースのまとめ The Migration Newsdesk】(英文)
(最新版 2016年12月1日号)
 世界エイズデー
 http://www.iom.int/newsdesk/20161201
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