法律

覚える!重要判例のツボ

司法試験、その他の法律系資格を勉強されている方に最適!重要判例の言い回しを穴埋め形式でおくります。
毎回新しい判例を掲載しますが、1つの判例は連続5回掲載されますので、読むだけで繰り返し学習となり、記憶する手助けになります。

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覚える!重要判例のツボ vol.15

2005/07/18

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意見まってますw

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                       覚える! 重要判例のツボ
                               憲法編
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                                                  vol.15

                *誤字・脱字、おそらくあります
                *判例の文言は一部を抜粋したものです
                *六法引きながら勉強しましょう
    六法が手元にない方はhttp://list.room.ne.jp/~lawtext/1946C.html


こんにちは。FLIPです。 

司法試験論文試験真っ最中ですねえ。
私も来年は受けるのだ!


勉強仲間の方にも宣伝してね〜。

少しでもお役に立つことを願っています。

では、今回もがんばって最初から最後まで読んでくださいね〜










問1 掲載5回目
総論 公務員の政治的行為の自由
11 公務員の政治的行為と刑罰_猿払事件
    最高裁 昭和49年11月6日 百選 1-14
>>>一郵便局に勤務する郵政事務官(非管理職の現業公務員)が衆議院選挙に
>>>際して、特定政党を支持する目的で選挙用ポスターを掲示、配布したこと
>>>が、公務員の政治的活動を禁止した法律(国公法102条、
>>>人事院規則14-7)に違反するとして国公法110条1項19号の罰則を
>>>適用され、罰金5,000円を科された事件

「公務員の(    1    )を損なう恐れのある公務員の政治的行為を禁止する
ことは、それが(    2    )で必要やむをえない限度にとどまるものである
限り、憲法の許容するところである。」

「国公法102条1項及び規則による公務員に対する政治的行為の禁止が右の合理
的で必要やむをえない限度にとどまるものか否かを判断するにあたつては、
(    3    )、この(    4    )、政治的行為を禁止することにより
(    5    )と禁止することにより(    6    )の3点から検討することが
必要である。」

 禁止措置の目的
 「行政の(    7    )とこれに対する国民の信頼を確保するため」であり、
正当。

 目的とそれを達成する手段との間の関連性
 「公務員の政治的中立性を損なうおそれがあると認められる政治的行為を禁
止することは、禁止目的との間に(    8    )がある」

 禁止措置により失われる利益
 「単に行動の禁止に伴う限度での間接的、付随的な制約に過ぎ」ない

 禁止措置により得られる利益
 「公務員の政治的中立性を維持し、行政の中立的運営とこれに対する国民の
信頼を確保するという国民全体の共同利益」である

 失われる利益と得られる利益の比較及び結論
 「得られる利益は失われる利益に比してさらに重要」であるので
(    9    )に違反しない

罰則(国公法 110条1項19号)を設けたことについて
その保護法益の重要性にかんがみると、「罰則制定の要否及び法定刑について
の立法機関の決定がその裁量の範囲を著しく逸脱しているものであるとは認め
られ」ず、右罰則は(    10    )に違反しない





------------------------------以下解答-------------------------------




問1の解答
1 政治的中立性
2 合理的
3 禁止の目的
4 目的と禁止される政治的行為との関連性
5 得られる利益
6 失われる利益との均衡

7 中立的運営
8 合理的な関連性
9 憲法21条
10 憲法31条


***コメント*****************

今回は穴埋めが多いので見やすくするためにコメントを解答の下にもって来ま
した。

まあ、超有名判例ですからちょっと気合入りました。
ちょっと不思議に思うのは、理論構成として、まず、公務員の政治的行為の禁
止が「合理的かつ必要やむをえない限度」であれば憲法の許容するところであ
る。と述べてます。

その上でこの「合理的かつ必要やむをえない限度」であるかを目的の正当性、
目的と手段の間の合理的関連性、利益衡量の観点から検討する、となっている
わけです。

で、「必要やむをえない限度」であるかを主に検討するのは「合理的関連性」
の部分かと思うのですが、判例を見る限り、「正当な目的を達成するのに有効
な手段だから、禁止が全面的であっても合理的だ!」といった感じで(文言は
かみ砕きまくってますw)、「やむをえない限度」であるかの考察が行われて
いるようには見えません。
それなら初めからそんな基準出さなければいいのに。

私のレベルではこんな感想を持ちました。
皆さんはどうですか?
ご意見あればまだちょっと入り口わかりにくいですがHPのフォーラムまで!


