国際情勢

IOM国際移住機関 “Migration”

IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。IOMが世界各地で実施している、人身取引対策や人道復興支援などの活動紹介を現地からのレポートを織り交ぜてお送りします。

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【IOMニュース】12/18国際移住者デー、#IAmAMigrantキャンペーン、ギニアから日本人職員レポート

2015/12/18





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  【1】12月18日 国際移住者デー
   移住のポジティブな面をつたえる#IAmAMigrantキャンペーン
   ストーリーの一部を紹介
  - #IAmAMigrant リストバンドの無料配布も引き続き受付中 -
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今日12月18日は、国連が定めた「国際移住者デー」。
IOMはこの日に、移住の途中で亡くなった移民の生命に思いを馳せるキャンドルナイトの実施を世界中で呼びかけています。
http://www.iomjapan.org/event/iamamigrant_wristband.cfm


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ウィリアム・レイシー・スウィングIOM事務局長
- 国際移住者デーに寄せて -

今、社会では反移民感情が渦巻き始め、政治的な沈滞、勇気の欠如、リーダーシップの崩壊、道徳心の不足が見られる。恐怖、ネガティブな思考、治安への不安に焦点を当てた、偏った議論が見られる。この前の夏までの歓迎の笑顔はどこへ消えたのか。サッカースタジアムでの「移民歓迎」の横断幕はどこへ。そうした心を持った人々は今も確かに存在していて、世界中の都市や街を連帯の灯で一つにすれば、また姿を現すと私は確信している。私を力づけるのは、そういった、移民やそれ以外の人々、さまざまな肌色、政治思想、信仰からなる多様性のあるコミュニティや普通の人々の常識や寛容さだ。

移民は移動しており、彼らが我々を必要とするのと同様に、我々も彼らを必要としている。しかし、移住を安全に合法的に管理するために、世界にはリーダーシップが不可欠だ。今こそ成熟した社会が、受け入れ社会と移民が共存できるように行動すべきだ。

暗闇は存在するが、我々には小さな灯がある。それを灯そう。
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IOMは同時に、世界各地の移民のインタビューをソーシャルメディアなどで紹介して、移住のポジティブな側面を伝える、#IAmAMigrant キャンペーン( http://iamamigrant.org/ )を実施中です。

いくつかのストーリーをIOM駐日事務所facebookで日本語で紹介しています。


●東京でレストランを経営、インドシナ難民として日本への定住を選んだ南さん
「国に留まっていても命はない。残って死ぬより、命を懸けてでも未来をつかみたかった」
https://www.facebook.com/iom.tokyo/posts/1666872946924813

●京都で暮らすアフガニスタン出身セディクさん
「アフガニスタンのような国では、海外に出て、さまざまな人たちと出会うことが必要だと思う」
https://www.facebook.com/iom.tokyo/photos/a.1478340659111377.1073741828.1477972389148204/1666887663590008/?type=3&theater

●ドイツ・ベルリンで暮らす日本人音楽家のナオコさん
「ドイツでの生活は幸せですが、ときどきコンビニが恋しくなります」
https://www.facebook.com/iom.tokyo/photos/a.1478340659111377.1073741828.1477972389148204/1667302480215193/?type=3&theater

●危険を逃れて飲まず食わずでキャンプにたどり着いた、スーダンの国内避難民アフメドさん
「子どもたちは水が飲めずに苦しみました…でも空腹には慣れてしまうものです」
https://www.facebook.com/iom.tokyo/photos/a.1478340659111377.1073741828.1477972389148204/1667176990227742/?type=3&theater



※イベントなどで使っていただける #IAmAMigrant リストバンド、若干の残りがございます。
12/23までお申し込みを引き続き受付中。
詳しくは
http://www.iomjapan.org/event/iamamigrant_wristband.cfm





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  【2】IOM日本人職員フィールドレポート
     西アフリカにおけるエボラ出血熱対策支援プロジェクト
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/japanese/guinea.cfm


IOMギニア事務所 プロジェクトマネージャー
小村陽平


私は、西アフリカのギニア、マリ、コートジボワール、セネガルを対象国としたエボラ出血熱対策支援プロジェクトのプロジェクトマネージャーとしてギニアの首都コナクリにあるIOMギニア事務所にて業務に従事しています。

ギニアは大西洋に面し、ギニア・ビサウ、セネガル、コートジボワール、マリ、リベリア、シエラレオネと国境を接しています。ギニアは1958年にフランスから独立し、公用語はフランス語ですが、複数の現地語も話されている国です。内陸部は自然が非常に美しく、ギニア高地はアフリカで3番目に大きなニジェール川の源流となっています。季節は乾季と雨季に分かれており、年間降水量は約4,000mmと非常に雨量の多い国であり(日本の年間降水量は1,200mm)、雨季には毎日のように激しい雨が降ります。ギニアは、ボーキサイト、ダイアモンド、金という恵まれた主産業があるにもかかわらず、ガバナンス問題があるため経済状況は悪化しており、貧困層が増大している状況あります。 

エボラ出血熱の大流行は、2013年12月にギニアで始まり、その後、主にギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国にて多数の死者と感染者をもたらしました。エボラ出血熱はギニアにおいて約3,800名の感染者と2,532名の死者をもたらし(2015年9月20日時点)、ギニア国の経済状況に更なる打撃を与えました。そのような中、各国、各国際機関、NGOはこれらの国におけるエボラ出血熱の感染拡大を防止するため、また、世界的な大流行につながることを防止するため資金援助や現地活動による支援を開始しました。

IOMも、日本やアメリカを中心としたドナーによる活動資金を通じてギニア、シエラレオネ、リベリアにおいてエボラ対策支援活動を開始し、IOMが得意とする人の移動に着目したエボラ流行防止活動を国境や主要幹線道路におけるエントリーチェックポイントにおいて実施しています....

続きはIOMウェブサイトでご覧ください
http://www.iomjapan.org/japanese/guinea.cfm





☆‥…・☆・…‥☆
スーダン難民の米国への第三国定住を描いた
ハリウッド映画「グッドライ〜いちばん優しい嘘〜」
Blu-ray、DVD発売中
http://v.ponycanyon.co.jp/pickup/pcbe54817/

移送支援等々を行うIOMも登場します。
笑いを誘うエピソードとともに、大きな感動を与えるストーリーです。
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☆‥…・IOMの最新の活動はこちらでチェック!・・…‥☆
【ニュースレター 最新版】(英文)
2015年版「世界移住報告書」
http://www.iom.int/newsletter/issue-73
【ブログ】(英文)
http://weblog.iom.int/
【オンライン・ブックストア】
↓購入いただく書籍の他、無料でダウンロードができる出版物も多数↓
http://publications.iom.int/bookstore/
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創刊日:2005-08-26  
最終発行日:  
発行周期:不定期(月2〜3回)  
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