経営

社長のための会計学【マトリックス通信】

▼この先どうする!【利益が見える戦略MQ会計】▼売上を増やすと、経費を減らすと、製造原価を下げると、本当に利益が増えるのですか?▼経営指導した15,000社が黒字体質に変わった!▼「利益が見える戦略MQ会計(かんき出版)」の著者が書き下ろす社長のための会計学です。

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マトリックス通信 Vol.482 【農業からMQ会計の本質に迫る(その2)】

2019/02/13

 【農業からMQ会計の本質に迫る(その2)】
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□■  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計
■□   社長のための会計学 【マトリックス通信】
□■   Vol.482 2019/02/13
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■あるきっかけから、
 農業についてのMQ会計をじっくり考えてみよう
 ということになりました。

 以前、農業に関するメルマガを書いたことを思い出し、
 探してみました。

 Vol.263 2011/01/20 【田んぼのリロン】

 8年が経過しています。
 読み直してみました。
 8年も経てば私の研究も深まっています。

 今回、当時の原稿に加筆修正しました。
 本文で紹介している数字や状況は当時のままです。

 ・管理会計とMQ会計はどこが違うのか
 ・変動費、固定費で考えていては未来は見えない
 ・どうして期末の在庫が増えれば利益が増えるのか、、、売れなくとも

 3回連続の第2回目です。
 前回の記事をご覧になっていない方はこちら
  ⇒ https://www.mxpro.jp/vol-481/


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■農業を製造業に置き換えて考えてみます。

 田んぼや畑は工場です。

 納屋、作業場、倉庫、ビニールハウスは建物、
 耕運機、田植え機、トラクター、コンバインは機械設備。

 働く人たちは工場の従業員、
 田植え、稲刈り、完成品の出荷のときに支払うアルバイト代も
 製造人件費です。

 苗床や肥料代は材料費、

 水田の水代、ポンプなどの光熱費、
 トラクターや耕運機の燃料代、修理代、減価償却費は製造経費、

 これをMQ会計で考えるとどうなるでしょうか。

 MQ会計は【要素法】です。
 5つの要素から成り立っています。
 そのなかには、財務会計や管理会計にはない
 「数量Q」という重要な要素があります。

 かりに、数量Qを収穫量にした場合に、

 Qで割れば
 キログラムやトン当たりの平均「P、V、M」がわかります。

 Qを面積にすると1ヘクタール当たりの平均が出ますが、、、

 注)実際は完成品の販売形状や形態ごとにQの単位を決めます
   面積をQにしてはいけません
   管理会計と比較するためにあえて収穫量や面積を使っています


 では、かりに、かりに、、です。

 管理会計で求めた変動費(売上高に比例する費用)をVQにしてみると、

 苗床を作るための諸費用、肥料代、
 米を入れる袋や包装資材、発送運賃、
 そして稲刈りや出荷のときに支払うアルバイト代、、、

 これらの合計を数量Qで割ってみると、、、

 ・・・

 この状況、何かと似ていませんか。


 そうです。
 製造業の原価計算に用いられる「全部原価FC」です。
 「全部原価FC」とは、製品を製造する際に掛かった
 材料費、労務費、製造経費の合計を原価とするやり方です。
 これを「原価の三要素」というそうです。

 MQ会計は数学です。
 数学には定義があります。

 MQ会計における原価VQの定義、、、

 それは 

 「販売数量Qに比例する」

 です。

 売上高でも生産数量でも面積でも営業マンの数でもありません。
 販売数量です。

 ですからVQ(V×Q)なのです。



■「全部原価FC」では、
 製造に掛かった労務費や製造経費の合計を
 製品ごとに分配します。これを【配賦】と言います。

 「期中で売れた分」に配賦された人件費や製造経費は、
 販売した事業年度の費用になりますが、
 「まだ売れていない仕掛品や製品(期末在庫)」に配賦された
 人件費や製造経費は、当期の費用(経費)から除外されます。

 そうすると、

 「期末の在庫が増えれば利益が増える、、、売れなくとも」

 という現象が起きます。
 これが製造業や建設業で発生する
 【架空利益(費用の先送り)】の正体です。

 労務費や製造経費は本来「期間費用(会社の生活費)」です。
 経費であるにもかかわらず、会計上は【資産】になるのです。

 期間費用を配賦すると、この先が見えなくなります。

 会計のルールで配賦された製造業や建設業の決算書からは、
 企業の収益構造の本質は見えてきません。

 MQ会計では配賦はしません。
 MQ会計は「直接原価DC」が大原則。

 ですから、
 決算書からMQ会計表を作る場合にも注意しなければなりません。
 MQ会計で計算される利益Gと決算書の利益は異なるのです。



■話を農業に戻しましょう。

 管理会計で求めた変動費(原価)すなわち
 苗床を作るための諸費用、
 肥料代、
 米を入れる袋や包装資材、発送運賃、
 そして稲刈りや出荷のときに支払うアルバイト代、

 これらの合計を数量Qで割ると、
 単位あたりの「V」の金額には
 期間費用の一部が【配賦】されてしまいます。

 MはPからVを差し引いた差額(M=P−V)、
 求めた「M」は「V」に配賦された期間費用が差引かれているのです。

 これでは、Mそのものが「Q」に比例しません。

 ということは、
 MQ会計が本来もっている「未来を見る(測定する)という役割」が
 大きく損なわれてしまいます。


 このような現象は製造業以外でも起こります。

 たとえば、

 ホテルや旅館業での一室あたりの原価計算、
 病院における1ベッドあたりのコスト計算、
 飲食業界におけるFLコスト(食材と人件費が原価)などです。

 管理会計で経営を考えているように見えても
 じつのところ、科学的、数学的でない「全部原価FC」の発想から
 なかなか抜け出せないでいるのです。

 MQ会計本来の目的である「未来を測定する」ためには
 じつは「V」と「Q」がとても重要だったのです。


 次回は「農業からMQ会計の本質に迫る(最終回)」、

 すべての業種に通じる「V」と「Q」に迫ります。


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 MQ会計はもっと「シンプル」に考えます
 ですからどんな業種にでも当てはまるのです

          ・

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