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問2 掲載4回目
総論 在監者の人権制限
12 特別権力関係
    大阪地裁 昭和33年8月20日 百選 1-16

>>>死刑判決確定後、拘置所に拘禁されている被告に対し、拘置所長が信書の
>>>発信不許可、抹消、書籍等の一部閲読禁止処分、新聞直接購読の禁止、
>>>ラジオ聴取の制限、所長との面接拒否などの行為を行った事件

「拘置所長(被告)・・・と、その収容者(原告)・・・との間には、拘禁と
いう特定の設定目的に必要な範囲と限度において、被告が原告を包括的に支配
し、原告は被告に包括的に服従すべきことを内容とする関係、いわゆる
(    1    )が成立していることは疑いがない」

しかし、講学上の特別権力関係理論が「監獄収容関係にもそのまま妥当し、管
理者は収容者に対し、拘禁目的のために必要な限度と範囲において、(    2 
   )の根拠なしに命令強制を行い得ると速断することは許されない」






------------------------------以下解答-------------------------------




問2の解答
1 公法上の特別権力関係
2 具体的な法律


***コメント*****************
法律的な問題とはちょっとはなれますが、この、死刑囚の処遇の問題っていう
のは現場レベルでは相当大変な問題のようです。単純に人権を尊重して規制を
ゆるくすればいいってもんでもないのかな?と思わされます。
これについて「死刑囚の記録」加賀乙彦 著 : 中央公論新社 刊 : 680円
を読んでみませんか?
おすすめです。


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問3 掲載3回目
総論 在監者の人権制限
13 非拘禁者の喫煙の禁止
    最高裁 昭和45年9月16日 百選 1-17

>>>未決拘禁者が在監中煙草の所持と喫煙を拒否されたことにつき、それを規
>>>定する監獄法施行規則96条の合憲性が争われた事件

「未決勾留は、刑事訴訟法に基づき、(    1    )の防止を目的として、被
疑者または被告人の居住を監獄内に限定するものである・・・」

「監獄内において・・・その秩序を維持し、正常な状態を保持するよう配慮す
る必要がある。このためには、被拘禁者の身体の自由を拘束するだけでなく右
の目的に照らし、必要な限度において、被拘禁者のその他の自由に対し、合理
的制限を加えることもやむをえないところである」

「右の制限が(    2    )なものであるかどうかは、制限の必要性の程度と
制限される基本的人権の内容、これに加えられる具体的制限の態様との較量の
うえに立って決せられるべきものというべきである」

「喫煙の自由は(    3    )の保障する基本的人権の一に含まれるとしても、
あらゆる時、所において保障されなければならないものではない」

「拘禁の目的と制限される基本的人権の内容、制限の必要性などの関係を総合
考察すると、喫煙禁止という程度の自由の制限は、必要かつ合理的なものであ
ると解するのが相当であり、」被拘禁者の喫煙禁止規定が「憲法13条に違反
するものといえないことは明らかである」






------------------------------以下解答-------------------------------




問3の解答
1 逃走または罪証隠滅
2 必要かつ合理的
3 憲法13条


***コメント*****************

在監者の人権ですが、次回登場予定の判例、新聞閲読の制限に関する事件、い
わゆる「よど号ハイジャック記事抹消事件」と対比してみると今回の事件のほ
うが違憲審査基準が一応ゆるいものであることに注意しましょう。どう違うか
は各自調べてください。ただ、ここで「一応」とつけたのは、「よど号」の審
査基準も文面的には厳しい基準なんですが、よくよく判例を検討してみると、
本当に厳しく審査してるのか?とも思えるからです。

それはさておき、今回の事件の審査基準が一見ゆるいのは、やはり問題になっ
ている権利が「喫煙の自由」だからでしょうか?上記判例でも「憲法13条の
保障する基本的人権の一に含まれるとしても」としか言っておらず、含まれる
と断言してないんですよね。
確かに、「知る権利」と「喫煙の自由」では知る権利のほうがより価値を認め
られ、審査基準もが異なってくるのも仕方ないとも思えますが、ここは「未決
勾留」されている人のケースだと考えると、逃亡、罪証隠滅の防止のために禁
煙させることが本当に必要なのかな?と思ってしまいます。もちろん喫煙場所
や、時間などの制限はやむをえないと思いますが。
よど号事件判決でも未決勾留者は「原則として一般市民としての自由を保障さ
れるべき」とされていますしねえ。制限される行動が、憲法上の重要な権利で
あるか、そうでないか、ということよりも、一般市民が原則制限無しでできる
行動について、「未決勾留」の目的を達するのに本当にそれを禁止する必要が
あるのか?といった見地から判断すべきような気もします。

以上、素直な感想でした。


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問4 掲載2回目
総論 在監者の人権制限
14 未決拘禁者の閲読の自由_よど号ハイジャック記事抹消事件
    最高裁 昭和58年6月22日 百選 1-18

>>>未決拘禁者が私費で購読していた新聞に載っていた「よど号」乗っ取り
>>>事件に関する記事を拘置所長が墨で塗りつぶして非拘禁者に配布したこと
>>>につき、その根拠法令が憲法19条、21条違反であるとして争われた
>>>事件

未決勾留により拘禁されるものは、「当該拘禁関係に伴う制約の範囲外におい
ては、原則として一般市民としての自由を保障されるべきものであるから、監
獄内の(    1    )のためにこれら被拘禁者の新聞紙、図書等の閲読の自由
を制限する場合においても、それは、右の目的を達するために真に必要と認め
られる限度にとどめられるべきものである」

「したがって、右の制限が許されるためには、当該閲読を許すことにより右の
規律及び秩序が害される(    2    )なおそれがあると言うだけでは足り
ず、・・・具体的事情の下において、その閲読を許すことにより監獄内の規律
及び秩序の維持上(    3    )程度の障害が生ずる(    4    )があると認
められることが必要であり、かつ、その場合においても、右の制限の程度は、
右の障害発生の防止のために(    5    )な範囲にとどまるべきものと解す
るのが相当である」

しかし、上記基準を満たすかどうかの判断においては「直接その衝にあたる監
獄の長による・・・具体的状況の下における裁量的判断に待つべき点が少なく
ない」から、長の認定に(    6    )がある限り「長の右措置は適法として
是認すべきものと解するのが相当である」






------------------------------以下解答-------------------------------




問4の解答
1 規律及び秩序の維持
2 一般的、抽象的
3 放置することのできない
4 相当の蓋然性
5 必要かつ合理的
6 合理的な根拠、合理性


***コメント*****************

一つ前の判例(13 非拘禁者の喫煙の禁止)のコメントの冒頭で「「よど
号」の審査基準も文面的には厳しい基準なんですが、よくよく判例を検討して
みると、本当に厳しく審査してるのか?とも思える」と書きましたが、皆さん
はいかが思われますか?
この判例は相当の蓋然性論をとり、その文面だけを見ればなかなか厳格な違憲
審査基準であるといえるでしょう。しかし、この判例は、この基準を満たすか
どうかの判断は監獄の長の裁量的判断に待つべき・・・としています。
とすると、実際、監獄の長の判断が特に合理的根拠を欠くものでないのなら、
OKということになってしまうのでしょうか?
この上告審の判例を通して読んでみても、裁判所が相当の蓋然性の有無につい
て綿密な考察をしているようには見えませんでした。
ということはやっぱり、この基準は実は「ユルイ」基準なのか!?

ところが、一審判決を見てみると「相当の蓋然性」の根拠について結構細かく
書かれています。

「すなわち、とくに前示認定のとおり赤軍派の未決拘禁者を含め公安事件関係
者は一般に拘置所及び同所の職員を敵視し、連帯感ないし同調性をもつて紀律
違反行為を繰り返し、拘置所内外の情勢に応じて事を構えては看守と抗争し、
監獄内における特異な生活環境において互いに刺戟し、激励鼓舞し合い、これ
を国家権力に対する獄中闘争と称してそこに精神的昂揚をはからんとする者が
少くなかつたのであるから、かかる状況下においては、これらの者が、本件新
聞記事を読んで、前記のような航空機乗つ取り事件が赤軍派学生により敢行さ
れ、成功したとの事件を知れば、快哉を叫び、これに呼応して公安事件関係在
監者が何らかの意思表示をするであろうこと及びそのようなデモンストレーシ
ヨンがなされれば、それによつて他の一般在監者に対しても心理的動揺を与え、
かくては拘置所内の静ひつが攪乱され、秩序維持が著るしく困難となる事態の
生ずることは避けられないとみるべき相当の蓋然性があつたものというべきで
ある。」

これを見ると、「なんだ。結構ちゃんとやってるのねw」と思ってしまいまし
た。もちろんこの理由付けがこじつけ的なものかどうかは実際の状況を知らな
いのでなんともいえませんが。

あとひとつ気になることがあるのですが、これ以上書くと、何のメルマガかわ
からなくなってしまいそうなのでやめときます。

最後に一言「裁判所の判断に疑問を持ったら、まず前文や前審の判例を読んで
みましょう」


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問5 掲載1回目
総論 憲法13条_新しい人権
15 被疑者の写真撮影と肖像権
    最高裁 昭和44年12月24日 百選 1-20

>>>デモ隊の行進が、その行進方法についての許可条件に外形上違反した際に、
>>>デモの状態、違反者の確認のために無断で写真撮影を行った。
>>>これにつき肖像権を保障した憲法13条違反であるとして争われた事件

「憲法13条は・・・(    1    )自由が、警察権等の国家権力の行使に
対しても保護されるべきことを規定しているものということができる。」

「そして、個人の私生活上の自由の1つとして、何人も、その承諾なしに、
(    2    )自由を有するものというべきである。これを肖像権と称するか
どうかは別として、少なくとも、警察官が正当な理由もないのに、個人の容貌
等を撮影することは、(    3    )に反し、許されない」

警察官が犯罪捜査の必要上写真を撮影するにあたり、
「現に犯罪が行われもしくは行われたのち間がないと認められる場合であって、
しかも(    4    )があり、かつその撮影が(    5    )を超えない相当な
方法をもって行われるとき」であれば、撮影される本人の同意がなく、裁判官
の令状がなくても許容されると解すべきである。






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問5の解答
1 国民の私生活上の
2 みだりにその容貌・姿態を撮影されない
3 憲法13条の趣旨
4 証拠保全の必要性及び緊急性
5 一般的に許容される限度







いかがでしたか?
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